【感想・ネタバレ】探偵が早すぎる (上)のレビュー

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Posted by ブクログ

本屋さんの手書きPOPと表紙に好きな俳優さんが演じていた…そんな理由で購入しました。
タイトル通り探偵が早すぎて笑っちゃいました!

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2023年12月03日

Posted by ブクログ

2018年に連ドラになったものの原作で、ドラマは見たけど原作は読んでなかった。この春(2022年)に第2シーズンが放送されるので改めて読んでみたが、読み易くてなかなか面白い。こうやって読み返すとうまくドラマ化されてたのに感心する。前半はドラマにもなってた話が続く。千曲川、面白いわ!

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2022年04月18日

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挑戦的・実験的な作品はその精神を賛美こそすれ、エンタメ的な面白さとの両立は難しいものだと思っていたが、井上真偽はそれをいともたやすく成功させてしまう。
著者の作品の魅力を5つ挙げるなら、
1.文章の巧さ、2.ケレン味(大風呂敷)、3.衒学趣味、4.ユーモア、5.いきすぎたキャラクター造形
だろうか。
既存の探偵小説では名探偵らが登場したあとも連続殺人事件は発生しがちだが、本作の探偵はタイトルどおり「早すぎる」わけで、事件を未然に防止するばかりか、その相手に「倍返し」ならぬ「トリック返し」てしまうのだから(笑)。
倒叙の連作短編。
下巻も楽しみ。

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2021年09月20日

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「その可能性は…」ほど周りくどくない。相変わらず非現実的だがそこが作者の個性だし、テンポ良く読みやすい。

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2020年10月03日

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ある財閥の隠し子の一人娘、一華。
彼女は7億の資産を受け継いだ。
そのため親戚筋から命を狙われるはめに。
父の教育の元普通の娘に成長した一華はお嬢様オーラないままに
唯一の味方である家政婦の「橋田」とともに闘うことを決意する。
孤立無援の一華のために橋田が手配したのは「探偵」
初顔合わせの日探偵は来なかった。それはー。

なんかね、とても面白かったです。
ミステリー作家さんなら思いついたトリックは使いたくなるでしょう。
紙の上の話なんだから、そのトリックで殺人を犯し、皆の首をひねらせて、
満を持して名探偵に解決させちゃったりしてトリックを味わうでしょう。
それなのに!
なんとぜいたくな本なんだって思いました。
この辺ちょっと「可能性はすでに考えた」を髣髴とさせます。
どこがって言われたら・・・書かないでおこう・・・(*´艸`)ウヒョ

こんなに薄くて上下巻に分かれてるってなんで?って思ったけど
この「探偵」さん、上巻の最後にやっと登場するんです。
下巻がものすごく楽しみなんですけどぉぉぉぉぉぉ!!!
ってことで下巻読みます。ヌン

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2020年05月28日

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ネタバレ

千曲川光さんが、どんどんトリックがえしをするのが、気持ち良かった。いちかさんの、きずいてないときにも、トリックがえしするのがかっこいいと思った。

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2020年04月10日

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何回読んでも飽きない!これで30回目ぐらいだけど楽しい!一回目は「どうやって謎を解くんだろう?」2回目以降は「謎の解き方は知っているけど、どこで気付いたんだろう?」と何回でも楽しめる!ひとつひとつの謎が巧妙で面白かった。それにしても、あの家族の名前、クセありすぎ……

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2020年02月22日

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何か、テレビでやってだけど、見てはいない。
タイトルが面白いので、読んでみようかと。
事件が起こる前にトリック解いて、犯人特定と!
更に犯人には、「トリック返し」!
自身が仕掛け用としたトリックで、自分自身がやられる!
結構、面白い感じ。

この探偵の怪しさが、ええ感じ。上巻なんで、まだまだ、どんな人物かは、よくわからんけど、楽しめそうな予感。

最後の文言
「さあ。狩り場ですよ。お嬢様」

めっちゃ楽しんでそう。
こら、犯人たち、悔しいわな。
下巻も「トリック返し」の嵐なんかな?
楽しみ!

しかし、主人公の女子高生。父親の遺産か知らんけど、兆単位のお金貰えるらしい。
兆って、小さな国なら、国家予算レベル。
自分に、兆単位のお金が転がって来たら、何に使うやろ?

