井上真偽のレビュー一覧

  • その可能性はすでに考えた

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    カルト集団の斬首集団自殺現場で気を失っているところを、首無し死体に安全な場所まで運んでもらったという少女が真相を明かしてもらいに来る。この時点でまず面白い。その真相を色んな人が明かしにするが、上苙はあらゆるパターンを想定し全てを否定する。通常探偵はトリックを明かすために理論を構築するのだが上苙は逆にトリックがないこと(奇蹟)であることを証明するために理論を構築する。そこがとても新鮮で面白い。またこの話はいくつか場面の転換はあるものの基本的には座ってお喋りしているだけである。刺客が持ってきたトリックを上苙が否定する。それをひたすら繰り返す。ケツが痛くなりそうだ。ただ、割と登場人物のキャラが濃いと

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    2025年09月07日
  • 探偵が早すぎる (上)

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    巨額の遺産相続をした女子高生一華が親戚一度から暗殺を狙われまくる話。
    事件が起こる前に探偵が出てくるのが新しいし、展開が早いのでスイスイ読める。
    人物の名前も覚えやすく、文章も気が利いていて飽きない。

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    2025年08月27日
  • その可能性はすでに考えた

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    事件の真相を解決するのではなく、仮説を否定していくことで、それは奇跡であるということを反証しようとする作品。
    過去の事件かつ進行形で危険が迫っている訳でもない。良い意味でハラハラせずに純粋に仮説・反証を楽しみながら読めた。

    作者の語彙や知識量がすごい。
    かなり怜悧な作者だと思い調べたら東大卒。
    さっそく、続編も読みます。

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    2025年08月25日
  • 探偵が早すぎる (上)

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    ネタバレ

    めちゃめちゃ読みやすかった。ページ数も多くないので、2日で読み終わった。
    たしかに、普通の探偵は事件が起きてから解決するが、この探偵は起きる前に解決して早すぎるな、って思った。
    下巻を読むのも楽しみ。

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    2025年08月20日
  • 聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた

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    今回は味方!
    懐かしの元弟子に金貸しのフーリンさん、さらにはちょっと性癖が異常なリーシーまで、今回は味方?に回って推理を繰り広げるという、もうワクワクしかない展開でした。
    まさかフーリンが犯行を仕掛けた犯人とは思いませんでした。それにしても、これほどのトリック、どこから湧いてくるのか。突拍子もないトリックからわりと現実的なものまで、トリックの宝庫です。
    最後には探偵が登場してきっちり幕引き、かと思いきやまさかの伏兵。
    奇蹟の証明がいつか叶うといいなと思わずにはいられません。続編を期待します。

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    2025年08月18日
  • その可能性はすでに考えた

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    ネタバレ

    堂仁がすごく輝いていた。
    15年前にカルト集団が起こした衝撃的事件の謎を、依頼人の言う通り「奇跡」と証明するために、刺客から提示される「可能性」を否定していく話し。
    最終的に辿り着いた「可能性」が本当に尊いもので、幕間の章に出てきたリゼと堂仁の会話も良かった。

    ミステリを読み慣れていない人でもラノベのような軽さで読み進めていけると思う。

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    2025年08月15日
  • その可能性はすでに考えた

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    ネタバレ

    「奇跡」を証明するため、トリックの可能性を全て否定しようと情熱を注ぐ探偵(その理由は後半明らかになります)。「事件は解決しないで終わるのかな?」と思いながら読み進めましたが、最後はスッキリ解決。

    マフィアの中国人やイタリアの枢機卿など、やや現実離れした設定が自分には合わなかったかな。時々出てくる中国語は意味理解が難しく読みにくく思いました。

    とはいえ、トリックについての考察は非常に論理的で(少し難しかったけど)、とても楽しめました。

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    2025年08月11日
  • 聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた

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    ネタバレ

    ミステリーの構造が面白いから、キャラクターが変わっても面白い。これはかなりの強みだ。
    内容が複雑で難しいが、ポップなキャラクターが中和してくれて、読みにくいとまでは感じない。

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    2025年07月16日
  • 恋と禁忌の述語論理

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    ネタバレ

    初めての方の作品!これがデビュー作とのこと。あまりにも数学の単語の嵐に溺れかけたけれど、わかった気がしたつもりで読み進めた。数学の論理だけで事件を解決するという方法にもびっくりしたし、作中に現れる探偵たちもめちゃくちゃキャラが濃い。こんなに名探偵がわんさかいる世界で犯罪とかしたくない…と思った。ただ叔母と甥の関係はどうなのって思ったけど恋と禁忌の、とタイトルにもあるしそういうことなんだろね。ラストの展開にはめっちゃびっくりした。面白かったけど、個人的に軽い気持ちでおすすめできないかな…。

