井上真偽のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ目も耳も声も出せない人の救助活動が想像以上難しいことを思い知らされました。
読んでいて、これすばいいのでは?と思ってもあ!これは聞こえるからこそできるのかなど、様々な考えを巡らせては道が絶たれ、中川さんの世界に絶望を感じてしまいました。
しかし、本を読み進めることで、主人公のドローン操縦士や我聞先輩、花村さんと立て続けに起こる問題を乗り越え最終的には怪我した娘を背負って生還した中川さんに心打たれ涙がとまらなかったです。
無理をできそうに変えてできるにもっていく。素敵な考え方だと思いました。
また明日から頑張って生きていこうと思える素敵な本でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ裏表紙のあらすじに惹かれたものの「傑作ミステリー」とあってミステリーはあまり好まない私はあまり期待せずに読み始めたのですが、あっという間に読み終わりました。
「見えない・聞こえない・話せない」3つの障害を抱えた人をドローンを使ってどうやって救い出すのか?
ドローンを盲導犬の代わりにするまでは想像していたけれど、ファーストコンタクトと誘導する方法…多分実際に盲ろう者に係わる人やドローンを扱う人からすると「う〜ん…?」な所も少なからずあるとは思うけど、それを補って夢中で応援したくなる人物の背景、助けようとする熱意とラストの爽快感!
主人公だけではなく複数の登場人物が迷宮を脱出できた、または脱出す -
Posted by ブクログ
ドローン駆使して地下に閉じ込められた女性を救出するストーリー
ん?どこがミステリー?と途中まで半信半疑だった
ところが徐々に雲行きが怪しくなっていく
もしや…この女性は…
疑ってしまう自分が嫌だった
まさか、そんなことはない…と思いつつ、最悪の胸糞展開(言葉が悪くてすみません)で終わったら…と不安になりながら読み進める
最後に全ての謎が明かされた時、思わず声が出た
『うわっ!』
その可能性は全く考えていなかった
そして、なるほどー!と唸るのである
帯で煽っているほど、どんでん返しではないが、誰も不幸にならない良いラストでした
こんなミステリーも悪くない -
Posted by ブクログ
地下施設に取り残された迅速な要救助者はただ一人。ただし、見えない、聞こえない、話せない。時間も有限。方法はドローンを使うこと。無理難題とも思える被災者の救助をどうやって遂行するか。
新感覚のミステリーで、始まりからどのようにして課題解決をしていくかが本作の魅力。まるで運命が要救助者を災害死させんとするかのごとく、困難続きに見舞われる。実際の被災でもこういったままならない事が多々あったのだろうと痛感させられるのと同時に、災害用ドローンの技術向上を願わずにはいられない。
本作で個人的に残念というか自分が鈍感だからかもしれないが、最後の疑惑に対する種明かしは驚けなかった。そもそもそういった謎がある -
Posted by ブクログ
2026年17冊目
「その可能性はすでに考えた」が好きで、聖女の毒杯と合わせて購入しました。
「その可能性はすでに考えた」を初めて読んだ時は、現実離れした展開に面食らいましたが、「恋と禁忌の述語論理」はまだ展開が落ち着いていました。
他の方もコメントしてるように、キャラクターの設定がライトノベルっぽいっていうのはすごく感じました。ただ、作中に難しい話題が出てくる所が結構あるので、良い感じに中和されてたのでは?と思います。
飽きることなく最後まで読むことができて楽しかったです。
難しい数理論理学の言葉が沢山出てきて、斜め読みしたが、ちゃんと一個一個調べながら時間かけて読むと、それはそれで違