井上真偽のレビュー一覧

  • その可能性はすでに考えた

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    難解な雰囲気の助走からは想像がつかなかったが、これは爽快感と疾走感の物語だった。
    個人的な感想としては「なろう」系。私は、主人公が無双する物語が大好物なので非常に楽しめた。

    この感想に批判がくる?「その可能性はすでに考えた。」

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    2026年11月01日
  • アリアドネの声

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    井上真偽作品の中で、一番面白かったです!

    三重障害の救助という難題に対し、次々と繰り出されるアイディアが見事です。
    ストーリー展開や疑惑が生まれるタイミングも絶妙で、最後の種明かしには拍手喝采しました!

    最初は少し鼻についた中川さんの前向きさも、読み進めるうちに印象が変わり、最後には「本物の偶像だな」と感じるほどに。
    主人公を縛り続けた言葉の呪いが、段階的に解けていく描き方もすごくよかったです。

    「人間を救うのは、最終的に〝人間〟なのだ。」
    解説にあったこの言葉が作品全体を表しているようで、とても好きです。
    技術を駆使した救助劇でありながら、最後まで人間の力を描いたこの小説に、ぴったりの一文だと思いました。

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    2026年10月31日
  • アリアドネの声

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    障害を持つ女性を地下フロアからドローンを使って誘導する…。一見無謀な挑戦だが、匂いや振動を使って伝えたり、別ドローンを使うなどの工夫があっておもしろかった。災害時のいろんなハードルを乗り越える様はすごいなと思ったが、それと同時にこの中川さんがすごいと思った。勘が鋭いというか、冷静というか…。
    真相を知ったとき、自分も彼女が本当に障害があるのか少し疑いを持ってしまったのは恥じる事だなと思った。
    きっと現実でもドローンを使った災害救助は普及されていくと思うが、どんな環境でも、人でも助かるような救助対策がされていくといいなも思った。

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    2026年10月30日
  • アリアドネの声

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    ハラハラドキドキの展開でページをめくる手が止まらなかった。何度も壁にぶつかり、足が止まりそうになるが、何度も乗り越えていく。決して諦めずに、救いたいという気持ちだけがハルオを突き動かした。
    非常にいい作品だったと思う。非常に元気を貰えた。壁にぶつかっても前に進む勇気を貰えた。

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    2026年10月24日
  • アリアドネの声

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    ネタバレ

    「見えない、聞こえない、話せない」人をどう救助するか。 地下からの救出作戦の成功の鍵は主人公の操作するドローンが握っている。

    物ごとの見方・考え方の多様性。何度も耳にして、それが大切だと口では言えて、分かった気になってしまうけれど、どうしても自分のこれまでの生き方による思い込みによるフィルターはかかってしまう。作中の「無理だと思ったらそこが限界だ」という言葉の解釈を通じて、改めて自分の思い込みに気付かされた。救助対象の女性に対する周囲の疑惑も、自分が生きて、感じてきた世界を元に生み出されていた。その価値観をラストに大きな感動と共にどんでん返しでぶち壊してくれる。

    2026年下半期ベストの本だった。

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    2026年10月18日
  • アリアドネの声

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    見えない・聞こえない・声を出せない人を、ドローンで救助する話。「どうやって」のところが注目ですが、私は、主人公のドローン操作を支える先輩がよかったです。登場人物も魅力的でよかった。

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    2026年10月17日
  • ナゾノベル 数は無限の名探偵

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    それぞれ別の小説だったから、話がガラッと変わって飽きにくい。最後だけ漫画だったから、そこだけ残念だった。

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    2026年10月16日
  • アリアドネの声

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    よくあるサスペンスとかパニック系とはまた違う種類のハラハラドキドキ感がありました。途中、難しい専門用語や説明的になっている場面もあったけれど、それがあるお陰でより状況はクリアだったし、余計にドキドキ感が増して最後までイッキ読み。最後にはそうきたか!の驚きもあったし、何よりも読みやすくて人にもオススメできるくらい面白かった。

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    2026年10月16日
  • アリアドネの声

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    終始ドキドキさせられる内容で先がずっと気になり
    どんどん読み進めて行きたくなる内容だった。
    結末がどうなるか気になるしそれを知った時そういうことかと感じた

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    2026年10月14日
  • アリアドネの声

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    かつてこれほどまでに読者の心を掴む小説の「要素」をふんだんに詰め込んだミステリがあっただろうか。
    単なるミステリの枠を超えた上質な読書体験を味わうことができた。
    まず、ミステリが人を惹きつける取っ掛かり。それは舞台設定の巧妙さであろう。
    この小説は地下で身動きが取れなくなった「見えない・聞こえない・話せない」の三重障がいを抱えた女性をドローンを使って救出するというあらすじ。ここですでに読者の心は鷲掴みにされる。
    そんなことは果たして可能なのか?ページを開いて答えを確認したくなる。
    つぎにここでもミステリやサスペンスでの王道といえる要素、時間制限である。
    読者は時間や環境に追われ、リミットがありその制限内にミッションを終わらせようと奮闘する主人公に感情移入をし、応援する。
    太古の昔から使われてきた手法ではあるが、わかりやすく読者の心を惹きつけるのだ。
    そして、この小説の最も重要な要素。それが最高級の人間ドラマである。
    文庫の解説を担当されている「けんご」さんが指摘されたように、健常者も障がい者も平等に暮らせるようにと作られた地下施設では様々なハイテク技術が登場する。しかし、地下に置かれた彼女を、そして読者を最終的に救ったのは間違いなく、人の心であった。
    ぜひ、本文を読んでその体験に出会ってほしい。

