【感想・ネタバレ】白雪姫と五枚の絵 ぎんなみ商店街の事件簿2のレビュー

あらすじ

緻密で鮮烈なマルチ・アートミステリー!

かつて「ぎんなみ商店街の白雪姫」と呼ばれた八百谷雪子は、現在認知症を患い入院中。商店街の人気焼き鳥店「串真佐」三姉妹の次女・都久音は宝石店店主の神山と見舞いに行くことに。すると病室で魔女が白雪姫に毒林檎を渡そうとしている絵を見つける。旧知の神山も認識できない様子の雪子だが、絵の魔女を指さし「こいつね、わるいやつなの。私から一億円を盗んだの」と言いだした。
一方その頃、木暮四兄弟の次男・福太と三男・学太は早朝ジョギング中の河原で、スポーツ店店主の遺体を発見。彼の手元には走る子豚たちが描かれた絵が落ちていた。一目見て、学太はそれが亡き母の手によるものだと気づく。
「白雪姫」「三匹の子豚」「赤い靴」「ヘンゼルとグレーテル」「雪女」。相次いで見つかった五枚の絵は「見立て絵」で、何らかのメッセージが隠されているらしい。三姉妹と四兄弟は、それぞれの絵に仕組まれた謎に挑むことに!
時に協力しながら、時に推理合戦を繰り広げながら。七人の探偵たちが解き明かす五つの謎が描き出す真実とは。巧妙すぎる伏線と、鮮やかな結末に驚嘆すること間違いなし。2025年いちばんのインパクトをぜひ味わってください。

※この作品にはカラーが含まれます。

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ネタバレ

5つの絵に隠された秘密。それをあの兄弟姉妹達が別角度から解決していく。前作ほどいろんな側面は見れなかったが最後のオチも一捻りあり面白かった

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2026年04月27日

Posted by ブクログ

前作は二冊になっていたが今回は一冊
前作と同じように視点が兄弟 姉妹で違っていて交差していくところが面白かった
前作では良いところがあまりなかった佐々美の心のうちがみれてよかった
最後の章 福と都で区切ってあったのは次回作で2人が近づくのかな?

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2026年04月03日

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亡き母が、グリムの有名な5つのお話を何かに見立てて描いた絵の謎を、銀波商店街中聞き取り、丹念に追いかけ推察していく。一つ一つ追いかける者は異なるが、実はそれらは、ほぼ同時進行でしかも、4兄弟3姉妹以外の銀波商店街の人達が連動させてくれるところが巧妙で読んでて飽きなかった。

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2026年03月31日

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前作は2冊に分けてたけど、交互に読むしかないだろ。って内容だったので、1冊にしてくれてて読みやすかった。2冊にしているよりお互いに関わっててこちらの方がよい。

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2026年03月27日

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 第一弾に引き続き、複数の視点から単一の出来事を推理することで色んな結論が導かれる。推理の結論は第一弾に増してたくさん考えられているが、そのどれもが現実味のあるシナリオで面白かった。

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2026年03月23日

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ネタバレ

二視点も解釈も2つあって面白い。今回は最後に3つめの解釈も出てきてよくできているなと思った。若干こじつけ感もあったが全体としてはよくできていて楽しめた。

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2026年03月14日

Posted by ブクログ

前作に引き続き、三姉妹と四兄弟がそれぞれ謎を追う話。

…いやいや。
井上真偽さん頭が良すぎてついていけないわ…となった。
見立て絵難し過ぎるし、描いた人亡くなってるし依頼した人認知症だし、謎解きしても正解が分からないじゃん。となって、そこはモヤモヤした。

ただ、今回はプロローグでの『お母さんは僕たちが邪魔だったんじゃないか』という言葉があまりにもグサッと来てしまった。
子育てが楽しくて子どもと向き合い続けるのが幸せというお母さんももちろんいるだろう。
でもそんなに簡単なことじゃない。
子どもがいると読書はもちろん家事や仕事なども集中して取り組むことが出来なかったりする。
イライラすることもある。
でもだからといって、それがイコール子どもが邪魔とはならないんだよ。
亡くなってしまって反論出来ないお母さん。息子がそんな風に思っていたことを知ったら悲しいだろうな。と思って泣いてしまった。
幼い時に母を失ってしまったから仕方ないのかもしれないけど、ちょっとマザコンが過ぎる兄弟たち。
ほっこりしつつも切なくなった。

