越谷オサムのレビュー一覧
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こういう物語、オイラは大好物。バカには愛されるバカとそうじゃないバカの二種類があると思う。ここに登場するバカはみんな前者だ。特に「この町」の小谷雅樹が印象的。正真正銘の高一のバカ男子だ。止めとけばいいのにひとり東京に向かう姿なんて、やっぱり最後まで間違ったままなんだ、と笑ってしまう。でもオイラもやってしまいそうなのだ、そういうバカな選択。見栄とかプライドとかが邪魔してるかと思ったら、自分の中のバカがいちばん邪魔してるみたいな。
解説の吉田大助氏は、「思春期とは、バカ醸成装置なのだ」と言う。思春期を過ぎてもオイラはバカのままだ。といことは、オイラはまだ思春期のなかにいるってこと、ってこういうと -
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廃部寸前の軽音楽部を立て直す男子4人の青春ストーリー。けいおん!世代なので、廃部寸前と聞くと入部希望者がいないからかな?とか思ってたら全く違う理由で笑った。けいおん!で育ったので頭が平和ボケしている。
真面目で平和主義、ちょっぴり弱腰な主人公と強気で言いたいことはガンガン言う猪突猛進な相棒というコンビがバランスよくていいな(ヒロアカのデクと爆豪みたい)
バンドやロックの知識がない人でも楽しめるけど、知ってる人はもっと楽しめると思う。作中に出てくる曲が気になってYouTubeで検索しながら読んで楽しかった。グリーンデイのバスケットケースお気に入り。知らなくても生きていけるけど、知ってたらちょっと -
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「ーーやるぞお前ら。ドカンとやるぞ!」
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実質3人の軽音楽部に所属する啓人。ある日他の2人がクスリで逮捕され、軽音楽部は廃部の危機に。そこで立ち上がったのは口が悪くて勢いのある幽霊部員の伸太郎で…
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あらすじをみて面白そうだなと思って手にした本。高校生の青春ににやついた。いいなぁ。音楽が周りを変えていく力もすごい。(最近ヒロアカを読み始めたので優しげだがちょっと無茶しぃの主人公とグイグイ大暴れ系の相棒っていうのは通ずるものがあってフフっとなった。)軽音楽部メンバー以外も、"カトセン"は名脇役だと思うし、軽音楽部の支えになる亜季ちゃんや、キツめな森先生まで、キャラクタ -
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ネタバレこの本は短編5本。
いや、読みやすい!くすって笑えるところアリなので公共の場で読むのには適していない。でも気軽に読める!
1番好きなのは「星とミルクティー」。ストーリーが青春ラブストーリーな感じですっごく好きなやつ。主人公は多分、ひかりに恋してるんだと思う。でも主人公がひかりに抱いている感情が不明確になっているのがまたいいところ。こんなの読んだらもう!死にたくなる。この物語の中で。
「僕の愉しみ 彼女のたしなみ」はストーリーがすごく好き。
「この街」ではすごく気持ちとかが伝わってくる。ひとことひとことがセンスいい。東京への憧れからそら恐ろしくなる気持ちが伝わった。イメージしやすい。ストーリー終 -
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大雨の火曜日、ハンバーガーチェーンの社員である草野は、夜遅くに帰宅する途中で交通事故の現場に遭遇する。倒れている青年と、逃げてしまった黒いスポーツカー。青年は即死したはずであったが、翌朝目覚めるとその青年が自宅のソファで眠っていた…。
ネタバレにもならないだろうから書いてしまうと、弾かれて即死した亮太は、幽霊として草野と意思疎通をする話である。幽霊は草野以外には見えないし、声も聞こえないため、草野の職場をうろつくことで、第三者として草野の職場を俯瞰することができる。
一方で、作者によって工夫された幽霊としてのルール。草野以外には声も聞こえないとか、物を触ることができないとか、触ると物が分裂 -
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ネタバレ幽霊とリアル人間がタッグを組んで悪者を探す、所謂バディもの。設定がそういうのだからファンタジーなんだが、一方で若者の日常生活描写がイキイキと?、描かれるリアル小説の部分もある不思議な小説。
