井上真偽のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
文句無しに面白い!
いつもの奇蹟探偵シリーズではないんだな、と思いながらも、新しいタイプの推理にあっという間に引き込まれました。主人公のツッコミも最高にユーモラスで、探偵と主人公の掛け合いに思わず笑ってしまいます。
そして途中で、え?あの探偵に間違いなんてあるの?と思っていたら、ラスト…!
伏線回収お見事です!なにより全く新しいタイプの推理がとても面白く、理解しようと何度もページを行ったり来たり、同じページをずっと考えながら睨んでいたり…勉強になりました!
天才の頭の中を記号で表すとあんな感じなのでしょうか。
この作家さんの新作がますます楽しみです! -
Posted by ブクログ
※軽く内容に触れています
(未読の方はご注意ください)
地下都市×災害×ドローン救助という設定だけでも引き込まれるが、本作で印象に残ったのは「限界」というテーマの描き方だった。
主人公ハルオは「無理だと思ったらそこが限界だ」という言葉に縛られている。支えでありながら、同時に自分を追い詰める呪いにもなっている。
ミッション後半、疲労や負傷、要救助者への疑念、さらに別の行方不明者の捜索依頼まで重なり、心が限界に達して凡ミスをしてしまう。この場面がとてもリアルだった。
しかし、その後に立て直すきっかけとなるのが、救助される側の存在だった点が印象的。助ける側と助けられる側の関係が一方向ではな