井上真偽のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「その可能性はすでに考えた」を読んでから読むことをお勧めします。登場人物の関係などは本作でも説明が入りますが、前作を読んでいる方がよりわかりやすく話が頭に入ると思います。
面白いです。
事件的には前作よりライトなので、すんなり読み進められるし、説明上手の探偵二人が途中途中で推理をまとめてくれるので、とてもわかりやすいです。ミステリ入門にもってこいです。
前作同様、反証が基本的なテーマです。
犯人を暴くのではなく、推理を反証するというのがこの作品の魅力です。犯人を暴くことと、推理の反証をすることが近いようで遠い。その感覚が意外と新鮮です。
事件事態は平々凡々なよくある事件です。
しかし、 -
Posted by ブクログ
前作、「その可能性はすでに考えた」に引き続き、奇蹟を求める探偵、上苙 丞(うえおろ じょう)再び馳せ論じる!
続刊での舞台は望まぬ婚姻による恨みから男らを毒殺し、自らも毒死を遂げた伝説が残る、祟り神であり守護神である「カズミ様」を祀る因習ある村。
そこで催された結婚式にて盃を回し呑みした親族の男3人と犬1匹が毒殺される事件から物語は始まる。
前作以上に1つの事件に対する多角的視点とそれに対する反証が綿密に描かれていて、著者のトリックアイデアノートを思う存分に取り込んだであろう内容となっています。正直読み返しながらじゃないと頭が追いつきませんでした。
今作からでも楽しめますが、前作を -
Posted by ブクログ
とある閉鎖された集落で新興宗教団体が起こした集団自殺事件、山中より救出された唯一の生き残りである少女の証言は、「首のない人間に助けられた」だった‥
主人公の探偵、上苙 丞(うえおろ じょう)は不可能犯罪と言われる事件に奇蹟の存在を求める異端の存在。成人した生き残りである少女の依頼を受け、あらゆる可能性を否定し、奇蹟を追求する。
いわゆる1つの事件に対し複数の登場人物が推理を披露する多重解決ミステリー。というジャンルであり、次々と現れる登場人物のキャラも際立っていて、主人公との論理合戦を軸に物語は進んでいく。
事件の内容は凄惨そのものですがメインは軽妙かつ博識な会話劇と仮定と推理でありグロ