越谷オサムのレビュー一覧

  • 陽だまりの彼女(新潮文庫)

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    読み始めた最初の頃は真緒の言動や行動がなにやら気まずいなと感じながら読んでましたが、よく考えてみると私によく似てました。中でも主人公を見つけるため執念深く言ってしまえばネットストーカー紛いのことをしてるのがまさに私でした。
    真緒と同じく私は自分のそういった一面を嘆いてましたが主人公に受け入れてもらえていたので安堵しました。

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    2025年08月16日
  • くるくるコンパス

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    ネタバレ

    カズト
    佐藤和人。三年一組。将棋部。修学旅行委員。

    シンヤ
    中村信哉。三年一組。将棋部。

    ユーイチ
    小野寺祐一。三年一組。一年生とまちがわれるほと小柄で童顔。将棋部。

    田沼
    学年主任。体育担当。学生時代はレスリングの選手だった。

    ゴリ
    二組の担任。五井。国語教師。将棋部顧問。

    水谷佳織
    三月まで同じ西中将棋部に所属していた。父親の仕事の都合で、春休みのうちに一家揃って大阪に引っ越した。

    深田
    修学旅行の同じE班。女子。リーダー格。修学旅行委員。

    鈴木寛子
    修学旅行の同じE班。女子。

    的場
    修学旅行の同じE班。女子。

    デコ傷おじさん
    三人の選んだ数字で万馬券を当てる。

    柳田

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    2025年08月01日
  • まれびとパレード

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    ネタバレ

    Surfin' Of The Dead
    ミナミ
    東京でのOL生活に見切りをつけ、同郷の人と結婚して故郷に二年前に戻った。

    ミナミの母
    「繁盛店の陽気な女将さん」だったけど、今は見る影もない。

    ミナミの父
    漁に出た後の昼寝が日課。

    コータ
    ミナミの先輩。一年前の台風の日に行方不明になった。ゾンビとなってサーフィンをしているところ、ミナミと再会した。

    はなたれ八郎
    鎌倉時代あたりに実在した漁師らしい。腐乱した鼻そのものをぶらりぶらりと垂らしているそうだ。

    アキオ
    ミナミの夫。漁協職員。ミナミの二つ年下。

    漁協の組合長


    弟のデート
    望月
    もっちー。野球部の補欠部員。宮内を稲

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    2025年07月31日
  • 金曜のバカ

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    ネタバレ

    金曜のバカ
    おじさん
    二年前に自衛隊を退官し、護身術教室を始めた。カナの親戚。

    みお
    カナのクラスメイト。

    綾乃
    カナのクラスメイト。

    カナ
    通学中にオタク風青年にパンツを見られる。自転車でT字路の用水路に落ちる。金曜日は護身術教室に通っている。

    オタク風青年
    専門学校を一昨年の春に中退してほとんど何もしてない。笹藪の中から女の子を待ち伏せして覗き見している。カナを襲って投げ飛ばされた。書店でアルバイトを始めた。

    カナのお母さん
    カナが護身術教室に行くように、おじさん経由でお小遣いを渡すようにしている。

    カナのお父さん

    書店の店長

    堤さん
    書店員。

    浅木
    護身術の生徒。


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    2025年07月30日
  • 階段途中のビッグ・ノイズ

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    越谷オサムの長篇小説『階段途中のビッグ・ノイズ』を読みました。
    越谷オサムの作品を読むのは初めてですね。

    -----story-------------
    軽音楽部の廃部を取り消せ! 優柔不断が玉にキズの神山啓人は、猪突猛進型幽霊部員の九十九伸太郎に引きずられて行動を開始する。
    目指すは文化祭での一発ドカン!! のはずが…。
    周囲の冷たい視線、不協和音ばかりの仲間達、頼りにならない顧問。
    そこに太ももが眩しい同級生への恋心も加わって―。
    啓人達は見事にロックンロールできるのか。
    解説・藤田香織
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    2006年(平成18年)に刊行された作品です。

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    2025年07月27日
  • 房総グランオテル

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    房総を舞台にした民宿「房総グランオテル」の娘夏海はより民宿業の視野を広げたいと大学進学を目指しているが親に反対されている。そんな民宿に泊まりにきたのは仕事のパワハラに疲れて有給休暇をとった女性、かつて一世を風靡したが今はもう誰も思い出せないミュージシャン、そしてたまたま駅で取れた写真に写っていた少女を追い求めてきたアマチュアカメラマン。色々な人がそれぞれの悩みや苦しみをもち、それが群像劇のように描かれている。
    一人一人の関わりや掛け合いがとても生き生きとしており、越谷オサムさんらしい青春、再生、葛藤が物語の中でうまく噛み合っていたと思う。
    題名の「房総グランオテル」に込められた願い、そこから感

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    2025年07月20日
  • 陽だまりの彼女(新潮文庫)

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    ハッピーエンドかどうか賛否両論わかれる恋愛小説。

    中学生だった頃バカでイジメられっ子だった彼女と十年ぶりに再会する。その彼女が運命の人だった。そこから2人で愛を育んでいく。

    いろんなところに伏線が散りばめられており、繰り返し読みたくなる。どういう結末かわかっていても読み返したくなる作品。

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    2025年07月19日
  • 陽だまりの彼女(新潮文庫)

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    ネタバレ

    中学時代に仲の良かった女の子と仕事で再開して、付き合いだして、結婚して、という冒頭から順調に幸せな展開で、いつ不幸が訪れるんだろうとヒヤヒヤしながら読み進めた作品。ラストの展開はもひとつな気がしたが、かなり楽しめた作品。

