白石朗のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
絶対にIn the moodを知っておいた方がいいと思う。
読みながらあの曲が流れ出すタイミングは
その時代には影も形もなかった、米国人ですらない
私をいっきに物語の舞台へ連れて行ってくれる。
作中に流れる曲、流れそうな曲のCDとセットを希望。
あの日を境に世界は良くない方向に動いてしまった。
それを阻止するための数年に及ぶ潜伏が物語の中心だが
そのわきを固めるのは、まだ悪くなかった時代、
温かく穏やかで優しい世界の空気、
その時代に生きる人々との日々(一方でそこにある
そうではない世界の明と暗)。
そして、その世界で出会う最愛の女性。
恋愛物語は大きな事件があり、単純に甘々ではなく、
さら -
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Posted by ブクログ
事故で片腕を失った主人公は、カリブの孤島に移住する。
絵を描く衝動にとらわれた彼は、少女と船の絵を描く。
なにはともあれ、事故の様子が死ぬほど怖かった。
リアルすぎ。キング自身の事故の経験が生きてるんでしょうかね。
その後、後遺症で人格までが崩壊していくさまが、また切ない。健全な魂は健全な肉体に宿るというけれど、それは反語的意味合いもあるとおもう。
で、前半で十分怖がらせられて、後半にはいったら…。
なんか、風光明媚なカリブが、って感じなのは一瞬だけでしたね。
主人公の絵は評判になり、個展をひらくまでになる。
それは、かつての悲劇を彷彿させる更なる悲劇の幕開けだった -
Posted by ブクログ
事故で片腕を失った主人公は、カリブの孤島に移住する。
絵を描く衝動にとらわれた彼は、少女と船の絵を描く。
なにはともあれ、事故の様子が死ぬほど怖かった。
リアルすぎ。キング自身の事故の経験が生きてるんでしょうかね。
その後、後遺症で人格までが崩壊していくさまが、また切ない。健全な魂は健全な肉体に宿るというけれど、それは反語的意味合いもあるとおもう。
で、前半で十分怖がらせられて、後半にはいったら…。
なんか、風光明媚なカリブが、って感じなのは一瞬だけでしたね。
主人公の絵は評判になり、個展をひらくまでになる。
それは、かつての悲劇を彷彿させる更なる悲劇の幕開けだった -
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作家だった夫が亡くなり、ようやく遺品整理を始めた妻リーシー。
遺品の中から、彼女は夫のメッセージを見つける。
夫の生い立ちや、リーシーの病んでる姉や、夫の遺作を狙ういかれたストーカーなど、物語を彩るものは多いけれど、常に毅然としてあるのはリーシーと夫スコットとの夫婦愛だ。
もう、ど直球のラブストーリーだと思えるぐらい。
キングらしい、異世界の様や、ストーカーの不気味さも、二人の愛情のスパイスでしかない。
面白いんだけどね。
異世界の描写は本当に素晴らしい。文字なのに映像が目に飛び込んでくる感じさえした。
つまりのところ、愛情というのは<信頼>なんだなと思う。
お互いが -
Posted by ブクログ
作家だった夫が亡くなり、ようやく遺品整理を始めた妻リーシー。
遺品の中から、彼女は夫のメッセージを見つける。
夫の生い立ちや、リーシーの病んでる姉や、夫の遺作を狙ういかれたストーカーなど、物語を彩るものは多いけれど、常に毅然としてあるのはリーシーと夫スコットとの夫婦愛だ。
もう、ど直球のラブストーリーだと思えるぐらい。
キングらしい、異世界の様や、ストーカーの不気味さも、二人の愛情のスパイスでしかない。
面白いんだけどね。
異世界の描写は本当に素晴らしい。文字なのに映像が目に飛び込んでくる感じさえした。
つまりのところ、愛情というのは<信頼>なんだなと思う。
お互いが -
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アメリカの田舎町チェスターズミルは、ある日突然<ドーム>に覆われてしまう。
<神>の存在について考えてしまった。
イタリア歌曲によくあるフレーズ「Pieta Signore(神よ憐れみたまえ)」が頭の中をぐるぐるしていた。
ドームに閉じ込められた状況であるのに、人は自分の保身や欲望をとめることができない。正しくあろうとする人もいるけれど、限られた空間の中ではあまりにも無力だった。
絶対的な危機の前ですら変われない人間であるからこそ、憐れみが必要なのだ。
そして<神>は芥川龍之介の「蜘蛛の糸」のお釈迦様が落ちていくガンダタを見るように、私たちを見ているのだろう。
希望と -
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アメリカの田舎町チェスターズミルは、ある日突然<ドーム>に覆われてしまう。
<神>の存在について考えてしまった。
イタリア歌曲によくあるフレーズ「Pieta Signore(神よ憐れみたまえ)」が頭の中をぐるぐるしていた。
ドームに閉じ込められた状況であるのに、人は自分の保身や欲望をとめることができない。正しくあろうとする人もいるけれど、限られた空間の中ではあまりにも無力だった。
