井上真偽のレビュー一覧

  • ナゾノベル 数は無限の名探偵

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    はやみねかおる、向井湘吾、井上真偽、青柳碧人、加藤元浩 5人による、数学をテーマにした児童向けの推理小説5編。

    この5人のお話が一冊に入っているって、かなりすごいことではと思う。
    ただ、数学がニガテで頭の中から出してしまっているためか、読んでも頭に入ってこないところが…。数学の理論などは飛ばして読んでしまった。
    個人的には井上真偽さんと青柳碧人さんのお話がおもしろかった。
    それぞれのキャラクターも味がある。
    「数学は魔法」という観念はなかったなぁ。
    そうやって考えてみたら、学生時代にもっと興味を持って数学に向かえたかも。
    確かに、「数は無限の名探偵」だ。
    数学に悩む前の小学生、中学生にぜひ

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    2024年10月13日
  • 恋と禁忌の述語論理

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    おもしろかった。
    この作者の著作を初めて読んだが、登場人物や設定や文体がラノベで、そうと知らずに手に取ったので驚いた。

    トリックが主人公の創作、かつ他の探偵の推理後に手を加えている、という設定のため仕方がない部分があるとはいえ、
    述語論理云々をことさら持ち出す必要がない(それらを無意識に含んだ日本語のレベルで説明可能)と感じてしまった。自分の理解が至らないだけかもしれないが。


    アイデアと、挑戦と、それで1冊成立させていることには大拍手。

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    2024年08月29日
  • 恋と禁忌の述語論理

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    ネタバレ

    気にはなっていたから意を決して読んでみたらやっぱり難しかった。
    斜め読みした箇所もしばしば。。。もちろん頑張ってついていったけども完全に理解したとは言えない。1〜100まで楽しめたとは言えない。無念。

    とはいえこういう、動機度外視の「探偵の推理の検証による真相解明」を可能とする数理論理学ミステリーは新鮮だった。

    また、物語が「レッスンⅢ」までで終わっていたら星2だったけど、最後のエピローグのおかげで+星1。「なるほど。そういうことだったのか」と、ミステリっぽく終わってくれたのが良かった。
    「トリプレッツ」の使い方もオシャレかつ伏線だったとはね。
    3番目に登場した探偵一派のキャラが濃ゆくて浮

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    2024年08月03日
  • ミステリー小説集 脱出

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    ネタバレ

    【収録作品】
    「屋上からの脱出」 阿津川 辰海
    「名とりの森」 織守 きょうや
    「鳥の密室」 斜線堂 有紀
    「罪喰の巫女」 空木 春宵
    「サマリア人の血潮」 井上 真偽

    「屋上からの脱出」中学の天文部仲間の結婚披露宴。招かれた一ノ瀬は、十年前の合宿のときに、ここにいる6人が屋上に閉じ込められた事件を思い出す。
    「名とりの森」小学生のタネチンは友だちのノキに名とりの森に誘われる。そこは立ち入り禁止で、夏至から十日の間に入ると、帰ってこられなくなるという言い伝えのある場所だった。
    「鳥の密室」魔女狩りの狂気。監禁されていた「魔女」が塔から消え失せる。
    「罪喰の巫女」罪人の罪を喰らうという巫女の噂

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    2024年08月03日
  • ミステリー小説集 脱出

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    脱出をテーマにした5つの短編集。始めの「屋上からの脱出」が1番この本の趣旨に合ってたよう。少しホラーも混じっていたし、作家さんの得意分野も楽しめた。

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    2024年08月02日
  • ミステリー小説集 脱出

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    短編集。
    私の思い描いていた「脱出」より、より広義な意味での脱出がテーマだったかな…。
    阿津川辰海さんの屋上に閉じ込められて…というのが最も私の思う脱出に近かったんだけれども、途中何だか策略が読めて、冷めてしまった感がある。
    もっとこう、皆が脱出に向けて一丸となってという話が読みたい。

    織守きょうやさんの森から出られなくなる話は好み。なぜか名前を思い出せなくなってしまうという設定と、真相は分からないがなぜ森が人を離してくれなかったのかその理由を面白く感じた。
    私にとって森は神秘的だが恐ろしい場所でもあるので、森に囚われるという話は結構ドンピシャだった。

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    2024年07月15日
  • ミステリー小説集 脱出

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    斜線堂有紀の「鳥の密室」は斜線堂らしい痛さを十分感じさせてくれ、インパクトの点からダントツで忘れられない。
    「屋上からの脱出」は定番の紐付きトリックではあるが、男女間恋愛の微妙な結末が面白い。
    織守きょうやの「名とりの森」のファンタジーミステリー感は、名前さえ忘れてしまう異世界からの脱出というテーマが面白い。最後の友達との邂逅は後味の良い結末だった。

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    2024年06月18日
  • ミステリー小説集 脱出

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    想像していたミステリーとは違ったけど、ジャンルが幅広くて、自分では絶対に選ばないジャンルを読むことができたので良かった。

    阿津川辰海「屋上からの脱出」★★★★★
    学園ものミステリー。
    自分の好きなミステリーで、やっぱり阿津川さんは面白かった。
    学校の真冬の屋上に閉じ込められるスリルもあり、最後の1行まで楽しめる。さすが阿津川さん。

    織守きょうや「名とりの森」★★★★★
    ジャンルはホラーなのかな?
    没入感が高く、ゾッとするセリフが上手い。何度も驚いた。普段読まないジャンルだけどすごく面白かった。

