【感想・ネタバレ】書店怪談のレビュー

あらすじ

「お客さんに言われたんですよ。盛り塩した方がいいよ。ここ、なんかいるからって」

小説家・岡崎隼人は最新作『だから殺し屋は小説を書けない。』を出版したことをきっかけに、書店員とよく話すようになった。ある日、地元・岡山市の新刊書店を訪れると、店長が盛り塩をしているのを目撃する。数週間後、岡崎は別の書店でサイン会を開くことになったが、そこでも奇妙な体験談が寄せられていることに気づく。

新作が思うように書けず焦っていた岡崎は、担当編集の菱川と話し合い、書店にまつわる怪談を集め、モキュメンタリー調に書き直したホラー小説にすることを思いつく。怪談は続々と集まり、順調に執筆は進んでいたが、寄せられた怪談には共通点があることに気づく。岡崎と菱川は、その共通点を探るため、さらなるネタ探しに乗り出すが、次第に恐ろしい真実に近づいていく。

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怖すぎて後悔するまである

個人的に『残穢』以来の、「読むんじゃなかった……怖すぎ。でもめっちゃ面白い」な作品でした。
書店通いを趣味としている方に、特にクリティカルヒットな怖さです。

そもそも書店って店内で大騒ぎするお客さんも少ないですし、皆さん黙々と本を選びがちですし、明るい雰囲気に反して静寂を是とする神秘性もありますよね。
そして本棚のおかげで死角も多い。棚の向こう側に何がいるのか、店員さんにだって分からない。

……適役じゃん、怪談の舞台に。
むしろなんで今まで、誰も選ばなかったの。

一度気付いてしまうと、馴染みの本屋さんに行ってもソワソワしそうな自分がいます。
悔しい反面、この現実への侵食感も楽しくて。

怖すぎて読んだことを後悔したのは事実ですが、こんなにも尾を引く怖さを生み出して下さった作者様に感謝です。

#ドキドキハラハラ #怖い

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2025年11月16日

Posted by ブクログ

モキュメンタリーホラー小説だとは思うけど、ホンモノじゃないですか?これ??
やばすぎると思いました。
本屋さんで多発する怪異のはなし。
全国から集めた怪異がつながっていく感じはほんまに怖かった。
トラックに乗ってあちこちの本屋さんに運ばれていく怪異。
ひいくんは殺された男の子で足の指のとこの怒鳴り声はひいくんが檻の中にいれられていたからなんだなってわかったら悲しくて怖かった。
ひいくんがみんなに助けてほしいかったんでしょう。
隠れて本棚の後ろに隠れていたのかも。
怖すぎて面白かった!
最後の怪談提供のところでやっぱりホンモノじゃん!!ってなりました。
かなり実話怪談好きにお薦めです!!
ぜひ読んで感想を聞かせてくださいお願いします。

1
2025年10月28日

Posted by ブクログ

この本、嫌だ、すごく怖い(泣)
怪異の元となる人物のエピソードは、辛くてやり切れないそういう思いで胸がぎゅっとなったんだけど、全体的にはそれを上回る気味の悪さがずっと漂ってて。あと、生理的に無理って思える箇所もいくつもあって…キツかった(泣)
なのに、読むのやめられないの、なんで。。
一気読みしたいけど出来ない時期だったから、寝る前にお布団の中で少しずつ読んでたんだけど、毎回やっぱり怖くなって途中で「コレクターズパレード」を見返してほっこりしてから寝る…という感じでした。同時期に「コレクターズパレード」が届いてて、ほんとに助かったありがとう(笑)

カバーをめくると出てくる仕掛け、読む前にめくっちゃう癖が今回アダとなっちゃって、いくつかのレビューで話されてるようなゾクッとした気持ちにはなれなかったのが少し残念です。
だけど、仕掛けって、カバー自体にもされてませんでした?
裏表紙にあたる側のカバーのポコポコ…
そのことおっしゃられてる方を探せなかったんだけど、見逃しただけなのかな? それともそんな仕掛けはなくて、私のカバーだけに生じた偶然の産物なのかな?
このポコポコは、読み終わってから見返してみて、納得と同時に気持ちの悪さがまた出てきた(泣)

