井上真偽のレビュー一覧
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『思い出の館のショウシツ』(はやみねかおる)3…設定は面白い。
『麦の海に浮かぶ檻』(恩田陸)3…幻想的な世界観がいい。
『QED〜ortus〜——鬼神の社——』(高田崇史)2…神社仏閣と鬼の蘊蓄だけで事件自体はしょうもない。
『時の館のエトワール』(綾崎隼)4…あの個性的な2人はたぶんシリーズがあるんだろう。トリックもオチも気持ちいい。
『首無館の殺人』(白井智之)2…著者の作品は何冊も読んできたがなぜか急に露悪・下品な表現が受け付けなくなってしまった。
『囚人館の惨劇』(井上真偽)5…一番しっかりしてて一番面白かったが、それは一番ボリュームがあったからかもしれない。 -
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はやみねかおる、向井湘吾、井上真偽、青柳碧人、加藤元浩 5人による、数学をテーマにした児童向けの推理小説5編。
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この5人のお話が一冊に入っているって、かなりすごいことではと思う。
ただ、数学がニガテで頭の中から出してしまっているためか、読んでも頭に入ってこないところが…。数学の理論などは飛ばして読んでしまった。
個人的には井上真偽さんと青柳碧人さんのお話がおもしろかった。
それぞれのキャラクターも味がある。
「数学は魔法」という観念はなかったなぁ。
そうやって考えてみたら、学生時代にもっと興味を持って数学に向かえたかも。
確かに、「数は無限の名探偵」だ。
数学に悩む前の小学生、中学生にぜひ -
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ネタバレ井上真偽さんの長編ミステリ〜‼️
前作の『その可能性はすでに考えた』の続編ということで期待度MAX。
ある田舎の名家で行われた結婚式にて、回し飲みしたはずのお酒に入っていた砒素によって、男性三人だけが死亡する。
この地で祀られる「カズミ様」の仕業なのだろうか……?
設定が抜群にそそられる。しかも、花嫁視点で事件が起きたあと、犯人はフーヤンであると。
えっどうなっちゃうの〜??と思ったら、まさかの巻き込まれで死んだ犬がフーヤンの元ボスの愛犬だったとかで、フーヤンが窮地に追い込まれる。
ちなみに今回も色々な推理案が出ては否定され……。ただ推理勝負という意味では前回の方が面白かったかなぁ。
今回 -
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ネタバレ気にはなっていたから意を決して読んでみたらやっぱり難しかった。
斜め読みした箇所もしばしば。。。もちろん頑張ってついていったけども完全に理解したとは言えない。1〜100まで楽しめたとは言えない。無念。
とはいえこういう、動機度外視の「探偵の推理の検証による真相解明」を可能とする数理論理学ミステリーは新鮮だった。
また、物語が「レッスンⅢ」までで終わっていたら星2だったけど、最後のエピローグのおかげで+星1。「なるほど。そういうことだったのか」と、ミステリっぽく終わってくれたのが良かった。
「トリプレッツ」の使い方もオシャレかつ伏線だったとはね。
3番目に登場した探偵一派のキャラが濃ゆくて浮 -
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ネタバレ【収録作品】
「屋上からの脱出」 阿津川 辰海
「名とりの森」 織守 きょうや
「鳥の密室」 斜線堂 有紀
「罪喰の巫女」 空木 春宵
「サマリア人の血潮」 井上 真偽
「屋上からの脱出」中学の天文部仲間の結婚披露宴。招かれた一ノ瀬は、十年前の合宿のときに、ここにいる6人が屋上に閉じ込められた事件を思い出す。
「名とりの森」小学生のタネチンは友だちのノキに名とりの森に誘われる。そこは立ち入り禁止で、夏至から十日の間に入ると、帰ってこられなくなるという言い伝えのある場所だった。
「鳥の密室」魔女狩りの狂気。監禁されていた「魔女」が塔から消え失せる。
「罪喰の巫女」罪人の罪を喰らうという巫女の噂 -
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短編集。
私の思い描いていた「脱出」より、より広義な意味での脱出がテーマだったかな…。
阿津川辰海さんの屋上に閉じ込められて…というのが最も私の思う脱出に近かったんだけれども、途中何だか策略が読めて、冷めてしまった感がある。
もっとこう、皆が脱出に向けて一丸となってという話が読みたい。
織守きょうやさんの森から出られなくなる話は好み。なぜか名前を思い出せなくなってしまうという設定と、真相は分からないがなぜ森が人を離してくれなかったのかその理由を面白く感じた。
私にとって森は神秘的だが恐ろしい場所でもあるので、森に囚われるという話は結構ドンピシャだった。 -
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想像していたミステリーとは違ったけど、ジャンルが幅広くて、自分では絶対に選ばないジャンルを読むことができたので良かった。
阿津川辰海「屋上からの脱出」★★★★★
学園ものミステリー。
自分の好きなミステリーで、やっぱり阿津川さんは面白かった。
学校の真冬の屋上に閉じ込められるスリルもあり、最後の1行まで楽しめる。さすが阿津川さん。
織守きょうや「名とりの森」★★★★★
ジャンルはホラーなのかな?
没入感が高く、ゾッとするセリフが上手い。何度も驚いた。普段読まないジャンルだけどすごく面白かった。
斜線堂有紀「鳥の密室」★★☆☆☆
魔女狩りの拷問の様子が辛かった。
人が身体的に苦しんでいる様 -
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まず、好きか嫌いかで言えば、嫌いじゃない。事件が起こる前に解決しちゃう探偵なんていいじゃん!…と思って読んでみたら、トリックの中身は二の次で、設定とかキャラクターで個性を出そうとしているタイプのミステリー、でした。ミステリーというよりラノベか。
トリックとかは正直「正気か?」レベル。いくら素人が人を殺そうとしてるって設定だとしても、それはないでしょー…!!
登場人物の名前が奇天烈すぎる、一般人なのにリアリティのない大金や組織と関わる、常識のない行動を取ることが個性!みたいなキャラクター…そういうのはストーリーに集中する妨げになるし、物語を薄っぺらくしてしまうのでもったいないなぁ…と常々思って