    斜線堂有紀「鳥の密室」★★☆☆☆
    魔女狩りの拷問の様子が辛かった。
    人が身体的に苦しんでいる様

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    2024年06月16日
  • ミステリー小説集 脱出

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    「屋上からの脱出」阿津川辰海
    「名とりの森」織守きょうや
    「罪喰の巫女」空木春宵
    「鳥の密室」斜線堂有紀
    「サマリア人の血潮」井上真偽

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    2024年06月15日
  • ミステリー小説集 脱出

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    バラエティに富んだ脱出ミステリー短編。
    サマリア人の血潮、の記憶喪失且つ閉鎖空間という
    シチュエーションが良かった。
    正直他はあまり好みではなく、、

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    2024年06月09日
  • 探偵が早すぎる (下)

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    ネタバレ

    一応手がかりはしっかり示されているのでフェアではあるのだが、探偵が事件を防ぐまではそれが唯一の方法なのか分からない(後期クイーン的問題?)はずなのでややモヤモヤ感が残る。
    家政婦が元探偵(というより謎の組織だったが)ということは、同じことを2回言う癖からかなり早い段階で読めた。

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    2024年05月26日
  • 探偵が早すぎる (下)

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    事件を未然に防ぎ、そのトリックを計画者に返す新感覚ミステリ小説。
    莫大な遺産を相続し親戚から命を狙われる女子高生を全てから守る探偵。
    能天気な女子高生と姿を現さない裏方の探偵、クールな家政婦のコントラストが面白い。最後のトリックも唸る面白さ。

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    2024年03月14日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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    アンソロジー。

    『思い出の館のショウシツ』はやみねかおる
    『麦の海に浮かぶ檻』恩田 陸
    『QED~ortus~―鬼神の社―』高田崇史
    『時の舘のエトワール』綾崎 隼
    『首無舘の殺人』白井智之
    『囚人館の惨劇』井上真偽

    麦の海シリーズの入っているというので読みました。
    当時の謎の一部がわかったので、満足です。
    QEDシリーズは、蘊蓄が楽しかった。
    囚人館は、やられましたぁ~(^◇^;)

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    2024年02月04日
  • ナゾノベル 数は無限の名探偵

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    よくあるアンソロかなと思ったら居並ぶ作家がだいぶガチだなと読んでみました。結構ちゃんと想定読者層に分かるレベルの算数の知識が謎を解くカギになってるのは好感。あまり見ない感じの数学知識を使ってきた井上真偽「引きこもり姉ちゃんのアルゴリズム推理」が面白かったかな。

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    2023年12月26日
  • ベーシックインカムの祈り

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    短編集なので引き込まれ読みやすい物語もあり
    ちょっとよくわからない話もありでした。
    近未来の話なので難しい表現もあったりしたけど
    近い未来こんな事が実現するのかな?と思ったりもした。

    ベーシックインカムってこの本の造語だとおもったらほんとに世間で出回ってる言葉で自分の額のなさを痛感。

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    2023年10月28日
  • 恋と禁忌の述語論理

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    難しかった…!
    肝心要の部分は分かりやすく説明してくれているので、誰が犯人でどういうトリックを使って〜というのは分かるし、硯さんや詠彦くんのキャラも良いのでとても面白い。
    でもそこに至るまでの硯さんの講義が、理系に妙な憧れがありつつも、まったく理系ではない私には難しかった。
    きちんと理解しつつ読み進めるためには、しっかり腰を据えて、ノートをとりながらでないと無理だなと思います。
    いずれリベンジしたい。

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    2023年10月08日
  • 探偵が早すぎる (下)

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    次から次に刺客が現れ、様々な殺人方法を次々に見破り事前に食い止めていく。
    やる前に防ぐとは、早すぎる!

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    2023年10月02日
  • 探偵が早すぎる (下)

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    面白いし、テンポもいいし、さすがだと感じた。
    ただ、その軽さゆえ、読後に余韻が残されることはなかったのが残念。
    軽快な作品を読みたい時にはおすすめ。
    さくっと謎解きを味わいたい時にもおすすめ。

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    2023年09月28日
  • 恋と禁忌の述語論理

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    著者のデビュー作であり、第51回メフィスト賞受賞作。
    自分は文系の人間なので、作中に登場する大量の数式には眩暈を感じたが、しっかりと説明がなされるので、特に困らなかった(理解したとは言ってない)
    理系ミステリは多数あるけど、理系っぽさの演出を、蘊蓄などで表現するのでは無く、謎を論理学の公式に当てはめて解いていくというのは、斬新だった。
    最初2つの話は正直なところ、ビミョーな感じだったが、3話目は雪の山荘の足跡の謎という、クラシカルスタイルで、トリックも面白かった。

    そして3つの話が終わった後に判明するとある真相は驚かされました...!
    読み返すと、しっかりフェアに書かれてるんですよね〜、しっ

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    2023年08月23日
  • 恋と禁忌の述語論理

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    天才数論理学者が甥っ子の相談で、名探偵の推理によって解決された事件を検証していく話
    話の中に数論理学による検証シーンが多用されるので苦手な人は読み進めれないかも…
    文体自体は割と素直で読みやすくなっていて、トリックや話の展開も唸るほどのクオリティなので、ミステリ好きの人は一見の価値あり!

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    2023年06月22日