井上真偽のレビュー一覧

  • 探偵が早すぎる (下)

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    下巻も引き続き軽くて読みやすかった。
    軽さゆえに薄味にも感じてしまった。
    特に仕掛けと謎解きの部分。

    一華と橋田との関係にはほっこり

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    2026年08月23日
  • 恋と禁忌の述語論理

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    難しかったけど面白かった。
    ちんぷんかんぷんだ…!となっててもなんとなく理解できるとこまで持っていってくれるところに助かる
    キャラ設定が濃すぎてラノベを読んでる…?とおもったところもあったが
    これは面白い論理学小説だ。

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    2026年08月22日
  • 探偵が早すぎる (上)

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    古畑任三郎が好きで
    倒叙作品を探して出会った作品

    情景が浮かびやすく、とても読みやすい

    父の死により莫大な遺産を相続した女子高生
    その遺産を狙い、一族は彼女を事故に見せかけ殺害しようと試みる
    そこに探偵が現れ、事件が起こる前に犯人(未遂)を特定してしまう
    各章で一つ事件が起こる前に暴かれる
    という構図がシンプルでドラマにするよねという構成

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    2026年08月20日
  • その可能性はすでに考えた

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    奇跡を証明したい男が次々とやってくる登場人物達の推理を打ち負かす。推理を聞いた後の決め是立が「その可能性はすでに考えた」。

    登場人物達のキャラクターがとにかく濃くて、容姿から声色までありありと思い描けるような描写が魅力的。
    ミステリは正直トリックを楽しむというよりはキャラ読みしている方だが、キャラ読み勢でも楽しめるミステリだった。トリックを熟考できる読者なら尚更楽しめそう。

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    2026年08月19日
  • ぎんなみ商店街の事件簿 Sister編

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    brother編読んでからsister編の感想。
    brother編読み終わった時は、両方読まないと消化不良かなぁと思ってたけど、両方読んでもなんか消化不良感。
    自分の中で、ちゃんと両側面の関係性がしっかりと完全には整理・理解出来なかったのかも知れないけれども。。。
    本作のようなケースは挑戦的で面白かったけども、個人的にはまとめた話にして、最初から4兄弟・3姉妹が絡んだ方が、読後のモヤモヤもなくなりスッキリ読めた気もするな。
    まあ、その楽しみは続編に期待します。

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    2026年08月13日
  • ぎんなみ商店街の事件簿 Brother編

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    brother編から読んだのでsister編は未読での感想。両方読んでみた後では感想も変わりそう。
    全3編もそれぞれ裏側(sister編)のエピソードが見え隠れして、表側たけだと少し消化不良?かな。

    ミステリ的な要素は割と軽め。それぞれの謎の部分や背景などは、わりとあっさりかなー。
    キャラはとてもたってて魅力的。物語としては、好きな部類かな。4兄弟いるけど良太の存在がどうしても薄い。年齢的にも仕方ないけど。

    sister編や、その後の続編もあるので、そっちも読んでみたいと思わせる作品。

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    2026年08月12日
  • 探偵が早すぎる (下)

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    ネタバレ

    下巻も引き続き殺人を未然に防ぐ話。四十九日に一華が狙われるので、寺、墓、ホテルの三か所でそれぞれ事故死に見せかけた殺人を防ぐという内容。
    どの殺人方法も、よく気づくな……という感想だった。感電死、熱湯死、自然発火など、ありとあらゆる殺人方法が計画されていたが、そのどれもがさくっと解決できる程度の内容だった。
    探偵である光よりも家政婦の橋田の方が登場頻度が多くキャラが立ってるなと思ってたが、最終的に橋田が光を育てていて、橋田の方が格上だったということが明かされる。これには少しがっかりだった。探偵が早すぎるというタイトルで、探偵以上に有能な人間がいるんだ……という落胆だった。せっかくなら最後まで光に解決してもらいたかった気持ちがある。
    特にホテルに入ってからは怒涛の殺人トライオンパレードだったので、さくさく解決しすぎていたようにも感じられた。
    全体的にラノベっぽくて軽かったので、読みやすくはあった。

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    2026年08月09日
  • 探偵が早すぎる (上)

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    事件が起こる前に犯人を突き止めて解決してしまう、「人を殺させない探偵」によるミステリ。各話で犯人目線で完全犯罪の計画が立てられ、実行直前で探偵にバレて「トリック返し」を行われる、という話。
    そのきっかけからそこまで発想を飛躍させて犯人割り出すの中々凄いな!?と思うものも多かったが、その辺はそういう物語だからで片付けられた。
    ジャンルとしては倒叙系に近いのかなと思う。エンタメミステリとして結構面白い。下巻でどういうトリックをどう暴いていくのか楽しみ。