 最新のパソコン
 大画面のテレビとホームシアター
 あっ!パソコンのモニターも
 iPhoneの容量は、1TBの
 それと…う〜ん…何にしよか…
 スマートウォッチも

これで、どれぐらい使ったかな?
まだまだ、お金使えるかな?(^◇^;)
ハァ〜小さい自分…(−_−;)

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2024年04月30日

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主人公がどんどん命を狙われるのがこわすぎだけど本人は怯えてないのがおもしろい
メイドさんもなにかのプロなんだろうな 次巻で活躍しそうで楽しみ

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2024年03月13日

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ネタバレ

主人公にすら気付かれずに処理をしているのがすごい。上巻の方が丁寧さがありトリック返しもしているので好き。

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2024年03月07日

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知り合いの中学生におすすめしてもらった作品。読みやすくて、気づいたらさらりと上下巻読んでいました。美しい人がたくさん出てくる本、好きだということを思い出しました。

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2023年08月15日

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トリックを仕掛ける前に犯罪を暴け! 莫大な遺産を継承することになった女子高生を狙う一族の罠。 窮地を救うのは事件を起こさせない究極の探偵!?

 事故死に偽装させないといけないという犯人側に大きな制約はあるものの(気にし過ぎな気もするが)、降りかかる災厄を次々と解決する様は爽快感抜群。 ラストへのストーリー展開も見事。

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2023年06月04日

購入済み

ドラマが大好きで原作も気になって読んでみました。めちゃくちゃ面白かったです。大好きです。続きも楽しみです。

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2022年09月08日

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上巻からもう探偵が早すぎです!
遺産相続絡みのお話で、狙われる女子高生
それを事前に阻止する探偵
こんな探偵見たことないです
下巻も楽しみです!

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2022年05月04日

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前々から気になっていたので。読みやすく面白く一気読みだった。
内容は非常に斬新で、文字どおり探偵が早すぎる(優秀すぎる)ので犯人は事件すら起こさせてもらえず、探偵にトリック返しをされてリタイアしていく。それが鮮やかすぎて、命を狙われている少女は自分に危機が迫っていたことに気づかないほど。

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2022年02月07日

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ネタバレ

①導入部として構成が伝わりやすく秀逸
②どこで気づいたかは分かりやすく、どうするつもりだったかが主題
③実行犯()がどうなってしまうのかというハラハラが楽しい
殺人者VSそれを防ぐ探偵という楽しい構図だけでなく、読ませ方が豊富なのが面白かった。あからさまな伏線とそうでない部分の使い分けに騙されることもしばしば。

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2021年08月17日

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事件の犯人を解明するのではなく、事件が起きる前に推理によって予想して未然に防ぐという、探偵の定義を根底から覆す作品。
おまけに犯人?の使おうとしていた手段を逆手に取って反撃に使うとは、二重の驚きを感じる設定です。
関係者の背景や名前など、行き過ぎていて漫画的なところはご愛敬として、後半に続く闘いに注目したい。

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2020年09月05日

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荒唐無稽な設定&キャラさえ受け入れれば、あとは軽妙なエンターテインメント。
来るべきあの日と、正体もきっと...下巻も期待。

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2019年07月10日

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事件が起こる前に探偵が解決してしまうので、誰も死なない。この着想が新しい。
父の死により莫大な財産を相続した女子高生の一華。何兆円よ。一族が彼女を狙い、殺害しようとする。使用人の橋田は、ある人物を雇った。
一華、すでにギプスして車いすだし。
最初は長女朱鳥(あけどり)の長女麻百合(まゆり)。昔の彼氏を頼って、アナフィラキーショックで殺そうとしたが失敗。昔の彼氏が突発アレルギーでやられて入院。
次は次男六強(りくごう)がスカウトしたリストラサラリーマン(コンビニと居酒屋でバイト。娘に大学にも行かせられないのかと罵られてる)。毒蜘蛛で殺そうとしたが失敗。リストラサラリーマンがやられて入院。
このあたりから、長男亜謄蛇(あとうだ)登場。
長女朱鳥(あけどり)の次女芽瑠璃(めるり)。施設を飛び出した兄妹(子供)を使って殺そうとしたが、それが子供もろとも爆弾で吹っ飛ばす作戦なもので、怒った探偵に爆弾で吹っ飛ばされた。死なない程度に。
誰も死なないし、ケガもしないから一華気づかない。
けどめるりの事故で、一華も気づく。誰かが私を守っている。戦わなければ。
伝説の殺し屋トールマン。成田について捕獲され。これで終わりなのかな。
長女朱鳥(あけどり)の長男次男登場。
次女三男四男も登場したが、それぞれの事情でこの件には関わらなそう。稀代の人たらし三女が関わりそう。
って、長男65歳、三女28歳って、なんなの。
いちいち破天荒。
名前も難しいので、家系図見ながら読む。それが苦痛でない。新しい楽しそうな世界に連れてってくれそうな小説。下巻もわくわく。じゃんじゃん読み進めたいけど、じっくり丁寧にも読みたい。久々ですな。

