書店怪談

書店怪談

1,826円 (税込)

9pt

「お客さんに言われたんですよ。盛り塩した方がいいよ。ここ、なんかいるからって」

小説家・岡崎隼人は最新作『だから殺し屋は小説を書けない。』を出版したことをきっかけに、書店員とよく話すようになった。ある日、地元・岡山市の新刊書店を訪れると、店長が盛り塩をしているのを目撃する。数週間後、岡崎は別の書店でサイン会を開くことになったが、そこでも奇妙な体験談が寄せられていることに気づく。

新作が思うように書けず焦っていた岡崎は、担当編集の菱川と話し合い、書店にまつわる怪談を集め、モキュメンタリー調に書き直したホラー小説にすることを思いつく。怪談は続々と集まり、順調に執筆は進んでいたが、寄せられた怪談には共通点があることに気づく。岡崎と菱川は、その共通点を探るため、さらなるネタ探しに乗り出すが、次第に恐ろしい真実に近づいていく。

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書店怪談 のユーザーレビュー

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    購入済み

    怖すぎて後悔するまである

    個人的に『残穢』以来の、「読むんじゃなかった……怖すぎ。でもめっちゃ面白い」な作品でした。
    書店通いを趣味としている方に、特にクリティカルヒットな怖さです。

    そもそも書店って店内で大騒ぎするお客さんも少ないですし、皆さん黙々と本を選びがちですし、明るい雰囲気に反して静寂を是とする神秘性もありますよ

    #ドキドキハラハラ #怖い

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    モキュメンタリーホラー小説だとは思うけど、ホンモノじゃないですか?これ??
    やばすぎると思いました。
    本屋さんで多発する怪異のはなし。
    全国から集めた怪異がつながっていく感じはほんまに怖かった。
    トラックに乗ってあちこちの本屋さんに運ばれていく怪異。
    ひいくんは殺された男の子で足の指のとこの怒鳴り声

    0
    2025年10月28日

    Posted by ブクログ

    この本、嫌だ、すごく怖い(泣)
    怪異の元となる人物のエピソードは、辛くてやり切れないそういう思いで胸がぎゅっとなったんだけど、全体的にはそれを上回る気味の悪さがずっと漂ってて。あと、生理的に無理って思える箇所もいくつもあって…キツかった(泣)
    なのに、読むのやめられないの、なんで。。
    一気読みしたい

    0
    2025年10月19日

    Posted by ブクログ

    書店を舞台にした怪談とそこに現れる奇妙な類似。真相に近づくにつれ、恐怖と混乱の度合いが増していきます。じっとりとした恐怖が特徴のモキュメンタリーホラー。読ませる面白さもあります。不可解さから来る怖さが好きな方はぜひ。これは良かったです。

    0
    2025年10月05日

    Posted by ブクログ

    書店×ホラーが、どんな話になるのか気になり読みましたが、大当たりでした!
    先が見えない展開に読む手がとまらなかったです!
    どれも本当にありそうな怖い話ばかりで、おすすめです!

    0
    2025年09月28日

    Posted by ブクログ

    これがフェイクだと信じたい
    でなければ、怖すぎる。

    怪談パートはもちろん怖い。
    さまざまな怪奇現象が、まるで自分の目の前で起きているように感じられる。
    あまりのリアルさに、何度も鳥肌が立ちました。

    そして、岡崎さんの視点がまた不気味で…。
    本当に大丈夫なの?と、読んでいて何度も思わされました。

    0
    2025年08月10日

    Posted by ブクログ

    モキュメンタリーは現実との境界が曖昧であればあるほど良いと思う。そういった意味ですごく良かった!
    "幽霊は同時に複数の場所に存在できるのか"とても興味深い視点だ。

    0
    2025年12月03日

    Posted by ブクログ

    書店員さんから書店に関する怪談話を集めて本に纏めようとするなかで、ある共通点に気づき調査をはじめるが…

    モキュメンタリー風のお話
    はじめはあんまり怖くないかも?と思って読み始めたけど、少しずつ怖くなって…
    次本屋さんに行ったら今まで気にしなかったあの場所を凝視してしまいそう…

    怪異の原因を探るた

    0
    2025年12月01日

    Posted by ブクログ

    書店だけに絞って怪談を集めるという物語。

    単純に怪談の一つ一つも背筋が凍るような話だったが、次第に怪談に共通点を見つけ真実に近づくにつれ、ひたひたと得体の知れないものが近づいてきている感じがしてページを捲る手が止められなかった。

    0
    2025年11月02日

    Posted by ブクログ

    書店モキュメンタリー
    怖かった...
    ひとりの自宅で読むのを断念しました。
    途中までは事実では?ってくらいリアルな
    書店でのホラーエピソード。
    怪奇加減がやりすぎて無くてリアル過ぎる。
    終盤、真相解明が随分駆け足だったのと
    しっかり事件について描かれていたせいでフィクション感が否めなかった。
    けどか

    0
    2025年10月24日

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