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2026年03月08日

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ぎんなみ商店街の白雪姫と呼ばれた八百谷雪子が、認知症を患って入院中の病院先で、焼き鳥屋の三姉妹の長女が無理なダイエットで栄養失調になり運びこまれたのが偶然…となったのか⁉︎
八百谷雪子を見舞いに来た神山園子と病室で、たまたま「白雪姫」の絵を見つける。
それは見立て絵ではないか…となり。

その絵は、木暮兄弟の亡き母が描いた絵で、商店街の雪子の取り巻きたちから次々と発見される。

「白雪姫」から始まった絵は、「三匹の子豚」「赤い靴」「ヘンゼルとグレーテル」「雪女」と五つになり、この絵から四兄弟と三姉妹たちが、謎を解いていく。

商店街の人たちとの繋がりを感じながら兄弟、姉妹が交互に謎を解いていく連作短編集になっている。
なかでも第4話のヘンゼルとグレーテルの家出は、子どもたちの母に対する想いが切なかった。

最後の結末は予想外ではあったが、都久音と福太で導き出した推理にいつのまにか協力し合っていたんだなと前作を思い出すと感慨深いものがあった。







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2026年03月08日

Posted by ブクログ

昔ながらの商店街の人々の人情や営みを背景に、焼き鳥屋の三姉妹と木暮四兄弟が謎を解く。今回は商店街の白雪姫と言われた老女が持つ絵を皮切りに5枚の絵に隠された謎を解いていく。ほっこり癒されながらも破綻のない謎解きが面白い。

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2026年02月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作から三ヶ月後を描いた今作は、童話のワンシーンを描いた五枚の絵の謎解き話。
各話の登場人物や時間軸が見事に絡み合う模様や、十分に張られた伏線とそれを紐解いていく展開は読んでいて楽しかった。
そして終盤、同じ絵を元に調査、推理しているのに、兄弟姉妹で別の答えにたどり着く様子も前作の踏襲が見られて面白い。

前作ではあまり出番のなかった長男元太、四男良太、長女佐々美の活躍が増えてるのも、恐らくは主人公ポジションなのだろうが、三男学太にいいところをかっさらわれがちな次男福太の活躍が(少し)増えてるのもいいところ。
…うーん、でも正直、福太はもっともっと活躍させた方がいいと思うなぁ。兄弟側の謎解きが学太メインになり過ぎてる気がする。
もしかしたら、部活が体育系だからそういうのは難しいのかもしれないが…。

どうでもいいポイントかもしれないが、裏表紙に福太と都久音以外の兄弟姉妹の顔が描かれてるのも中々に好い。

続刊が出たら買おう。

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2026年02月16日

Posted by ブクログ

見たて絵が全体のキーワード。商店街の色んなお家から、その絵が次々に見つかりますが、解釈の方法が大人的な訳され方すぎて、大人って残酷だし怖いよな…と。一般的にピュアとされる子どもたちが登場するからか、そのギャップが余計に際立たせている。
登場人物多め、話も二転三転するところありで、少し複雑すぎるかもと感じましたが、シリーズ第二弾とのことで小暮兄弟&串真佐家の三姉妹が大活躍でわちゃわちゃ楽しい様子がホッコリしました。

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2026年02月13日

Posted by ブクログ

兄弟側と姉妹側でお互い推理する「事件の真相は2通りある」シリーズ第2弾
いやー、桃ちゃん分かるよ。「塩少々」って書いてあったらそうなるよね、めちゃめちゃ分かるわー(笑)
ていうかみんな「ラーメン藤崎」行きすぎじゃない?(笑)

今回も安定して面白い。第3弾出たら読みたいな。

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2026年02月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ぎんなみ商店街シリーズ2。

今回のテーマは童話に基づいた5枚の絵。
「ぎんなみ商店街の白雪姫」こと八百谷雪子が認知症で入院中。「串真佐」三姉妹の次女・都久音は宝石店店主の神山と見舞いに行くと、枕元に白雪姫の絵があった…

絵その物は童話の絵だけど、見立て絵になっていてそれが謎を解く鍵で、その絵を描いたのが木暮四兄弟の母だと言う。

一つ一つ謎を解いていくと最終的には思いもよらぬ方向へ行って驚きでした。
なぞなぞっぽい所もあり、謎そのものよりも、小暮母のエピソードが印象的でした。子供達が思ってるよりお母さんだったんですね。

