井上真偽のレビュー一覧

  • その可能性はすでに考えた

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    新しいタイプのミステリー。
    ある事件の真相を仮説をいくつか立てて、それを反証していく。
    反証できない仮説が、真相とされるが、あくまで実行可能な想像でしかなく、事実はわからないという結末。
    ロジックの面白さはあるが、全て無理矢理な感じで理解が難しい。
    こんなこねくり回した挙句、すっきりしないミステリーは珍しい。

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    2026年08月25日
  • 探偵が早すぎる (下)

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    下巻も引き続き軽くて読みやすかった。
    軽さゆえに薄味にも感じてしまった。
    特に仕掛けと謎解きの部分。

    一華と橋田との関係にはほっこり

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    2026年08月23日
  • 恋と禁忌の述語論理

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    難しかったけど面白かった。
    ちんぷんかんぷんだ…!となっててもなんとなく理解できるとこまで持っていってくれるところに助かる
    キャラ設定が濃すぎてラノベを読んでる…?とおもったところもあったが
    これは面白い論理学小説だ。

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    2026年08月22日
  • 探偵が早すぎる (上)

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    古畑任三郎が好きで
    倒叙作品を探して出会った作品

    情景が浮かびやすく、とても読みやすい

    父の死により莫大な遺産を相続した女子高生
    その遺産を狙い、一族は彼女を事故に見せかけ殺害しようと試みる
    そこに探偵が現れ、事件が起こる前に犯人(未遂)を特定してしまう
    各章で一つ事件が起こる前に暴かれる
    という構図がシンプルでドラマにするよねという構成

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    2026年08月20日
  • その可能性はすでに考えた

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    奇跡を証明したい男が次々とやってくる登場人物達の推理を打ち負かす。推理を聞いた後の決め是立が「その可能性はすでに考えた」。

    登場人物達のキャラクターがとにかく濃くて、容姿から声色までありありと思い描けるような描写が魅力的。
    ミステリは正直トリックを楽しむというよりはキャラ読みしている方だが、キャラ読み勢でも楽しめるミステリだった。トリックを熟考できる読者なら尚更楽しめそう。

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    2026年08月19日
  • ぎんなみ商店街の事件簿 Sister編

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    brother編読んでからsister編の感想。
    brother編読み終わった時は、両方読まないと消化不良かなぁと思ってたけど、両方読んでもなんか消化不良感。
    自分の中で、ちゃんと両側面の関係性がしっかりと完全には整理・理解出来なかったのかも知れないけれども。。。
    本作のようなケースは挑戦的で面白かったけども、個人的にはまとめた話にして、最初から4兄弟・3姉妹が絡んだ方が、読後のモヤモヤもなくなりスッキリ読めた気もするな。
    まあ、その楽しみは続編に期待します。

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    2026年08月13日
  • ぎんなみ商店街の事件簿 Brother編

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    brother編から読んだのでsister編は未読での感想。両方読んでみた後では感想も変わりそう。
    全3編もそれぞれ裏側(sister編)のエピソードが見え隠れして、表側たけだと少し消化不良?かな。

    ミステリ的な要素は割と軽め。それぞれの謎の部分や背景などは、わりとあっさりかなー。
    キャラはとてもたってて魅力的。物語としては、好きな部類かな。4兄弟いるけど良太の存在がどうしても薄い。年齢的にも仕方ないけど。

    sister編や、その後の続編もあるので、そっちも読んでみたいと思わせる作品。

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    2026年08月12日
  • アリアドネの声

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    ドローンという時代を反映した機会を使った新感覚な小説。ちょっとミステリー?物語にでてくる人物は概ね必然を持ってでてくるわけなのでそういう意味ではオチが透けるかもしれない。さらりと読めた。

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    2026年08月10日
  • 探偵が早すぎる (下)

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    ネタバレ

    下巻も引き続き殺人を未然に防ぐ話。四十九日に一華が狙われるので、寺、墓、ホテルの三か所でそれぞれ事故死に見せかけた殺人を防ぐという内容。
    どの殺人方法も、よく気づくな……という感想だった。感電死、熱湯死、自然発火など、ありとあらゆる殺人方法が計画されていたが、そのどれもがさくっと解決できる程度の内容だった。
    探偵である光よりも家政婦の橋田の方が登場頻度が多くキャラが立ってるなと思ってたが、最終的に橋田が光を育てていて、橋田の方が格上だったということが明かされる。これには少しがっかりだった。探偵が早すぎるというタイトルで、探偵以上に有能な人間がいるんだ……という落胆だった。せっかくなら最後まで光

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    2026年08月09日
  • 探偵が早すぎる (上)

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    事件が起こる前に犯人を突き止めて解決してしまう、「人を殺させない探偵」によるミステリ。各話で犯人目線で完全犯罪の計画が立てられ、実行直前で探偵にバレて「トリック返し」を行われる、という話。
    そのきっかけからそこまで発想を飛躍させて犯人割り出すの中々凄いな!?と思うものも多かったが、その辺はそういう物語だからで片付けられた。
    ジャンルとしては倒叙系に近いのかなと思う。エンタメミステリとして結構面白い。下巻でどういうトリックをどう暴いていくのか楽しみ。

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    2026年08月09日
  • アリアドネの声

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    ミステリーというかヒューマンドラマという印象。災害時の地下施設からの三重の障害を持つ要救助者の救助のお話。日本では地下に施設を作るとこうなるだろうな、というストーリーの通り大規模な地震により崩壊した地下施設。最後の仕掛けはなるほどな、と納得したし、災害時の人々の様子がわかりやすく描かれていた。割と淡々と読み終わってしまったため、再読はしないかも

