白石朗のレビュー一覧

  • フェアリー・テイル 下

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    下巻は「長いな〜」と思うシーンがとても多くさらに登場人物が一気に増えて名前が覚えられなくなり挫折しそうになったが、グロさと痛々しい描写やたくさんの死の場面もありダークファンタジーの雰囲気はとても好きなテイストだった。
    色々な謎も解き明かされていき、最後は帯に記載されている通りのハッピーエンドへ集結していく。
    やっぱり物語はハッピーエンドがいい。

    いろいろとぎゅっとして一冊にまとめてくれてこの価格ならとてもよかったと思う。

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    2025年05月12日
  • フェアリー・テイル 上

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    今までのスティーブン・キング氏の上下巻シリーズよりもかなり高額でびっくりして怯みそうになったが、キング50周年の集大成、そしてファンタジーとなると読まないわけにはいかないでしょと奮発しました。
    本が大好きなので値段のことであまり悩みたくないが、それにしても上下巻の本でこの価格は高すぎると思ってしまった・・

    上巻のほとんどは主人公の父親や周りを取り巻く環境について、そして老人と犬との出会い、信頼関係を築き上げていくまでの展開に費やされるが、ファンタジー要素がちらりとしてからは前のめりに、そちら側の世界に行ってからは立ち上がって読むくらいのテンションでもうわくわくとページをめぐる手が止まらない!

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    2025年05月12日
  • 11/22/63(下)

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    いやー、さすがキング!!面白かった!

    この物語は2011年から1958年に通じるタイムトンネルを通り、ケネディ暗殺を阻止するといあもの。

    ラストは

    なるほどー!こう終わるのか!!

    って感動もある!

    さすがです!キング先生!!

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    2025年04月14日
  • ビリー・サマーズ 下

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    二段組、上下巻なのに、リーダビリティが高くて、長さを感じない。
    流石のスティーヴン・キング。仕掛けがこんなにもあって、その仕掛けのための描写が細かいのに、全く苦にならず。
    ただのミステリー作家ではないので、ビリーだけでなく、アリス、バッキーさらに、マージ(!)の人生まで描いてしまう。
    さらに、小説を書くということは、異界に足を踏み入れるということ。その境地も描く。
    そして、トランプ政権下の社会情勢も加味して。(キングはトランプ支持者ではないことがはっきりわかる)

    久々のキング。盛りだくさんで読者を掴んで離さない力技を楽しめました。

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    2025年03月27日
  • ビリー・サマーズ 下

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    ネタバレ

    劇中劇のようなビリーが書いている小説,そしてアリスが書き継いだ小説,これが本当だったらいいのにと思った.

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    2025年02月18日
  • ビリー・サマーズ 上

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    ここで終わっても十分楽しんだ、"次回作楽しみ!"って感想書けるだけの一作。あまり上巻の評判いいコメント見ないんですが、全然重厚感ある読み応え。あとのコメントは下巻まで取っておきます

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    2025年02月16日
  • ビリー・サマーズ 上

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    ネタバレ

    凄腕のスナイパー、ビリーサマーズの破格の報酬の仕事は成功するも自分も始末されそうになる。それを見越しての逃亡計画、詰めの段階で飛び込んできたアクシデント、レイプされた少女アリス。もう一仕事終わったはずなのに、まるで新しく始まったかのような展開。早く下巻を読まないと!
    劇中劇のような自叙伝も面白い。

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    2025年02月14日
  • 悪霊の島(上)

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    ネタバレ

     ホラーの大作…とあったが、上巻を読み終えて感じたのは、『全然これホラーじゃないじゃん‼︎』といった気持ちである。悪霊の島…とあるが、上巻の中には悪霊要素はほぼない。(霊は出てくるには出てくる。主人公の娘が島に訪れて、一緒に島を探検した際、娘がゲロゲロ吐いてしまった時があったが、それが悪霊の仕業と仄めかされてはいる)
     一応、主人公のエドガーが事故をする様子だったり、超自然的な体験をする時は中々グロい描写が散見されるものの、そこまで恐ろしさは感じられない。
     私からはむしろ、それでも気丈に頑張っているエドガーがカッコいい!という感想を抱いた。
     上巻は、言うなれば『事故で障害を負った者が再生し

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    2025年02月13日
  • ビリー・サマーズ 下

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    ●劇中作をそう使ってくるか!うまいなーと思った。
    ● 「あらゆる出来事にはそれなりの理由があると自分に言い聞かせることはできるが、これは赤裸々な真実にむきあえない連中用の嘘のおためごかしでしかない。すべては偶然の産物、そのあと続く出来事もすべて偶然の産物-それが真実だ。」いまの自分の救いになるなと思ったフレーズ。

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    2025年02月07日
  • 異能機関 下

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    寝る前に数ページ…と思ったら 結局そのまま最後まで読んでしまいました おそろしい
    時間がある時に読む事をおすすめします

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    2025年02月05日
  • ビリー・サマーズ 下