桃と学太の喧嘩の原因も判り、仲直りできてよかったです。

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2026年02月03日

Posted by ブクログ

三姉妹と四兄弟が大活躍!5枚の絵に隠された謎を追え #白雪姫と五枚の絵 #ぎんなみ商店街の事件簿2

■あらすじ
八百谷青果店でかつて看板娘であった雪子は、現在糖尿病と認知症と入院中。彼女は若かりし頃、画家に五枚の絵を描いてもらい、取り巻きの男たちに絵を渡していたのだ。

しかもその絵は、何かを見立てているらしく、何かメッセージが隠されているらしい。雪子は「白雪姫」の絵をみて、私から一億円を盗んだと言い出す。五枚の絵の謎を解くために、焼き鳥店の三姉妹と木暮四兄弟が、ぎんなみ商店街を駆け回る…

■きっと読みたくなるレビュー
おもろい! バランス感覚が超一流ですね。

三姉妹、四兄弟、商店街の住民たち、五枚の謎の絵。かなり登場人物や情報が多く、混乱しがちなストーリーになっちゃいそうなんだけど、冗談まじりのライトな読み口だから、するするって読めちゃう。当然ながら筆力も流石ですね。

絵の謎を一枚ずつ解いていく連作短編の形式なんだけど、展開がめちゃくちゃ上手なの。話が進むごとに三姉妹、四兄弟の人物関係が密になってきて、結束が強まる感じがイイよね~

あとちょっとしたプロットも気が効いてるのよ。最序盤で佐々美が下らない理由で入院してたり、誘拐事件の導入が「キングの身代金」のソレだったり。もうずっとニヤニヤしちゃいますよね、エンタメ感も抜群です。

さらにミステリーとしても、しっかりとひと捻り、ふた捻りとしっかり楽しませてくれますよ。本作は五枚の絵をどう解釈するのかがカギとなる。結果、ちっちゃな商店街に住む人たちの背景が見え隠れするところが魅力ですね。

また絵のモチーフもキュート。「白雪姫」「三匹の子豚」「赤い靴」「ヘンゼルとグレーテル」「雪女」といった既存の物語との調和が素敵。さらにこの絵の作者についても、本作全体にとって重要な要素なんですよねー。仕掛けがホントお上手です。

さらにさらに、五枚の絵の謎を解いた終着点には何が待ち受けるのでしょうか。ロジックをひねくり回らせたらトップレベルの井上真偽先生ですよ、期待してください。

ちなみにですが、前作を読んでなくても大丈夫、本作から読んでいただいても問題ありません。個人的には本作のほうが、エンタメ、ミステリーとしてのバランスが良いと思いますよ。ミステリー初心者の方や、若い世代の方でも気軽にどうぞっ

■ぜっさん推しポイント
実は本作における一番のテーマについて、まったく言及をしてません。読んでいただければ、すぐにわかります。

最近我が家の子どもたちですが、完全に子離れしちゃいました。休日になると、どこかに遊びに行こうってせがまれたもんですが、今やこっちがいくら誘っても相手にしてくれない。お友達との約束、塾、習い事で忙しいんですって。じゃぁ今日も本を読むかなー

ちょっと寂しいけど、なんだかんだで幸せだなーって思った。

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2026年01月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【収録作品】
甘党の白雪姫
走る三匹の子豚
赤い靴の誘拐犯
ヘンゼルとグレーテルの家出
雪女の遊び

シリーズ第3作って数えていいのかな。第2作になるのかな。
佐々美・都久音・桃の三姉妹と、元太・福太・学太・良太の四兄弟の探偵譚再び。

元太らの亡き母が描いた見立て絵を巡る謎。
今回も多重推理でくるりくるりと見方が変わる。
要所要所で関わる神山も健在。
前作のように、2冊を読み比べるのもいいけれど、1冊にまとまってくれていると扱いやすい。

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2026年05月12日

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4兄弟の母が商店街の白雪姫とコビトに配っていた絵の謎を解く。
最後にはどんでん返しも。
前作は兄弟と姉妹で2冊に分かれていたが、今回は1冊で、兄弟視点と姉妹視点。故に同じセリフが何度も繰り返されるのは少しウザい…
あと、登場人物紹介もはじめに欲しかった…

