井上真偽のレビュー一覧

  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

    購入済み

    つまみぐいにアンソロ

    母がフォローしている恩田陸を少し読んでみようと思ったのですがこういう方向性は求めてなかったなあ…という感じ。ファンタジーはちょっと。
    しかし高田さんの作品だけかなり刺さったのでシリーズ読みたくなりました。こういうのと出会えるから良いのよね。

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    2024年10月23日
  • ミステリー小説集 脱出

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    阿津川辰海さんの屋上からの脱出。悪意なき犯罪者。
    織守きょうやさんの名とりの森。ファンタジーの一種かな。
    斜線堂有紀さんの鳥の密室。中世の魔女裁判の残酷なお話。無実の人達を無惨に拷問死させたキリスト教。
    空木春宵さんの罪喰の巫女。怖い!で、最後にどんでん返し。ひゃ~。
    井上真偽さんのサマリア人の血潮。極秘の研究施設からの脱出劇。吸血鬼の要素が物語を盛り上げる。そこに主人公の揺れ動く心情。短いながらもよく考えられてると思います。

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    2024年10月19日
  • 新世代ミステリ作家探訪~旋風編~

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    近年、活躍が目覚ましいミステリー作家10名へのインタビューをまとめた作品。

    私にとっては著作を読んだことがあったり、積んでいたりする作家さんが大半。そんな彼らの作家としてのバックボーンや創作に関することは、とても興味深く読めました。

    これらの面白く読めたのも、インタビュアーの若林踏さんが持つ話を引き出す力に依ると感じています。氏のきらりと光る分析力、古今の作品に対する理解力あってのクオリティ。

    このインタビュー集はシリーズ2作目とのことで、1作目も気になるところです。

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    2024年09月23日
  • 探偵が早すぎる (下)

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    いよいよ下巻です。
    一華を狙うのは、四十九日での3箇所。
    お寺、お墓、そしてホテル。
    どこでどの様に仕掛けて来るのか?

    百花繚乱の完全犯罪トリック、対、事件を起こさせない探偵の対決とは?

    最後の最後に現れる本当の犯人とは?
    そして、最後に、お手伝いさんの橋田の正体が明らかに?
    エンディングは、希望が見える形で良かったです。

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    2024年09月22日
  • 探偵が早すぎる (上)

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    事件が起きる前に、犯罪を特定してしまう究極の探偵とは?
    倒叙ミステリーの傑作作品、いよいよ登場です。
    完全犯罪と思われた計画は、なぜ露見したのか?
    史上最速で事件を解決するミステリー。
    上巻です。

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    2024年09月22日
  • ベーシックインカムの祈り

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    ネタバレ

    ありえない話ではなく、近い未来起こり得りそうな技術革新をテーマにしており没入して楽しく読めた。テンポ良く読めるので普段本を読まない人にもおすすめ。
    話の構成としては、どんでん返しの似たようなパターンが多く、途中で「またどんでん返しか」という気分になったことは否めない

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    2024年08月31日
  • 探偵が早すぎる (下)

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    ネタバレ

    下巻。
    いよいよ本家の人々が本格的に命を狙ってくるであろう一華の父の四十九日法要の様子。寺→墓→ホテルの3ヶ所で一華殺害のための色々な仕掛けがなされるが、ことごとく探偵・千曲川が事前に阻止する。
    最後はまさかの家政婦・橋田が「タリオ」と呼ばれる特殊な技術を持つ者で千曲川の師だった、ということで千曲川が見逃した仕掛けも暴き、一華たちを救ってめでたしめでたし。

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    2024年08月21日
  • 探偵が早すぎる (上)

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    ネタバレ

    上巻。キャラ設定や名前の個性、探偵の頭のキレの良さが際立っていて、読んでいて楽しかった。
    悪事が起きる寸前に探偵が少しの情報から仕掛け人に辿り着き阻止する、というのが新しいなと思った。
    夫に貸したらハマったようで先に読まれた笑

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    2024年08月18日
  • ミステリー小説集 脱出

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    脱出
    脱出をテーマにした短編ミステリー集

    阿津川辰海 屋上からの脱出
    とあるカップルの結婚式。友人として招かれた一ノ瀬。結婚式に参加しながら、二人の馴れ初め、そして彼らと共通の部活で起きたとある事件について、同じく招かれていたハルと話しながら詳細を思い出していく。
    性格柄か、何をそんなに驚いているのか、事件の真相と隠された事実について、微笑ましいとまで読み取ったのだが、現代の読み手はこの様な事は想いがねじ曲がっていると感じるのだろうか。僕にはとある二人の行動は普通だと思うし、されたら嬉しいのだが。阿津川辰海は歴代短編も漏れなく面白いのだが、今作は登場人物のバッグボーン含めあまり楽しめなかった

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    2024年07月20日
  • ベーシックインカムの祈り

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    近未来のSF短編集。
    人の善意について考えさせられた。とても読みやすく、どの話もクオリティが高くて非常に楽しめた。

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    2024年07月01日
  • 聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた

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    稠密な証明構文を、舐めるように読むほど暇ではないので、スピード重視の読書。それでも楽しいという特殊な色彩のミステリーだ。

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    2024年06月02日
  • ムシカ 鎮虫譜

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    最初は、何だかホラーのような、猟奇殺人のような感じなのかなと思いましたが、違いました。穏やかとは行きませんが、思ったより酷い有り様で終わらなかったのは予想外でした。
    表紙の印象が強くないですか。

    音楽で虫を操るというのが面白かったです。ただ、思わせ振りに出てきた人物の役回りが、重要すぎて、ご都合ヒーロー感があったので、仲間内で解決してほしかったなーという感想でもあります。視点が変わるところは、はらはらして面白かったです。

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    2024年06月02日
  • 探偵が早すぎる (下)

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    下巻!

    事件を未然に防いで、「トリック返し」はええんやけど、一つモノ足らんことが…
    事件起こらんから、人死なん!
    まぁ、「トリック返し」って、腕一本とか片眼なくなるとかはあるにしても…
    コイツら、めっちゃ金持ちやから、復元させそうな勢いやな。

    恐怖の四十九日の法要やな。
    次から次に、罠仕掛けてるけど、みなバレて、「トリック返し」の憂き目に遭う。
    しかし、数打ちゃ当たるになってないか…
    普通のミステリーやったら、もっと趣向を凝らしてるから、なかなか、ネタバレせんという話もあるかもしれん。
    でも、悪モンやられるから、痛快やし、まぁええわ〜
    でも、最後の最後のは、仕掛けが破天荒過ぎて、ヤバかった

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    2024年05月01日
  • 探偵が早すぎる (上)

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    何か、テレビでやってだけど、見てはいない。
    タイトルが面白いので、読んでみようかと。
    事件が起こる前にトリック解いて、犯人特定と!
    更に犯人には、「トリック返し」!
    自身が仕掛け用としたトリックで、自分自身がやられる!
    結構、面白い感じ。

    この探偵の怪しさが、ええ感じ。上巻なんで、まだまだ、どんな人物かは、よくわからんけど、楽しめそうな予感。

    最後の文言
    「さあ。狩り場ですよ。お嬢様」

    めっちゃ楽しんでそう。
    こら、犯人たち、悔しいわな。
    下巻も「トリック返し」の嵐なんかな?
    楽しみ!

    しかし、主人公の女子高生。父親の遺産か知らんけど、兆単位のお金貰えるらしい。
    兆って、小さな国なら、

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    2024年04月30日
  • 恋と禁忌の述語論理

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    探偵が既に推理したトリックが実現可能かどうか、数理論理学を以て検証するという珍しい小説だった。
    テーマが難しいので、もっと読むのに時間がかかるかと思っていたけれど、地の文の軽さや、キャラクターのコメディ感でバランスが取れているのかテンポよく読めた。
    有識者が読んだらどうコメントするのかわからないが、数理論理学に興味を持つきっかけになる一冊だと思う。

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    2024年04月07日
  • 恋と禁忌の述語論理

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    ネタバレ

    p.161
    謎中毒者 (addicted to riddle)

    面白かった!のめり込んだ!
    けど最後に実は親戚では無かったオチはいただけない…
    そこはもう本当の甥と叔母でいいよ
    タイトルに禁忌のって書いてあるし

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    2024年03月31日
  • 探偵が早すぎる (上)

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    主人公がどんどん命を狙われるのがこわすぎだけど本人は怯えてないのがおもしろい
    メイドさんもなにかのプロなんだろうな 次巻で活躍しそうで楽しみ

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    2024年03月13日
  • 探偵が早すぎる (上)

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    ネタバレ

    主人公にすら気付かれずに処理をしているのがすごい。上巻の方が丁寧さがありトリック返しもしているので好き。

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    2024年03月07日
  • 恋と禁忌の述語論理

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    名探偵が披露する名推理に潜むバグを瞬時に見抜く天才学者
    4つの事件とエピローグで明かされる本当の目的で二重構造のミステリー
    がっつり「数理論理学」の難解な講義を読む…ことをクリアできるかできないか…それが問題だ
    □P:この本を最後まで読めたらクリアできた
    True or False

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    2024年02月14日
  • 聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた

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    「その可能性はすでに考えた」の続編に当たる作品。
    相変わらずマンガチックな推理合戦のお話であるが、今回は物語の展開が見事。
    前作は登場人物の自己紹介的な意味合いがあったのもあり、キャラクターの個性を活かしきれてなかった感じがあるが、今作は見事に活かしている。それぞれの役割、行動が違和感なく、読んでいて楽しい。

    物語は大きく前半部分と、後半部分に分かれている。
    前半部分は、田舎で行われた結婚式の風習で、大杯に注がれた酒を親族でまわし呑む行事の最中に、なぜか男性陣だけが死んでしまうという事件が発生する。花嫁をはじめ、親族の女性たちも大杯の酒を飲んでいるのに、死んだのは男性だけという不思議。一体犯

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    2024年02月10日