井上真偽のレビュー一覧

  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

    購入済み

    恩田陸目当てで読みました。それだけを評価するならとても良かったし、知りたかった部分を読めて満足です。
    しかしそれ以外の作者はグロテスクなものもあり、ちょっと面白いとは言えませんでした。

    0
    2020年02月14日
  • 探偵が早すぎる 上下合本版

    購入済み

    ドラマ派の意見です

    ドラマ版が面白かったので、原作も拝読したクチです。
    まず驚きだったのは、探偵・千曲川を始めとする各キャラクターは、原作の方がぶっ飛んでいるということ。
    滝藤さんがマトモに見える不思議…!

    普段ライトノベルを読まないので、そういったキャラクター造形に少々抵抗がありましたが、畳み掛けるようなトリック返しは面白く、特に後半はテンポ良く読めました。
    合本版でこそ読むべき作品かもしれません。

    ただしドラマ版とはかなり別物で、あの泥臭くも小ネタ満載の、深夜ドラマ感を期待すると肩透かしです。

    ラノベ風味でも全然構わない、ついでにちょっと百合風味なラストがお好みの方には、とてもオススメ

    0
    2020年01月24日
  • 恋と禁忌の述語論理

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    上苙丞シリーズの3作目かと思っていたのですが、青髪の探偵はなかなか登場せず、新シリーズかな?と勘違い……しかけたところでようやく登場し、安心。

    しかし、1章と2章(レッスンI、レッスンII)に登場する花屋探偵とオラオラ女探偵、そして主人公格の硯さんも個性が強烈。彼らの言動を見ている(読んでいる)だけで十分面白く、上苙は元は本作からのスピンオフだったらしいので、先の3人を主人公にしたシリーズが出てもおかしくないと思うほど。

    何より数理論理学を用いての推理が新鮮で良いですね。著者が大学時代、専攻していたんですかね。他の作家には書けない内容かと。

    検証の内容は十分に理解できていない(十分どころ

    0
    2025年09月28日
  • 恋と禁忌の述語論理

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ○ 総合評価  ★★★★☆
    〇 サプライズ ★★★☆☆
    〇 熱中度   ★★★☆☆
    〇 インパクト ★★★☆☆
    〇 キャラクター★★★★☆
    〇 読後感   ★★★☆☆
    〇 希少価値  ★☆☆☆☆

     論理学で「探偵」の推理を検証するという一風変わったミステリ。正確にいうと、「レッスンⅠ スターアニスと命題論理」では、探偵役の藍前あやめは、妹である藍前ゆりを納得させるために「過失」であるという強引な推理をしている。「レッスンⅡ クロスノットと述語論理」と「レッスンⅢ トリプレッツと様相論理」では、それぞれ森帖詠彦が考えた完全犯罪を検証してもらっているという構成となっている。よって、名探偵による推

    0
    2019年01月15日
  • 聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    〇 総合評価  ★★★★☆
    〇 サプライズ ★☆☆☆☆
    〇 熱中度   ★★★★★
    〇 インパクト ★★★★☆
    〇 キャラクター★★★★☆
    〇 読後感   ★★★★☆
    〇 希少価値  ★☆☆☆☆

    〇 評価
     結婚式で、盃を回し飲みしたところ、回し飲みをした人物のうち毒死した者と、毒死しなかった者が交互に出る。また、侵入してその酒を飲んだ犬も死亡する…という不可能状況が魅力的な謎として提示される。
     序盤は、結婚式に参加したメンバーによる推理合戦。使われた毒が花嫁が持っていた砒素だったことから、花婿の姉妹は花嫁を疑う。その場に訪れたのは、結婚式に参加していた少女、双葉の依頼を受けて花嫁の嫌疑を

    0
    2018年12月21日
  • 探偵が早すぎる (下)

    Posted by ブクログ

    四十九日法要での戦い。寺にて焼香のときに1件、墓場にて納骨のときに2件のしかけ。ホテルでは、入口の回転ドア、エスカレーター、廊下の配管工事、水槽前、換気ダクト、エレベータ、会食の料理、そして、最後の大仕掛け。ドラマでのトリックをはるかに上回る大量の数、規模の大きさの殺人未遂。すべて未遂にするところが未然防止探偵のわざ。あまりにも忙しくてトリック返しもできず。密度の濃いミステリーでした。

    0
    2026年01月12日
  • 探偵が早すぎる (上)

    Posted by ブクログ

    犯罪が起こる前にトリックを暴く最速の探偵、千曲川光。事故に見せかけて女子高生の相続人を殺そうとする親族たち。次々と仕掛けられる、完全犯罪――アレルギー、毒蜘蛛、ハロウィンゲームはすべて未然に防がれる。しかも、神のものは神に、カエサルのものはカエサルに、という聖書の御言葉の引用とともに行われるトリック返し。ドラマで観たコミカルな調子はそのままに一気読みさせられる原作。秀逸でした。

    0
    2026年01月12日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

    Posted by ブクログ

    白井智之さんの「首無館の殺人」が、もう飴村行さんのグロミステリの感じで、発想にビックリ。
    全部がそれぞれ特徴のある館で面白かった。

    0
    2018年11月04日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    アンソロ

    はやみね先生は懐かしのあの子が出てくるし、恩田先生はまさかの「麦の海に沈む果実」のあの方の話だし、高田先生は安定のQ.E.Dだし。

    昔のミステリ好きな人なら垂涎のシリーズに加えて
    綾崎先生、白井先生、井上先生と若手の野心的な作風の人たちも集まり短編集ながら本当に面白いも野ばかりだったのでお勧めです。

