白石朗のレビュー一覧

  • ビリー・サマーズ 上

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    ネタバレ

    上巻ではあらすじ以上の事は起こらないのに面白い。
    ビリーのなりすまし生活が図らずも、尊いものになってしまい、この仕事を受けたことすら後悔し出すのが可笑しくも愛おしい。
    ビリーの人となりは悪人以外殺さない信条とか、一般人に向ける優しい目からも分かる通り善の人だし、後半で隣人家族の娘から貰った愛溢れる絵を捨てずにお守りみたいに大切にする所も微笑ましい。
    そんなビリーがどうして暗殺稼業をしているのかを小説にして書いていき、間に作中作として読みながらビリーの過去を知れるという作りになってる。上巻では子供時代までだから核心に迫るような話まではいかないし、暗殺の方も成功するけど一筋縄ではいかないしとまだま

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    2024年06月24日
  • アンダー・ザ・ドーム(3)

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    一気読み…
    残念ながら、我らのバァァビィーは活躍できなかったけど(囚われてるので)、相変わらず檻の中でも生存のために手段を選ばないところがかっこよかった。ベタ褒め。

    街のマトモな人たちが少しずつ少しずつ、集まりはじめて、対ビッグジム勢力になりつつある。嬉しい反面、やっぱりいつか誰かが死ぬことになるのかと怯えながら読む。秘密の集会と、バービーたちの救出。うまくいくのか? 痛手を負わずに?ハラハラ。ドキドキ。
    私も異常事態になった時、できればまともな方に入っていたい…自分を恥じることがないように。

    それにしてもラスティ!
    のこのこと…たった1人でビッグジムのとこ行くなんて、お前はバカか!と言い

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    2024年05月27日
  • アンダー・ザ・ドーム(3)

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    ドームにシャキーンと覆われた街で悪者ビッグ・ジムと対決すると思ったら予想外に死ぬ主要人物たち、そして最後そんな展開!?に後半びっくり。

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    2024年05月02日
  • ビリー・サマーズ 上

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    淡々と話が進む

    途中、すごくハラハラする
    ドキドキする

    でも、上巻だけで終わりそうなのに
    結局なにもわからない

    先日異能機関をよんでからすぐこれをよみはじめたので
    全く違う人が描いたかのように違う話で
    すごいなーと思う。
    そして、帯にも書かれてるけど
    殺し屋で小説を書く
    この小説がまたすごくいい。
    スティーブンキング自身は
    どうやって小説を書いてるのだろうと思う

    下巻が楽しみ

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    2024年04月29日
  • 異能機関 上

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    文量的にも内容的にもちょっと重たいですが、比較的サクサク読めました。12才の少年の冒険譚。下巻に期待。

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    2024年04月28日
  • 異能機関 下

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    読書備忘録820号(下巻)。
    ★★★★★。

    稀代のストーリーテラー!さすがキング!という感じでした。今回はネタバレ感強めです。

    冒頭、翻訳物によくある巻頭。
    「全米では毎年80万人の子供たちが行方不明になり、大半は戻ってくるが数千人単位の児童は行方不明のままである」と挨拶文が。ということは怪しい誘拐ものか!とゾクゾク感半端ない!

    そして、物語は始まる。
    フロリダからニューヨークへ向かう飛行機に乗るおっさんの話。ん? 誘拐は?笑
    おっさんの名前はティム・ジェイミースン。
    飛行機は満席。どうしても乗りたいお偉いさんがいて、席を譲ってくれたら相応の謝礼をすると。
    ティムは2000ドルで席を譲っ

    0
    2024年04月27日
  • アンダー・ザ・ドーム(1)

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    買っちゃった…ドラマシーズン3まで見終わってから読むつもり!
    しかし1-3(文庫)、すごいボリュームで恐れ慄いてる

    読んだ…めちゃめちゃ面白い!
    ドラマ見た後だからまぁ筋はそこそこ同じなんだけど、登場人物の細かい事情が若干異なり、さらに一人一人の描写が多いせいか性格もドラマよりもクリアで濃い。

    そうなると途端にスティーブンキングだ!
    ドラマだとそんなに不穏さは感じなくて…というかドラマはサクサクテンポ良く進んでいくせいもある、言動や表情から読み取り想像しながらだからかなぁ?ホラーというよりサスペンスだったが…こちらは不安がいっぱい。人間の怖さよ…ねちっこい感じの。
    それで気づいたんだけどそ

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    2024年05月12日
  • 異能機関 下

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    ネタバレ

    久しぶりにS.キングの作品を読みましたが、上巻の伏線回収、下巻の展開の加速感が最高でした!迷うことなく☆5
    キングの終わり方は、作品によってまちまちなので最後までどんな締めくくりなのか、というところも予想しながら読み進めていくのがワクワクしました。

    0
    2024年04月03日
  • 異能機関 下

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    面白かった!
    続きが気になって夜な夜な読み進めたけど、読み終わってからも続きが気になる。
    ルーク、カリーシャ、ニック…
    みんなのその後を読んでみたい。
    どうしてキングが書く少年少女は魅力的なんだろう。
    魅力的なのにどこかに居そうと信じさせてくれるところが好き。

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    2024年02月09日
  • チップス先生、さようなら

