井上真偽のレビュー一覧

  • その可能性はすでに考えた

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    ミステリとしての新しさ、斬新さに惹かれるとともに、論理的に語られる推理や反証、魅力的な主人公探偵は昔ながらの本格推理小説を感じさせる作品。

    奇跡の証明と言う、どでかスケールで展開されていくこのお話し。登場人物も中国裏社会の女帝やローマ教皇まで出てきて、エンタメ的にもワクワクするのだが、忘れちゃいけないのは全て起こっていることではなく、10年前に起こってしまったことについての推理が口上で展開されていくというだけの話。そして、それだけの話がなんとも面白い!!

    ちょこちょこ出てくる宗教や歴史への蘊蓄も楽しめた。

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    2026年02月25日
  • その可能性はすでに考えた

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    言葉使いが小難しく、キャラクターも漫画チックで少々厨二病っぽい設定(名前のつけ方もそれっぽい)でも中身は斬新な多重解決もの。相手の推理を否定することで奇蹟があることを証明しようとする探偵。事件の真相へのアプローチが普通と違うだけでうける印象が変わる。事件現場へは行かずに警察の調書や少女の証言のみで推理するので安楽椅子探偵でもあるか。昔の事件であり証拠は限られているので全ては可能性でしかない。そこでタイトル「その可能性はすでに考えた」になるわけだ。タイトルまで厨二病っぽくラノベみたいだけど、ミステリのジャンルの幅を広げてくれる画期的な小説である。

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    2026年02月24日
  • ぎんなみ商店街の事件簿 Brother編

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    新感覚!
    なんとなく第一話は「Brother編」から読み始めたけど、ふと「Sistar編」の第一話が気になり、解説をチラ見すると、「Sistar編」から読むのがオススメとか。ので、「Sistar編」の第一話を読み、第二話は「Sistar編」から読み始めたものの、途中で「Brother編」が気になり、第二話の途中まで読んでみる。そこからまた「Sistar編」に戻って…と、物語も然ることながら、読み方も楽しめた。

    物語の鍵となる、共通で登場する人物について、2冊読んではじめて分かることもあったり、片方で登場した謎の人物の正体が、もう片方を読めば分かったり、少しずつ四兄弟と三姉妹がつながっていった

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    2026年02月24日
  • 白雪姫と五枚の絵 ぎんなみ商店街の事件簿2

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    昔ながらの商店街の人々の人情や営みを背景に、焼き鳥屋の三姉妹と木暮四兄弟が謎を解く。今回は商店街の白雪姫と言われた老女が持つ絵を皮切りに5枚の絵に隠された謎を解いていく。ほっこり癒されながらも破綻のない謎解きが面白い。

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    2026年02月23日
  • その可能性はすでに考えた

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    ネタバレ

    家畜が死ぬ。猫が雑に投げられるシーンがある(猫は怪我とかはしない)。
    グロめな描写が多いので人に勧めにくいけどトリック凝ってて好きだった

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    2026年02月23日
  • その可能性はすでに考えた

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    あららら、おもろ
    井上真偽さんはアリアドネの声が刺さらなかったので、今回もやっちまったかと思ったが…
    途中までは厨二バトルものかと思ってヒヤヒヤしたじゃんかよ、あぶねー。
    いやいや心配無用、多重解決の新機軸スーパープロットでした。
    多重解決って元は名探偵に対するアンチ設定だと思うのだけど、それを逆手にとって多重推理を名探偵に否定させていくとは…。
    その可能性は考えたことなかったー、ごいすーです。
    始めはその多重推理の内容も弱っ!て思ったが、最期には多重の推理自体を伏線に使うのもさすがの一言。
    もっと評価高くても良いけどなー、複雑すぎんのかな。
    総じての読後感想は"アレ"を言

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    2026年02月20日
  • 聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた

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    立ったキャラクターに可能性を潰しこむ推理、今回は倒叙的要素も加わってとても面白かった。論理展開とユーモアは前作同様、次作も楽しみ。

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    2026年02月18日
  • 白雪姫と五枚の絵 ぎんなみ商店街の事件簿2

