あらすじ
「俺はまだ、トリックを仕掛けてすらいないんだぞ!?」完全犯罪を企み、実行する前に、探偵に見抜かれてしまった犯人の悲鳴が響く。父から莫大な遺産を相続した女子高生の一華。四十九日の法要で、彼女を暗殺するチャンスは、寺での読経時、墓での納骨時、ホテルでの会食時の三回! 犯人たちは、今度こそ彼女を亡き者にできるのか!?百花繚乱の完全犯罪トリックvs.事件を起こさせない探偵!
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おもしろかった〜!
後半はトリックの数が多くて、なかなか探偵の説明時間が少なくて少し残念だなと思っていたけど、ラストの展開でもっと続きが読みたいとなってしまった。
続編プリーズ!
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上巻でメイドさんがどれくらい主人公を守ろうとしてるのかわからなかったから途中裏切るふりとかあるかも…とちょっとドキドキしてたけどそういうのはなくてよかった (でもそれなら最初から何があっても守るぞというのがわかればよかったなー)
歩くたびに刺客に襲われてるのに全く気づかない主人公がかなりおもしろかった
最後の好き嫌いがない人だけ致死量になるコース料理のトリックはぜんぜん考えつかないやつですごかった
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そうきますか。ドラマ化されたというのも頷けますね(良くも悪くも)。ライトな感じでも、基本的には「可能性」で見せたものがしっかり出ていますよね。
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千曲川さんの犯人を追い詰めるところがとてもおもしろかった。また、犯人のニックネームみたいなものもおもしろかった。橋田の以外なところがわかった場面がとても印象的だった。
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下巻でございます。
一華ちゃんのお父さんの四十九日の法要の日、
すなわち一華ちゃんが暗殺されようとしている日でございます。
大陀羅家の暗殺を企てるセレブ親戚達VS
さらっと未然に対処してしまう探偵、千曲川光。
どんどん暗殺がいろんな手法で繰り出されるわ
繰り出されるわ。しかも一華ちゃんが気づかないうちに、探偵千曲川が解決している始末。
親友曰く、『一華は少しボケていると言うか・・・、馬鹿じゃなくてスーパー馬鹿なんだよ』
ナイスです!すなわち超天然良い子なんですね。
ドラマだと千曲川の『トリック返し』がフォーカスされてましたが、原作は時間の都合上割愛されまくってました。普通逆じゃないかい?千曲川光の出番は意外と少ないのね、って。
最後、一華と橋田とのジャレ愛が、この作品のすべてだったなと。
上下巻おつかれさまでした。
Posted by ブクログ
突飛なテーマで興味惹かれてました!
事件が起こる前に解決ってことだったんで、そうそうに読みながらの推理は諦めてエンタメ作品として楽しみました。笑
スラスラ読めて面白かったです
Posted by ブクログ
みんな漫画みたいなキャラで魅力的
事件を未然に防ぐ探偵という設定で、そんなにうまくいく?とは思いつつ、おもしろかった
橋田の活躍もっと見たかったな
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テンポが早すぎる。けど、早すぎて面白い。
斜に構えて読むと、いろいろ整合性とかご都合感とかツッコミ始めたらキリがなさそうだけど、自分好みのバカバカしさで、いろいろ考えずに楽しめた。
シリーズ化してほしい作品。
Posted by ブクログ
非常に読みやすくて、あまり考えずに読める楽しい作品でした。ピンチでも多分大丈夫なんだろうなと想定して読めるのでハラハラする感じは少なかった印象です。短編集向きの探偵像なので、殺人以外の日常の謎系で活躍するのも見てみたい。
Posted by ブクログ
どこでどんな仕掛けが出てくるのか、ワクワクしながら読む手が止まりませんでした。
終わり方も綺麗で、続きがあれば是非読みたいと思う作品です。
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いよいよ下巻です。
一華を狙うのは、四十九日での3箇所。
お寺、お墓、そしてホテル。
どこでどの様に仕掛けて来るのか?
百花繚乱の完全犯罪トリック、対、事件を起こさせない探偵の対決とは?