    0
    2017年12月27日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

    Posted by ブクログ

    予備知識なしに読みました。
    はやみねさん、恩田さん、高田さんの作品は前提となる本を読んだ方がよかったかもしれないですが、楽しめました。
    綾崎さんの作品は青春を感じさせる良い話でした。時と時計の作品も書かれているので読んでみたいです。
    白井さんの作品は好みが分かれるかも。かなり強烈な印象です。インパクトが強すぎて忘れられない作品となること間違いなし。
    井上さんの作品は少し前の事故をモチーフにしたのでしょうか。ちょっと怖い話でした。まさに館ミステリー。ラストが良かったと思いました。
    白編もあるので、そちらも読みたいです。

    0
    2017年12月26日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

    Posted by ブクログ

    新本格30周年アンソロジー。
    こちらも新しい作家さん探しのために購入。
    ちょっと好きな作家さん見つけたので満足。
    栞ガチャは綾辻先生

    0
    2017年12月04日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

    Posted by ブクログ

    初読みで、シリーズの雰囲気を掴めていないものがちらほらあったけれど、それを抜きにしてもなかなか楽しめた。高田さんは蘊蓄のハンパなさに圧倒された。白井さんは相変わらずヤバいくらいぶっ飛んでいたけど、オチが少しわかりづらかった。井上さんには完全に予想を外された。まさかあの流れからあんなラストに繋がるとは思いもよらなかった。

    0
    2017年11月07日
  • 白雪姫と五枚の絵 ぎんなみ商店街の事件簿2

    Posted by ブクログ

    前作は2冊で表裏一体な物語でしたが、今回も1冊で全体の謎解きが完了していました。でも人間関係のほんの一部分しかスポットを当てていない感じがして、解決が弱いです。

    0
    2026年05月24日
  • その可能性はすでに考えた

    Posted by ブクログ

    これはまたなかなか奇想天外な。
    カルト宗教の村で起きた集団自殺、そこで生き残った少女からの驚くべき話。
    好きな要素はたくさんあるんだけど、かなり個性が強いので読み慣れるまで混乱した。

    0
    2026年05月24日
  • アリアドネの声

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「衝撃のラストに注目」と聞いていたので、ワクワクしながら読み進めた。
    作中で何度も中川さんが「本当は障害を持っていないのではないか」とさまざまな登場人物に疑われていたため、メタ的に考えて「中川さんは嘘をついていないのだろうな」とは思っていたが、それでもラストには驚かされた。
    勘の鋭い人なら地下脱出に関するさまざまなトリックにも気づけたのかもしれないが、自分には難しかった。
    最後まで読んで、中川さんが良い人で本当に良かったと思った。

    0
    2026年05月22日
  • その可能性はすでに考えた

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ミステリー小説をバトル漫画にしたみたいな作品
    ミステリーのトリックを探偵が否定していくのが新鮮で面白い。

    奇跡を信じる探偵、主人公・被害者達に共通する「母親に囚われる子供」など要素が沢山あるのがいい。
    奇跡を演出したのは、絶望した未来を歩いてほしくないというどこまでも優しい考え という結論も好き。

    キャラの造形が現実離れしていたり、
    唐突なシーンが沢山出てくるので良くも悪くも漫画っぽいと感じてしまった。
    中華の裏社会要素を持つキャラ必要か?

    0
    2026年05月21日
  • アリアドネの声

    Posted by ブクログ

    巨大地震で地下都市が火災と浸水に襲われる中、見えない・聞こえない・話せない三重の障害を持つ女性を、ドローン一台で救出する話。

    タイムリミットは6時間。
    スピード感あり、読みやすくて、ラストはいい意味でのどんでん返しでした。

    0
    2026年05月19日
  • 聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    同じ盃を回し呑みした数人が飛び石状態で毒殺される…というミステリー。人が起こしたのならトリックは?それとも地域に纏わる伝説による奇跡?
    理論パートはさまざまな仮説が挙げられたので、頭を捻りながら、でも登場人物が濃くて頭に入りやすく面白かった。

    まさか殺されたうちのそことそこが分断された事件だったとは…とびっくり。序盤の風習もふーん、って読んでたから「そこからトリックが始まってたのね!!」とびっくり。
    八ツ星少年が意外と勇気があってようやるな〜〜頑張れ!と思いながら読めました。

    0
    2026年05月18日
  • アリアドネの声

    Posted by ブクログ

    想像を超えることはなかった。
    舞台や設定は面白いと思う。ハラハラ感はありながらも、期待通りの展開でストーリーは進んでいく。
    ミステリーを読み慣れている人にはあまり驚きはないだろう。

    ドラマチックな展開なはずなのになぜかあまり心に響かない。なぜなのかは言語化できないが、登場人物の境遇の解説はあれども心情の描写が少ないからかもしれない

    0
    2026年05月17日
  • アリアドネの声

    Posted by ブクログ

    「衝撃の結末!」のような口コミや宣伝を目にせず読んでいたらもうちょっと楽しめたのかなと思います。裏切るんでしょう、裏切ってくれるんでしょうという気持ちで読んだせいで、さすがにこちらの推理の範疇を超えては来てくれなかった。勿体ないことしたな。読み物全体として分量が無いため、ストーリー進行は割とあっさりで、個々の登場人物の魅力も十分に引き出される暇もなく終わってしまった感じ。ショート映画とかが流行るコスパ&タイパ世代にはこのくらいがちょうどいいのかな?とか思ってみたり。とはいえ緊迫感ある展開で、暇潰しとしては上質。

    0
    2026年05月17日