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    ネタバレ

    前作から三ヶ月後を描いた今作は、童話のワンシーンを描いた五枚の絵の謎解き話。
    各話の登場人物や時間軸が見事に絡み合う模様や、十分に張られた伏線とそれを紐解いていく展開は読んでいて楽しかった。
    そして終盤、同じ絵を元に調査、推理しているのに、兄弟姉妹で別の答えにたどり着く様子も前作の踏襲が見られて面白い。

    前作ではあまり出番のなかった長男元太、四男良太、長女佐々美の活躍が増えてるのも、恐らくは主人公ポジションなのだろうが、三男学太にいいところをかっさらわれがちな次男福太の活躍が(少し)増えてるのもいいところ。
    …うーん、でも正直、福太はもっともっと活躍させた方がいいと思うなぁ。兄弟側の謎解きが

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    2026年02月16日
  • 白雪姫と五枚の絵 ぎんなみ商店街の事件簿2

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    見たて絵が全体のキーワード。商店街の色んなお家から、その絵が次々に見つかりますが、解釈の方法が大人的な訳され方すぎて、大人って残酷だし怖いよな…と。一般的にピュアとされる子どもたちが登場するからか、そのギャップが余計に際立たせている。
    登場人物多め、話も二転三転するところありで、少し複雑すぎるかもと感じましたが、シリーズ第二弾とのことで小暮兄弟&串真佐家の三姉妹が大活躍でわちゃわちゃ楽しい様子がホッコリしました。

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    2026年02月13日
  • 白雪姫と五枚の絵 ぎんなみ商店街の事件簿2

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    兄弟側と姉妹側でお互い推理する「事件の真相は2通りある」シリーズ第2弾
    いやー、桃ちゃん分かるよ。「塩少々」って書いてあったらそうなるよね、めちゃめちゃ分かるわー(笑)
    ていうかみんな「ラーメン藤崎」行きすぎじゃない?(笑)

    今回も安定して面白い。第3弾出たら読みたいな。

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    2026年02月10日
  • ぎんなみ商店街の事件簿 Sister編

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    brother編に続いてsister編。
    章毎に交互に読めば良かったかなと少し後悔。
    事件の結末がわかっているのに視点が変わるだけでここまで楽しませてくれるとは思わなかった。

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    2026年02月08日
  • ぎんなみ商店街の事件簿 Brother編

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    まずはbrother編から読んでみた。
    どの事件も面白いがこれでsister編がどう化学反応を起こすのか楽しみ。

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    2026年02月05日
  • 白雪姫と五枚の絵 ぎんなみ商店街の事件簿2

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    ネタバレ

    ぎんなみ商店街シリーズ2。

    今回のテーマは童話に基づいた5枚の絵。
    「ぎんなみ商店街の白雪姫」こと八百谷雪子が認知症で入院中。「串真佐」三姉妹の次女・都久音は宝石店店主の神山と見舞いに行くと、枕元に白雪姫の絵があった…

    絵その物は童話の絵だけど、見立て絵になっていてそれが謎を解く鍵で、その絵を描いたのが木暮四兄弟の母だと言う。

    一つ一つ謎を解いていくと最終的には思いもよらぬ方向へ行って驚きでした。
    なぞなぞっぽい所もあり、謎そのものよりも、小暮母のエピソードが印象的でした。子供達が思ってるよりお母さんだったんですね。

    桃と学太の喧嘩の原因も判り、仲直りできてよかったです。

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    2026年02月03日
  • 白雪姫と五枚の絵 ぎんなみ商店街の事件簿2

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    三姉妹と四兄弟が大活躍!5枚の絵に隠された謎を追え #白雪姫と五枚の絵 #ぎんなみ商店街の事件簿2

    ■あらすじ
    八百谷青果店でかつて看板娘であった雪子は、現在糖尿病と認知症と入院中。彼女は若かりし頃、画家に五枚の絵を描いてもらい、取り巻きの男たちに絵を渡していたのだ。

    しかもその絵は、何かを見立てているらしく、何かメッセージが隠されているらしい。雪子は「白雪姫」の絵をみて、私から一億円を盗んだと言い出す。五枚の絵の謎を解くために、焼き鳥店の三姉妹と木暮四兄弟が、ぎんなみ商店街を駆け回る…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    おもろい! バランス感覚が超一流ですね。

