【感想・ネタバレ】内科・オバケ科 ホオズキ医院 オバケだって、カゼをひく!のレビュー

あらすじ

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魚つりの帰り道、恭平は見知らぬ路地を見つけました。近道をしようと、その路地に入った恭平がたどりついたのは、「内科・オバケ科 鬼灯医院」。それは、世界にたった1人のオバケ科の専門医、鬼灯京十郎先生の病院だったです! 急な往診に出かける鬼灯先生に頼まれて、恭平は病院の留守番をしたり、鬼のすむ山で「鬼インフルエンザ」の予防注射を打つ手伝いをしたりすることに・・・。心おどるファンタジー!

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Posted by ブクログ

オバケ科のお医者さん!?

神社の白狐堀で、ぼくは貝がらのボタンをひろった。そのおかげでふしぎな世界に入ることになるなんて、思いもせずにーー。ぼくは、世界でただ一人のオバケ科専門医ホオヅキ先生に出会い、助手になります。本の世界に引きこまれてしまうかんじを、ぜひ味わってみてね。

「それは、かぎだ。この病院と、外の世界をつなぐ、とびらのかぎ。」

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2022年11月02日

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ハラハラするお話だった。その中でも1番ハラハラしたのは、インフルエンザの注しゃをおににするところ。どうくつのおくにいるおにをおびきよせるために、「ぼく」がおとりになった。ほおずき先生がぼくのにおいを、どうくつの中までうちわで送った。ぼくがおにに食べられちゃうんじゃないかと思った。
1番好きなシーンは、ほおずき先生が、ぼくに、おばけの世界と人間の世界をつなぐかぎをくれたところ。またべつ世界とつながれるのがいい。
ぼく(おれ)はおばけがこわいから、かぎはいらない。ほおずき先生がいるときは、いっしょに行きたい。(小3)

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2021年02月15日

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1年生でも読めて、理解はできたが、感想は十分に話すことはできない。
あらすじは言えるけど、そこはまだまだ膨らまないよう。
楽しく読めていることには間違いなし。

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2016年02月03日

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・化けネコや大蛇などの患者をみているほおずき先生が、助手のキョーヘーといっしょに病気を治していく本です。私は、○○菌とか本当にありそうな名前を使ったりするし、キョーヘーは人間で、共感できるところがたくさんあるから好きです。ぜひ、読んでみてください。
・一人の男の子が、いろいろなことにまきこまれて、不思議な体験をしていくのがおもしろいです。

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2014年02月07日

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つりで釣り上げたきれなボタン。このボタンがきっかけでふだんは閉じていた空間にでかけてしまった。
そこはおばけの病院。
のっぺらぼうの頭痛や鬼のインフルエンザ、どれもおもしろくて、お化け医者の助手として活躍するんだろうか?続きが読みたくなる。

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2012年08月31日

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読みやすかったし、面白かった。特に謎を解く要素はないけれど、不思議な世界に迷い込んだ少年が、そこで活躍する「まさに1話目」と言いたくなるような本でした。鬼灯先生は、いい人でも悪い人でもなく、「仕事熱心」というイメージ。個人的には、恭平くんが、いつごはん食べられるかが気になっていました。

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2025年12月14日

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ホウズキくんのオバケ事件簿の鬼灯京十郎とは別の、そしてオバケの専門医として登場したことのある鬼灯京十郎先生のお話。

小学生の恭平が不思議な小道を通って鬼灯医院にたどり着いてしまう。
急患のために急遽出かけてしまった鬼灯先生に留守番を頼まれた恭平は、鬼灯医院を訪れるおばけ対応に追われる。

娘はオバケ事件簿のほうが面白いと言っていたが、私はこちらも面白いと思う。

鬼に大人しく予防注射してもらうため、恭平の匂いをうちわであおいで鬼が隠れる洞窟に送る作戦をとるところは笑ってしまう。
鬼の大好物は人間の子供なのだ!
私が恭平なら絶対に逃げる!

