無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
イギリスが誇る秘密情報部で、ある常識はずれの計画がもちあがった。ソ連の重要なスパイで、フランス共産党系労組の大物であるル・シッフルを打倒せよ。彼は党の資金を使いこんで窮地に追いこまれ、高額のギャンブルの儲けで一挙に挽回しようとしていた。それを阻止し嘲笑の的に仕立てて破滅させるために、秘密情報部からカジノ・ロワイヤルにジェームズ・ボンドが送りこまれる。冷酷な殺人をも厭わない、ダブル0の称号――007のコードをもつ男。巨額の賭け金が動く緊迫の勝負の裏で密かにめぐらされる陰謀。007初登場作を新訳でリニューアル。/解説=杉江松恋
...続きを読むPosted by ブクログ 2021年05月31日
実は007の小説を読んだのは初めて。映画の「カジノ・ロワイヤル」(2006年)はお気に入りの作品であり、その原作を読んでみた。シリーズ最初の著作であり、ジェームズ・ボンドのキャラ付けが強烈である。そして、やはり007はカッコいい。今となっては女性差別と言われかねない女性の扱い、拷問に屈しない強靭な肉...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月20日
007って原作小説があったのだね。
そして、ダニエル版本作での「あの」拷問シーンは、原作どおりであったのでした。
訳は新しいけれど、さすがに古い時代の小説ということもあり、ヴェスパーさんがあまりにも古典的な「女」であり過ぎました。
全体としては、ダニエル版映画作品のほうがヴェスパーさんも魅力的で...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年09月10日
ボンド君も登場当初は地に足の着いた人間で、スーパーヒーローではなかった、と。
Qも出てこないし、アストンマーチンにも乗らないし、拳銃もワルサーPPKではないし。
第2次大戦の従軍歴ありで50年代前半の物語、「史上最大の作戦」のショーン・コネリーより「ナバロンの要塞」のグレゴリー・ペックの方が似合って...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。