越谷オサムのレビュー一覧

  • 金曜のバカ

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    2018年2冊目。

    「金曜のバカ」
    「星とミルクティー」
    「この町」
    「僕の愉しみ 彼女のたしなみ」
    「ゴンとナナ」
    の5作品を収載。

    金曜日生まれなので、タイトルに「金曜(日)」とあると気になります。

    読み終えたら手放そうと思っていたのですが、
    寒空の下で星を見ながら飲むミルクティーがおいしそうな「星とミルクティー」
    新丸子に住む黛さんと学芸大学に住む僕(片岡くん)の初々しいデートにひやひやする「僕の愉しみ 彼女のたしなみ」など再読したくなるだろうなと思ったので、手元に置いておくことにしました。

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    2018年06月16日
  • 明日町こんぺいとう商店街3 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    いつも通り、明日町こんぺいとう商店街は心暖まるホンワカな雰囲気だ~(*^^*)と思って読んでいたら、後半は大人でダークな雰囲気に…(゜゜;)四軒目までの話は大好きだけれど、五軒目からは少し苦手(--;)

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    2018年06月06日
  • 明日町こんぺいとう商店街3 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    スカイツリーを見上げる下町の片隅にある、架空の商店街の物語、第3弾。
    知らない作家さんの名前も増えてきたが、今回もまた一段と、箱庭世界が充実していった。
    自分のコレクションが増えていくような気持ち。

    自営業と後継ぎという定番の物語、古くなってしまった業種、逆に商店街にはそぐわないようなおしゃれな店舗のことなど、品ぞろえ多数。
    その中、シリーズで一番最初のお話だったカフェ・スルスのその後の様子を知ることができてよかった。
    また、店の内情は一つもうかがわせず、舞台として使われている「アイスバイン」は、ちょっと異色で、文学的にして官能的である。
    『明日の湯』が一番好きかも。
    そして、お店をやってい

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    2018年01月18日
  • 明日町こんぺいとう商店街3 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    ネタバレ

    大好きな明日町シリーズ、第三弾

    一軒目「カフェ スルス~一年後~」大島真寿美
    平均年齢60歳。老後の楽しみに開いたお店に咲く恋の花。

    二軒目「ブティックかずさ」 越谷オサム
    三十近いひきこもりがちのバンドマンの一人息子VS昭和の香りプンプンな「ブティックかずさ」を守り続けている父。

    三軒目「エステ・イン・アズサ」青谷真未
    お互いを思いやるお嫁さんと姑さん、なんて素敵なんだ。

    四軒目「明日の湯」秋山浩司
    銭湯の壁の絵にまつわるおばあちゃんの恋心に、心がぽかぽか♪。
    がんばれ三太郎!

    五軒目「ドイツ料理屋・アイスバイン」島本理生
    ずっと好きでいたいからと、他の男性と結婚した主人公。

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    2018年03月14日
  • いとみち 三の糸(新潮文庫)

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    ネタバレ

    いとが目標を見つけ、「津軽メイド珈琲店」の従業員たちもそれぞれの道を進み、「ジャンピング・ニー」で将来どうなってしまうのかという不安を見せた智美もどうにか連載にこぎつけて皆がハッピーエンドになる展開は良かった。いとのおばあさんとヴァン・ヘイレンのギタリストがセッションする部分は余りの展開に大笑いしてしまった。3巻を通じていとの成長する姿に一喜一憂してシリーズを楽しむことが出来た。願わくば後釜メイドのこまちゃんのシリーズもやらないかなと密かな期待をしてみたり。ない物ねだりかな。感想はこんなところです。

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    2017年12月31日
  • いとみち 二の糸(新潮文庫)

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    ネタバレ

    再読2回目(初読は単行本で。特別編の「ジャンピングニー」は初読み)。相馬いとも高校二年生になり、写真同好会への参加、親友との諍い、下級生の鯉太郎の想い、エースメイド智美の上京などなどいとの周囲の状況も変わってくる。読んでいてよかったのはやっぱり店長と幸子の結婚披露宴のシーンかな。アットホームなお店の雰囲気が読んでいてとてもいいなと思う。三の糸も手元にあるので、いとの今後がどうなるのか引き続き読んでいきたいと思う。感想はこんなところです。

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    2017年12月26日
  • いとみち 二の糸(新潮文庫)

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    2年に進級したいと。しかし、二の糸は波乱の連続だった。親しいほど金銭貸借は慎むべき。そんな大人の常識のないいとなればこそ親友と気まずくなってしまう。折も悪く、メイド珈琲店の幸子と智美が、それぞれの理由でいととギクシャクしても、その真意を確かめる積極性もなく流されてしまう。何となく辛い前半。しかし、後半はいとが三味線演奏を集中して楽しむことができるようになったように、読者も物語を楽しめる、そんな展開になった。

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    2017年12月05日
  • ボーナス・トラック

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    ネタバレ

    評価は4.