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    …終わった。なんとも言えない読後感。ずっとどうなるのかドキドキしながらだった。夏別荘の先のホテルはあのホテルなのか?などど考えた。読んだ後に上下巻の表紙の絵の意味が分かる。ビリーの生き様、心に残りました。バッキーはいい人だなー。アリスがこの先どんな物語を紡いでいくのでしょうか?ちなみにこの本をうつ伏せで読んで腰を痛めました。思いのほか体に負担でした。後半は腰の痛みに耐えながら、でも痛みを忘れて読みました。

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    2025年02月02日
  • ビリー・サマーズ 下

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    旅が終わった。

    スティーブン・キングのながい道のり。よく喋るアメリカのおじさん。堪能しました。終了の爽快感と消失感。

    今回入れ子小説の扱いが巧み。
    ラスト、気持ちよく騙された。

    ビリー・サマーズ 

    アリス・マックスウェル 
    バッキー・ハンスン
    魅力的な主人公たち。

    悪人たちが彩りを添える。

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    2025年02月02日
  • ビリー・サマーズ 上

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     引退することにした、暗殺者ビリー・サマーズ。

     最後の仕事で引き受けたのは、護送中の殺人犯の狙撃。

     報酬は200万ドルというから、1ドル150円で換算すると3億円かぁ。

     いや、そうして計算してみると、うさんくさすぎないか、と思うところだけど、ビリーは引退の仕事として引き受ける。

     狙撃するためにその街にしばらく住み、そのあいだは新作を執筆中の作家になって街に溶け込め、という。

     なんだそれ、あやしすぎないか。

     ビリーは指令に沿って、作家のふりをして、実際に書き始める。

     警戒されないため、狙撃の腕は一流でも「おバカなおいら」を演じているビリーは、実は文学好きで教養が高い。

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    2025年01月18日
  • ビリー・サマーズ 下

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    プロの殺し屋スナイパービリー・サマーズ。アリスが登場してからは、この関係性はどこかで見たことが・・・そうだ、映画レオンのレオンとマチルダのようだった。ビリーのもう一つの顔、小説家の描写はミザリーを彷彿とさせるし、シャイニングのオーバールックホテルが出てきた時はちょっと嬉しかった。内容はとんでもない変態小児性愛者とかレイプとか重くて苦しいけど、途中からビリーをどんどん好きになっていったから最後は悲しかった。アリスのその後が読みたい。

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    2025年01月13日
  • ビリー・サマーズ 下

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    ネタバレ

    上巻の最終盤でとんだやっかいごとに対処するはめになったビリー。
    ただそこでのビリーの振る舞いが、主目的は自身の潜伏生活への危険を排除するためだが、半ばやけくそ気味になりつつもやっぱり「善き人」の行動様式。

    このアクシデントから思わぬ旅の友が増えることになる。

    ということで後半は自分を嵌めたニック、そしてその奥にいる真の黒幕へ落とし前をつけに行くロードノベルの様相。
    上巻から時折挟み込まれていた作中作もいよいよビリーの心の奥底に沈むイラク戦争での喪失と対峙することに。

    この”ひと仕事”の筋書きはビリーが睨んだとおりだったのか、真の黒幕は誰で何を狙っていたのか、気になり過ぎてどんどんページが

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    2025年01月12日
  • ビリー・サマーズ 下

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    意外な展開が続く

    登場人物が頭の中で混乱してしまったので
    機会があれば再読したい

    超常現象などはないので
    肩透かしと感じる読者がいるかもしれません

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    2024年12月29日
  • ビリー・サマーズ 下

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    最後の仕事を終えるも罠に気づいたビリーだが、レイプされ車から投げ捨てられた女の子アリスを救った翌朝、レイプ犯と間違われるところから下巻は始まる。アリスは回復するにつれてビリーを信頼し、ビリーもアリスに状況を話し始める。そしてビリーはアリスを傷つけた若者たちに復讐し、そして二人はビリーの命を狙う者たちに復讐するが…。ビリーの書き始めた自伝的小説は並行して進んでいく。

    意外なラスト!と書いてはあるが、たいして意外ではない。そんなことより、このラストは心に染みる。格好つける必要もない。背伸びする必要もない。自分を追い込む必要もない。クリエーターのキングから、これからを生きる若者たちへのメッセージだ

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    2024年12月26日
  • ビリー・サマーズ 上

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    殺し屋 ビリーサマーズの物語
    上巻最後にストーリーがまた動き出した

    海外小説は名前が覚えられない ストーリー展開が早く面白い

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    2024年12月15日
  • アウトサイダー 上

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    うほっ!

    最後でここにつながるのね?

    これ以上はネタバレになるから言えない。

    やっとホラー要素が出てきたところで終わるのね。

    後半、ちょっと中だるみの箇所もあるにはあったが、

    ほぼ一気読み。

    読ませるね〜!

    前作に繋がってるやないけ〜!

    下巻読むの楽しみすぎる〜♪

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    2024年11月13日
  • ビリー・サマーズ 下

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    誰も死なないで・・・って願ってたのに
    めっちゃハードボイルドで
    ハートウォーミングで
    キングのこういうお話は大好きです
    長さが気にならなかったし
    終わらないで!!って強く思ってた

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    2024年10月31日