越谷オサムのレビュー一覧
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いや〜、泣かされました(^ ^;
最後の方なんて、ず〜っと涙を拭いながら読んでた(^ ^;
私は意識しておりませんでしたが、
「いとみち」は三部作だったらしくて。
これまでの二冊も楽しく読ませていただきましたが、
今作においては、いとの成長っぷりがまぶしくて(^ ^;
つい「お父さん目線」で読んでしまったような(^ ^;
ざっくり断言してしまうと、テーマは挑戦と成長かな。
主人公だけではなく、周辺人物の「生活」も丁寧に描き、
それぞれがそれぞれなりに前向きに、新しいことに挑戦し、
成長していく姿が微笑ましくも力強い。
もちろん、多くがまだ成長の途中で、
「確かな成功」を収めている訳ではな -
Posted by ブクログ
越谷オサムのボーナス・トラックを読みました。
ハンバーガーのチェーン店に勤務する社会人3年目の草野は車で真っ暗な道を帰宅する途中、ひき逃げの現場に遭遇します。
そして加害者の黒い車は逃走してしまいます。
被害者の大学生亮太は即死でしたが、草野にはなぜか亮太の幽霊が見えてしまうのでした。
亮太は草野の勤務先について行き、そこでアルバイトの大柄な大学生南と出会います。
南は幽霊が見える体質なので亮太を認識し、草野・亮太とひき逃げの犯人を捜すことになります。
陽気な幽霊亮太、生真面目な草野、幽霊嫌いだけど亮太の手伝いをすることになる南など登場人物の掛け合いを面白く読みました。
エンディングでネ -
Posted by ブクログ
越谷オサムのいとみち 三の糸を読みました。
津軽三味線を弾く高校生のメイド相馬いとがヒロインのいとみちのシリーズ3巻目でした。
ヒロインの相馬いとも高校3年生になり、津軽メイド喫茶のアルバイトもねぶた祭までで大学受験の勉強に力を入れます。
とは言え、ハツヱばあさんが三味線のコンテストに出場して審査員特別賞を受賞したり、初恋の相手石郷鯉太郎の自宅にひょんなことから泊まることになったり、後輩メイドの態度の悪さにキレてしまったり、オープンキャンパスで東京に出たら言葉が通じなかったり、元先輩メイドの智美のところに泊まって現実の厳しさを知ったり、大学受験の大事な日に風邪を引いてしまったり、イベントも盛 -
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越谷オサムの金曜のバカを読みました。
高校生のバカさを暖かく描いた短編集でした。
表題作の「金曜のバカ」は女子高生と引きこもりの男の対決の物語でした。
設定がバカなら、彼らの行動もバカです。
しかし、それが暖かく描かれていて楽しく読みました。
「僕の愉しみ彼女のたしなみ」は恐竜が大好きなオタク高校生片岡が主人公です。
片岡は、気になるクラスメイトの黛さんを恐竜イベントに誘います。
恐竜オタクであることがばれて2週間でふられてしまったという暗い過去を持つ片岡は、自分が恐竜オタクであることを悟られないように慎重に黛さんをエスコートするのでした。
しかし、黛さんにも隠れた秘密があったのでした。
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Posted by ブクログ
ネタバレ舞台は主人公の通う県立大宮本田高校の軽音楽部を中心に
繰り広げられていくんですが、初っ端から上級生二人が
不祥事で退学処分となる・・・不祥事の内容もまぁ
ロックつながりとはいえぶっ飛んでますwww。
その先どんな展開になるかと思っていたんですが、
個性のあるキャラクターが続々と出てきて、
文化祭に開催される「田高マニア」のライブを出て成功
させることを目標に突っ走っていきます。
忘れていた高校生の時のあの独特な雰囲気や
やりたいことへの熱すぎるくらいの熱意。
忘れていた何かを思い出したような気がしましたwww。
読んでいて「田高マニア」のライブシーンはこっちも
鳥肌が立ち、作中に出ていた曲も久