伊東潤のレビュー一覧
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ネタバレ志士の時代、九州にも義祭同盟という将軍藩主より
天皇に忠誠を誓うグループが出来た(賢人会?)
大隈重信も脱藩をして大政奉還を将軍に伝えんとす
るが秘策を土佐に漏らし功を奪われる(史実は不明)
なお本作では薩長同盟の意義が正確に語られている
と思うが、薩摩藩士としての亀山社中と描いてない
(通説はまだ健在?)
四賢公と言われた閑叟だがギリギリまで幕府を支え
たのに薩長土肥として存在感を示したのは日本最大
の武器生産国だったためである
中立とは敵に回したくないだけの存在(軍事力)を
もって初めて可能になる(現代にも通じる真理)
そして、新政府に加わった大隈重信の強みは英語と
西洋人の考え方・合理性 -
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ネタバレ500頁の大作、しかも慣れない歴史小説…
ずっと連れ歩いて、それでも8日間格闘。
しかし、自身の栄養になっていく実感のある作品だった。
本作で生きる利休は、時代のフィクサーに偏っている。
茶の湯の存在も、繰り返し唱えられる「世を静謐へ導く」(荒武者達を抑える事で戦の無い世の中を創る)為、大いに利用されるのである。
そして秀吉は利休に死を言い渡すが、切腹を命じてはいない。
これも作者独自の解釈だろうか。
紹安曰く切腹は武士達の美学の到達点であり、独占していたい自裁の方法である。
一茶頭が、一茶人が切腹に及ぶと言う事は、秀吉に対する侮辱であった…
と、言う。
しかしながら歴史小説は史実 -
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ネタバレ真の武士は戦わないのが葉隠の教え
武士である大隈重信は国家の為だけを想い
経済で教育で外国に立ち向かおうとした
(言うまでもなく早稲田大学創設者)
実はイメージでは頭のネジが飛んだ人
アメリカへの宣戦布告まがいの態度
明治大帝の「大丈夫か?アイツで?」
抜け駆け的な憲法草案の奏上未遂
本書で五代友厚の忠告を読んで納得した
短所5ヶ条(笑)頭が良すぎる故の欠点
①愚説愚論も最後まで聞く
②同様意見は部下のを採用し徳を広める
③見苦しい怒気を慎み徳性を保つ
④会議は意見百出で方向見えたら決断
⑤好まぬ人にこそ丁重に親しく交際
そして明治天皇に嫌われていたから大成
出来なかったのだと思った
上巻 -
Posted by ブクログ
歴史に疎い方でも教科書程度の知識があればグッと引き込まれそうなドラマティックな人間模様が盛り込まれている点に、著者の読者の裾野を広げたい気持ちが表れていると感じました。
とくに恋愛模様は現代人に完全に寄せている感があります。
時代考証で明らかになっていない部分は大胆に創作しエンターテイメント性で引き付け、大王と豪族の関係や三韓との関係など歴史の軸となる部分は大変分かりやすく、主に登場人物の台詞で解説されているので情報が入ってきやすいです。
仏教を政治外交の具として導入しようとした馬子が、国づくりに邁進するなか生じる迷いや、老いの中で、次第に自身も心から仏教を信仰するようになってゆく様はこの物語 -
Posted by ブクログ
簡単に説明すると歴史小説×スパイ小説。
まず書き出しの「城をひとつ、お取りすればよろしいか」の言葉だけで、カッコいいたらありゃしない!
城攻めというのは本来落とされないように厳重に作られ、敵の装備や食料などの準備も万端なところを攻めるわけなので、長期戦になりがち。
そのため攻め手にとってもかなりリスクの伴う戦いなのだけど、それをこともなげにこう言い切ってしまう。それだけで先のしびれるものがあるし、先の展開にワクワクしてしまいました。
関東を治めた北条五代。彼らに陰から使えた大藤一族を描く連作短編。時の武将たちの欲や心理のスキを突いた鮮やかな手法と展開の数々! いかに敵を惑わし分断するか、心