富安陽子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
雑誌「MOE」で紹介されているのを見て手にとりました。
児童文学ですし、内容としてはファンタジーに分類されるのでしょうが
何箇所かで思わず落涙。戦争で喪ったということではなくとも、大切な誰かを亡くした人なら一層心に染み入る物語だと思います。
田舎の描写がいいですね。そこで繰り広げられる親戚縁者の人間関係も。私には田舎はありませんが世代でしょうか、とても懐かしく感じました。
今の子供たちはこのような人間関係をどのように読むのでしょう。
最後にこの物語の元となったあるノンフィクションが著者によって語られます。衝撃の事実です。
「人間は二度死ぬ」私はそのことを忘れたくないと思います。
今法律が変わりつつあり、世の中にまた戦争の気配が漂い始めています。子供たちにはもちろん読んでもらいたいですが、これは大人も今読むべき文学作品です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ富安さん大好きだー!
しかも表紙が酒井さん!!
雰囲気たっぷりで素敵です♪
身寄りのない少女2人が、とある屋敷へと招かれる。
彼女たちを里子にしようとしている女主人は、しかし、彼女たちと
親しくしようとするつもりはないようで・・・・。
自分たちは何のためにここに呼ばれたのか?
その理由を探る2人は、悲しい過去と、女主人の本当の目的を知る・・・・。
っといった感じのおはなしで、シノダシリーズとはまた違った魅力な一冊でした。
どっちかってゆーとミステリー風味が強いかな。
実は双子だったあかりとみずき。
2人とも夜目がきき、他人にはいえない力を持っていた。
みずきの、においの能力、については、においって・・・・。と
おもしろい能力だなーっと思ったのだけれど、狼の神様系の力だと
分かればなるほど、なっとくでした。
お調子者のにおいがポップコーンってのがなんか楽しい。
そして時の狭間をこえる力。
ちらりちらりと見え隠れする過去と、津田さんの思惑はどうからんで
くるのか、とどきどきしつつ、
贄、とかゆー言葉もでてくるから、まさか、2人を生贄に孫を生き返らそうとでも??なーんて不吉な予感が結構ぎりぎりまでしてた。
結果、本当にただの立会人だったので、ちょっと拍子抜けでしたが。
現れた神様が、意外とひとつの人格(?)でいろいろちゃんと説明してくれたのが、なんか新鮮な感じ。神様って、有無を言わさぬ存在ってイメージで、いちいち説明してくれる、なんて思ってもみなかったので。
津田さんの選択は、悲しいけれど、重い後悔を抱えていきるより、
最後に笑顔で話をしたかったんだろうなあ。
神様、かりにも自分の娘たちに、なにかひとことはないのかしら?っと
ちょっと思ったりもして・・・・。
あのとき、こうしていれば、ああしていれば、
変えたい過去はいくらもあるけど、結局どうあってもここにたどり着くような
気もする。
でも、どうしても受け入れられない哀しみってのは、あるのかもなー。
分かんないけど。 -
Posted by ブクログ
ネタバレスズナ姫のシリーズは、名古屋の子供向け書籍を毎月1冊づつ配本しているメルヘンハウスの配本で1冊購入しました。
子供が好きになる挿絵かどうかはわかりませんが、なんとなくお話に合っているように感じました。
300歳の誕生日と書かれていますが、挿絵は子供なので、スズナ姫が子供だということが分かります。
喜仙菘姫尊(きせんすずなひめのみこと)が、今日からの正式名称です。
大巌尊(おおいわのみこと)がお父さんです。
菘(スズナ)姫は人に教えてもらうときの話方を心得ています。
「わたしはこの山の山神でスズナ姫っていうの。まだたった三百歳なんですもの、わからないことばかり、、、山の動物たちまで、あたしのことを<チビすけ>だとか、<むすめっこ>なんていうのよ。」
「でもおなじチビでも、あなたちは大違い。いつも北の空高くにかがやいて、地上をみおろしていて、ほんとうにりっぱだわ。だから、あたしは、どうしても、その偉大な天の童子に、ひとつ、おしえてもらおうと思ったわけなの。、、、ああ、ほんとうに、このこたえがわかるといいんだけど。」
子供にものの聞き方を教えるには、この本を読ませるとよいことがわかりました。