変わり者の鬼灯先生に恭平が振り回されるのが楽しい。

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2025年02月23日

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ネタバレ

安心して読めるお話。化けたきつねのボタンを拾ったことから、本来人が入れない世界のお化けの病院に着いた恭平。ボタンをキツネに返し、鬼灯先生の助手になる。

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2023年05月15日

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ネタバレ

オバケ専門の医院が舞台。鬼灯先生に留守を任されたり、鬼をおびき寄せるエサにされた恭平。コミカルで楽しいお話。

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2017年04月24日

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僕が釣りで釣り上げたボタンはお化けの変身の一部だったみたい。ボタンのおかげで僕たちが住んでいる世界とは全然別の場所にある、鬼灯医院たどり着くことができた。そこは世界にたったひとつの、おばけ専門の病院だった。

のんびり読めるお話。可愛いお話、とはちょっと違うので、おばけの話が好きな子にすすめられそう

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2012年11月13日

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近道をしようと路地に入り込んだぼくは、一番奥で不思議な診療所を見つけた。あやしげな先生が診察しているのは、なんとオバケ! なぜかるす番をたのまれて、やってきた患者=オバケを追い返すことになっちゃった。オ、オバケがおこりだしたりしないのかな? 

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2010年09月27日

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 ただ今、富安陽子さんの作品を読み続けて、不思議な物語の魅力を知りたい期間中です。


 本書はポプラ社の「おはなしフレンズ!」シリーズ(小学校三・四年生向け)から発表された、「内科・オバケ科 ホオズキ医院」シリーズの一作目で、小松良佳さんのシンプルな絵も相俟って、分かりやすくて楽しい不思議な物語が魅力的。

 色々な偶然が重なり、世界でたったひとりだけのオバケ科の専門医である「鬼灯京十郎」と出会った、丸山小学校五年二組二十八番の「峰岸恭平」だったが、その最初の印象は、『どう見ても、あやしい魔法使いか、インチキ手品師のようにしか見えなかった』と、あまり良いものではなかった上に病院の留守番を頼まれてしまいと、巻き込まれ型の展開が楽しくもドキドキする。

 というのも、富安さんの物語に登場する妖怪たちについて、これまでは割と親しみやすい印象を持っていたのだが、ここでの留守番中に来院する妖怪たちに関しては、私が子どもの頃に持っていたそれに近かったことから、いくら姿が見えなくなる護符を鬼灯先生に貼ってもらったとはいえ、恭平にとっては怖かっただろうなと感じ、それは「百目」や「ふた口女」などをリアル志向で綴った、富安さんの文章から空想が広がっていく怖さもきっとあるのだろうと思う。

 しかし、そうした不運に巻き込まれても、基本的にさっぱりとした性格の良さが好印象の恭平は、彼なりの頑張り方で役割を果たしたことが良い結果を招いたこともあって、最初は人間との出会いを嘆いていた鬼灯先生も(こちらも不運と言っていいのか)、次第と彼に好感を持つようになっていく、そんな過程が楽しい本書の物語は、『化け術の基本』や『つきものシンドローム』といった、鬼灯先生流の妖怪知識語録(?)も合わさることによって、不思議な楽しさもしっかりと付いてきながら、恭平の中にあった妖怪に対する印象も変わっていく、そこには妖怪だって病気になることもあることを描いた点に見られた、他の作品同様に富安さんの不思議な面白さや、妖怪への平等性と愛情をいっぱいに感じられて、だからこそ家に帰るときの恭平も、『明けがたのいっしゅんに見るみじかい夢の中をかけぬけてきたような、ふしぎな気分だった』と、特別な気持ちを抱いたのであろう。

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2025年10月11日

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ひょんな偶然からオバケ科の医院がある別世界へと迷い込んでしまった恭平。果たして助手としての役割ははたせるのか⁈

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2020年02月06日

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お化けの病院なんてあるんだ?
そんな声が聞こえてきそうな本です。
モノノケの類はこの人。富安さんの児童書です。
偶然(実は必然)入った小道の先に、鬼灯先生のいるお化けの病院。事情を知ってしまった主人公は、留守番を頼まれます。軽いテンポでどんどん進む、中学年以降にはおすすめの一冊。男の子もくいついてくれるかもしれません。続きがあるのかな。続編も読みたくなります。

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2015年09月20日

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かわいい話。

恭平は、帰り道おなかもすいてるしちょっと近道をしてやれ、と思い入り込んだ路地は全く知らないところだった。
行けども行けどもたどり着かない不思議な道。
その突き当たりに内科・オバケ科「鬼灯医院」はあった。

どんなエピソードが他にあるのかあ。楽しみになる。

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2009年10月04日

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