井上真偽のレビュー一覧

  • アリアドネの声

    Posted by ブクログ

    一気読み。臨場感ある描写に没入。結末は度肝を抜かれる。メッセージ性があり、伝えたいことが「すっ」というか「ずばっ」と入ってきて、最後に「すこーん」って頭を叩かれる感じ。はまりそう。

    0
    2026年07月21日
  • アリアドネの声

    Posted by ブクログ

    多少無理のありそうな設定や展開もあったが、ドローンを使った災害救助というテーマが新鮮で最後まで引き込まれた。

    見えない、聞こえない、話せないという“三重苦”を抱えた要救助者を救うストーリーで、極限状態の緊張感がよく伝わってくる。テンポが非常に良く、次々とトラブルが起こるため、ページをめくる手が止まらなかった。

    特に、ドローン越しにわずかな情報を頼りに救助を進めていく場面はハラハラ感が強く、映像作品を見ているような感覚で楽しめた。

    細かいリアリティよりもエンタメ性を重視した作品だと思うが、スピード感のある展開や緊迫した救助シーンが好きな人にはかなりおすすめ。個人的には好みの作品だった。

    0
    2026年07月19日
  • 探偵が早すぎる (上)

    Posted by ブクログ

    「探偵が早すぎる」とは、殺人計画を立てただけなのにその計画を先読みされて阻止される。
    めっちゃ発想がおもしろい。

    ストーリーは、父親が亡くなって遺産相続をする事になった17歳の女子高生の娘が、親戚から命を狙われて、それを防ごうと探偵を雇うのだが、その探偵が早すぎて凄い!という内容。
    イヤーおもしろいし楽しい。流石、井上真儀さん「下」も直ぐに読まなければならない。

    0
    2026年07月18日
  • 探偵が早すぎる (下)

    Posted by ブクログ

    親戚一同が会する四十九日の法要。一華暗殺のゆくえはいかに

    面白かったー!ギャグセンスがツボ過ぎる"君の場所選びのセンスが私の登場の装いを決めるのだ"吹き出すのを堪えるのが大変でした。事件を未然に防ぐからか読後はえも言えぬ達成感と爽やかさ


    予想はついていたけども、ひっきりなしに続くトラップ地獄をばっさばっさと切ってゆくのが堪らない。ゆるいギャグが本当好き。また光に会いたいな。本でも続編出たらいいのに

    0
    2026年07月18日
  • 探偵が早すぎる (上)

    Posted by ブクログ

    遺産相続した女子高生を殺害しようとする一族を、事件が起きる前に次々に仕留める探偵の話

    早すぎて、もはや会えない笑。面白すぎてツボでした。殺人上等、一族闘争もの。金欲しさに殺しにかかってくるクセつよ親族をめっためたにやつけていくのがとても爽快

    下巻まだですけど、結末前に拍手。1人1人切られ方が最高。ごてごての御家もの×ハイテンション×未遂推理が斬新です。2018年ドラマ化

    0
    2026年07月18日
  • 聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた

    Posted by ブクログ

    2作目を先に読んでしまったが十分に楽しめました。トリックの推理のオンパレード!
    推理に反証、又推理と繰り返し推理合戦が始まる。結局最後にどんでん返しが待っていた。

    中国人名が難しく何回もふりがながあるページに戻ってました。
    井上真儀さんはすごい!流石東大卒の作家さん!
    1作目の「その可能性はすでに考えた」も是非読みたいと思います。

    0
    2026年07月12日
  • アリアドネの声

    Posted by ブクログ

    勘の悪い単純な小説好きでよかったと心から思う。
    こういう小説に出会ったとき、読書が好きでよかったと思う。
    誰かに勧めたいとか、この感覚をもっと味わいたいとか、前向きな感情を持てる。
    またひとつ、いい出会いをした。

    0
    2026年07月09日
  • その可能性はすでに考えた

    Posted by ブクログ

    一般的に「悪魔の証明」を反証するのは、極めて合理的な反論がないと難しいとされている。しかし、この作中では依頼人が語った過去の事実のみでロジカルに反論をやってのけている。
    本作の主人公である上苙丞は「その可能性はすでに考えた」と放ち、巧みに相手を反証している。その快刀乱麻っぶりはなかなか気持ちがいいものだ。とはいえ、次々と対戦相手が出てきて、戦っていく様はまるでRPGゲームをやっているのかのような興奮感すらあった。
    この男が、この探偵が、次はどのような推理バトルを繰り広げるのか楽しみである。

    0
    2026年07月09日
  • アリアドネの声

    Posted by ブクログ

    今でも夢に見る。もしあのとき俺が、もう少し勇気を出して近づいていたら。暗闇の恐怖に負けず、せめて入り口の手前あたりで兄貴の帰りを待っていたら。
    そのときはきっと、俺には兄貴の声が聞こえていたはずだ。
    いったいどんなふうに、運命は変わっていただろう。
    そのときはきっと、俺には兄貴の声が聞こえていたはずだ。
    俺が無理だと、思わなければ。

    俺は深呼吸した。いや、違う。弱気になること自体、間違っている。その問いは自分には無効だ。無理だと思えば、そこが限界。俺の辞書に無理という文字はない。どんな状況でも、俺は決して無理だと思ってはいけない。
    でなければ俺は、兄貴の死から何も学ばなかったことになる。

