白石朗のレビュー一覧

  • 異能機関 下
    久しぶりにS.キングの作品を読みましたが、上巻の伏線回収、下巻の展開の加速感が最高でした!迷うことなく☆5
    キングの終わり方は、作品によってまちまちなので最後までどんな締めくくりなのか、というところも予想しながら読み進めていくのがワクワクしました。
  • 異能機関 下
    面白かった!
    続きが気になって夜な夜な読み進めたけど、読み終わってからも続きが気になる。
    ルーク、カリーシャ、ニック…
    みんなのその後を読んでみたい。
    どうしてキングが書く少年少女は魅力的なんだろう。
    魅力的なのにどこかに居そうと信じさせてくれるところが好き。
  • チップス先生、さようなら
    中学生の頃、薄いからすぐ読めると手に取りました。何とも言えず心に染みるお話でした。グッドバイ、ミスターチップス。
  • マイル81 わるい夢たちのバザールI
    楽しめました。百点満点です。
    書籍にしたらかなり分厚いものだと思います。
    あまり分厚いと途中飛ばし読みしてしまいがちですが、これはどの作品もおもしろくて集中力が途切れなかった。多彩なキングワールドです。

    キングって、異常心理とか特殊な能力者以外の、普通の人の、普通の情緒をこれほど深く巧みに描けたっ...続きを読む
  • 異能機関 下
    研究所の部屋係のモーリーン・アルヴォースンはバスルームのシャワーヘッドを使って首を吊っていた。そして、彼女が壁に書き残したメッセージ「地獄が待っている。あとからおまえが来るのを待っているぞ。」があった。そしてそのとおり、ミセス・シグスビー達に地獄が迫っていた。下巻はハラハラドキドキだ。ルーク・エリス...続きを読む
  • 異能機関 上
    名作ファイアスターターを思い起こさせるような作品でした。
    終盤はちょっと息切れして一気に展開が早くなったような気もして、昔のキングならもっと長いストーリーになったかな?
    ただもうキングの長編を読めるだけで満足なので星は満点以外はつけられません
  • 異能機関 下
    上巻で研究所を脱出したルークがやっとティムと交わった。追う方と追われる方が交互に書かれて、緊迫感が半端なく、祈る思いで読んだ。
    キングは悪人がとんでもなく悪い奴として描いてるので善悪の対比も面白い。超能力者の表現も違和感なく作品にのめり込めた。
  • 異能機関 上
    久々のキングの作品。映像が浮かぶ程にリアルな描写に完全にハマってしまった。
    「キャリー」や「IT」でも感じたが、生き生きとした少年少女の心理や生態が作品に深みを与えている。ルークの脱走劇は身を結ぶのか、プロローグ的なのに出てきたティムとどう関わるのか、ドキドキが止まらない。
  • 異能機関 下
    面白かった。夢中で読んだ。
    ルークが逃げてティムと合流するの熱すぎる。追っ手にはすぐバレちゃうけど、そうじゃないと銃撃戦起こせないしな。
    南部の恐ろしさ面白い。なるほどね。
    人があっさり死ぬのはルークの両親からきつかったけど、警察署のみんなも亡くなったの悲しい。でも面白い。
    そして、舌っ足らずの男と...続きを読む
  • 異能機関 上
    めちゃくちゃ面白い。
    ルークの話から始まるかと思いきや、ティムが夜回り番につく話が始まる。でも結構展開が早くて、ルークはすぐに誘拐される。
    研究所でも、読者はルークと一緒になって情報を集めていくので面白い。研究所の大人達の背景はあまり語られないのも良い。
    そして脱出。ここで表紙の意味がわかる。
  • 異能機関 下
    素晴らしいほどキングだった!

    超能力を持つ子供達を集める謎の研究所。12歳のルークは脱出できるか!?

    圧倒的な文章量、でも止まらない。
    力を合わせる子供たち、助ける南部の面々。
    息もつかせぬ後半の展開。

    いつも思う。
    キングの作品には必ず愛がある。

    読めて幸せだ!
  • 異能機関 上
    素晴らしいほどキングだった!

    超能力を持つ子供達を集める謎の研究所。12歳のルークは脱出できるか!?

    圧倒的な文章量、でも止まらない。
    力を合わせる子供たち、助ける南部の面々。
    息もつかせぬ後半の展開。

    いつも思う。
    キングの作品には必ず愛がある。

    読めて幸せだ!
  • 異能機関 上
    多分この最初に出てくる男の人に主人公が会う流れなんだろなーって予想は出来てたけど、いざそう来ると思ってた以上にワクワクした。
    子どもたちがかわいそうすぎて途中読むのが辛くなった。
    エイヴァリーとかも助かって欲しい。下巻もすぐ読みたい。
  • 異能機関 上
    「異能機関(上)」(スティーヴン・キング : 白石 朗 訳)を読んだ。
    
なんか久しぶりにスティーヴン・キングを読んでいる。
    
これまでに読んだ作品は意外と少なくて
「ペット・セマタリー」
「ミザリー」
「11/22/63」
ぐらいだな。
    
 最近は電子書籍ばかり読んでいるので、二段組なんていつ以来...続きを読む
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語
    恥ずかしながら私自身は本書を読むまで作品と名前が一致していなかったのだけれど、米国では誰もが知る巨匠エドワード・ホッパー。
    様々な作家の作品からなる『短編回廊』とは違って、一冊丸ごとエドワード・ホッパーの絵画から紡がれた物語はどこか懐かしく、登場人物とはこれまでもドラマや映画、小説などで出会っていた...続きを読む
  • チップス先生、さようなら
    津村のやりなおし世界文学の1冊である。あまりにも有名な本であるが、名前ばかりであまり読まれていないのかもしれない。新しいことばかりが求められる学校教育であるが、そうでないことも必要である、という教育の本質を教える教員養成大学生に必須の本であろう。
  • ドクター・スリープ 下
    満足度高いです。読んでよかった。先に映画を観ているのでそこで感じたもやもやは結構晴れました。
    …どうしてこの方向で映画化しなかったんだろう、という新たなもやもやは生まれたけれど。
    ダンとアブラの絆が、〈かがやき〉持ちだけでなく、実は血縁関係があってふたりともジャック・トランスと同じ癇癪持ちなのはかな...続きを読む
  • 007/カジノ・ロワイヤル【白石朗訳】
    有名な007シリーズ原作
    この作品でかの有名なジェームズ・ボンドが世に出たのである。
    映画や音楽は見聞きしたことがあっても、原作を読んだことは無い人は多いのではないだろうか。
    読みやすく、映画とはまた違った味わいがある。
    是非読んでほしい
  • 眠れる美女たち 下
    上巻ではオーロラ病が蔓延し女性が次々と眠ってしまい、女性警察署長ライラまでもが眠ってしまうところで終わります。男はパニックに陥り右往左往するのみです。ここで読者の緊張が頂点になります。

    後半は一転してヴァイオレンスの連続で、ジェットコースターが落下するような展開が続きます。クリントンの籠城するドゥ...続きを読む
  • 眠れる美女たち 上
    上巻を読んでの感想。

    すぐに死亡すると思ったのに最後まで生き残ったのが2人います。1人は受刑者のセクハラ行為を繰り返す刑務官ドン・ピーターズ、もう1人は緑のベンツで猫を轢き殺す薬物中毒の形成外科医ガース・フリッキンジャー。クズ2人の今後の活躍が楽しみでもありおそろしくもあります。ちなみにP474の...続きを読む