越谷オサムのレビュー一覧

  • いとみち 三の糸(新潮文庫)

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    青森乙女&メイド喫茶&超弩級三味線奏者のいと、三部作最終巻。

    あのいとはもう高校3年生。メイド同僚のチハルの言動が良くないと思うが注意できずストレスがたまる。そしてどこの大学に行くのか。また恋の行方は。

    あー、読み切ってしまった。勿体ないからゆっくり読めば良かった。

    ストーリー、人物すべてが完璧。少年少女向けのような表紙だけど、大人が読んでもキュンキュンくる。

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    2021年08月08日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    朝井リョウはん目当てで手に取りましたが、
    最後の吉川トリコさんの短編がお気に入りです。

    私自身も、自分の性格や習慣はこれまで一緒に過ごした人に影響されてるところがあるのだろうと思い馳せました。

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    2021年07月31日
  • いとみち 二の糸(新潮文庫)

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    青森の純粋高校生&メイド喫茶勤務&三味線奏者のいとが高校2年になった。今まで出来なかった友達が出来たり、そして恋の予感。

    ん〜、たまらない。面白い&泣ける。素晴らしい小説。最近読んだ中でベストオブベスト。三部作なそうなので、次を読むのが勿体ないぜ。

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    2021年07月25日
  • いとみち(新潮文庫)

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    青森の女子高生いとは、週末メイド喫茶でバイトすることになった。しかしばりばりの津軽弁が抜けず「お帰りなさい、ご主人様」と言えず、「おがえりなさいませ、ごスずん様」としか言えない。しかも超人見知り。意外といい人の店長やユニークな同僚たちとのお仕事は・・・

    こだおもじどがっだ(正しい津軽弁ではたぶんない) 映画化されたというので期待せずに読んだ。

    引っ込み思案ないとの内面、成長。津軽三味線の達人のばあちゃんと、もう一年も三味線に触ってないいと。ストーリー展開もキャラクターもとっても良かった。まさにハートウォーミング。

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    2021年07月15日
  • いとみち(新潮文庫)

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    ネタバレ

    青森にある津軽メイド喫茶を中心にした物語。
    人見知り高校生いとがメイド喫茶になりたいという理由だけでメイド喫茶で働く。

    オーナー逮捕で店がなくなるピンチを堂乗り切るか、父親と将来をめぐっての喧嘩、三味線を勧めてくる祖母との微妙な距離感など思春期高校生が頑張っている。

    映画化もされたので機会があれば見に行きたい
    #映画化
    #越谷オサム

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    2021年07月05日
  • 魔法使いと副店長

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    越谷オサムの小説。
    スーパーの副店長である主人公、単身赴任中の家にある日突然魔法使いと名乗るアリスとそのお目付役の小動物のまるるんが押し掛けてくる。

    強引に居候させる身になったのだが日が経つにつれアリスの人柄に自分だけではなく周りの人達も明るくなっていく。

    ライトノベル的展開だがとても面白い。途中アリスの正体がわかるが分かっているぶんラストにハラハラしっぱなしだった。

    #越谷オサム
    #小説

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    2021年07月05日
  • いとみち(新潮文庫)

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    「方言」が魅力的な作品として、オススメされていたので購入。
    「相馬いと」という津軽訛りの強い女子高生が、人見知りを矯正するため、メイドカフェで働き始める話。
    癖のある登場人物ばかりだけれど、中身はみんな優しい心を持っているため、読んでいるとほっこりさせられる。

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    2021年06月13日
  • 階段途中のビッグ・ノイズ

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    最高、最高、最高!!!
    本当に、青春の全てが詰まった一冊。
    友情、挫折、成長、ロックンロール!!
    廃部危機の軽音楽部を取り戻すお話です。
    音楽が、好きな人にもそうでない人にも
    ぜったいにオススメできる
    自分が一番必死になってやってきたことを
    思い出すと思います
    出会えて良かったと思える愛しすぎる作品。
    越谷さんを知った作品。
    勇作がだいすきです
    漫画も最高です
    余韻が止まらない 寝られない
    夏になったら、ぜったい
    グリーン・デイ爆音でかけてまた読む

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    2021年03月02日
  • いとみち 三の糸(新潮文庫)

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    シリーズ3作目、そして完結

    智美の妹、チハルが登場
    大筋の方向性は智美と似ているのに、なぜか人の気に障るチハルの言動と行動
    着地点としては予想通りなんだけど、改心の理由が安直
    キャラクターの過去がリアリティをもって見えてこない
    ま、全体を通してのストーリ上、そこの描写にあまり手をかけられないのはわかるけどね

    傷ついた事のある人だからこその行動というのはあるよな
    逆に、だからこそ今度は自分が傷つける側に回る人もいるとは思うけど、この話はそんな方向性ではないからね


    なんだかんだ言って、おばあちゃん無双の印象が強く残ったかな
    大会とか、ヴァン・ヘイレンとか、新しい同僚とかね
    ひょんな事からお

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    2021年02月24日
  • 階段途中のビッグ・ノイズ

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    スカッとする!まさに青春!まさにロックンロールです!高校生のパワーに中年の私が元気づけられてしまいました。だれか映像化しないかなあ。体制に反抗したくなるこの気持ち。これがロックンロールなんだなとか、勝手に解釈して元気になってます。

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    2021年02月18日
  • いとみち(新潮文庫)

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    津軽訛りで内気な女子高生がメイド喫茶で働きはじめ、津軽三味線のミニコンサートをするお話

