白石朗のレビュー一覧
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夕日に包まれるトウモロコシ畑で、ビリーとアリスが会話する場面の描写はとても美しく、言葉は切ない。邦訳にあたり、なぜ原タイトルがそのまま使われていたのかが分かった。Posted by ブクログ
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ドームにシャキーンと覆われた街で悪者ビッグ・ジムと対決すると思ったら予想外に死ぬ主要人物たち、そして最後そんな展開!?に後半びっくり。Posted by ブクログ
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凄腕の殺し屋ビリー・サマーズ。そのビリーが殺し屋を引退することを決め、最後の仕事を請ける。ターゲットを狙うチャンスは一瞬しかなくそのために身分を小説家と偽りその街に馴染もうとする。殺し屋でありながら近所の人たちと穏やかな交流を始め、その楽しさと騙していることの後ろめたさに心痛めていく。この近所の人た...続きを読むPosted by ブクログ
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淡々と話が進む
途中、すごくハラハラする
ドキドキする
でも、上巻だけで終わりそうなのに
結局なにもわからない
先日異能機関をよんでからすぐこれをよみはじめたので
全く違う人が描いたかのように違う話で
すごいなーと思う。
そして、帯にも書かれてるけど
殺し屋で小説を書く
この小説がまたすごくい...続きを読むPosted by ブクログ -
上巻とは打って変わって、本巻では四面楚歌の状況に陥ったビリーと、彼が命を救った女性との逃避行が描かれる。もちろん逃げるだけではない。ある場面を境に反撃に転じることですべての謎が明らかになる。その間もビリーの執筆は続いており、作中作を通して彼の辿ってきた人生が垣間見える構成だ。“殺し屋”という究極の犯...続きを読むPosted by ブクログ
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読書備忘録820号(下巻)。
★★★★★。
稀代のストーリーテラー!さすがキング!という感じでした。今回はネタバレ感強めです。
冒頭、翻訳物によくある巻頭。
「全米では毎年80万人の子供たちが行方不明になり、大半は戻ってくるが数千人単位の児童は行方不明のままである」と挨拶文が。ということは怪しい...続きを読むPosted by ブクログ -
買っちゃった…ドラマシーズン3まで見終わってから読むつもり!
しかし1-3(文庫)、すごいボリュームで恐れ慄いてる
読んだ…めちゃめちゃ面白い!
ドラマ見た後だからまぁ筋はそこそこ同じなんだけど、登場人物の細かい事情が若干異なり、さらに一人一人の描写が多いせいか性格もドラマよりもクリアで濃い。
...続きを読むPosted by ブクログ -
ずっとルークとともにいたので、再会した時は町の人とか忘れてました。
後半はド派手アクションといつもの爆発と思いきや…は?え?浮いた!?とかなり驚きました。
例え彼が言うことがある程度真実だったとしても、それは大人がそれぞれの判断で食い止めるべきことで、子供を犠牲にしていいわけじゃないんだよね
Posted by ブクログ -
何も起きていない(がこれから起きそう)な、アメリカ片田舎描写が大好きなので、コトが起きるより起きる前が一番楽しい。
ストレンジャーシングスへのキング版アンサーぽいです。でも、この歳になると子供が酷い目に合う話は辛い。作り事でも辛い。Posted by ブクログ -
久しぶりにS.キングの作品を読みましたが、上巻の伏線回収、下巻の展開の加速感が最高でした!迷うことなく☆5
キングの終わり方は、作品によってまちまちなので最後までどんな締めくくりなのか、というところも予想しながら読み進めていくのがワクワクしました。Posted by ブクログ -
面白かった!
続きが気になって夜な夜な読み進めたけど、読み終わってからも続きが気になる。
ルーク、カリーシャ、ニック…
みんなのその後を読んでみたい。
どうしてキングが書く少年少女は魅力的なんだろう。
魅力的なのにどこかに居そうと信じさせてくれるところが好き。Posted by ブクログ -
中学生の頃、薄いからすぐ読めると手に取りました。何とも言えず心に染みるお話でした。グッドバイ、ミスターチップス。Posted by ブクログ
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楽しめました。百点満点です。
書籍にしたらかなり分厚いものだと思います。
あまり分厚いと途中飛ばし読みしてしまいがちですが、これはどの作品もおもしろくて集中力が途切れなかった。多彩なキングワールドです。
キングって、異常心理とか特殊な能力者以外の、普通の人の、普通の情緒をこれほど深く巧みに描けたっ...続きを読む -
研究所の部屋係のモーリーン・アルヴォースンはバスルームのシャワーヘッドを使って首を吊っていた。そして、彼女が壁に書き残したメッセージ「地獄が待っている。あとからおまえが来るのを待っているぞ。」があった。そしてそのとおり、ミセス・シグスビー達に地獄が迫っていた。下巻はハラハラドキドキだ。ルーク・エリス...続きを読むPosted by ブクログ
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名作ファイアスターターを思い起こさせるような作品でした。
終盤はちょっと息切れして一気に展開が早くなったような気もして、昔のキングならもっと長いストーリーになったかな?
ただもうキングの長編を読めるだけで満足なので星は満点以外はつけられませんPosted by ブクログ -
上巻で研究所を脱出したルークがやっとティムと交わった。追う方と追われる方が交互に書かれて、緊迫感が半端なく、祈る思いで読んだ。
キングは悪人がとんでもなく悪い奴として描いてるので善悪の対比も面白い。超能力者の表現も違和感なく作品にのめり込めた。Posted by ブクログ -
久々のキングの作品。映像が浮かぶ程にリアルな描写に完全にハマってしまった。
「キャリー」や「IT」でも感じたが、生き生きとした少年少女の心理や生態が作品に深みを与えている。ルークの脱走劇は身を結ぶのか、プロローグ的なのに出てきたティムとどう関わるのか、ドキドキが止まらない。Posted by ブクログ -
面白かった。夢中で読んだ。
ルークが逃げてティムと合流するの熱すぎる。追っ手にはすぐバレちゃうけど、そうじゃないと銃撃戦起こせないしな。
南部の恐ろしさ面白い。なるほどね。
人があっさり死ぬのはルークの両親からきつかったけど、警察署のみんなも亡くなったの悲しい。でも面白い。
そして、舌っ足らずの男と...続きを読むPosted by ブクログ -
めちゃくちゃ面白い。
ルークの話から始まるかと思いきや、ティムが夜回り番につく話が始まる。でも結構展開が早くて、ルークはすぐに誘拐される。
研究所でも、読者はルークと一緒になって情報を集めていくので面白い。研究所の大人達の背景はあまり語られないのも良い。
そして脱出。ここで表紙の意味がわかる。Posted by ブクログ