    0
    2026年07月01日
  • その可能性はすでに考えた

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    個性的なキャラクターが沢山出てきて、エンタメ性も高くて大満足!
    ほとんどの可能性は偶然を重ね合わせたものだったけど、最後の可能性はたとえ間違っていたとしても信じたくなるくらい良い可能性だったな。

    0
    2026年06月28日
  • アリアドネの声

    Posted by ブクログ

    ドローンと盲ろう者という一見するとどういうふうに組み立てていくか想像のできない異色のタッグ

    近未来的な世界観で設定に難読な部分があるかと思ったが全然そんなことはなく、むしろ分かりやすく想像もしやすかった

    結末はなんとなく分かってしまったがそれ以上に感動した

    0
    2026年06月23日
  • 聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた

    Posted by ブクログ

    「二つの毒が混在していた」「毒が毒を制した」「存在しないはずの毒が効果を生み出し、一方で存在したはずの物証を抹消した」
    今回の作品は「毒殺」という犯行計画の二重進行が生み出した「奇蹟」のような事件。

    そして父と娘
    ー最後は父として死にたかったー
    その行動が最善でないことを一平は理解していたはず

    その思いが2度目の謝罪「すまん」に込められていたのではないかと感じ、娘自身も権力に抗えず我慢や自己犠牲の道を選んでいたからこそ、父の行動を認めたいと思ったのではないかと思う。

    また最後の断想と冒頭の断想のつながり
    生きるための毒(薬) 死ぬための薬(毒)という二面性をうまく使っているなと感じた。

    0
    2026年06月21日
  • アリアドネの声

    Posted by ブクログ

    地震で地下都市が崩落。取り残された見えない聞こえない話せない女性を救えるか

    井上さんなので本格推理と思ったら踊る大捜査線ばり(本文に書いてある笑)の熱い救出劇でした。こりゃ真骨頂すごいわ。主人公の心理描写が秀逸。疑惑末のラストに涙が溢れます

    0
    2026年06月20日
  • 探偵が早すぎる (下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ちょっとした違和感から鮮やかに事件を防ぐ3篇の上巻を経てこの形式が続くのかと思いきや、下巻は怒涛の悪意のピタゴラスイッチ。数々のトラップをバッタバッタとかわしていくのがだんだん気持ちよくなる。ラストのピンチも何故か、助かるのだろうという不思議な安心感が。

    0
    2026年06月27日
  • 白雪姫と五枚の絵 ぎんなみ商店街の事件簿2

    Posted by ブクログ

    めっちゃ面白かった!
    木暮兄弟と内山姉妹の絡み
    初々しくていいね
    ラストの写真想像するだけで
    幸せになるよ

    0
    2026年06月18日
  • 恋と禁忌の述語論理

    Posted by ブクログ

    まさに理系ミステリ!
    レッスン3の証明でちんぷんかんぷんになったけど、ちょっとずつ意味を噛み砕いていけたから面白かった!

    0
    2026年06月18日
  • 探偵が早すぎる (下)

    Posted by ブクログ

    最高に面白かった。 ミステリアスな千曲川光。不思議な家政婦橋田。純粋で少し抜けてる一華。
     でも、相続争いでここまでドロドロするのは嫌だな〜
    最後は、感動した

    0
    2026年06月12日
  • その可能性はすでに考えた

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    生と死の狭間にいる者 生きながらにして死した者 すでに死したものたちの思いが一人の少女の生きる希望を与えた。

    探偵が本件における見落とした仮説を語り、「奇蹟」の照明が叶わなかったにもかかわらず、満足げだったのは、たとえ「奇蹟」ではなくとも少女に生きる希望を与えた人たちに神の微笑み恩寵があると考えたからではないかと感じる。

    本作品ではミステリーの定石である事件を解き明かし、ロジックによって真相を明らかにするという展開ではなく、あらゆる可能性を否定するという新しく、いくつもの事件を読んでいるかのような気分になった。

    0
    2026年06月12日
  • アリアドネの声

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    諦めたらそこが限界!
    帯の内容通り、最後のシーンは驚きました。
    終わり方もとても素晴らしい作品です。
    はじめは少し怖い話かなと思いましたが、途中からどうやったら助かるのかとか、助かってほしい、妹どこいってん!とドキドキして読みました。

    あと我聞さんだいぶ優秀やな。

    0
    2026年06月09日
  • 探偵が早すぎる (下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おもしろかった〜!

    帯に「探偵が早すぎて犯人が可哀想すぎる」と書いてあったけれど、個人的な感想としては、倫理観が壊れている犯人ばかりだったので、犯人は可哀想ではなかった。

    犯人側で唯一好きなキャラは、ミルコの婚約者のリナさん!
    ミルコの計画に協力しつつ、裏ではミルコのライバルのいとこと繋がっていて、ミルコの計画を邪魔しようとしていた腹黒さにびっくり。
    その理由がミルコと本当に結婚したい一心だったので、やり方はどうかと思うけれど、健気で純粋な人だなぁと思った。

    上巻を読んだ後なので、探偵と家政婦の橋田の2人が絶対に一華を守ってくれると信じているから、次々とこれでもかと敵が暗殺を仕掛けてきて

    0
    2026年05月30日