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    中学生の頃、薄いからすぐ読めると手に取りました。何とも言えず心に染みるお話でした。グッドバイ、ミスターチップス。

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    2024年01月22日
  • マイル81 わるい夢たちのバザールI

    購入済み

    楽しめました。百点満点です。
    書籍にしたらかなり分厚いものだと思います。
    あまり分厚いと途中飛ばし読みしてしまいがちですが、これはどの作品もおもしろくて集中力が途切れなかった。多彩なキングワールドです。

    キングって、異常心理とか特殊な能力者以外の、普通の人の、普通の情緒をこれほど深く巧みに描けたっけ、と読み手をうならせる作品もたくさんありました。
    匠の技ですね。

    最後の「Ur」圧巻でした。

    読むのに時間がかかりますが、キングファンには是非おすすめです。

    #深い #感動する #シュール

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    2024年01月13日
  • 異能機関 下

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    研究所の部屋係のモーリーン・アルヴォースンはバスルームのシャワーヘッドを使って首を吊っていた。そして、彼女が壁に書き残したメッセージ「地獄が待っている。あとからおまえが来るのを待っているぞ。」があった。そしてそのとおり、ミセス・シグスビー達に地獄が迫っていた。下巻はハラハラドキドキだ。ルーク・エリス達の進行とミセス・シグスビー達の進行が交互に綴られ、それに進行時間にも追われてひやひやしたものだ。とても面白かった。

    0
    2023年11月06日
  • 異能機関 上

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    名作ファイアスターターを思い起こさせるような作品でした。
    終盤はちょっと息切れして一気に展開が早くなったような気もして、昔のキングならもっと長いストーリーになったかな?
    ただもうキングの長編を読めるだけで満足なので星は満点以外はつけられません

    0
    2023年10月29日
  • 異能機関 下

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    上巻で研究所を脱出したルークがやっとティムと交わった。追う方と追われる方が交互に書かれて、緊迫感が半端なく、祈る思いで読んだ。
    キングは悪人がとんでもなく悪い奴として描いてるので善悪の対比も面白い。超能力者の表現も違和感なく作品にのめり込めた。

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    2023年09月07日
  • 異能機関 上

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    久々のキングの作品。映像が浮かぶ程にリアルな描写に完全にハマってしまった。
    「キャリー」や「IT」でも感じたが、生き生きとした少年少女の心理や生態が作品に深みを与えている。ルークの脱走劇は身を結ぶのか、プロローグ的なのに出てきたティムとどう関わるのか、ドキドキが止まらない。

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    2023年09月02日
  • 異能機関 下

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    ネタバレ

    面白かった。夢中で読んだ。
    ルークが逃げてティムと合流するの熱すぎる。追っ手にはすぐバレちゃうけど、そうじゃないと銃撃戦起こせないしな。
    南部の恐ろしさ面白い。なるほどね。
    人があっさり死ぬのはルークの両親からきつかったけど、警察署のみんなも亡くなったの悲しい。でも面白い。
    そして、舌っ足らずの男と予知能力。ここらへんはマイノリティリポートのような。まあ未来予知につきものだけど、暗殺の対象がどのように選定されていたのか面白い。というか、ルークの天才さよりノーマルレベルの超能力のほうを欲するというのが破綻してると思うんだよな。いくら天才さより希少な可能性とはいえ。

    キングがあとがきで書いてた友

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    2023年08月31日
  • 異能機関 上

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ面白い。
    ルークの話から始まるかと思いきや、ティムが夜回り番につく話が始まる。でも結構展開が早くて、ルークはすぐに誘拐される。
    研究所でも、読者はルークと一緒になって情報を集めていくので面白い。研究所の大人達の背景はあまり語られないのも良い。
    そして脱出。ここで表紙の意味がわかる。

    0
    2023年08月31日
  • 異能機関 下

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    素晴らしいほどキングだった!

    超能力を持つ子供達を集める謎の研究所。12歳のルークは脱出できるか!?

    圧倒的な文章量、でも止まらない。
    力を合わせる子供たち、助ける南部の面々。
    息もつかせぬ後半の展開。

    いつも思う。
    キングの作品には必ず愛がある。

    読めて幸せだ!

    0
    2023年08月20日
  • 異能機関 上

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    素晴らしいほどキングだった!

    超能力を持つ子供達を集める謎の研究所。12歳のルークは脱出できるか!?

    圧倒的な文章量、でも止まらない。
    力を合わせる子供たち、助ける南部の面々。
    息もつかせぬ後半の展開。

    いつも思う。
    キングの作品には必ず愛がある。

    読めて幸せだ!

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    2023年08月20日
  • 異能機関 上

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    「異能機関(上)」(スティーヴン・キング : 白石 朗 訳)を読んだ。
    
なんか久しぶりにスティーヴン・キングを読んでいる。
    
これまでに読んだ作品は意外と少なくて
「ペット・セマタリー」
「ミザリー」
「11/22/63」
ぐらいだな。
    
 最近は電子書籍ばかり読んでいるので、二段組なんていつ以来だろう。
    
 この先の展開はまだ見えてこないのだが、『覚醒』してスプラッターになるのか、頭脳戦でチェックメイトするのか、いずれにしても期待値「大」である。
    
 さあ(下)に突入。

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    2023年07月20日