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    2025年07月07日
  • 探偵が早すぎる (上)

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    まずは上巻。
    井上真偽先生の作品は『その可能性はすでに考えた』から入ったが、それに比べるとトリックもわかりやすく内容も読みやすかった。

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    2025年06月07日
  • 特選 THE どんでん返し

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    どれもすっごくおもしろいわけではないけれど、気分転換に読むにはほどよくおもしろい。

    『それは単なる偶然』の作中でも指摘しているけど、“どんでん返し”って煽るから「え?どんでん返しってこれ??」みたいになっちゃうんだよね。
    作家さんも大変だ。

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    2025年06月03日
  • ミステリー小説集 脱出

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    ネタバレ

    屋上からの脱出
    初心者に優しい〜!フックを作りつつも読みやすくて爽やかで、再現性がありそうなトリックがあって、シチュエーションが想像しやすくて、めちゃくちゃ脱出している。優しい。学校に天文台設備があるのいいな〜

    名とりの森
    所謂八幡の藪知らずってやつだ。好き!ただ、すわホラーか!?と席から立ち上がった瞬間から登場人物全員ド酷い目に合うかもしれないという過度な期待をしてしまったので読み終わった時にかなり反省しました。ホラーというより一夏の不思議な物語って感じだった。

    鳥の密室
    魔女裁判に関わる話は全部うっすら苦手なのかもしれないという気づきを得た。原液を飲むことによって、今まで触れてきた魔女

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    2025年05月22日
  • ミステリー小説集 脱出

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    「罪喰の巫女」が一番良かった。人間二人の一人称をどちらも「私」にし、所々回想を挟むことによる撹乱。これから犯す罪まで見通し、実行されなかったことにしてしまう巫女の能力。
    「鳥の密室」も拷問の描写がピカイチですね。もちろん褒めてます。

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    2025年05月13日
  • 探偵が早すぎる (下)

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    みんな漫画みたいなキャラで魅力的
    事件を未然に防ぐ探偵という設定で、そんなにうまくいく?とは思いつつ、おもしろかった
    橋田の活躍もっと見たかったな

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    2025年04月19日
  • 探偵が早すぎる (下)

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    テンポが早すぎる。けど、早すぎて面白い。
    斜に構えて読むと、いろいろ整合性とかご都合感とかツッコミ始めたらキリがなさそうだけど、自分好みのバカバカしさで、いろいろ考えずに楽しめた。
    シリーズ化してほしい作品。

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    2025年04月01日
  • 聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた

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    婚礼の儀で男性3人と犬はどのようにして毒殺されたのか。
    少年探偵八ツ星くんがいいキャラ!
    そして後半がそうつながるのかと…
    可能性を消していく推理、論理的だけど偶然とか誰かに罪を被せようとする行為が働かなかった場合は、こんなにうまくはいかなさそうだよなーと思ったり。
    でも面白かった!!

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    2025年03月23日
  • 探偵が早すぎる (下)

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    非常に読みやすくて、あまり考えずに読める楽しい作品でした。ピンチでも多分大丈夫なんだろうなと想定して読めるのでハラハラする感じは少なかった印象です。短編集向きの探偵像なので、殺人以外の日常の謎系で活躍するのも見てみたい。

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    2025年03月08日
  • 探偵が早すぎる (上)

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    事件発生前に解決する探偵?仕事人?が活躍する連作短編集の前半です。
    この手がかりからここまで未来予測するのかという驚きと、キャラクター強めな登場人物の掛け合いが楽しい読みやすい作品になっています。後半に期待。

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    2025年03月05日
  • ミステリー小説集 脱出

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    若手作家陣による豪華読みきり短編集。全てのお話がタイトル通り「脱出」を軸に据えたミステリーです。なんとなく暗い、難しいイメージを持って読み始めたのですが、予想よりは読みやすく読後感も悪くなかったです。
    「屋上からの脱出」阿津川辰海
    天文部の屋上観測で起こった閉じ込め事故。それは事故なのか?
    故意だとしたらだれが何の目的で起こしたのか?
    高校生の話なので、思惑はあるにせよ殺人などもなく読み心地良好です。
    「名とりの森」織守きょうや
    民族学的昔話を調べるのが好きなノキ。皆が恐れる森に夏の探検に行こうという。しかも最も入ってはいけないという時に。そんなノキを探しに森に姉と入ったタネチン目線で話は始ま

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    2025年01月15日
  • 聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた

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    登場人物の殆どかキャラ立ってて読んでて飽きなかった
    『恋と禁忌の述語論理』を読んでからだと、上苙の推理が如何に論理的か
    わかる
    論理的なんだけど、そこに人間ならではの感情があるのもクる
    結末は切ないけど、しっかり締めてて流石だと思った
    続編出ないかな

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    2025年01月03日