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    2026年08月09日
  • 白雪姫と五枚の絵 ぎんなみ商店街の事件簿2

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    ネタバレ

    前作であまり見せ場のなかった長男、長女の活躍があってよかった

    今さらながら千草って本当にただのストーカーなのタチが悪い

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    2026年08月02日
  • その可能性はすでに考えた

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    ネタバレ

    「すべての可能性を否定できたとき、奇蹟が姿を表す」
    「すべての可能性なんか無限に考えられるのだから否定しきれるわけがない、よって奇蹟は存在しない」
    この物語では終始この対立構造を成していた。

    しかし最終的に、その2つの視点をもって初めて見えてくる仮説辿り着くのがアツかった。

    また、一つの事件に対して4つの仮説が登場し、それぞれ検証していくというのがミステリーでも新しいと思った。
    ミステリーって探偵が得意げに結論だけを語るものが多いけど、これは探偵と一緒に謎を解いてる気分になったし、こんなに発想を広げられる作者もすごいなと思った。

    個人的に、一人目のおじいちゃんがキャラクターとして好みだった。杖でビシッと指すのが可愛かった。鬼滅の善逸の師匠みたいな感じを想像した。
    あと、相手が好きすぎて首を欲しがったサロメの話であったり、昔の時代の様々な拷問方法であったり、まあ割とそういう雰囲気だった。

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    2026年08月02日
  • 白雪姫と五枚の絵 ぎんなみ商店街の事件簿2

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    ネタバレ

    ぎんなみ商店街の事件簿シリーズもの。3冊目。

    昔美しくて、商店街の男たちが夢中になった八百屋の八百谷雪子には取り巻きがいるほどだった。今は認知症で施設に入っている。
    かつて。取り巻きたちがそれぞれ彼女にもらった絵が木暮元太、福太、学太、良太の母で絵本作家の怜の作品。しかもその絵は「みたて絵」で、何かを示しているらしい。

    魔女がリンゴをもって、白雪姫と向かい合っている絵には「毒林檎だよ気をつけて」と
    三匹の子豚がトラックを走っている絵には「ひぃひぃ、はぁはぁ」「いつまで走るの,兄ちゃん」
    赤い照明の中赤い靴でターンをしている「赤い靴」を思う絵には
    「踊れ、踊れ、もっと早く」
    ご馳走を囲んで賑やかにしておる大人たちがいる家に入れてもらえないヘンゼルとグレーテルには「入れてよう,お母さん」「子供はダメよ」
    雪女の絵には
    「遊びは,おしまい」

    それらの絵とメッセージにはどんな意味がふくまれているのか?

    都久音、左々美、桃の姉妹も同じ絵の秘密を探る。

    それは商店街にいる、雪子のかつてのとりまき達の現在と過去のことにつながっていて・・・

    ひとつひとつの絵の謎解きよりも、
    最後の全部の絵の謎の答えを繋げた時にどういう答えがでるのか?!ってのが一番見どころ。

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    2026年07月29日
  • ぎんなみ商店街の事件簿 Brother編

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    ぎんなみ商店街近くに住む元太・福太・学太・良太の兄弟。母親は早くに亡くなり父親は海外赴任中だ。ある日、馴染みの商店に車が突っ込む事故が発生。運転手は、食べていた焼き鳥の串が喉に刺さり即死した。唯一の目撃者は末っ子の良太。だが、弟が何かを隠していると直感した福太と学太は調査に乗り出すことに(第一話「桜幽霊とシェパーズ・パイ」)。
    中学校で手作りの楽器が壊される事件が起きた。現場にはぶちまけられた墨汁と、「井」の形に置かれた焼き鳥の串が。学太の所属する書道部に疑いがかかり……(第二話「宝石泥棒と幸福の王子」)。
    長男で料理人の元太は商店街主催の「ミステリーグルメツアー」に随行している。学太が偶然脅迫状の断片を見つけたことから、元太が誘拐事件にかかわっている可能性が浮上。台風のなか兄を追う福太たちに、ある人物が迫る!(第三話「親子喧嘩と注文の多い料理店」)

