盆まねき

盆まねき

1,100円 (税込)

5pt

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毎年夏になると、なっちゃん家族はおじいちゃんおばあちゃんの住んでいる笛吹山にいきます。親族でお盆を迎えるためです。おじいちゃんの家でなっちゃんが聞いたふしぎなお話三つとなっちゃんが盆踊りの夜に体験したふしぎな出会いの物語・・・第二次世界大戦末期、特攻機に乗って亡くなった、作者のおじさんへのレクイエム。戦後半世紀以上経って戦後世代が静かに語る肉親への鎮魂歌。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    児童書 / よみもの
  • 出版社
    偕成社
  • ページ数
    191ページ
  • 電子版発売日
    2014年09月26日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    17MB

閲覧環境

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盆まねき のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     ただ今、富安陽子さんの作品を読み続けて、不思議な物語の魅力を知りたい期間中です。


     「盆まねき」とは、『八月のお盆の三日間にみんなでご先祖さまの供養をする行事』のことで、既にご存知の方にとっては、あまり得るものは無いと思われるかもしれないが、本書に関しては富安さん自身の実話が重なることによって

    0
    2025年10月10日

    Posted by ブクログ

    すごく好きな話だった。
    登場人物も大きな家も景色もはっきり想像しながら読むことができた。
    最後は少し泣けてしまった。
    お盆という行事の意味をもう一度深く考えさせられ今年はそういう気持ちで過ごしてみようと思った。
    教科書に掲載されていたというのも納得の作品。
    子供だけじゃなく大人もぜひたくさんの人に読

    0
    2024年06月08日

    Posted by ブクログ

    小学3~4年生向け。

    3章くらいから、「死んだ人を思い出すのって、ドーナツの穴みたいだな」と思いながら読んでいた。
    穴だけでは存在できないけど、周りでいろいろ記憶してくれていることで存在する。
    ドーナツ部分が出っ張ったりへこんだりする形をそのまま受けて、穴の形も決まる。

    自分はどんな「穴」になり

    0
    2021年01月13日

    購入済み

    盆まねき

    初めて購入した電子書籍。とても良かったです。感動しました。最後のところは涙が出ました。家族を思い、子孫を思い、国を思って、特攻を成功させたしゅんすけおじさん、そんな思いで亡くなられた方がたくさんおられたと思います。一度死んでも、人の記憶から失われて二度目の死が訪れないように、言い伝え、偲びつづけるこ

    0
    2020年08月08日

    Posted by ブクログ

    なっちゃんが八月のお盆をおばあちゃんの家で親戚の人たちとともにご先祖さまの供養をする3日間の出来事が描かれている。
    1章おじいちゃんの話、2章フミおばちゃんの話、3章大ばあちゃんの話をなっちゃんが聞くのだか、どの話も不思議でちょっとこわくて、美しく、心に残る。
    4章でなっちゃん自身が体験する不思議な

    0
    2020年06月07日

    Posted by ブクログ

    雑誌「MOE」で紹介されているのを見て手にとりました。

    児童文学ですし、内容としてはファンタジーに分類されるのでしょうが
    何箇所かで思わず落涙。戦争で喪ったということではなくとも、大切な誰かを亡くした人なら一層心に染み入る物語だと思います。

    田舎の描写がいいですね。そこで繰り広げられる親戚縁者の

    0
    2013年12月17日

    Posted by ブクログ

    とても可愛い絵に惹かれ、手に取りました。
    開いたときの鉛筆で描かれた絵がものすごく好みです。
    不思議なほらと、好人物達がなかなか味があって良いと思っていたら実話だったんですね。すごく好きな話です。

    0
    2013年03月16日

    Posted by ブクログ

    大好きな富安さんの作品。

    「サマーウォーズ」のような田舎の大家族の雰囲気が私は好きです。

    そして、大切なことを感じます。
    “人は2回死ぬ”というのが、印象的でした。

    0
    2012年12月19日

    Posted by ブクログ

    たくさんの子どもたちに読んでもらいたい。
    大きなホラ話から始まる、4日間の田舎の盆まねきのお話。
    ほのぼのと始まるけれど、途中ゾクッとし、最後は涙ボロボロ流し、読み終えました。

    0
    2012年08月14日

    Posted by ブクログ

    おじいちゃん・おばあちゃんとのつながりっていいなぁ、なんて思いながら読んでいたら…なんてステキな話なんでしょう。
    それだけでなく、あとがきならぬ「もうひとつの物語」。私は祖父を思いだして、泣きました。
    毎年お迎えするお盆、亡くした人を思いたいです。

    0
    2011年11月30日

盆まねき の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    児童書 / よみもの
  • 出版社
    偕成社
  • ページ数
    191ページ
  • 電子版発売日
    2014年09月26日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    17MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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