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2026年05月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

見立て絵は解釈が見る人分有るからタチが悪い。桃に学太に津久音にあたまが追っつかない〜。
でも最後の集合写真は頭にイメージが湧くなぁ。
ぎんなみ商店街行ってみたい商店街です。
ほんタメのお二人の書評をまたお聞きしたい〜。

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2026年05月06日

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実は善人ばかり出てくるミステリーのほうが、難易度が高いのかも(p.50)〔事件〕今回はあまり重くなく商店街の事件簿という感じでホッ。/今回も実は怜さんの話?〔白雪姫〕八百谷青果店の看板娘だった現在80歳超の美女で、七人のこびと=取り巻きがいた。〔見立て絵〕白雪姫が数人に配布。怜が描いたものらしい。簡単というのではないけど見立て絵としては、も少し凝ってもよかったかと。〔学太と桃〕どこか変、妙によそよそしいが?〔三匹の子豚〕ハシオスポーツ。〔赤い靴〕佐々美視点。阿久津靴店。〔ヘンゼルとグレーテル〕良太は花梨堂のくりとくらとともに?〔雪女〕五つの謎が揃ったとき。〔ISQ〕誰?

■ぎんなみ商店街についての簡単な単語集

【愛川紗季:あいかわ・さき】元太と同じ店で働いていたが今は独立して二駅離れたところにパティスリーを開いた。
【阿久津靴店】子供と年配者向けに特化された靴屋。店主は阿久津修治、妻歩実、その子供諒治、愛犬のソールがいる。先代の妻喜紅子は離婚され出ていった。店員は佳奈。
【梓】都久音のクラスメート。ミステリ好き。
【石田仁吾】〈石田クリニック〉の跡取りで現在総合病院で修行中。イケメン。神山園子は仁坊と呼ぶ。元太の2歳年上。祖父の仁太郎は地元の名医として知られていた。雪子の七人のこびとの一人。
【石田仁太郎】仁吾の祖父
。〈石田クリニック〉で名医として知られた。故人。ダイイングメッセージは「餅が詰まったら掃除機で吸うな、救急車を呼べ」。
【ウール・ド・ボヌール】元太が勤めるカジュアルなフレンチレストラン。
【内山家】焼き鳥屋〈串真佐〉を経営してる。父、母の多美枝、長女の佐々美、次女の都久音、三女の桃がいる。
【学太/がくた】木暮学太。四兄弟の三男。銀波中学二年生。書道部。賢く成績もいいメガネ少年。桃と仲良くなった。
【神山園子】〈ジュエリー神山〉のオーナー。三姉妹の母とは小中の同級生でけんか友達。母は「石売り屋」と、園子は「串刺し屋」と、互いのことを呼び合っている。袴田商店の加代子とは親しい。四兄弟の木暮家のことは「絵描き屋の娘んとこ」と呼ぶ。亡くなった母親とは仲が良かったらしい。うさんくさい感じで警戒する者もいるが、商店街の中ではご意見番的な存在。案外いい人という可能性もある。
【花梨堂:かりんどう】商店街の人気ケーキ屋。店の商品は全て雪子さんに合わせて作っている。主人は花梨光彦(はななし・みつひこ)、妻の天美(あまみ)、子供の栗生(くりお)、長女の桜(商店街のくりとくら兄妹)。
【キャンディ】ママは水城亜女子。神山園子はよくここに飲みに行っている。萬田富男もよく来る。
【銀波商店街】銀波寺のかたわらにある。最近あまり景気が良くなく再開発の推進派と反対派に分かれている。
【銀波寺】御本尊は大聖歓喜天(だいしょうかんぎてん)。元はインドのガネーシャ神。使いは鼠。地元では「聖天様/しょうてんさま」と呼ばれている。
【ぎんねこ】商店街のカラオケ店。同じビルの下の階にスナック〈キャンディ〉がある。
【串真佐/くしまさ】銀波商店街にある焼き鳥屋。夫婦でやっている。店舗の裏と二階が住居。娘は彼氏いない歴二十五年の佐々美、高校一年の都久音、小学生の桃。
【熊と踊れ】万穂が読んでいるミステリ。
【圭人】鷹橋圭人。福太のクラスメートで同じ剣道部。
【元太/げんた】木暮元太。二十四歳。四兄弟の長男。カジュアルなフレンチレストラン〈ウール・ド・ボヌール〉のキッチンスタッフ。母親譲りの美形。気配りもでき非常にモテる。
【木暮家】長男はフレンチの店で働いている元太二十四歳、次男高校二年生剣道部の福太、中学二年生書道部の学太、小学生サッカーやってる良太。絵本作家だった母は亡くなっております末っ子の良太はほとんど記憶がない。父は健在で海外に単身赴任中。
