あらすじ
ギドに呪いを掛けた“魔女”アンジェラの残した手掛かりを辿り、アシャフ達は異世界へと通じる穴、“階層世界”（フォール）へと向かう！ その第４階層「オルエンシア・セット」に棲んでいるのは吸血鬼達。彼らの間には、破ることの許されない様々な「作法」（マナー）が存在していた。見知らぬ世界の道理に苦戦する二人だったが、そこに教団からの助っ人が登場。一筋縄ではいかないクセ者が、“吸血鬼”達の世界に波乱を巻き起こしていく――。
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中世っぽい街並み、魔女・魔術師・魔獣・騎士団…
ゴシックな世界が好きな方には是非読んでいただきたい作品！！
描かれた線にゴシック感が宿っており、どことなく陰鬱な夜のような世界がたまりません。
魔道の頂点に君臨する「魔女」
それは、人間を苦しめる悪しき存在。
その最強の力に対抗できるのは、天敵である「ギド」の真の姿！！
しかし、魔女の呪いをかけられたギド。
呪いをかけた魔女を見つけて呪いを解くことができるのか！？
※注意※
悪い魔女を倒す正義のお話ではありません。
主人公二人共、割と極悪です。
（余談ですが、アシャフが、まるで某映画にでてきたジャレッド・レト演じるジョーカーっぽいと思うのです…）
感情タグBEST3
匿名
ヴァンパイアの世界へ
大穴があり、大穴には各階層へと通じる道があり、各階層はそれぞれ独自の世界が形成されている。そして主人公たちが行くのはヴァンパイアがいる世界。短編の読み切りも面白かった。
匿名
世界観がやはり素晴らしい…好きです。
ギドは毎巻その中身と服装で良いギャップがあって、今回の黒衣や礼装もすごく映えてました。
血族と夜族たちによる夜の世界がメインになり、黒白のコントラストと欲望渦巻く展開が気になります！
はずさない
1巻を試し読みして一気に揃えてとしましたが、本当に外れない。
新しい展開や、展開の間の話、どう繋がっていくのかがとっても気になります！！続きも楽しみにしてます！！！
新キャラ吸血鬼参入
吸血鬼の支配する世界へやって来た二人。
今回はその世界や、吸血鬼に関する説明に重点が置かれており、ギドもアシャフも活躍が控えめ。それが少し残念。
絵も、所々で少し荒れている？ような気がしたのも気がかり。
ただ、代わりに読み切り（これが妙にコミカル）と、ファノーラたちのとある一幕が収録されているので、トータルの読み応えはいつもと変わらず。次巻が楽しみ！