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2019年06月23日

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帯につられて購入。
危機感のないお嬢様と、冷静沈着時たま失礼なお世話係。
そして、遺産相続のために、親類一同がそれぞれ、主人公に暗殺計画を企てるという、
言っちゃえば、頭おかしい一族が舞台で、
それをぶち壊していく探偵がなんとも痛快!

やったれやったれ!と思わず言ってしまいそうな、
頭おかしい人たちに、終始楽しませてもらった。

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2019年06月19日

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ネタバレ

莫大な遺産を相続したお嬢様を亡き者にしようと、名家の一族が殺害計画を練り、次から次へと刺客を送る。絶体絶命の状況の中、雇われたのは、事件が起きる“前”に解決する史上最速の探偵だったーー。

まず事件が起きる前に解決するという着想が素晴らしく、体裁としては倒叙ではあるのだが、超最速倒叙とでもいうべき独特の推理撃に仕上がっている。事件が起きる前に仕掛けようとしたトリックを喝破することで、犯行が行われようとしたことを証明すると同時に、探偵がトリックを見破った瞬間に犯人に名前が付くのが非常に面白かった。エリートくん、頑張りパパさん、甘えんぼ娘、と犯人像はどれも素晴らしく、ひどい名前だが犯行計画を練っていたことがトリックの喝破により証明された瞬間、犯人は探偵によって定義されるというのはお約束めいてて素晴らしい。奇抜な探偵像にばかり目がいくかもしれないが、脇を彩るキャラクターも魅力的であり、特に大陀羅家の一族はどれも稀代の怪人揃いで、探偵のインパクトに勝るとも劣らない。

犯行計画と使われるトリックを見破るのが本作の楽しみではあるのだが、白眉なのは第三話の「カボチャと魔女」である。本物のナイフをおもちゃのナイフだと誤認させて殺すのかと思いきや、それはフェイクで、本当は子どもの被っていたカオチャ頭に仕掛けた爆弾というのには舌を巻いた。前者のままだとやや稚拙かなあと思っていたのでいい意味で裏切られた上、犯人の異常性も際立たせた素晴らしい一手であるといえる。またその外道なやり口が探偵の逆鱗に触れ、そっくりそのまま「トリック返し」されるのも勧善懲悪めいた面白さがある。探偵は殺害計画が完璧であることにこだわり続けるため、子どもという素人を使った安っぽい犯行は文字通り美学に反するのだろう。そこには善悪を越えた論理の美しさがある。

突飛なネタに見せかけて意外と正統派のミステリであり、怪人と権謀術数が跋扈する下巻も非常に楽しみである。

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2019年05月29日

Posted by ブクログ

まず、好きか嫌いかで言えば、嫌いじゃない。事件が起こる前に解決しちゃう探偵なんていいじゃん!…と思って読んでみたら、トリックの中身は二の次で、設定とかキャラクターで個性を出そうとしているタイプのミステリー、でした。ミステリーというよりラノベか。
トリックとかは正直「正気か?」レベル。いくら素人が人を殺そうとしてるって設定だとしても、それはないでしょー…!!

