Emmaさんのレビュー一覧
レビュアー
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購入済み
結局要るのよね、行動力
異世界転生もの(+いわゆるナーロッパ系ファンタジー)でよくあるシチュエーションに放り込まれた、カレー沢先生の思考実験を楽しむ本作。
私も日々を漫然と生きているだけなので、悪役令嬢や聖女、はたまた物語序盤で死ぬモブキャラに転生した方々の奮闘を読んで思っておりました。
こいつら、行動力エグいなって。
ついでに頭の回転もいいし、何より心身共にタフ。
前世で本やディスプレイ越しに知っていた世界とはいえ、あんな動けんです。
自分ならオロオロしている内に、気が付いたら死んでる自信があります。
本作はそんな、オロオロ1択な連中の生存戦略マンガでもあります。
なのでずーっと薄茶色な地味展開続きですが、 -
購入済み
もうお前ら付き合ってるだろ!
と思い続けて、14巻まで追いかけてしまいました。
最初はイカれた映画へのイカれた感想目当てで読み始めたのに、気が付けば邦キチと部長の関係性にがっつり沼っています。
これがオタクの性なのでしょうか……
このままヤキモキさせつつ、最終話近くでスルッとくっついてくれ!お願い!
なお昨今、邦画の勢いが強いため作中で取り上げられている作品も、ちょこちょこ観るようになっています。
そのため、邦キチの感想って割と的を射ており、狂った感想になる時はそもそも映画自体がヤバいのだと、改めて痛感した次第です。
まあ、それはそう。 -
購入済み
ごつ盛り因習村を味わえます
1巻というか、1〜10巻まで読んだうえでの改めての感想なのですが……
普段ホラーばかり摂取しているのですが、本作は青少年向けバトルマンガの体裁を取りつつも、かなり胸糞悪い因習村もご提供してくれています。
(ちなみにメインのバトル要素も、死傷者多めのハードさで大変素晴らしいです)
こちらの因習村はそのまま、どこぞのモキュメンタリーホラーに出て来てもおかしくない濃度です。
「とは言えメインはツガイと人がタッグを組んで戦う、スタンドまたはポケモンバトル的な方でしょ?因習村、フェードアウトするでしょ?」
とも思っていたのですが、甘かったです。
10巻まで拝読していますがこの因習村、まだ味がします -
購入済み
怖すぎて後悔するまである
個人的に『残穢』以来の、「読むんじゃなかった……怖すぎ。でもめっちゃ面白い」な作品でした。
書店通いを趣味としている方に、特にクリティカルヒットな怖さです。
そもそも書店って店内で大騒ぎするお客さんも少ないですし、皆さん黙々と本を選びがちですし、明るい雰囲気に反して静寂を是とする神秘性もありますよね。
そして本棚のおかげで死角も多い。棚の向こう側に何がいるのか、店員さんにだって分からない。
……適役じゃん、怪談の舞台に。
むしろなんで今まで、誰も選ばなかったの。
一度気付いてしまうと、馴染みの本屋さんに行ってもソワソワしそうな自分がいます。
悔しい反面、この現実への侵食感も楽しくて。
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購入済み
世界で一番魔法使いに近い人たち
自分も趣味で執筆活動をしているため、「無から有を生み出す創作こそが限りなく魔法に近い」というくだりがぶっ刺さりました。
pixivでのお悩み相談コラムをまとめた本作ですが、一次創作/二次創作、物書き/絵描き問わずハマれる内容となっています。
技術論ではなく、創作活動を続ける上でのメンタリティ(あるいは性癖)にまつわる相談ばかりですので、何かしらモノ作りに勤しんでる方ならきっと、本書を楽しめるかと。
出来上がった創作物を楽しむ観客ポジションの方も、「創作者ってヤツは難儀な生き物なんだなぁ」と笑って読んでいただければ幸いです。 -
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購入済み
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購入済み
懐かしい!
『なかよし』誌上で読んでいたリアタイ世代なので、とにかく配信が嬉しいのなんの。
ありがとうございます、BookLive様。
少女漫画にしてはキラキラ感控えめな絵柄で、おまけに少女×ロボットのラブコメです。
色々とメジャー路線ではありませんが、そのニッチな趣味をがっつり鷲掴んでくれます。
ロボットの小次郎君が、名前通り武士感が漂っており、堅物さが良い。
一方でヒロインのカンナちゃんは、元気いっぱいでお人好し。分かりやすい性格がまた、可愛らしいです。
またカンナのお父さんや、お手伝いのお婆さんなど、脇もなかなか癖が強くてコミカルです。
全3巻とコンパクトにまとまっているので、是非是非。 -
購入済み
ドラマ派の意見です
ドラマ版が面白かったので、原作も拝読したクチです。
まず驚きだったのは、探偵・千曲川を始めとする各キャラクターは、原作の方がぶっ飛んでいるということ。
滝藤さんがマトモに見える不思議…!
普段ライトノベルを読まないので、そういったキャラクター造形に少々抵抗がありましたが、畳み掛けるようなトリック返しは面白く、特に後半はテンポ良く読めました。
合本版でこそ読むべき作品かもしれません。
ただしドラマ版とはかなり別物で、あの泥臭くも小ネタ満載の、深夜ドラマ感を期待すると肩透かしです。
ラノベ風味でも全然構わない、ついでにちょっと百合風味なラストがお好みの方には、とてもオススメ -
ネタバレ 購入済み
ボッス王国メイン回
ボッジ王子とカゲの出番はおまけ漫画ぐらいで、メインはボッス王国の人々な今巻。
安否が不明だった、ダイダ王子とベビンのその後も分かります。
名前の通り、国王の代打でしかなかったダイダ王子が、薄々分かってましたが良い子です!
口が悪くて偉そうですが、剣の師であるベビンの教育のおかげか、「やっちゃいけない事」の線引きがしっかりしている。
…こう書くと、少女漫画の不良少年みたいですね、彼。うん、でも本当に良い子です。
黒幕感漂う鏡=ミランジョの過去に触れたダイダ王子の、揺るがぬ頼もしさは正に王族。
1巻ではボッジ王子を半殺しにする、クレイジーっぷりを見せつけた彼を、こんなに応援してしまうとは… -
ネタバレ 購入済み
現代人向けおとぎ話、かも
大好きな「ポポロクロイス物語」を彷彿とさせる、童話風の表紙に惹かれて購入したら…
絵柄に反して重い!
強国の王子という恵まれた生まれなのに、聞こえない・話せない・ついでに貧弱というハンディキャップを背負った、ボッジ王子の境遇が重い!
またタイトルの、王様ランキングという制度を巡っても色々キナ臭い!
だけど悲惨さ一辺倒にならないのは、自分の不幸を嘆く前に少しでも成長しようとする、王子の精神的強さがあるから。
泣き虫なんだけど、そこも含めて応援したくなります。
そして王子に限らず、登場人物が皆とても前向き。
自分の進む道が邪道でも王道でも、それが正しいと信じてがむしゃらで