    内容(BOOKデーターベース)
    草野哲也は、雨降る深夜の仕事からの帰り道、轢き逃げ事故を目撃する。雨にさらされ、濡れた服のまま警察からの事情聴取を受けた草野は、風邪をひき熱まで出てきた。事故で死んだ青年の姿が見えるなんて、かなりの重症だ…。幽霊との凸凹コンビで、ひき逃げ犯を追う主人公の姿を、ユーモアたっぷりの筆致で描く、第16回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞の著者デビュー作。

    最後成仏できて良かった良かった・・・と言う前に20歳そこそこで死んでしまった亮平のご両親を思うと・・・成仏できて良かったね。とは終われなかったのが本音。しかも、親は見えないし・・・。

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    2017年11月06日
  • いとみち 二の糸(新潮文庫)

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    相変わらずのほのぼの度合い、三味線シーンの緊張感はレベルアップし、尚且つ今回は初々しい恋愛やその他諸々のオマケまで加わって、期待以上の充実した内容でした。
    大人の自分としては表紙で敬遠しそうになりますが、イラストから受ける印象より面白いと思います。

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    2017年08月25日
  • いとみち 二の糸(新潮文庫)

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    ネタバレ

    引っ込み思案の女子高生メイドで津軽三味線の名手というキャラ立ちを活かしてわきを固めるキャラも個性はぞろい。思春期要素も満載であり読みやすい文体でサクサク読める。読み進めるに従い津軽弁に愛着を感じます。エース、智美の脱退で3巻はどうなるか。楽しみです。肩の力を抜いてライトなのもたまにはよいですね。

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    2017年08月17日
  • いとみち(新潮文庫)

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    舞台が2度訪れたことのある青森市内ということもあり、街の様子が思い浮かぶ。いとや他の登場人物の津軽弁を読むと『壬生義士伝』の主人公・吉村の哀愁を帯びた温かい台詞を思い出す。本書のストーリーもいとの純朴さが際立って良い。メイドカフェで働く津軽弁の女の子が奏でる津軽三味線、続編も読みたいぞ!

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    2017年08月14日
  • いとみち 三の糸(新潮文庫)

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    青森のメイド喫茶の看板娘になった「いと」にも大学進学の時期がやってきた。ばぁちゃんの元には世界的有名なロックシンガーが訪れ、伝説的なセッションを果たす。いとは自分なりに夢を見つけて大学訪問のために東京と仙台に赴く。

    津軽三味線とメイド喫茶のおかげで成長したいとと、周りの環境の変化、そしてメイド喫茶の代替わりが進む、シリーズの三作目。完結編?

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    2017年05月21日
  • いとみち(新潮文庫)

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    初・越谷オサム。なかなか良かった。
    これまで、何度か手にはしたのですが、何と無く読むところまでは行かず。カタカナ名のためかな。
    解説にラノベにしては温順しく、一般にしては大袈裟などと書いてありますが、確かにそんな感じです。でも、今はもう主流になりつつあるかもしれません。
    お婆に育てられきつい津軽弁に悩む女子高生がメイド喫茶で奮闘する話。主人公は可愛いし、周りのキャラも良くて楽しめました。

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    2017年02月15日
  • くるくるコンパス

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    越谷オサムのくるくるコンパスを読みました。

    将棋部の中学三年生、カズト、シンヤ、ユーイチは関西方面の修学旅行を途中で抜け出す計画を立てます。
    二年生の学期末に大阪に転校していった佳織に会いに行こうと考えたのでした。

    何とか先生の目を盗んで修学旅行を抜け出した三人は複雑な地下鉄の乗り換えに迷ったり、不良高校生に絡まれたりしながらも何とか佳織の通う中学にたどり着くことが出来たのでしたが...

    エピローグで語られる後日談が感動的です。

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    2017年01月18日
  • いとみち 三の糸(新潮文庫)

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    濃い津軽弁と小柄な体がトレードマークのドジッ娘メイド、相馬いとも高校3年生。三味線の腕前は相変わらず抜群、バイト先のメイドカフェではたるんだ後輩に鬼の指導(?)、一つ年下の鯉太郎への恋心も奥手なりに加速中。成長著しいいとの前に「受験」という名の過酷な試練が待ち受けていた。そしてついにやってきた、旅立ちの時―。まぶしすぎる青春物語、笑顔と感涙の卒業編!

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    2016年12月21日
  • いとみち 二の糸(新潮文庫)

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    小柄で、泣き虫で、人見知り。濃厚津軽弁話者の相馬いと。高校2年生になり、メイドカフェのバイトも変わらず奮闘中。親友早苗と始めた写真同好会に大きな男子後輩登場! 早苗との初ケンカ、男の子への微妙な感情。先輩智美の夢に向かう姿、シングルマザー幸子と娘のやりとり。大好きな人たちに囲まれていとも確実に成長中。智美主役の短編「ジャンピングニー」も収録の第2弾。

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    2016年12月17日
  • いとみち 三の糸(新潮文庫)

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    とうとう完結?
    読後感の良い作品はしばらくぶり。
    大きく揺れる話はないけど、少し目頭が熱くなり鼻がムズムズ。いい感じです。

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    2016年12月14日
  • くるくるコンパス

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    青春だなぁ……。  
    携帯電話が普及してない時代に中学生が見知らぬ土地へ行くのは大冒険だよなぁ。  
    大阪怖いなぁ近寄らんとこ。

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    2015年09月22日
  • いとみち 二の糸(新潮文庫)

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    いとっち、高校二年生。  
    笑いあり、嬉し涙あり、悲し涙あり、腰は抜けるわドキドキするわの波瀾万丈な一年間。  
    あんな男に寄生されてる智美さんなんて見たくなかった……。  
    (りんかなコンビに)切り替えていく。

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    2015年07月24日
  • いとみち 二の糸(新潮文庫)

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    1巻でのドタバタな展開は控えめに、高校生らしいトークが前面に押し出されています(言い方を変えれば、キャラ化が進んでいます

    個人的には喫茶に常連のオジサン達の出番がちょっと少なかったかなぁと

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    2015年06月27日