登場人物の名前が奇天烈すぎる、一般人なのにリアリティのない大金や組織と関わる、常識のない行動を取ることが個性!みたいなキャラクター…そういうのはストーリーに集中する妨げになるし、物語を薄っぺらくしてしまうのでもったいないなぁ…と常々思ってるのですが、そういうジャンクな味付けで、お手軽にさらっといけるのがイマドキなのかしら。

とりあえず下巻も読みます。

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2024年05月08日

Posted by ブクログ

莫大な遺産を相続し、一族から殺害計画を次々に立てられる女子高生。そんな女子高生を探偵が守るお話。
タイトル通り、探偵が早すぎて笑ってしまった。
依頼人(女子高生)と会う前から事件解決しまくっちゃってる。

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2024年02月24日

Posted by ブクログ

「その可能性はすでに考えた」をさらに読みやすくしたラノベテイストの作品。大筋はあるものの一話完結のガリレオチックなミステリ? 事件を未然に防ぐという逆転の発想と「トリック返し」の報復はなかなか面白かった。伏線もかなりフェア。

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2023年05月22日

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ネタバレ

事件が起こる前に、全てを解決してしまうという異色の探偵小説。初めてのタイプだったので、「ホントにおもしろいのか…?」という疑問を抱きながら読んだが、結果かなり面白かった!いつも探偵は事件が全て終わった後に推理を披露する。しかし、私は常々それってもう手遅れなのでは…?と密かにモヤモヤした気持ちを抱えていた。
そんな中で本作は、未然に事件を防ぐだけで無く、犯人をぎゃふんと懲らしめる仕掛けまで施されているので、読んでるこっちがすごくスカッとした気持ちになれた!下巻もぜひ読んでみたい。

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2023年02月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

事件が起こる前に解決できる探偵。
ミステリーはともかく、現実世界でこれ以上に頼もしい探偵はいないだろう。
推理の糧にされちゃ困るよこっちは。

膨大な遺産を相続し、その命を強欲な一族に狙われるお嬢様。お嬢様にしては言動は一般のJKだが。
家政婦橋田に紹介されたのは「トリック返し」の探偵。仕掛けられたトリックをそのまま相手に返すという。
子どもたちの分はなー、計画が最低すぎていい気味って思った。

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2023年01月25日

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父の遺産を狙う叔父伯母7人に命を狙われる女子高生。頼りは、身の回りの世話をしてくれる家政婦と事件を防止してくれるという探偵。小麦アレルギー、毒蜘蛛、ハロウィーンイベント、空気砲、ホテルの仕掛けなど、トリックをいかに見破ったか。

事件が起きなければ探偵の出番もない、はずが、周到なトリックとその準備・いかに発覚するか、が語られる。人が死なないミステリーっていいですね。

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2022年11月06日

Posted by ブクログ

文字通りの探偵が早すぎる複数のエピソードで構成される。人物や語り口はコミカルに描かれるため、主人公が命を狙われている話の割にはかなり明るい雰囲気。さすがに探偵が早すぎて読者が置いていかれそうにも思うが下巻はどうなるか。

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2022年10月04日

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ネタバレ

使用人の橋田がイメージよりガラが悪いのが笑えたがまだ上巻。ここから下巻にかけて知らない面がどんどん増えていきそうな予感。

反面、主人公の一華は普通すぎて影が薄い。
ありえない金持ちだが本人にその実感はなく、今のところギプスをして車椅子に乗っているくらいしか特徴がないが、作者があえてそうしているのならこちらもまた、新たな一面が見えてくるのか。
でもなんとなく、探偵も橋田もキャラが濃いから、バランスを取って一華は薄いままなのかなとも思う。

本作は遺産を狙う側との攻防が見もので、事件を未然に防ぐのが売りのミステリなのだが、ひとつ目の未遂事件のアイデアを考えた人はちょっとかわいそうに思えた。
だって、アイデア考えただけじゃん?
未遂でも無関係の幼い子供ごと爆発させようとかいう鬼畜の所業ではないし。

とはいえ、実行されていたら無辜の女子校が一人亡くなってしまうわけで。
しかも犯人は過去にも殺人を?
それならしょうがないかー
現実には、アイデアだけ出すというのはどれくらいの罪になるんだろう。
みんな未遂で終わって良かったな。

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2021年04月21日

Posted by ブクログ

事件発生を防ぐ、という点が面白い。トリック返しはなかなかキツイ場合もあって、やりすぎではと思うことも。
主人公がとんでもないお金持ちなので嫉妬に狂いそう……下巻はいつか読むかもしれない。

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2020年10月14日

Posted by ブクログ

急に話が解決しちゃって
ちょっとついていけないところがあるけど
それなりに面白かった‼︎
さぁつづきを読みましょうか☆

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2020年02月22日

購入済み

うーん

なんか物足りない

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2017年07月26日

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