あと、集まった怪談パートと本文とで文字の色の濃さや線の細さが違っていたから、怪談を読み終えた後本文に移る時、なんか急に薄暗い部屋でで読んでるような感覚に陥って。
怪異に出くわした後の店舗内が薄暗く感じるっていうのとリンクしてるようで…面白かったです。

ほんとにとても楽しめた内容なんだけど、申し訳ない、家の本棚に並べたくないくらい気持ちの悪さが残っています、そんな本でした…




頭の中から追い出したい、けど変に染み付いちゃってしまったフレーズ

  足の指いっぽんも出すなって言ったよなあ!

意味が分かってからの…(泣)
早く抜けていって欲しい…

1
2025年10月19日

Posted by ブクログ

書店を舞台にした怪談とそこに現れる奇妙な類似。真相に近づくにつれ、恐怖と混乱の度合いが増していきます。じっとりとした恐怖が特徴のモキュメンタリーホラー。読ませる面白さもあります。不可解さから来る怖さが好きな方はぜひ。これは良かったです。

1
2025年10月05日

Posted by ブクログ

書店×ホラーが、どんな話になるのか気になり読みましたが、大当たりでした!
先が見えない展開に読む手がとまらなかったです!
どれも本当にありそうな怖い話ばかりで、おすすめです!

1
2025年09月28日

Posted by ブクログ

 本好きや読書好きにとってワクワクする場所である書店がもし身の毛もよだつ怪異が蔓延る場所へと変貌してしまったら、という切り口で紡がれるモキュメンタリーホラーで、全国の書店から集められた怪談がどれも不気味で極めてリアリティが高いような作りで不穏な余韻を残すラストも恐ろしかった。

0
2025年12月23日

Posted by ブクログ

モキュメンタリーは現実との境界が曖昧であればあるほど良いと思う。そういった意味ですごく良かった!
"幽霊は同時に複数の場所に存在できるのか"とても興味深い視点だ。

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2025年12月03日

Posted by ブクログ

書店員さんから書店に関する怪談話を集めて本に纏めようとするなかで、ある共通点に気づき調査をはじめるが…

モキュメンタリー風のお話
はじめはあんまり怖くないかも?と思って読み始めたけど、少しずつ怖くなって…
次本屋さんに行ったら今まで気にしなかったあの場所を凝視してしまいそう…

怪異の原因を探るためにいろんな考察をするところが興味深くて、怖いけど面白かった!!

1
2025年12月01日

Posted by ブクログ

書店だけに絞って怪談を集めるという物語。

単純に怪談の一つ一つも背筋が凍るような話だったが、次第に怪談に共通点を見つけ真実に近づくにつれ、ひたひたと得体の知れないものが近づいてきている感じがしてページを捲る手が止められなかった。

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2025年11月02日

Posted by ブクログ

書店モキュメンタリー
怖かった...
ひとりの自宅で読むのを断念しました。
途中までは事実では?ってくらいリアルな
書店でのホラーエピソード。
怪奇加減がやりすぎて無くてリアル過ぎる。
終盤、真相解明が随分駆け足だったのと
しっかり事件について描かれていたせいでフィクション感が否めなかった。
けどかなり好きな1冊。

同じモキュメンタリーなら
『火のないところに煙は』の方が
読み進めていく事に実話では?と騙されていく。

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2025年10月24日

Posted by ブクログ

作家が全国の書店員から怪談を集め、モキュメンタリー調に書き直した「書店版百物語」を執筆するまでを描いたモキュメンタリーホラー。独立した怪異譚に一つの共通項が見つかっていく過程が不気味ながらも引き込まれた。

