越谷オサムのレビュー一覧

  • いとみち 二の糸(新潮文庫)

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    『萌え記号の詰め合わせ』相馬いと。高校2年の17歳。青森県内唯一のメイド喫茶「津軽メイド珈琲店」で働く、純粋無垢な女の子の成長を描くシリーズ第2弾。
    友情に初恋、そして別れの時と、人生において通らざるをえない瞬間を涙と笑顔で乗り越えて行く姿が何ともけなげだ。
    メイドの先輩である幸子と智美も新しい道を歩みはじめた。いとの次の試練と成長が楽しみである。

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    2015年09月10日
  • くるくるコンパス

    Posted by ブクログ

    思っていたよりも後半が深い。
    それぞれの人生を決めた冒険譚。

    なんだか懐かしさとあったかい匂いが
    そこにある…そんな本でした。

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    2015年06月02日
  • 街角で謎が待っている がまくら市事件

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    <がまくら市事件>シリーズ(1)の「晴れたには謎を追って」よりも,全体にミステリーというかホラー寄りで,読んでいてゾクッとする作品が多かった。

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    2015年03月01日
  • ボーナス・トラック

    Posted by ブクログ

    越谷さんの本が好きで読んでみた一作。デビュー作なので期待しすぎず読んだけれど、やっぱり少し読むのに時間がかかりました。しかし、越谷さんのスタイルは既に現れていたなと。読み終わった後、切ないのに笑顔になれる。悲しいけれど、爽やかで明るい。結局みんなのこれからはきっと明るい。対照的な二人が交じりあって、良い方向に溶けて行くというのが素敵。

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    2014年08月03日
  • ボーナス・トラック

    Posted by 読むコレ

    青春系の作家さんとして注目されつつありますね。
    未読だったデビュー作。日本ファンタジーノベル大賞
    の優秀賞受賞作なんですね。それに恥じないほっこり
    する秀作です。幽霊の登場する「相棒」ものですが
    登場人物がどこにでもいそうなのに、それぞれの性根の
    良さが厭味なく書けているのが好感度高し。

    幽霊の登場する作品はもうその時点で非日常で
    やり方によってはなんでもありになってしまいますが
    その程良い、許容範囲の設定が難しそうです。今作は
    割と自然にその設定を作れたのが功を奏しているんでしょう。

    ミステリ要素は極薄味ですがそれが逆にこの作家さんの
    いいところなのかもしれませ

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    2013年02月27日