絶対的な危機の前ですら変われない人間であるからこそ、憐れみが必要なのだ。
そして<神>は芥川龍之介の「蜘蛛の糸」のお釈迦様が落ちていくガンダタを見るように、私たちを見ているのだろう。
希望と -
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アメリカの田舎町チェスターズミルは、ある日突然<ドーム>に覆われてしまう。
<神>の存在について考えてしまった。
イタリア歌曲によくあるフレーズ「Pieta Signore(神よ憐れみたまえ)」が頭の中をぐるぐるしていた。
ドームに閉じ込められた状況であるのに、人は自分の保身や欲望をとめることができない。正しくあろうとする人もいるけれど、限られた空間の中ではあまりにも無力だった。
絶対的な危機の前ですら変われない人間であるからこそ、憐れみが必要なのだ。
そして<神>は芥川龍之介の「蜘蛛の糸」のお釈迦様が落ちていくガンダタを見るように、私たちを見ているのだろう。
希望と -
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アメリカの田舎町チェスターズミルは、ある日突然<ドーム>に覆われてしまう。
<神>の存在について考えてしまった。
イタリア歌曲によくあるフレーズ「Pieta Signore(神よ憐れみたまえ)」が頭の中をぐるぐるしていた。
ドームに閉じ込められた状況であるのに、人は自分の保身や欲望をとめることができない。正しくあろうとする人もいるけれど、限られた空間の中ではあまりにも無力だった。
絶対的な危機の前ですら変われない人間であるからこそ、憐れみが必要なのだ。
そして<神>は芥川龍之介の「蜘蛛の糸」のお釈迦様が落ちていくガンダタを見るように、私たちを見ているのだろう。
希望と -
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恐怖との距離が近い… 背中にゾワゾワ感が押し寄せてくるスティーヴン・キングのモダンホラー最新作
●もし血が流れれば
■あらすじ
学校で爆弾事件が発生、被害者がでた痛ましい事件をレポーターが報道している。そのニュースを見ていた探偵ホリー・ギブニーはある疑念をもつ。このレポーターが犯人ではないか? ホリーは調査を進めるも、監視カメラに写っていた怪しい人物とレポーターは全く容姿が違っていた…
■きっと読みたくなるレビュー
本作のイチオシは、なんと言っても主人公のホリーですよね。不器用ながらも一生懸命に前を向いて頑張っている姿が、とにかく健気でキュートなんです!
親との関係があまり良くないせいで -
Posted by ブクログ
ネタバレ前作と比較すると話のスケール感自体はこじんまりとしているものの、流れている時間軸自体はゆうに30年を超えており、そこで物語の厚みを生むと同時に脱獄犯モリスの未発表原稿に対する執念がひしひしと伝わってくる。
前作主人公が完全に脇役というのは好みが分かれるものの、高校生に過ぎない少年が殺人も厭わない脱獄犯と対峙するというのは緊迫感があり、中盤から後半にかけてのドライブ感は凄まじく、一気に読み終えてしまった。超常現象は起こらないものの、スマホ社会になっても「すれ違い」の作り方が非常に上手く、ピート、モリス、ホッジズの三人称多元視点を活かした追うものと追われるものの構図の作り方には息を飲んでしまった -
Posted by ブクログ
ネタバレ✎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
クリスマス間近、ある中学校に届けられた小包み。姉妹校からのクリスマスプレゼントかと思われたそれは爆弾だった。多数の子どもたちが死傷したという臨時ニュースを、私立探偵のホリー・ギブ二ーは事務所のテレビで目にする。どの局よりも早く爆発現場からレポートするTVキャスター。ホリーはこのTVキャスターに違和感をおぼえる…。
「あの怪物に、はたしてひとりで立ちむかえるだろうか-?」
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声を大にして言いたいのは前作の「アウトサイダー」を読んでからがいいよ! ほんのり(ほんのりかな?けっこうガッツリ?)前作のネタバレがあります。
そして小声でこっそり言っち -
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Posted by ブクログ
ネタバレホッジス三部作の二作目。前作の犯人であるメルセデス・キラーの余波や影響を感じつつも、不景気の底が抜けたアメリカを舞台に、作家を殺して大金と未発表原稿のノートを奪って隠した犯人と、数十年後に離婚寸前の家族に悩む少年が隠されたそれらのお宝を見つける物語が交互に描かれていく。
上巻では前作主人公はほぼ脇役かつ、派手な展開はほとんどないものの、それでも読ませるぐらいにこの二つの物語が面白く、稀代のストーリーテラーらしいキングの筆の乗りっぷりが凄い。少年ピートも犯人モリスの両者を通してキングの文学に対する敬意と可能性を感じる部分もあり、他責思考でアル中のクズであるモリスが、刑務所内で手紙の代筆屋として