白石朗のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった。夢中で読んだ。
ルークが逃げてティムと合流するの熱すぎる。追っ手にはすぐバレちゃうけど、そうじゃないと銃撃戦起こせないしな。
南部の恐ろしさ面白い。なるほどね。
人があっさり死ぬのはルークの両親からきつかったけど、警察署のみんなも亡くなったの悲しい。でも面白い。
そして、舌っ足らずの男と予知能力。ここらへんはマイノリティリポートのような。まあ未来予知につきものだけど、暗殺の対象がどのように選定されていたのか面白い。というか、ルークの天才さよりノーマルレベルの超能力のほうを欲するというのが破綻してると思うんだよな。いくら天才さより希少な可能性とはいえ。
キングがあとがきで書いてた友人とのエピソード面白かった。亡くなったの残念。
異能機関自体は作中で出てこない名称なので、別の名前が良かったのではと思うけど、難しいな。
連続ドラマでみたい。もっとみんなの背景が見たい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ満足度高いです。読んでよかった。先に映画を観ているのでそこで感じたもやもやは結構晴れました。
…どうしてこの方向で映画化しなかったんだろう、という新たなもやもやは生まれたけれど。
ダンとアブラの絆が、〈かがやき〉持ちだけでなく、実は血縁関係があってふたりともジャック・トランスと同じ癇癪持ちなのはかなり重要でした。アブラにとってはダンは導きの人だけれど、ダンにとってのアブラは救いだなぁ。きっと。
キューブリック版シャイニングしか観ていない知人との会話で「オーバールックホテルは焼失している」が食い違ってたのですが、そうかこれ小説版だけの展開だったのかと思いました。この作品では跡地をキャンプ地として利用している。でも、良くない土地は良くないものを引き寄せる、というところはちゃんとありました。
ダン側の陣営が一人も死なないのも好きです。
ローズとのラストバトルでダンを救ってくれたのが誰かわかったときに込み上げるものがありました。悪霊になってなかったんだね……
ドクター・スリープ。永遠の眠りに就くときに最期まで寄り添ってくれるドクター。
AAのあれこれも良かった。
スティーヴン・キング、あとがきで「シャイニング」と「ドクター・スリープ」を書いたのは同じ作家ではない、って書かれていた。「シャイニング」時はジャックやダニーと同じくアルコール依存症だったのかな?
読者の「少年があのあとどうなったかご存知ですか?」が書いたきっかけかぁ、素敵。
続編は蛇足に感じるものも多いけれど、この作品は続きを読めてよかったです。
“トランス一家の正史”……キングの怒りは収まりそうにない。
「グリーン・マイル」のジョン・コーフィも〈かがやき〉持ちだったんだなと思いました。
キングの世界は繋がっている。まぁ全てなんだかんだキャッスルロック。 -
Posted by ブクログ
上巻ではオーロラ病が蔓延し女性が次々と眠ってしまい、女性警察署長ライラまでもが眠ってしまうところで終わります。男はパニックに陥り右往左往するのみです。ここで読者の緊張が頂点になります。
後半は一転してヴァイオレンスの連続で、ジェットコースターが落下するような展開が続きます。クリントンの籠城するドゥーリング女子刑務所にフランク率いる民兵隊が攻撃を仕掛け、それとは別にアームレスリングチャンピオンのヴァネッサのグライナー兄弟追跡劇もあります。ものすごい迫力です、街中の火器が集まっているのでそりゃあそうなるよねという感じです。男たちは他人には理解しがたい流儀をそれぞれもって争いに参加しているようです、特に女性にはまったく理解できない考えで。
私が上巻で注目したクズ2人ドン・ピーターズとガース・フリッキンジャーですが、ガースはあっさりと退場しましたいいやつだったのに残念です。ドンは最後までクズを貫き通し、クズらしい最後を迎えます。
眠りについた女性たちはもう一つの世界で女性だけで生きていけることを証明するのですが、元の世界に戻ることを決断します。
表向きは以前と何も変わらない世界に戻ってしまいます、指がなくなったり家族がいなくなったということはありますが広い世界の中では小さいことであると描かれています。オーロラ病のカラクリを知った一部の人間には心境の変化が現れ小説のエンディングとなります。
オーロラ病という疫病を扱っているところから『スタンド』が、もう一つの世界の描かれ方から『ダークタワー』が連想されます。また、上巻と下巻で雰囲気が違うので、上巻を父が下巻を息子が主に執筆している気がします。こんなことは面白ければどうでも良いことですね。 -
Posted by ブクログ
上巻を読んでの感想。
すぐに死亡すると思ったのに最後まで生き残ったのが2人います。1人は受刑者のセクハラ行為を繰り返す刑務官ドン・ピーターズ、もう1人は緑のベンツで猫を轢き殺す薬物中毒の形成外科医ガース・フリッキンジャー。クズ2人の今後の活躍が楽しみでもありおそろしくもあります。ちなみにP474のガースが小さな黒いバックと往診バックを手にして現れるところは良いシーンだと思いました、クズのくせにカッコつけてるところがです。
ドゥーリング女子刑務所に女性が立て籠もり、男が包囲するような感じになると予想するのですが、想像を超える展開になると思うと楽しみです。
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Posted by ブクログ
文句なしに大満足の一冊。ジョー・ヒル「お試し」としては十分すぎる内容。こんなにも気持ち悪くて、こんなにも美しい物語を、様々なスタイルで読めるなんて。
私のお気に入りは「ポップ・アート」。近年読んだ中で最も美しい物語。イタロ・カルヴィーノの「木登り男爵」のラストを思わせるクライマックスには泣けました。「自発的入院」は本書のなかで唯一中篇と言ってもよい作品で、そのアイデアと恐ろしさは唯一無二。とにかく、ジョー・ヒル、すごい才能としかいいようがない。お父上がいなくなっても(そんな世界は考えたくないが、いずれ訪れるであろう)、これで安心、と思ったホラーファンは私だけではないはず。 -
Posted by ブクログ
「ミスターメルセデス」の完結編。
まぁ、何をどう書いてもネタバレになりそうなので、難しいのだけど。
美しい物語だったと言えるのだろう。
確かに、残酷だったり醜悪だったり、目をふさぎたくなるようなシーンは多々あった。
けれど、だからこそ命は輝く。炎の中からフェニックスが再生するように、たとえその器が変わっていたとしても、命はきらめく。
大事なのは、そのことを信じられるか、ということなのだろう。
それが、主人公サイドと犯人サイドの違いなのだろう。
にしても、こんなに早く続きが読みたいと、読まなきゃって思うのと同時に、残りページが少なくなるのが切なかったことはないよ。
最高でした。 -
Posted by ブクログ
「ミスターメルセデス」の完結編。
まぁ、何をどう書いてもネタバレになりそうなので、難しいのだけど。
美しい物語だったと言えるのだろう。
確かに、残酷だったり醜悪だったり、目をふさぎたくなるようなシーンは多々あった。
けれど、だからこそ命は輝く。炎の中からフェニックスが再生するように、たとえその器が変わっていたとしても、命はきらめく。
大事なのは、そのことを信じられるか、ということなのだろう。
それが、主人公サイドと犯人サイドの違いなのだろう。
にしても、こんなに早く続きが読みたいと、読まなきゃって思うのと同時に、残りページが少なくなるのが切なかったことはないよ。
最高でした。