最後の最後に現れる本当の犯人とは?
そして、最後に、お手伝いさんの橋田の正体が明らかに?
エンディングは、希望が見える形で良かったです。
Posted by ブクログ
下巻。
いよいよ本家の人々が本格的に命を狙ってくるであろう一華の父の四十九日法要の様子。寺→墓→ホテルの3ヶ所で一華殺害のための色々な仕掛けがなされるが、ことごとく探偵・千曲川が事前に阻止する。
最後はまさかの家政婦・橋田が「タリオ」と呼ばれる特殊な技術を持つ者で千曲川の師だった、ということで千曲川が見逃した仕掛けも暴き、一華たちを救ってめでたしめでたし。
Posted by ブクログ
下巻!
事件を未然に防いで、「トリック返し」はええんやけど、一つモノ足らんことが…
事件起こらんから、人死なん!
まぁ、「トリック返し」って、腕一本とか片眼なくなるとかはあるにしても…
コイツら、めっちゃ金持ちやから、復元させそうな勢いやな。
恐怖の四十九日の法要やな。
次から次に、罠仕掛けてるけど、みなバレて、「トリック返し」の憂き目に遭う。
しかし、数打ちゃ当たるになってないか…
普通のミステリーやったら、もっと趣向を凝らしてるから、なかなか、ネタバレせんという話もあるかもしれん。
でも、悪モンやられるから、痛快やし、まぁええわ〜
でも、最後の最後のは、仕掛けが破天荒過ぎて、ヤバかった!って感じ。
最後に探偵の正体が…
そんな長い歴史が…
血縁を重視しない。
人種も性別も年齢も問わない。
ただ、人の才能を見る。
こうでないと、長い歴史を刻めんのかも?
これシリーズにしても面白いんとちゃうの?
どうなってるんかな?
「ゴジラxコング 新たなる帝国」
観たけど、日本のヤツの方がええな。
Posted by ブクログ
上巻に引き続き下巻を読んだ。主人公を殺そうと試みるもことごとく跳ね返す探偵のスマートさが心地よかった。クライマックスでもそうきたかと驚く。面白かった。
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エンタメ性抜群の新感覚ミステリ
最後に向かって怒涛のトリックが仕掛けられ、読む手が止まらず山場に向かう感じが良かった。
橋田さんが豹変する場面も好き。
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トリックを仕掛ける前に犯罪を暴け! 莫大な遺産を継承することになった女子高生を狙う一族の罠。 窮地を救うのは事件を起こさせない究極の探偵!?
事故死に偽装させないといけないという犯人側に大きな制約はあるものの(気にし過ぎな気もするが)、降りかかる災厄を次々と解決する様は爽快感抜群。 ラストへのストーリー展開も見事。
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とにかくトリックの量で攻める後半。存分に楽しめました。
探偵の口調(口癖?)なのですか、同じ言葉を2回繰り返すセリフが出たり出なかったりする事にやや引っ掛かりを覚えたのですが、シリーズ化する場合、この辺も料理されるのかしら、と。
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クライマッスの舞台が一冊に収められているのだから仕掛けが満載なのを期待してしまう。
"法事"、"絶対に事件"、"対決"の要素が込められているので、先が気になるせっかちな感情が忙しい。
早速のトリックは成る程大胆な想定でした。後にそれも仕掛けの一部であったこともあり、良く仕込まれていた。一人一様でなく、バックアップを備える点も楽しみが増えて良かった。
最初から主人公の側で見守っていた人も意味深な存在でやはり最後に見せ場。TVドラマでは水野美紀さんだったのですね。読後に帯を見て納得の配役。
Posted by ブクログ
事件を起こさせない探偵なんて素晴らしい。相手の考えを先読みして、先手先手でそれを阻止する様子はとても爽快。(でもそれじゃあ探偵本来の仕事がなくなっちゃうけど・・・)