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2026年04月12日

Posted by ブクログ

怖くてゾッとしたけれど、悲しい事実も浮かび上がってきてひーくんにはなんとか成仏してあの世で幸せに暮らしてね、とせつに願った。
霊とかそういう場所に対して、面白半分に騒ぎ立てるのは良くないことなんだなとあらためて思いました。

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2026年04月07日

Posted by ブクログ

フィクションなのか、実話なのか、読み違えるほどリアルなストーリー。
「実際に働いている書店員さんたちに取材し執筆している」点が、この作品を小説かノンフィクションか惑わせる。
他のモキュメンタリーのように特殊な環境下ではなく、誰しもが普段から使う書店だからこそ、ゾクゾクした恐怖が増す。

書店員さんたちが話している話って本当のことよね?つまり、この本って本当にフィクションなの……?

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2026年03月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

つい後ろを振り返ってしまうレベルの不気味さ!

書店の深淵を描いた設定が秀逸で、書店という日常空間が一転して異界みたいになる過程がゾクゾクした。
講談社の担当編集者・菱川さんが狂気的になっていくところも読み応えがあった。その分、あそこが一体何が起きてるのか、もう少し詳しく見せて欲しかった。
作者本人がほぼ影響を受けないのはちょっとご都合主義的に感じたけど、全体としてちゃんと怖くて面白かった。

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2026年03月08日

Posted by ブクログ

オーディブル、淡々とした語りでよかったです!
「近畿地方の…」のようなテイストがあり個人的に好みでした。

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2026年03月02日

Posted by ブクログ

現実なのか…現実にあったことなのか…もやもやとする、モキュメンタリーだから感じる怖さ。

学校とか病院、旅館などの廃墟はあるかもしれないと思っていたのだが、まさか書店で⁇となるとなんだか落ち着かない。
それはわくわくが詰まった何時間でも居られる場所だからと思っているから、拒否しているのかもしれない。

書店に共通する体験談だと気のせいで済まされなくなるから怖い。


お清めの塩が置いてあると何かあったのだろう…

自殺者…
子ども…
エプロンの紐が…

数々の異変…
妄想⁇ではない…

何か…怖い。


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2026年01月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

気になっていた本。
フェイクドキュメンタリー(モキュメンタリー?)のホラーって惹かれますよね。
え?これ本当にあったの?って真相は藪の中…な感じ。怖いのでフィクションということにしよう、と思いつつ、身の回りでなにか少しでも不可解なことが起きたらついついそのせいにしてしまう。

寝る前部屋で読むのが怖かったので、朝活で明るいカフェで読みました(笑)

一見バラバラな内容の書店での奇妙な体験が、一つのストーリーを通して見ると繋がって見えるところに怖さを感じた。

ただ、そのストーリーがしんどすぎて、
後半は怖いより、可哀想という気持ちのほうが強かった(そういうのよくないと聞いたので、やっぱり「悲しい」に留めておこう)。

ケージに監禁されていた間、
腐った食べ物を与えられていたのかなとか、
少しでもはみ出してしまったら怒鳴られたのかなとか、
飢えて作文用紙を噛みしめたのかなとか、
優しくしてくれる「母親」を、探していたのかなとか。

怪異の端々からいろんな考察ができる。

フェイクだと思いたいけど、もしも少しでも実際に起きたことと絡んでいるなら、成仏を願いたい。

あとどうでもいいいけど
一番ひええええってなったのは
ナメクジ!!!!!



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2026年01月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「あの子」の救済ついて考える。

子供に降りかかった悲劇を目撃するのは、やるせないものだ。
本人に自覚は無いのだろうが、罪の無い人達に被害が広がっていく様にも暗澹とした気持ちを抱く。

小説の終わりとしてあの形がベストなのだろうが、傍観者としては、彼らに救いがあって欲しいと感じた。

救済方法を愚考してみる。

やはり「神格化」ではなかろうか。

本作の柱の一つに“神道信仰”があった。
ここはあの子を「書店の守り神」として奉ることが、あの子を鎮めるに相応しい方法と思う。

書店が聖域であるならば、書店を神社と見立るのも無理筋ではないのではないか?