    Sister編に続けて読んだBrother編。
    こちらは絵本作家の母の趣味から『ガンバと仲間たち』絡みで命名された4兄弟が謎を解き明かす内容。
    事件自体はSister編と同じなのだが、追及したラストは全く違う答え。
    不思議〜、でもおもしろ〜い。
    結局は、その人が「どう思いたいか」で見るアングル次第なのね。

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    2026年07月21日
  • ぎんなみ商店街の事件簿 Sister編

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    ぎんなみ商店街に店を構える「串真佐」の娘、佐々美、都久音、桃。ある日、近所の商店に車が突っ込む事故が起きた。運転手は、食べていた焼き鳥の串が喉に刺さり即死。詮索好きの友人を止めるため、都久音は捜査に乗り出す。まずは現場で目撃された謎の人物を捜すことに。(第一話「だから都久音は嘘をつかない」)
    交通事故の謎を解いた三姉妹に依頼が。中学校で起きた器物損壊事件の犯人を捜してほしいという。現場には墨汁がぶちまけられ、焼き鳥の串が「井」の字に置かれていた。これは犯人を示すメッセージなのか、それとも?(第二話「だから都久音は押し付けない」)
    「ミステリーグルメツアーに行く」と出掛けた佐々美が行方不明に!? すわ誘拐、と慌てる都久音は偶然作りかけの脅迫状を見つけてしまう。台風のなか、姉を追う二人に、商店街のドンこと神山が迫る!(第三話「だから都久音は心配しない」)

    Brother編と対になっている、こちらは焼き鳥屋三姉妹編。
    もうね、登場人物が多すぎてね。
    全員メモってから読んだほうがいいと思う。
    キャラはみんな魅力的。
    舞台も商店街中心で、話を展開しやすい感じかな。
    Brother編も楽しみです。

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    2026年07月21日
  • その可能性はすでに考えた

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    いわゆる多重解決ミステリ。
    よくここまで違う解決策を考えつくなーと感心。
    割と突飛な発想も多かった。

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    2026年07月09日
  • その可能性はすでに考えた

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    ネタバレ

    多重解決ミステリを初めて読むのでワクワクしながら読んだ。
    最初、シリーズ物を途中の作品から読み始めてしまったかなと思って検索してしまった。
    そのくらいキャラが濃く、あまり描写の必要を感じないキャラの過去の話がチラリと出ては物語とはなんの関係もなく放置されていく。
    ここら辺はキャラが実際に存在したら…という深み(リアリティ)に繋がると感じる人もいると思うのであまり言及はしない。
    最後の終わらせ方はとても好きだった。

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    2026年07月04日
  • その可能性はすでに考えた

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    ネタバレ

    多重解決もの

    ある宗教団体の村で起きた事件の最中に起きたある奇蹟を推理する物語

    こういう形式上しょうがないのだが、途中で語られる推理は100%否定されるので少し単調になってしまうがトリックはよく出来ているなと感じました。

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    2026年06月25日
  • その可能性はすでに考えた

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    後半はページが進んだけど、途中までは何度もでっち上げやんと言う気持ちが先に立って読むのしんどかった。でも幕間はよかった。よく聞く作品だから見ておくのもよい。

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    2026年06月18日
  • 白雪姫と五枚の絵 ぎんなみ商店街の事件簿2

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    前作も読んでいての今作。三姉妹、四兄弟今回も活躍。章によって主が変わる。見立て絵というのは面白かった。
    けど主が変わるからかなのか、読み終わったあと何故か疲れが。

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    2026年06月18日
  • 白雪姫と五枚の絵 ぎんなみ商店街の事件簿2

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    『ぎんなみ商店街の事件簿』〈Brother編〉〈Sister編〉の四兄弟と三姉妹の続編。
    5枚の「見立て絵」の謎を追っていく本作。
    なんとなく物語に入り込めなくて、なかなか読み進められない。真相がわかりにくいのか、私の理解力の問題なのか、スカッと感が感じられず。
    途中、登場人物が多くて、誰だっけ??となってしまった。

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    2026年06月13日
  • その可能性はすでに考えた

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    一体何を読まされたんだろう、というのが率直な感想。

    タイトル通り、様々な可能性に対して「その可能性はすでに考えた」と返していく作品だったが、最後まで読んでも結局は可能性の積み重ねという印象が強かった。

    読んでいる最中は独特の雰囲気やロジックの応酬を楽しめたものの、途中からは「妄想合戦」にも見えてきた。

    読みやすさはあったが、読後に強く残ったキャラクターは少なく、探偵の名前すらうろ覚え。

    発想や構成は面白いが、自分には少し合わなかった。

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    2026年06月09日