物語のテンポもよく、ちょっとコミカルなところもあって上下巻とも面白かった。
Posted by ブクログ
橋田がいつ大舞台に出てくるのだろうと思ってたら、最後に鮮やかに登場しました。
(上)に比べ、トリックの数が多いせいか小さくまとめられているものが多かったですが、綺麗に解決していく様は心地良かったです。
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下巻ではいよいよ四十九日の法要での攻防
でもやっぱり、探偵が早すぎる!でした
しかし一族もいろいろ考えるものですね
それを上回る探偵さんすごいです
こんな探偵がいてもいいかもって感じました
Posted by ブクログ
上下通してサラッと読めて気軽に楽しめた。
トリックがたくさん出てきて、それが実行される前に探偵が見破るという所が、他ではなくて面白いんたけど、後半のトリックがちょっとコマコマしすぎ。数を減らして、もう少し一つ一つを掘り下げてほしかったかな。
気楽に楽しめる娯楽としては十分満足♪
Posted by ブクログ
四十九日の法要当日、早すぎる推理にトリック返しのパターンをみたいのに、親族の仕掛ける罠が怒涛すぎる。
読んでいて感じたのは、私は一つの謀に対して行われる早すぎる推理とトリック返しが好みだということ。だからこそ上巻の方がひとつひとつゆっくり描かれていて、ハマったのだと思いました。
下巻は最後まで怒涛。そして千曲川と橋田の秘密も急。
最終的に橋田が一華によって泣かされて、一華も橋田を遺してくれた父に感謝して終わって良かったです。
上巻のスピード感でもっとトリック返しを見たい!
Posted by ブクログ
一応手がかりはしっかり示されているのでフェアではあるのだが、探偵が事件を防ぐまではそれが唯一の方法なのか分からない(後期クイーン的問題?)はずなのでややモヤモヤ感が残る。
家政婦が元探偵(というより謎の組織だったが)ということは、同じことを2回言う癖からかなり早い段階で読めた。
Posted by ブクログ
事件を未然に防ぎ、そのトリックを計画者に返す新感覚ミステリ小説。
莫大な遺産を相続し親戚から命を狙われる女子高生を全てから守る探偵。
能天気な女子高生と姿を現さない裏方の探偵、クールな家政婦のコントラストが面白い。最後のトリックも唸る面白さ。
Posted by ブクログ
面白いし、テンポもいいし、さすがだと感じた。
ただ、その軽さゆえ、読後に余韻が残されることはなかったのが残念。
軽快な作品を読みたい時にはおすすめ。
さくっと謎解きを味わいたい時にもおすすめ。
Posted by ブクログ
四十九日当日。
いや何回命狙われるんだってくらい次々と暗殺計画が仕掛けられては未遂に終わる。
お金持ちだとトリックの幅が広いね。空気砲とか。
回転ドアのはほんとにできるのかなぁと言う感じだったが、あれもまた伏線だったとは。
橋田の正体がわかったり、一族も最低過ぎて最終的にはざまぁという感じだった。
Posted by ブクログ
相変わらず探偵が早すぎるが、犯人側も人数、手数とも大幅増。果たしてどちらが勝つか。
いくつものトリックを連続で看破していく様は痛快でもあるが、読者はやはり置いてきぼり状態。
推理というよりはキャラの魅力
プロットは素晴らしい引き込まれた
ただ上下巻という分量の縛りにより
良くも悪くもミステリ要素が軽い
主人公や天后、その他力を持つ魅力的なキャラクターの生き方に
ある意味での理想を映し出させる作品として価値があるように感じた
結論としては私には値段がちょっと高い
ラストがイマイチで悔しい…
下巻は犯人側視点の部分が多く上巻が面白かった分期待していたほどではなかった。天后の仕掛けるトリックは手数が多いものの単調で、「天衣無縫の人たらし」とうたうからには「天后の為なら自分に命なんか惜しくない」っていう人ばかりかと思えばそうでもない。
ラストで探偵らの正体が明かされたが、自分にとっては予想外すぎる内容でいまいちしっくりこなかった。それまでは現実性がありハラハラしながら読んでいたのが冷めてしまった。