越谷オサムのレビュー一覧
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ネタバレカズト
佐藤和人。三年一組。将棋部。修学旅行委員。
シンヤ
中村信哉。三年一組。将棋部。
ユーイチ
小野寺祐一。三年一組。一年生とまちがわれるほと小柄で童顔。将棋部。
田沼
学年主任。体育担当。学生時代はレスリングの選手だった。
ゴリ
二組の担任。五井。国語教師。将棋部顧問。
水谷佳織
三月まで同じ西中将棋部に所属していた。父親の仕事の都合で、春休みのうちに一家揃って大阪に引っ越した。
深田
修学旅行の同じE班。女子。リーダー格。修学旅行委員。
鈴木寛子
修学旅行の同じE班。女子。
的場
修学旅行の同じE班。女子。
デコ傷おじさん
三人の選んだ数字で万馬券を当てる。
柳田
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ネタバレSurfin' Of The Dead
ミナミ
東京でのOL生活に見切りをつけ、同郷の人と結婚して故郷に二年前に戻った。
ミナミの母
「繁盛店の陽気な女将さん」だったけど、今は見る影もない。
ミナミの父
漁に出た後の昼寝が日課。
コータ
ミナミの先輩。一年前の台風の日に行方不明になった。ゾンビとなってサーフィンをしているところ、ミナミと再会した。
はなたれ八郎
鎌倉時代あたりに実在した漁師らしい。腐乱した鼻そのものをぶらりぶらりと垂らしているそうだ。
アキオ
ミナミの夫。漁協職員。ミナミの二つ年下。
漁協の組合長
弟のデート
望月
もっちー。野球部の補欠部員。宮内を稲 -
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ネタバレ金曜のバカ
おじさん
二年前に自衛隊を退官し、護身術教室を始めた。カナの親戚。
みお
カナのクラスメイト。
綾乃
カナのクラスメイト。
カナ
通学中にオタク風青年にパンツを見られる。自転車でT字路の用水路に落ちる。金曜日は護身術教室に通っている。
オタク風青年
専門学校を一昨年の春に中退してほとんど何もしてない。笹藪の中から女の子を待ち伏せして覗き見している。カナを襲って投げ飛ばされた。書店でアルバイトを始めた。
カナのお母さん
カナが護身術教室に行くように、おじさん経由でお小遣いを渡すようにしている。
カナのお父さん
書店の店長
堤さん
書店員。
浅木
護身術の生徒。
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越谷オサムの長篇小説『階段途中のビッグ・ノイズ』を読みました。
越谷オサムの作品を読むのは初めてですね。
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軽音楽部の廃部を取り消せ! 優柔不断が玉にキズの神山啓人は、猪突猛進型幽霊部員の九十九伸太郎に引きずられて行動を開始する。
目指すは文化祭での一発ドカン!! のはずが…。
周囲の冷たい視線、不協和音ばかりの仲間達、頼りにならない顧問。
そこに太ももが眩しい同級生への恋心も加わって―。
啓人達は見事にロックンロールできるのか。
解説・藤田香織
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2006年(平成18年)に刊行された作品です。
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房総を舞台にした民宿「房総グランオテル」の娘夏海はより民宿業の視野を広げたいと大学進学を目指しているが親に反対されている。そんな民宿に泊まりにきたのは仕事のパワハラに疲れて有給休暇をとった女性、かつて一世を風靡したが今はもう誰も思い出せないミュージシャン、そしてたまたま駅で取れた写真に写っていた少女を追い求めてきたアマチュアカメラマン。色々な人がそれぞれの悩みや苦しみをもち、それが群像劇のように描かれている。
一人一人の関わりや掛け合いがとても生き生きとしており、越谷オサムさんらしい青春、再生、葛藤が物語の中でうまく噛み合っていたと思う。
題名の「房総グランオテル」に込められた願い、そこから感 -
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先輩2人がマリファナと覚せい剤で逮捕され、連帯責任で背部を言い渡された本田高校の軽音部。入部して1年のギターの啓人とベースの伸太郎は、部室を追われて屋上の前の階段で細々と練習をしていたが、いかんせんドラムもヴォーカルもいない状態。啓人は2年に在籍しているうちに、文化祭で行われる田高マニアで演奏するのが夢だったため、軽音部の廃部が受け入れられなかった…。
あらすじを書いただけでもわかる青春小説である。本田高の軽音部で、洋楽の主にパンクロックやメロコアを演奏する。しかも幻冬舎文庫には珍しく、実在の曲、実在の楽器メーカーにお菓子の名前まで出てくるという、大盤振る舞い(何が?)である。
話としては -
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主人公•神山啓人は高校2年生。五つ歳上の兄と同じ県立大宮本田高校に通っている。兄が活躍した文化祭「田高マニア」に魅せられて入部した軽音楽部だったが、先輩達のしでかした不祥事のせいで廃部の危機に追い込まれてしまい…。
青くて眩しい青春グラフィティ。一人一人集まってくる仲間たち。顧問になってくれる教師を探す苦労。同級生から向けられる白い目。そして、分かり合えたときの喜びと共感。
何もかもがベタで甘々で予定調和。だが、そこがいい(笑)日本の高校生には、この自由を謳歌する世界を未来永劫続けていってほしい。そう願う。
…ベース担当の伸太郎が"ひらがな"で口ずさむKISSの名曲の数