【鷺宮遊馬】イベントプロデューサー。七人のこびとの一人。
【佐々美/ささみ】内山佐々美。二十五歳。焼き鳥屋〈串真佐〉の長女で中堅不動産会社の派遣社員だったがとある事情で退職。欠点の多いタイプだが天然ボケの癒やし系とも言えなくもない。打たれ弱い。単純で深く考えるのは苦手で小学生に舌先三寸で丸め込まれたりもする。
【幸せ】怜《人って結局、人の幸せを素直に祝えるくらいが、一番幸せなのよ――。》(p.77)
【七人のこびと】商店街の白雪姫、雪子さんの取り巻き。〈萬田商店〉の萬田富男、〈ハシオスポーツ〉の走尾馳雄、〈阿久津靴店〉の踏治(とうじ)、〈石田クリニック〉の石田仁太郎、〈花梨堂〉の橿夫(かしお)、イベントプロデューサーの鷺宮遊馬、銀波寺の住職、空言阿闍梨。
【ジュエリー神山】商店街唯一の宝石店。オーナーは神山園子。
【シルベール晶紀/あき】〈FM銀波〉で占いを放送している占い師。よく当たるらしい。
【SPA GINNAMI】商店街の端にある銭湯。サウナもある。木暮四兄弟御用達。
【鷹橋圭人/たかはし・けいと】→圭人
【DA COCONUT/ダ・ココナット】商店街にある比較的新参のカフェ。アジアンテイスト。店主は椰子島吾郎さん。若い頃アジアを放浪してたらしい。
【竹宮千草】女子大生。学太の通う塾のアルバイト講師でもある。管理栄養士をめざしている。福太の憧れだが元太のことが好きらしくだんだんストーカーじみていく。万穂の姉でもある。
【都久音/つくね】内山都久音。SISTER編の視点役。高校一年生。焼き鳥屋〈串真佐〉の次女で名前に悩まされることあり。
【袴田商店】もともとは銀波寺に味噌や醤油を卸す商売から始まった老舗。最近車が突っ込んできた。店主は久光。奥さんは加代子で、内山家の母の多美枝より十歳年上。
【ハシオスポーツ】地元中高生運動部御用達の店。店主は走尾馳雄(はしお・はせお)だったが河原で亡くなっているのを学太が見つけた。実質的には娘の鹿乃(かの)が切り盛りしていた。鹿乃は元新体操の選手でぎんなみの子鹿の異名を持っていた。離婚してシングルマザーだった鹿乃の息子の陸也は福太や圭人の同級生でグループは違ったが仲は悪くなかった。しかし陸也は中2頃から不登校になった。
【蓮見卓郎】福太と同じ剣道部。小太りだが剣道の動きは素早い。
【長谷川】長谷川美音(みね)。〈エンジェル楽器〉を営むシングルマザー。娘は中学生の詩緒で学太とも多少の面識はある。
【福太】木暮福太。BROTHER編の視点役。銀波高校二年生。四兄弟の次男。剣道部のようだ。
【藤崎勝男】ラーメン藤崎の店主。家業の乾物屋を縮小して乾物を活かしたラーメンを出している。元太の高校のときの部活の先輩。
【文夏】→本好文夏(もとよし・ふみか)
【マイカ】主井タンサニー(シュイ・タンサニー)。タイ人。銀波中学校外国語非常勤講師。マイカはニックネームで、茉莉花=ジャスミンのこと。タイではニックネームで呼び合うのがふつうらしい。大地主である主井地所の娘。とある登場人物の親戚。
【万穂/まほ】都久音のクラスメート。針金みたいな細身。ミステリ好き。ちょっとひねくれた性格。両親は離婚調停中。管理栄養士をめざしていて、レストランで働いてるイケメンに夢中の姉がいるが姉妹仲はあまりよくないようだ。《結局世の中、嫌なものは他人に押し付けたもの勝ち、なんだよ》SISTER編p.95。
【萬田商店】なんでも売ってる店。支店が三つほどあり年商10億を誇る。オーナーは萬田富男。
【水城亜女子:みずき・あめこ】スナック〈キャンディ〉のママ。
【見立て絵】雪子が病室に持ってきていた白雪姫の絵。
【本好文夏/もとよし・ふみか】商店街にある本屋〈本好書店〉のオーナー。
【桃】内山桃。小学五年生。焼き鳥屋〈串真佐〉の三女。ツインテール。賢くませていて男性不信ぎみだが学太とは仲良くなった。
【八百谷青果店】八百屋。雪子の家。
【椰子島吾郎/やしじま・ごろう】〈DA COCONUT〉の店主。
【山根百合香】元太の勤めるフレンチレストラン〈ウール・ド・ボヌール〉の新しいオーナー。外国人を大勢雇った。接客レベルが悪くなったとあまりよくない評価。明るくあっけらかんとしたタイプで、木暮四兄弟の母、怜に雰囲気がよく似ている。
【雪子】〈八百谷青果店〉の看板娘。商店街の白雪姫と呼ばれ七人の取り巻きがいた。神山園子の母親みたいなものらしい。七十歳超え現在入院中。認知症が進んでいる。白雪姫を描いてると思われる見立て絵を持っており、「わるいやつ」に一億円取られたとか言っている。
【怜/れい】木暮怜。四兄弟の母。故人。絵本作家だった。四兄弟の名前の元ネタは『ガンバの冒険』。

