井上真偽のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
残ページもうないよ?!
からのどんでん返しが炸裂!
伏線箇所は分かりやすいが、それがこの後どう繋がってくるのかは全く予想できなかった
あーこの作品に出会えて良かったとしみじみ感じる
某監督の名台詞「諦めたらそこで試合終了ですよ」
の令和版「無理だと思ったらそこが限界」は印象的
映像で観たいと思うが、映像化不可能かな…うん><
ドローンを操作して身体障害を持った女性を救出する過程を描いた物語、
人海戦術で人さえ投入すれば順調に進むでしょという現場でないプロットがいいね↑↑
もちろんタイムリミットがあってハラハラドキドキさせてくれるわけで、忙しい時にはおすすめできない一冊かな
(一 -
Posted by ブクログ
地震で地下施設に取り残された聾唖で盲という障害者を、ドローンを介してシェルターまで避難させるミッションのお話
子供の頃に水難事故で兄を亡くした主人公の高木春生
自分が兄の異変に気づき助けを読んでいればという後悔を抱えながら成長した彼は、災害救助用ドローンを扱うベンチャー企業でドローンのインストラクターとして働いている
様々な障害者でも生活しやすいユニバーサルデザインのコンセプトのプロジェクトとして作られた障害者支援地下都市「WANOKUNI」は、ドローンを活用した構造になっている
そのオープン式典に訪れていた最中、巨大地震が起こり、地下に一人の女声が取り残されている事を知る
途中階は火災と崩 -
Posted by ブクログ
読みにくさは否めないが、我慢して最後まで読んで欲しい
解説の言葉を借りますが、ミステリー小説は、こんなこともできるんだという衝撃を味わえます。
論理と論理のバトル、普通では起こり得ない“奇蹟”の証明、全ての現実的な可能性を否定すれば、“奇蹟”の証明になるのか?そもそも今回の事件は“奇蹟”だったのか?本当に全ての可能性を否定したのか?どこか先入観に陥って見落としはないのか?
読んでる間ずっと考えて考えて、
奇蹟としか言いようがない⇄論理で説明できる
の行ったり来たりで全く飽きずに読み進められました。
中国語があったり、難しい漢字の読みがあったり、登場人物の読み方が難しかったり、場面や展開の移り -
Posted by ブクログ
ネタバレ一難去ってまた一難、難、難難難難難難難難難ーーー。
箱の中に手を入れてそこで料理を作らされているかのようなもどかしさ。
先に主人公の話
無理だと思ったらそこが限界なんだ。
亡き兄の言葉を抱き生きる春生。それは呪いのように思えた。やはりその言葉は春生を苦しめるし、口癖のように言うことにより周りにうざかったとまで言われてしまう。
しかし呪縛からの解放。
同じ言葉でも、無理をしろとも無理をするなとも取れてしまう不器用な言葉。
別に本当に兄の幽霊が出てきたわけではない、そう思えることができたとき自分を許せるんだと思う。
本筋の話
見えない、聞こえない、話せないの三重障がい者をドローンで救助誘 -
Posted by ブクログ
私はこの本が大好きです。
キャラクターものが大好きだからという面が大きいのは否定できないけれど、それを差し引いてもストーリーがあまりにも魅力的である。
十数年前のカルト集落の集団死亡事件、ただ1人の生存した少女、首切り死体と不可能殺人、そして奇蹟の証明。こんなにワクワクする設定がなかなか揃うこともないだろう。
この小説が面白い点は、登場する推理仮説が「そんなのありか!」という荒唐無稽なものなのにそれを完璧なロジックで否定し切らないといけないこと。
そう、主人公に与えられる課題の難易度設定があまりにも高いのだ。読んでいる最中、何度も無理だろこれはと思わずにはいられない。そんな時、次のセリフを -
Posted by ブクログ
井上真偽さんのデビュー作。
数理論理学という聞き慣れない学問を使って、事件の推理が正しかったのかを検証する、という話。
難解な数式というよりは、命題や論理の記号を駆使して、推理を数式化しており、恐らく多くの読者には理解できない部分が多かったと思う。
(私も含めて)
しかし、敢えて井上先生はそれを分かって本作を書いており、主人公の大学生も高度な説明に全くついていけていない、という形で読者の理解のハードルを同じレベルにしてくれている。
また、各章の話が最後に繋がりを見せる部分は、私の大好きなどんでん返しの要素もあり、とても良い気分でひっくり返されてしまった。