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    2025年06月27日
  • 陽だまりの彼女(新潮文庫)

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    ネタバレ

    10年ぶりの運命的な再会を果たした2人の男女の話。読み終わってみると、あれも伏線だったのかということが次々に浮かんでくる。ただ残された男の子のことを思うと完全にハッピーエンドとは言い難いと思った。女の子がそういう選択を初めからしなければ、男の子は多分違う人と付き合う未来もあっただろうと思うから。

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    2025年06月22日
  • 陽だまりの彼女(新潮文庫)

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    何となくで読み始めたら、あっという間に読み終わってた。オチに繋がる描写がちゃんとあったのに、そういうことだったのか、ってなった。
    こういう終わり方結構好き。優しい。

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    2025年06月10日
  • 陽だまりの彼女(新潮文庫)

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    こういうのでいいんだよって感じの小説。しっかりと伏線を張りながら最後に回収。ハッピーエンドかどうかは評価が分かれるだろうけど、私はどちらかと言うとハッピー派。ただ、切なさも残る。
    あと、純粋に羨ましい関係。

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    2025年05月25日
  • アンソロジー 料理をつくる人

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    ファンタジーに、恋愛に、家族に、ゾッとするお話まで、「料理をつくる人」という1つのテーマで、こんなにもいろんな雰囲気の物語ができるとは。どれも前向きな結末があるなかで、千早茜さんの「白い食卓」だけは冷たく恐ろしいようなお話だったのでどうしても印象に残った。深緑野分さんの「メインディッシュを悪魔に」もキャラクターを想像しながら楽しく読めた。

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    2025年05月22日
  • アンソロジー 料理をつくる人

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    アンソロジーって、作風掴むまで疲れること多いけど、
    どれも面白かったし、
    読みやすかった。
    料理を作ってくれる人に感謝。、

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    2025年05月17日
  • 陽だまりの彼女(新潮文庫)

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    真緒の秘密に途中で気づいてしまったので、ラストの驚きは無かったものの、全体として嫌いではない。

    ベタベタの恋愛小説は嫌いじゃない。

    まぁ、ラストをファンタジーにして着地したあたりが少し好みではないが、この作家さんのストレートな感じは好ましい。

    星は甘めに4つを付けてみる。

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    2025年04月07日
  • 陽だまりの彼女(新潮文庫)

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    とても甘いエピソードに酔いしれそうになったが、まさかのまさかの結末に、どう反応すればいいのか分からなくなってしまった。主人公君はその結末を受け入れていたが、読者としては悶々とする展開だったと思う。
    小学生の頃によく見かけていたタイトルの本を大人になって読むと、やっぱり現実的に見てしまうのが大人になったということだろうか。

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    2025年03月24日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    ルームシェア、同棲、長期出張のホテルとか、いろんな形の「ふたりぐらし」を描いたアンソロジー

    最初に部屋の間取り図と最寄駅とか築年数とかの情報が載ってるのが部屋をイメージしやすくてありがたかった
    備考欄の内容が結構面白くて、ストーリー想像してから読んでた

    どの話も面白かったけど、18階の神様と月の沙漠の話が特に好き

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    2025年01月04日
  • 階段途中のビッグ・ノイズ

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    先輩2人がマリファナと覚せい剤で逮捕され、連帯責任で背部を言い渡された本田高校の軽音部。入部して1年のギターの啓人とベースの伸太郎は、部室を追われて屋上の前の階段で細々と練習をしていたが、いかんせんドラムもヴォーカルもいない状態。啓人は2年に在籍しているうちに、文化祭で行われる田高マニアで演奏するのが夢だったため、軽音部の廃部が受け入れられなかった…。

    あらすじを書いただけでもわかる青春小説である。本田高の軽音部で、洋楽の主にパンクロックやメロコアを演奏する。しかも幻冬舎文庫には珍しく、実在の曲、実在の楽器メーカーにお菓子の名前まで出てくるという、大盤振る舞い(何が?)である。

    話としては

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    2024年12月25日
  • アンソロジー 料理をつくる人

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    なかなか良かった。
    千早さん目当てで購入したけど、なんか幻想的で求めていたものではなかったのが残念。
    とはいえ、1番印象に残ってるのはやはり千早さんの作品だった。
    好きだったのは初作家さんの松永さん。
    深縁さんも良かったな。
    織守さんのはさすが。晴れやかな雰囲気から一気にそんな展開に!という感じです読み応えあった。

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    2024年12月24日
  • 明日町こんぺいとう商店街3 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    シリーズもの。

    ショッピングモールに行くことが多いので、こういう商店街が近くにあったら面白かっただろうなと思いました。

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    2024年12月16日
  • 階段途中のビッグ・ノイズ

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    主人公•神山啓人は高校2年生。五つ歳上の兄と同じ県立大宮本田高校に通っている。兄が活躍した文化祭「田高マニア」に魅せられて入部した軽音楽部だったが、先輩達のしでかした不祥事のせいで廃部の危機に追い込まれてしまい…。

    青くて眩しい青春グラフィティ。一人一人集まってくる仲間たち。顧問になってくれる教師を探す苦労。同級生から向けられる白い目。そして、分かり合えたときの喜びと共感。
    何もかもがベタで甘々で予定調和。だが、そこがいい(笑)日本の高校生には、この自由を謳歌する世界を未来永劫続けていってほしい。そう願う。

    …ベース担当の伸太郎が"ひらがな"で口ずさむKISSの名曲の数

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    2024年12月03日