幽霊側の主人公とリアル側の主人公が邂逅する前半部が少々しんどい。そりゃまぁ、ひき逃げされた幽霊と、その事故現場に巡り合った因果で風邪ひいてそれでも仕事をこなす人間側の主人公…なんて描写だからやむを得ないのだが。
その後、中だるみともとれる二人のグダグダ生活描写があるのだが、この中だるみ部分がなんとなくいいねんなぁ。もう一人の霊視者が出てきてからも、その良きウダウダが続く、良いなぁ。
後半は一転してスピ -
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「メイド服が着たい」それだけの動機で、青森の津軽メイド喫茶でアルバイトを始めた、相馬いと。津軽弁が抜けず、失敗ばかりの中、シングルマザーの幸子、漫画家志望の智美とメイド喫茶を盛り上げていく。
正直なところ、キャラクターの立ち具合が微妙なところが気にはなったものの、祖母でヴァン・ヘイレン好きのハツヱから津軽三味線を習い、最終的に三味線とメイドを出会わせるまでのストーリーは、大きな起伏はないものの、読ませるものがある。
本作のメインの部分は、三味線でも友人に見つかってしまうことでもなく、初めてのバイトでうまく行かないメイド喫茶での、いとと二癖はある他のキャラクターなのだが、全体に印象が薄いのは -
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シリーズ2作目
いとは2年生に進級
メイド喫茶リニューアル&津軽三味線のミニコンサート成功の後、ミニコンサートは週末毎に開催されるようになり半年
最近なぜか幸子も智美も常連の山本さんも何だか自分を避けているよう
以前とは違った方向で喫茶の居心地の悪さを感じるいと
一方、学校の方は早苗達と写真同好会を立ち上げ、1年生の男子も一人入部
そして、その石郷鯉太郎は相撲で県代表になるくらいの体格だけど、とても穏やかな話し方で……
前半はいとと周囲の人間関係が前作よりもギクシャクしていてちょっと辛い
ただ、その理由が判明する中盤から後半にかけてはところどころ涙ぐんでしまう
前作に比べて、いと以外のキャ -
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ネタバレ高校三年生になった「いと」。
受験・進路のこと、家族のこと、
バイト先のこと、そして恋の行方と・・・
なかなかたくさん詰まった1冊でした。
しかしいとがここまで具体的に
将来のことを考え伝えられるようになったのは
いとが作中で言ってたように何かがきっかけで
急になったのではなく、バイト先の人達や
高校の友達や後輩、父やばあちゃんなど
色んな要素が加わり、いとの中でゆっくりと
成長していったのだと思うと人と人の
つながりって凄く素敵なことで大切なことだと
改めて思いました。登場人物は基本的に
素敵な人だらけで心が温まる。
そしていとのスペシャル有名になった
ハツヱばあちゃんの三味線・・・
一度 -
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さすがはファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。
作者の越谷さんはこういった日常性に非日常的なシチュエーションを折り込ませた舞台でキャラクターを動かす物語を語らせたらホント最高だよなぁ、感動してしまった。
おそらくプロレス好きなんだろうなぁというのがひしひしと感じられる。
ブックというか、プロレス特有のエンターティメント性。勝敗云々よりも見ている人をどれだけ喜ばせられるか、楽しませてナンボという世界感を感じた。
こういう独りよがりではない、娯楽性を追求する姿勢はすごく好き。
まいど結末をほろりとさせる構成力といい、ときおり心をほっと暖めるようなエピソードをちりばめるあたり、さすが。
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『陽だまりの彼女』で有名な越谷オサムの短編集。
越谷作品を読むのは3作目になるが、タイトルに惹かれて購入した。
「金曜のバカ」
「星とミルクティー」
「この町」
「僕の愉しみ 彼女のたしなみ」
「ゴンとナナ」
の5つを収録。
「金曜のバカ」
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援助交際をしている様子の女子高生と、彼女のストーカーである引きこもりのお話。
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