    ロリ黒髪ストレートロング内気ドジっ子方言訛りで津軽三味線って、作中でも突っ込まれているけど色々と属性を詰め込んできたなぁ
    しかも中学生の時に津軽三味線の大会で賞をもらったものの、演奏時に股を広げてものすごい形相で弾いていた事を知って以降は離れていたというコンプレックス持ち
    これはもう数え役満でしょ(笑)

    他にも
    先輩メイドでアラサー子持ちだけどアップルパイを焼くのが上手な幸子
    漫画家志望で自称ナイスバディの典型的なメイドの智美
    キレイな標準語でお店の経営やらきっちりしているけど、過去に何かあったらしい店

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    2021年02月17日
  • 階段途中のビッグ・ノイズ

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    ネタバレ

    久しぶりに越谷オサム!軽音楽部の先輩2人の逮捕(マリファナ、喫煙)により、部の廃部が決定するが、校長へのチャレンジにより条件付きで活動を認められる。「予算支援なし」「高校教諭の監視の下に活動せよ」「成果を出せ」。ギター・啓人、ギター・勇作、ベース・伸太郎、ドラム・徹が、高校の文化祭の「田高マニア」でライブをで成功させ、部の存続を勝ちとるべく活動をする。4人で教員、嫌がらせ同級生と対峙して、最終的には高校全体のハートをキックした軽音部。そこには顧問でキノコカット・加藤が鮮烈のロックンロールが泣かせるぜ!!

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    2021年01月25日
  • 魔法使いと副店長

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    甲高い叫び声が、月の方向からものすごい勢いで迫ってきた。人だ。女の子だ。大きな箒に跨っている。

    「陽だまりの彼女」が好きなので越谷オサムさんの他の作品を読みたくて購入。ファンタジーの中に心を通わせ合う人々の話がありほっこり。41歳のおじさん副店長が主役ってどういうことと思うが、おじさんも魔法使いと出会うことで周りの人とも向き合い成長するという暖かい内容。
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    魔法使いの正体がわかった時ドタバタコメディから一気に現実味を帯びる所が色々考えさせられた。アリスは副店長の家に転がり込んで大正解だ。幸せを感じれて良かった。
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    終わり方が凄く好きだった。伏線を綺麗に回収していて嬉しい。
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    まる

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    2020年11月28日
  • 階段途中のビッグ・ノイズ

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    ネタバレ

    ここんとこ、ド直球な青春小説の傑作に巡り合う機会が多いのかな?この本も胸元エグりの直球青春ロケンロール小説。

    とにかく、疾走感がよい。ノリと勢いとスピード感。まさにロケンロールはこうでないと!っていう、よいお手本。そして、ロケンロールにはハイスクールが良く似合う。文化祭が良く似合う。

    主人公各の4にんは当然のことながら、脇を固めるキャラクターの味が良い。特にヒール?役の森先生も実にいい。つまりは彼女だってロックやねんなぁ。その他脇を固める連中みな愛しい。こんだけキャラを愛しめる小説もそうそうないと思う。これも作者の力量だろうな。

    洋物ばかりのコピーバンドが主人公たちのバンドやけど、対バン

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    2020年11月07日
  • いとみち 三の糸(新潮文庫)

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    1巻から読み続け、この巻もも数年前に読み終わりましたが、また読みたくなってしまい今に至ります。主人公の成長過程に物凄く変化があることをものすごく感じました。日常の小さな幸せがかけがえのないものだと感じる本です。

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    2020年09月29日
  • ボーナス・トラック

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    ネタバレ

    発売から長期間経過した旧作にテコ入れする際に用いられるボーナス・トラック。この本ではボーナス・トラックが、遊び心の愉悦とともに、忘れ難い記憶を聴き手の心に刻み込んだのだ。ハンバーガーショップの店員・草野が大雨の帰り道、轢き逃げ事件に遭遇する。轢死したのは大学生の亮太。亮太は幽霊となり、草野は亮太を認識でき、一緒に行動を共にすることになる。草野は亮太の明るい性格により仕事が好転する。亮太も自分を轢き殺した相手探しのため、草野に助けてもらう。人生では毎日、ボーナス・トラックを感じとれるように過ごしていたい。

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    2020年07月21日
  • 階段途中のビッグ・ノイズ

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    各登場人物の個性が強い!凸凹なチームだからこその成長。最初から最後まで爽やかな気持ちで読める一冊だった。

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    2020年07月10日
  • 階段途中のビッグ・ノイズ

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    ネタバレ

    とっっても面白かった。
    前半の廃部騒動から始まった問題の数々にどきどきして、それを一つずつ解決して何度も良かったねと安心し……。そして後半から少しずつ少しずつ彼らの演奏が楽しまれて期待されていくのが、読んでいる自分まで嬉しくなってしまう。完全に物語に取り込まれている。

    田高マニア本番は何とかなるはず、失敗しないでくれと祈らずにはいられない。途中では「大きな失敗こそしないものの、来年にうまく繋ぐのかもしれない……」とすら思ってしまっていた。
    しかし実際は読んだ通りだ。月並みだが、会場の歓声が聞こえてくる。ほとんど分からないはずの音楽が何故か聞こえた気がする。凄い。

    久々に読み終わって「面白か

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    2020年05月09日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    神様のやつが一番良かった。
    『そういうことか!』『そうだったんだ!』ってなるような話が好きなので。
    あとはインコのやつも良かったです。

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    2019年11月08日
  • くるくるコンパス

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    越谷作品の「愛すべきバカ」炸裂してますね!

    安全圏を広げすぎず、自分で計画して、未知の体験して、考えて、、、そんな冒険を子供達にもっとさせてあげられたら良いなぁ。

    いろいろ難しい世の中だけど、そんな気持ちは持ち続けていたいものです(笑)

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    2019年12月21日