    三姉妹、四兄弟、商店街の住

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    2026年01月25日
  • ぎんなみ商店街の事件簿 Brother編

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    ネタバレ

    欠けていたピースがはまるとは、まさにこのこと。『ぎんなみ商店街の事件簿』は、私が読んだ中では斬新かつ新しいミステリー。『パラレルミステリー』と言うらしい。
    『Brother編』では木暮家次男の福太を起点に、長男の元太、三男の学太、四男の良太で展開していく。
    『Sister編』の器物損壊事件で出てきた学太が、ここにいるなんて…!良太は分かってたけど、「三姉妹と四兄弟全然接点ないやん」思うてたら、そうか…学太ガッツリ出てきてるやん…。なんでこんなに鈍いんだ私は…。『方舟』で追記したことを思い出した…。

    『Brother編』と『Sister編』どっちが好きかと聞かれると、私は『Brother編』が

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    2026年01月22日
  • ぎんなみ商店街の事件簿 Sister編

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    sister編では三姉妹が3つの事件の解決に臨みます!同じ事件のはずなのに真相がふたつあるという前代未聞のあらすじを読んでずっと読みたかった本をようやく読むことができた。私はsister編とbrother編を交互に読み進めていく形で読みました。読み比べて違うところを
    発見したりまったく別の結末になるところがとても面白かったです。

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    2026年01月18日
  • ぎんなみ商店街の事件簿 Sister編

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    brother編とsister編を読んで、話がシンクロしながら進んでいき新しい読み方だなと思いながら楽しめた。
     また、三姉妹キャラが違ってとても魅力的で、物事の事象は、自分自身から見たらいちめんだけど色んな人のいろんな角度で捉え方や感じ方が変わる。
    故に、決めつけや思い込みでの言動は時として人を傷つけるので気をつけたい。

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    2026年01月14日
  • ぎんなみ商店街の事件簿 Sister編

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    ネタバレ

    銀波商店街を舞台に、焼き鳥店『串真佐』の三姉妹である佐々美と都久音と桃が身近で起きる事件を解決していく物語。
    ちょっぴりおバカな佐々美と、とにかく商店街が大好きな都久音、小学5年生とは思えないほど頭がよく物知りで優秀な桃のアンバランスさが絶妙!
    商店街の人たちも、都久音の友達の梓と万穂も人物像が頭の中で描きやすくサクサク読めた。
    『Brother編』をまったく見ずに『Sister編』を読み終えたので、2つの話が濃く絡むのは最初の事件だけなのかな?と現段階では思っている。
    舞台は一緒なはずなので、『Brother編』の主人公兄弟が商店街の人たちとどのように交わるのか、『Sister編』で出てきた

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    2026年01月11日
  • 聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた

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    婚礼の席で、同じ盃を回し飲みした参列者が三人毒死した。
    上苙丞の弟子・八ツ星聯と姚扶琳が遭遇したこの不可解な毒殺は、何故起きたのだろうか。シリーズ第二作。

    うんうん。前作よりは健闘している。
    物語の構成がかなりブラッシュアップされている印象。論客たちを一箇所に同時に集めることで、テンポの悪さがかなり改善されていた。事件を一つにばちっと纏めたことによって、読みやすさという点では前作を遥かに凌駕していた。
    それでもまだ気になる所は多い。まず、今回も健在だった推理の纏め資料の存在。丁寧な議論パートの最後に全く同じ内容が再掲されるのは、読者としては冗長に感じる。資料を作成したという一文で割愛するので

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    2026年01月06日
  • ぎんなみ商店街の事件簿 Sister編

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    ネタバレ

    brother編を全話通して読んでからsister編も読み始めました。
    結果として、読みながら答え合わせのために反復横跳びみたいにbrother編を参照しながら読み進めることに。初見だとbrother編とsister編を1話ごとに交互に読むのがよかったのかも。
    でも、brother編の3話で色々氷解するので、brother編を最後まで読んでからもう一度sister編を1話から読むと味わい深そう!

    ……とはいえ、あとこれまだ解消されてない伏線あるよね……?神山さんと犯罪組織関連で色々と……。
    第二作も出ているみたいなので、そちらをよむとより解像度が上がるといいな。

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    2026年01月05日