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    2026年08月04日
  • 白雪姫と五枚の絵 ぎんなみ商店街の事件簿2

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    ネタバレ

    前作であまり見せ場のなかった長男、長女の活躍があってよかった

    今さらながら千草って本当にただのストーカーなのタチが悪い

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    2026年08月02日
  • その可能性はすでに考えた

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    ネタバレ

    「すべての可能性を否定できたとき、奇蹟が姿を表す」
    「すべての可能性なんか無限に考えられるのだから否定しきれるわけがない、よって奇蹟は存在しない」
    この物語では終始この対立構造を成していた。

    しかし最終的に、その2つの視点をもって初めて見えてくる仮説辿り着くのがアツかった。

    また、一つの事件に対して4つの仮説が登場し、それぞれ検証していくというのがミステリーでも新しいと思った。
    ミステリーって探偵が得意げに結論だけを語るものが多いけど、これは探偵と一緒に謎を解いてる気分になったし、こんなに発想を広げられる作者もすごいなと思った。

    個人的に、一人目のおじいちゃんがキャラクターとして好みだっ

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    2026年08月02日
  • アリアドネの声

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    〈無理〉から〈できそう〉に、〈できそう〉から〈できる〉に-----そうやって一つずつ成長の階段を上って、自分の可能性を広げていくことをお勧めします。

    page.255より

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    2026年08月01日
  • 白雪姫と五枚の絵 ぎんなみ商店街の事件簿2

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    ネタバレ

    ぎんなみ商店街の事件簿シリーズもの。3冊目。

    昔美しくて、商店街の男たちが夢中になった八百屋の八百谷雪子には取り巻きがいるほどだった。今は認知症で施設に入っている。
    かつて。取り巻きたちがそれぞれ彼女にもらった絵が木暮元太、福太、学太、良太の母で絵本作家の怜の作品。しかもその絵は「みたて絵」で、何かを示しているらしい。

    魔女がリンゴをもって、白雪姫と向かい合っている絵には「毒林檎だよ気をつけて」と
    三匹の子豚がトラックを走っている絵には「ひぃひぃ、はぁはぁ」「いつまで走るの,兄ちゃん」
    赤い照明の中赤い靴でターンをしている「赤い靴」を思う絵には
    「踊れ、踊れ、もっと早く」
    ご馳走を囲んで賑

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    2026年07月29日
  • アリアドネの声

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    面白かった!こんなにずっとドローンが出てくる話はなかなかない。最後の展開に驚いた。今時っぽい登場人物たちの話。このあと街はどうなるのか気になる。

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    2026年07月22日
  • ぎんなみ商店街の事件簿 Brother編

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    ぎんなみ商店街近くに住む元太・福太・学太・良太の兄弟。母親は早くに亡くなり父親は海外赴任中だ。ある日、馴染みの商店に車が突っ込む事故が発生。運転手は、食べていた焼き鳥の串が喉に刺さり即死した。唯一の目撃者は末っ子の良太。だが、弟が何かを隠していると直感した福太と学太は調査に乗り出すことに(第一話「桜幽霊とシェパーズ・パイ」)。
    中学校で手作りの楽器が壊される事件が起きた。現場にはぶちまけられた墨汁と、「井」の形に置かれた焼き鳥の串が。学太の所属する書道部に疑いがかかり……(第二話「宝石泥棒と幸福の王子」)。
    長男で料理人の元太は商店街主催の「ミステリーグルメツアー」に随行している。学太が偶然脅

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    2026年07月21日
  • ぎんなみ商店街の事件簿 Sister編

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    ぎんなみ商店街に店を構える「串真佐」の娘、佐々美、都久音、桃。ある日、近所の商店に車が突っ込む事故が起きた。運転手は、食べていた焼き鳥の串が喉に刺さり即死。詮索好きの友人を止めるため、都久音は捜査に乗り出す。まずは現場で目撃された謎の人物を捜すことに。(第一話「だから都久音は嘘をつかない」)
    交通事故の謎を解いた三姉妹に依頼が。中学校で起きた器物損壊事件の犯人を捜してほしいという。現場には墨汁がぶちまけられ、焼き鳥の串が「井」の字に置かれていた。これは犯人を示すメッセージなのか、それとも?(第二話「だから都久音は押し付けない」)
    「ミステリーグルメツアーに行く」と出掛けた佐々美が行方不明に!?

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    2026年07月21日
  • アリアドネの声

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    正直最後の方まで読んでいて
    あまり面白くなかった

    ミステリーというよりかは
    突発的な問題が起こる中でどのようにして
    博美さんを助けるのかという
    救出劇を見ている気分だった。

    しかし最後のある一節で面白いに変わった
    障害者=助けるべきひとと思っていた自分
    恥ずかしい

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    2026年07月15日
  • アリアドネの声

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    地下五層まである都市『WANOKUNI』。
    オープニングセレモニーの日に巨大地震が発生。
    最下層にて一人の要救助者を三層のシェルターまで安全に誘導する物語。
    ただし要救助者は見えない、聞こえない、話せない。
    二層までは火の海で消火活動の最中。
    地下水の水位上昇による浸水まで六時間。
    誘導出来るのは最新救助ドローン『アリアドネ』。
    ドローンを扱う企業として参加していた主人公ハルオがアリアドネを操縦し仲間達と協力して要救助者を誘導するも次々と待ち受ける困難。
    それでもハルオは諦めようとしない。
    口癖は「無理って思ったら、そこが限界なんだ」

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    2026年07月14日