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2026年04月28日

Posted by ブクログ

本としてはsister編brother編に続く3冊目。
今までの関係者5つの謎解きに巻き込んで、話が進んでいく。
主人公達が十代で(その割に妙に大人びてる)わちゃわちゃしていてティーンズ小説だが、母の視点が入ることで大人としてもギリ読める。

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2026年04月25日

Posted by ブクログ

ぎんなみ商店街の事件簿 sister編 brother編の続編。兄弟姉妹が謎を解いていくミステリーなのだが、前作も兄弟姉妹が心温まる謎解きを繰り広げたので、読む前から楽しみで手に取った。期待通り、家族愛、商店街の人とのつながり温かさを感じることができ、暴かれた罪を背負う人にも戒心の機会のあるストーリー。また、次もあれば読みたいなぁ〜

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2026年03月29日

Posted by ブクログ

『ぎんなみ商店街』シリーズ第2弾。
今回はBrother 編とSister 編に登場したメンバーが集結!
最終的に謎解き合戦?!のようになっていました。

そらにしてもこの商店街、皆仲良しですね。
昔の人達は皆こんな感じだったのかしら?
商店街ならではなのかな?
今回も皆で謎解きしているしね。

のシリーズまだまだ続くかな?
楽しみです。

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2026年03月28日

Posted by ブクログ

1話目が重い

中盤から後半にかけて
挽回したが、

うぉー、そういうこと

とは

ならなかった…

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2026年03月25日

Posted by ブクログ

新作が出ると、読まずにはいられない作家の一人が井上真偽先生です。
ここまでくると、もうファンと言ってもいいのかもしれません。

『ぎんなみ商店街の事件簿』の続編、しかもBrother編とSister編のオールスターが勢ぞろいすると知って、どんな展開になるのか楽しみにしながら読み始めました。

そして今回も、井上真偽先生は期待を裏切りませんでした。

前作の商店街の平和な雰囲気はそのままに、今回は童話を軸にした謎が登場します。
この“謎”がまた、ほんとうに平和なんですよね。

ミステリというと、〇人事件の犯人を追いかけたり、その動機を探ったりと、どうしても不穏な空気を思い浮かべがちです。
でもこの作品は、そんな重たさがほとんどありません。
もちろん、多少はあります。
それでも全体を包んでいるのは、やさしくて穏やかな空気です。

この本に出てくる謎は、一休さん的なノリ(笑)。
とんちのような謎で、頭の体操になりそうな感じです。
見立て絵に込められた意味を解いていくことで、「言わんとしていること」がわかる仕組みになっています。

登場するモチーフは、白雪姫、三匹の子豚、赤い靴、ヘンゼルとグレーテル、雪女。
童話がベースになっているだけで、なんだかワクワクします。

しかも、表紙を開くとカラーイラストまである!!
(結構お金かかっている)

