井上真偽のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
脱出
脱出をテーマにした短編ミステリー集
阿津川辰海 屋上からの脱出
とあるカップルの結婚式。友人として招かれた一ノ瀬。結婚式に参加しながら、二人の馴れ初め、そして彼らと共通の部活で起きたとある事件について、同じく招かれていたハルと話しながら詳細を思い出していく。
性格柄か、何をそんなに驚いているのか、事件の真相と隠された事実について、微笑ましいとまで読み取ったのだが、現代の読み手はこの様な事は想いがねじ曲がっていると感じるのだろうか。僕にはとある二人の行動は普通だと思うし、されたら嬉しいのだが。阿津川辰海は歴代短編も漏れなく面白いのだが、今作は登場人物のバッグボーン含めあまり楽しめなかった -
Posted by ブクログ
下巻!
事件を未然に防いで、「トリック返し」はええんやけど、一つモノ足らんことが…
事件起こらんから、人死なん!
まぁ、「トリック返し」って、腕一本とか片眼なくなるとかはあるにしても…
コイツら、めっちゃ金持ちやから、復元させそうな勢いやな。
恐怖の四十九日の法要やな。
次から次に、罠仕掛けてるけど、みなバレて、「トリック返し」の憂き目に遭う。
しかし、数打ちゃ当たるになってないか…
普通のミステリーやったら、もっと趣向を凝らしてるから、なかなか、ネタバレせんという話もあるかもしれん。
でも、悪モンやられるから、痛快やし、まぁええわ〜
でも、最後の最後のは、仕掛けが破天荒過ぎて、ヤバかった -
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Posted by ブクログ
「推理」でなく「検証」。
始めは「?」でしたが、読み進めていくうちに、なるほどと唸りました。
解説にも書かれていましたが、数式とか出てきて、ド文系の僕からしたら「うっっ」ってなりかけましたが、それでも読み進めていくうちに、ちょっとずつ分かるようになりました。
そして何より面白い。
難解なトリックを見破ると言うのがミステリの王道で本書も同じですが、アプローチの仕方が今まで読んできたミステリと全然違う。
数理論理学的に矛盾する部分を分かりやすく、整理して数式にしているのがすごく面白い。
硯さんに惚れました。
井上真偽さんの作品はまだ『その可能性はすでに考えた』を読みましたが、すごく作者の頭の