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    2026年10月09日
  • 探偵が早すぎる (下)

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    面白かった!前半のじっくりさに比べてこちらはずっとテンポよく色々な事が起こって大変ドラマチックだった。面白い。何より関係性萌としては最後のあれこれのやり取りがとても良かった。わざわざ犯人にそんな事言う必要ある?と思っていたこともちゃんと解説されていて良かった

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    2026年09月29日
  • その可能性はすでに考えた

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    とある宗教団体の集団自殺事件を題材にした高度な論理バトルにとても引き込まれました。自分自身の満足感に反して評価値がそこまで高くないのは、好みも当然あると思いますが、散見される中国語読みや論理展開の複雑さ故だと感じました。いわゆる理系ミステリ好きには堪らない一冊だと思います!

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    2026年09月25日
  • その可能性はすでに考えた

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    トリックの存在を証明するのではなく否定する、新しい視点のミステリ
    新感覚で面白かった!
    小さな穴を悉く潰していくのはディベートを思い出す笑
    内容が複雑な部分もあるけど、じっくり読んでいけば成程と
    探偵と相棒のキャラも個性的でとても好き

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    2026年09月12日
  • その可能性はすでに考えた

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    ネタバレ

    おもしろかった!◎
    集団自殺や少年少女の関係……胸が痛くなる事件だったけど、登場人物がコミカルというか『キャラクター感』があって、重くなりすぎず読めた。

    重くなりすぎず読めたとはいえ、ドラマの『trick』を観た後みたいな、ずーーんとした気持ちは残る。多重解決で新しいトリックがどんどん出てきて、それが否定されて…って、ミステリとしてはとても面白かったけど、わたしにとってはなかなか重かったなー。

    この事件の1つの可能性にすぎないけれど、最後に語られた可能性は泣けた。こうであってほしいな。
    悲惨な可能性だけじゃなくて、探偵が希望を見出してくれたことがわたしにとっても救いだった。

    著者をwikiで調べたらクビキリサイクルが好きって書いてあった。確かに西尾維新っぽさを感じて納得。





     

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    2026年09月09日
  • 探偵が早すぎる (下)

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    これは何故シリーズ化しないのか不思議なくらい、エンタメ性があると感じた。

    千曲川光怒涛の千本ノック状態の暗殺阻止。数が多すぎてトリック返しが出来ない。最後の大物が考えていた暗殺方法とは?それは最後誰が止めるのか?
    「タリオ」とはどんな集団なの?

    最後まで人が誰一人死なない、目が離せない痛快ミステリー。
    思っていた以上に好きな作品だった。

    すっかり井上真偽さんのファンになってしまったので、積読本が山になっているが他の作品を購入しに行きます!

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    2026年08月29日
  • 白雪姫と五枚の絵 ぎんなみ商店街の事件簿2

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    絵も可愛くて謎も分かりやすくて学生とかは絶対に好きだと思う!ミステリーかつ、ラブストーリー要素もあり、ファミリーストーリーも感じる満足感のある一冊!!

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    2026年08月26日
  • 恋と禁忌の述語論理

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    面白い!!既に解決された事件の正誤を確かめる、という作品の構成自体が数学の証明じみていて、ゲーム的で面白かった。終わり方も非常に良かった。そして何より硯さんのキャラクターがとても良かった。私も硯さんと勉強がしたい。

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    2026年08月18日
  • 探偵が早すぎる (上)

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    爽快感強め!読んでいて気持ちがいい♡
    読書慣れしてない人もスルスル読めそうな作品
    感じ方は、地雷グリコに近しいかも?

    ドキドキハラハラするけど、
    探偵さんが先回りしてくれる絶対的安心感があって、計画未遂に終わるネタバレシーンは、毎回ニヤニヤちゃう。探偵さん、最高だよって言いたくなる。とても好きでした!

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    2026年08月02日
  • 探偵が早すぎる (上)

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    「探偵が早すぎる」とは、殺人計画を立てただけなのにその計画を先読みされて阻止される。
    めっちゃ発想がおもしろい。

    ストーリーは、父親が亡くなって遺産相続をする事になった17歳の女子高生の娘が、親戚から命を狙われて、それを防ごうと探偵を雇うのだが、その探偵が早すぎて凄い!という内容。
    イヤーおもしろいし楽しい。流石、井上真儀さん「下」も直ぐに読まなければならない。

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    2026年07月18日
  • 探偵が早すぎる (下)

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    親戚一同が会する四十九日の法要。一華暗殺のゆくえはいかに

    面白かったー!ギャグセンスがツボ過ぎる"君の場所選びのセンスが私の登場の装いを決めるのだ"吹き出すのを堪えるのが大変でした。事件を未然に防ぐからか読後はえも言えぬ達成感と爽やかさ


    予想はついていたけども、ひっきりなしに続くトラップ地獄をばっさばっさと切ってゆくのが堪らない。ゆるいギャグが本当好き。また光に会いたいな。本でも続編出たらいいのに

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    2026年07月18日