あの子を書店専門の座敷わらしのような存在として接することが、あの子を慰め、満たすことにもならないだろうか。

そう考えると作中の恐怖が一転、畏怖になる。現金なものだが読者も慰められるというものであろう。

全国の書店様にもご一考願いますよう。

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2026年01月09日

Posted by ブクログ

ドキュメンタリー形式で書かれたホラー小説。各地の書店員に本屋の中で起こった怖い出来事をアンケートで集めたもの。最初白々しい感じだったが、読み進めていくうちに一つの怪奇現象にまとまってのめり込めた。

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2026年01月05日

Posted by ブクログ

これから書店に入るたび、周囲に異変がないかをキョロキョロ確認してしまうかも…特に書架の隙間とか…
最後の怪異の大連発は怖いです。そして、三津田信三作品でもそうだけれど、担当編集者は失踪しがちです。

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2025年12月02日

Posted by ブクログ

書店にまつわる怪談を集め、モキュメンタリー風にまとめて出版するという企画を立ち上げ、調査していくうちに怪異に巻き込まれ…
現実なのか、虚構なのか、混乱しながら話が進む。これがモキュメンタリーってやつなのかな?!
おもしろかったけど、そんなに怪談得意ではないのでやっぱり少し怖い。書店に行けなくなったらどうしよう(笑)
書店で起きる怪異の理由付けはうまいと思った

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2025年11月24日

Posted by ブクログ

本屋で起こる怪談を集める内にいくつかの話に共通点があることに気付き、真相を調べていく過程で筆者の編集担当者も少しづつ狂い始め…。ノンフィクションの体を取っているフィクションなのか、実話なのか、境界線の曖昧なところがより怖さを増幅します。確かに閉店後のお店って、昼間は明るく賑わっている分、余計に雰囲気がガラリと変わり怖いですよね。

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2025年11月08日

Posted by ブクログ

書店がホラーの舞台とは珍しい。まあ幽霊という存在がいるなら書店にいてもおかしくはないかな。全国の書店から寄せられる色とりどりの怪談、実話怪談を集めることで徐々におかしくなっていく編集者、残穢のように憑いてくる怪異、不気味で地味に怖くて一気読みでした。

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2025年11月05日

Posted by ブクログ

作者が実名で主人公となっていたり、
作家と編集者のやり取りがリアルで、
完全なモキュメンタリー?
ノンフィクションを脚色?
どっちつかずな曖昧な感じが終始していて、不気味さが強かった

編集者の日常が侵食されていく様が、作者自身が変な体験をするよりも、手がとどなかない感じがして恐怖感をあおられた

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2025年10月20日

Posted by ブクログ

書店にまつわる怪談。
こえええええええ・・・・!ってなりながら読みました。
何が怖いって突然脈絡のないセリフとかメールの内容が挟まるところ。
通じない感が怖い。

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2025年10月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 書店員の皆さんは読まないほうがいいかもしれません。特に、遅番で最後にお店の鍵を閉める書店員さん、絶対に読むべきではありません。

 読み始めるとやめられません。最後まで読んでしまうと、後悔します。読まなければよかった、と。

 でも、読まなければ何故そうなのかわかりません。

 夜、一人で棚の整理をするのはやめましょう。棚の隙間を見るなんて、もっての外です。

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2025年09月27日

Posted by ブクログ

新刊書店をテーマとした、斬新なホラーだったけど、話の展開や本屋ならではの怪異発生の理屈などは不自然ではなく、何より話そのものがキッチリと怖かった。日常侵食型だったので、最近読んだホラーの中では、一番読後のこわさが尾を引いたと思う。旅先で買って、帰ってから比較的一気に読み終えたけど、1人のホテルで読んでたら、ヤバかったかも。
配本や棚の管理といった本屋の仕事、開店前・閉店後の様子など、内部事情も知る事ができたのも、良かった(確かに、閉店後の誰もいない本屋を見回ったりするのは、結構怖そう)。

