富安陽子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ゆかいな妖怪たち、すきだなあ。みんなマイペースで、思い思いに過ごしてる。ちょっとわるい人間をおどろかすのも楽しい。
団地の人間たちと妖怪が共生するっていうテーマも面白い。地域共生課の野中さんは妖怪の存在を知っている数少ない人間。そんな野中さんと手を携えて、人間が暮らすアダシノハラ団地で、ちぢこまらずに妖怪らしく生活していく様子は、読んでいて気持ちがいい。
野中さんが、妖怪たちがいる世界の楽しさを分かっていて、それをヌラリヒョンたちに伝えてあげるところ。妖怪たちは嬉しかっただろうなー。それに、不思議な世界を描き続ける冨安陽子さんの心の根っこが見えた気がした。
「妖怪がいなくなって、人間が、 -
Posted by ブクログ
富安陽子先生の物語と五十嵐大介さんの絵による1巻から続いた大長篇も、いよいよ本巻で完結となった、このシリーズは、神からのメッセージを如何に理解するかが鍵となった頭脳戦の面白さと、最初はあれだけいがみ合っていた中学生たちの心の成長を実感しながらの熱い友情とが、見事に融合された独特さが魅力となっております(2016年作)。
天ツ神から選ばれたアレイを始めとした七柱のカンナギたちと、黄泉ツ神率いる得体の知れない故の怖さがある影たちとの戦いについて、『古事記』だけではなく、世界に散らばる不思議を贅沢に盛り込んであるのが、それらに興味を促せてくれるという点に於いても素晴らしいと思って、それはドイツ