読んでいて感じた、この作品に登場する謎の共通点はこれです。

「実は善人ばかり出てくるミステリーのほうが、難易度が高いのかも」

この作品には、いい人しか出てきません。
そして、そのいい人たちの善意や気遣いが、謎の発端になったり、ヒントになったりしているのです。

そして何より気になるのが、小暮兄弟と内山姉妹の絡み。
前作の時点で、兄弟の一人と姉妹の一人がイイ感じの関係になっていたので、「これ、絶対カップルができるよね?!」と思っていました。
だから今回、ちゃんと進展があったのが嬉しかったです。

読めば読むほど、井上真偽先生の作品にはハマっていきます。
今回も大満足でした。

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2026年03月24日

Posted by ブクログ

sister編とbrother編を両面読み?交互読み?した前作。
それが今度は一冊ってことは、三姉妹と四兄弟が関わりを持っての謎解きになるのか!?と思い手に取った。
章毎に別の章での出来事が登場して、別の場所で同時にどんなことが起きているのかを組み合わせながら想像するのは面白かった。
見立絵の謎解きが私には小難しくて、読み解いた解説部分を読んでもなかなかスカッとはせず…。ちょっとこれをこの子達が解くっていうのは難易度が高すぎるんじゃないか?と思ってしまった。
全てを読み終えてから考えると、なるほどそういうことかぁとなったけれど、読んでる最中は、5枚の絵の謎が、このお話を成立させるためのこじつけのように感じてしまい、物語の中に惹き込まれる体験にブレーキとなってしまった気がする。

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2026年03月03日

Posted by ブクログ


三人姉妹と四人兄弟が、童話を絡めた
五枚の見立て絵の謎を解くほのぼの系ミステリー。

主な舞台が商店街なので、ノスタルジックな
雰囲気とあったかさを感じさせてくれます。

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2026年03月01日

Posted by ブクログ

ぎんなみ商店街シリーズ第2作目。前作が串真佐の三姉妹編と木暮四兄弟編の2冊構成だったのに対し、今回は7人全員が一堂に会し、協力し合いながらも時に競い合い、5つの謎に挑む展開が新鮮でとても面白かった。
個性豊かなメインキャラクターたちの掛け合いは相変わらず楽しく、それぞれの持ち味が発揮される場面にわくわくする。物語の軸となる“五枚の見立て絵”に込められた真意を、登場人物たちと一緒に考えながら読み進める時間もこの作品の醍醐味のひとつだと思う

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2026年02月26日

Posted by ブクログ

★3.6くらい
個人的にはもっとみんなで協力してほしかったけど7人もいると大変かあとも思った。個人的に次男を応援してます。

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2026年02月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作に続き、串真佐三姉妹と木暮四兄弟が謎の解決に挑む。
今回の謎は、銀波のプリンセスと彼女が配った5枚の見立て絵について。
童話をモデルにした5つの見た絵がプリンセスの入院とともに同時多発的に見つかる。そのため、兄弟はバラバラにその謎に挑み、絵の見立てを紐解いていく。そして、その見立てがハマったところで、どんでん返しが待っている。銀波のプリンセスと5枚の見立て絵の真実とは…!
小中学生が解く謎にしては難しくないか?と思いつつ、三姉妹と四兄弟の距離も縮まったし、エピローグには四兄弟の母である怜のエピソードも収められており、母の温かさにも触れることができる。

なお、表紙には福太と都久音の背中だけ、裏表紙にはそれぞれの兄弟、姉妹の顔がわかる構図となっていて、これも何かの見立て絵なのかと勘ぐってしまうのは私だけでしょうか?

続編も出たら読みたいなぁ

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2026年02月18日

Posted by ブクログ

井上真偽さん得意の多重解決ミステリー。
四兄弟と三姉妹のキャラが良く、このシリーズは出たらまた読みたいなと思った。

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2026年02月03日

Posted by ブクログ

前作はbrother編・sister編の2冊分冊、商店街で起こる事件を4兄弟と3姉妹それぞれの視点で推理するという贅沢な多重推理作品でした。本作は4 兄弟の母が遺した5枚の謎かけ絵に何が隠されているのかを推理する連作短編集。
どの章でももっともらしい理屈が付いて謎が解けたように思えるんだけど、真相は発想を転換してもっとシンプルなものだったところ、美しかったな。

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2026年01月25日

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