富安陽子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
気になるけど表紙が微妙で読むの躊躇してた本。
もっと前に読んでおけばよかった!
化野原団地(アダシノハラだんち)に住みたい!
妖怪が住む土地に人間が団地を立て始めて、大半の妖怪が怒って人間を襲おうとしてる時に、まずは人間と話しあおうって提案するぬらりひょん。
実際市役所まで足運んでみたら、散々たらい回しにされて
毎回同じ話をさせれて可哀想だった。
地域共生課の野中さんが良い人でよかったわ。
てっきりぬらりひょうんが怒って妖怪引き連れて団地乗っ取っちゃうのかと思ったもん。
その後は野中さんの親身な対応でその土地に住んでいた妖怪達も納得して、団地で共存することになるんだけど。
河童たちが住 -
Posted by ブクログ
雑誌「MOE」で紹介されているのを見て手にとりました。
児童文学ですし、内容としてはファンタジーに分類されるのでしょうが
何箇所かで思わず落涙。戦争で喪ったということではなくとも、大切な誰かを亡くした人なら一層心に染み入る物語だと思います。
田舎の描写がいいですね。そこで繰り広げられる親戚縁者の人間関係も。私には田舎はありませんが世代でしょうか、とても懐かしく感じました。
今の子供たちはこのような人間関係をどのように読むのでしょう。
最後にこの物語の元となったあるノンフィクションが著者によって語られます。衝撃の事実です。
「人間は二度死ぬ」私はそのことを忘れたくないと思います。
今法律 -
Posted by ブクログ
ネタバレ富安さん大好きだー!
しかも表紙が酒井さん!!
雰囲気たっぷりで素敵です♪
身寄りのない少女2人が、とある屋敷へと招かれる。
彼女たちを里子にしようとしている女主人は、しかし、彼女たちと
親しくしようとするつもりはないようで・・・・。
自分たちは何のためにここに呼ばれたのか?
その理由を探る2人は、悲しい過去と、女主人の本当の目的を知る・・・・。
っといった感じのおはなしで、シノダシリーズとはまた違った魅力な一冊でした。
どっちかってゆーとミステリー風味が強いかな。
実は双子だったあかりとみずき。
2人とも夜目がきき、他人にはいえない力を持っていた。
みずきの、においの能力、については、に