書店怪談

書店怪談

小説・文芸
1,826円 (税込)

9pt

「お客さんに言われたんですよ。盛り塩した方がいいよ。ここ、なんかいるからって」

小説家・岡崎隼人は最新作『だから殺し屋は小説を書けない。』を出版したことをきっかけに、書店員とよく話すようになった。ある日、地元・岡山市の新刊書店を訪れると、店長が盛り塩をしているのを目撃する。数週間後、岡崎は別の書店でサイン会を開くことになったが、そこでも奇妙な体験談が寄せられていることに気づく。

新作が思うように書けず焦っていた岡崎は、担当編集の菱川と話し合い、書店にまつわる怪談を集め、モキュメンタリー調に書き直したホラー小説にすることを思いつく。怪談は続々と集まり、順調に執筆は進んでいたが、寄せられた怪談には共通点があることに気づく。岡崎と菱川は、その共通点を探るため、さらなるネタ探しに乗り出すが、次第に恐ろしい真実に近づいていく。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    講談社
  • タイトル
    :
    書店怪談
  • タイトルID
    :
    1953529
  • ページ数
    :
    240ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年08月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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書店怪談 のユーザーレビュー

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    購入済み

    怖すぎて後悔するまである

    個人的に『残穢』以来の、「読むんじゃなかった……怖すぎ。でもめっちゃ面白い」な作品でした。
    書店通いを趣味としている方に、特にクリティカルヒットな怖さです。

    そもそも書店って店内で大騒ぎするお客さんも少ないですし、皆さん黙々と本を選びがちですし、明るい雰囲気に反して静寂を是とする神秘性もありますよね。
    そして本棚のおかげで死角も多い。棚の向こう側に何がいるのか、店員さんにだって分からない。

    ……適役じゃん、怪談の舞台に。
    むしろなんで今まで、誰も選ばなかったの。

    一度気付いてしまうと、馴染みの本屋さんに行ってもソワソワしそうな自分がいます。
    悔しい反面、この現実への侵食感も楽しくて。

    怖すぎて読んだことを後悔したのは事実ですが、こんなにも尾を引く怖さを生み出して下さった作者様に感謝です。

    #ドキドキハラハラ #怖い

    1
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    すいません、舐めてました。

    モキュメンタリーは結構触れてきたから、もうちょっとやそっとじゃ怖くないぞーと思って読み始めたんです。
    最初のうちは実話の体だから、オチがなかったり物凄く短い話もあって、それっぽいな〜ときゃっきゃしながら読んでいたんです。それが、【隙間】という投稿エピソード辺りから、空気が変わったんです。

    体験談風レビューはさておき、段々と禍々しくなる投稿話と、生理的嫌悪感を催す怪異の起点(と思われる事件)が浮かび上がってくる構成は手堅く、実直に怖い。
    特に普段から書店に足を運ぶ人ほど、背筋がゾワッとすること間違いなし。

    0
    2026年07月07日

    Posted by ブクログ

    書店員から寄せられた怪談が、長いもの短いもの、怖いものそうでないものなどバラバラで、共通点が見いだせるものもあれば無関係そうなものもある。それが妙にリアルに感じる。筆者の語り口も淡々として静かで、不思議な没入感があるため、背筋が寒くなるような感覚になる。怪談を収集する者に怪異が寄ってくるという理由づけもさりげなくなされ、違和感のないストーリー。
    終盤で怪異の原因が特定されるが、もっとぼやかした結末でも面白いように思った。一方、この怪異と同じ原理で別の怪異も存在しうることを示唆している点はゾッとした。

    0
    2026年04月23日

    Posted by ブクログ

     本好きや読書好きにとってワクワクする場所である書店がもし身の毛もよだつ怪異が蔓延る場所へと変貌してしまったら、という切り口で紡がれるモキュメンタリーホラーで、全国の書店から集められた怪談がどれも不気味で極めてリアリティが高いような作りで不穏な余韻を残すラストも恐ろしかった。

    0
    2025年12月23日

    Posted by ブクログ

    モキュメンタリーは現実との境界が曖昧であればあるほど良いと思う。そういった意味ですごく良かった!
    "幽霊は同時に複数の場所に存在できるのか"とても興味深い視点だ。

    1
    2025年12月03日

    Posted by ブクログ

    書店員さんから書店に関する怪談話を集めて本に纏めようとするなかで、ある共通点に気づき調査をはじめるが…

    モキュメンタリー風のお話
    はじめはあんまり怖くないかも?と思って読み始めたけど、少しずつ怖くなって…
    次本屋さんに行ったら今まで気にしなかったあの場所を凝視してしまいそう…

    怪異の原因を探るためにいろんな考察をするところが興味深くて、怖いけど面白かった!!

    1
    2025年12月01日

    Posted by ブクログ

    書店にまつわる実話怪談を集めたものかな〜と
    読み始めはそう思っていたけれど、
    次第にある1つの怪談を主人公の著者が
    深掘りしていくにつれて

    あれ?なんか不穏な空気に……((((;゚Д゚)))))))

    思っていた内容を良い意味で裏切られて
    久しぶり怖かったと感じた作品でした。
    子どものようなもの、エプロンの紐を外す何か
    「じかんだよ」と話す声…
    全国から集められた怪談話に少しずつ
    ある共通点が浮かび、その原因を
    突き止めようとするにつれて
    現実の生活や周りの人にもある変化が。

    侵食していく恐怖に正直言って
    夜中のトイレ怖くなりました(大人やのに)


    あと明るい本屋さんでも実は
    安全圏ではないのではということを
    考えさせられて
    本の中に出てきた本屋がないことを願い、
    それでも本屋に足を運ぶんだろうなと思う。

    0
    2026年07月04日

    Posted by ブクログ

    他の方の感想でよく見るように、前半は怖くないのです。
    怖い体験談というより、ちょっとした違和感の話、という感じのがしばらく続くので油断しちゃうのですが、途中から怖くなってきます。
    担当者の変化の方が不気味でした。

    0
    2026年06月13日

    Posted by ブクログ

    ▷オーディオブック
    中盤後半から不気味さ怖さ気持ち悪さが増して面白かったです。
    ただ、虫系が苦手な方は注意です!
    私は苦手ではないのですが、それでもきつかった...!

    0
    2026年06月09日

    Posted by ブクログ

    全国の書店員から実際に寄せられた体験談をもとに描かれる本作は、日常のすぐ隣にある闇を感じさせ、かなり怖かったです。
    最初はよくある怪談集の雰囲気で進みますが、集まったエピソードの中に不気味な「共通点」が見つかってから、物語の温度がガラリと変わります。パズルのピースが埋まるように怪異の正体が具体化していく過程が、ゾッとするほどリアル。さらに、取材を進めるうちに担当編集者の様子がおかしくなっていくなど、ジワジワと逃げ場をなくしていく演出が見事です。

    0
    2026年05月30日

書店怪談 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    講談社
  • タイトル
    :
    書店怪談
  • タイトルID
    :
    1953529
  • ページ数
    :
    240ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年08月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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