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2025年09月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

書店って場所が怖くなってしまう。いやいや、めっちゃ癒される場所なんですが。この物語を読んでしまうと。伝染する恐怖に打ちのめされる。ラストも不気味。これって解決してないじゃないですか。明日自分とこに変なものないか変な匂いしないかとか確認してしまいそう。そしてもしこれからエプロンの紐がほどけたら…。やめてー。

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2025年09月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「書店」という閉鎖的な空間に特化したホラー小説を書いてみよう。そんな発想から、本書は動き始める。

けれど、書店にまつわる恐怖体験と聞くと、正直かなり限定的で、そこまで怖い話は集まらないのではないかと思ってしまう。

しかし、担当編集者と話し合いながら全国の書店員さんに恐怖体験を募集してみると、予想以上に多くの体験談が集まった。

内容は実にさまざまだ。

書店内に犬の幽霊が現れ、犬の缶詰を開封せずに置いておいたはずなのに、翌日には蓋が開き、中身が空になっていたりする。

著者名順に「あ」から「ん」まで並べていた本棚が、いつの間にか「ん」から「あ」へと逆順になっていたこともある。

また、入口近くの新刊棚に太宰治の『人間失格』が置かれており、元の場所へ戻して閉店したはずなのに、翌朝店を開けるとまた同じ新刊棚に戻っていた、という話もある。

ほかにも、耳元でささやく声が聞こえて振り返っても、誰もいないといった体験も語られる。

そうした数々の怪異の中で、特に目を引くのが、「子どもと思われる幽霊」を見たという証言がいくつも存在することだ。

書店の場所も違えば、体験した人同士にも接点はない。それでも、怪奇現象に子どもが関係しているという点だけは、不思議なほど共通している。

しかも、それ以外にも細かな共通点がいくつか見えてくる。

もしかすると、全国から集まった「子どもの霊が現れる」体験談には、何かしらのつながりがあるのではないか。

そう考えた著者の岡崎さんと編集者は、特に似通った体験談に注目し、体験者への直接取材などを通して情報を集めていく。

本書は、次回作のテーマが自然と「書店にまつわる怪談」へと定まっていく流れを追いながら、全国の書店員さんから体験談を募っていく過程そのものを描いた構成になっている。

読者は、その体験談を資料のように読むことができるだけでなく、そこに浮かび上がる共通点について、著者たちと一緒に推理していく感覚も味わえる。

単なる短編集として読んでも楽しめるし、それぞれの話の奥に渦巻く「子どもが登場する怪異」の輪郭が、少しずつ立ち上がってくるのも面白い。

モキュメンタリーホラーとして、飛び抜けて恐ろしい作品というわけではない。けれど、本好きの僕にとっては、書店という身近な場所でこれほど多くの奇妙な出来事が起きるというだけで、いつもの書店が少し違って見えてくる。その感覚も含めて、楽しく味わえる一冊だった。

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2026年04月03日

Posted by ブクログ

書店で起きた怪談を集めるうちに複数の書店で同じ怪異が目撃されている、という現象に気付き作者と編集者は真相を追求する。その途中、編集者に異変が現れ、本はフェイクドキュメンタリーの体をとって出版されることになるが…。
臨場感を出すためか、作者と編集者のやり取りなどがやや冗長に感じられる。挿入される怪談はまあまあ怖い。ただ経験上エプロンの紐は結構ほどける…。もしかしたら怪異なのだろうか。

0
2026年03月04日

Posted by ブクログ

確かに本には
書いた人や関わった人たちの
思いがこもっているだろうから
それが何千、何万と集まっている書店には
情とか気とか念とかが渦巻き
深夜に女の子の笑い声を聞いたとか
本棚の隙間から覗く目を見たとか
不思議な出来事が
あふれていてもおかしくないかもしれない。
そして、保存と伝達が役割である本は
「わたしをいつまでも忘れないで」
という死者との親和性も高いという考察に
なるほどーと頷いてしまった。

0
2026年02月10日

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