富安陽子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
手には錫杖、腰にはひょうたん、背中にどっさり壺をかついでオバケやが やってまいります・・・。
「オバケおるかね、おらんかね。おるなら とらえて しんぜましょう」
そんな口上をくちずさみながら、村から村へめぐり歩く〝オバケや〟さん。
錫杖を持つ反対側の手には、糸にくくられまとめられた、たくさんの〝風船〟?? しかし、それは風船ではなくオバケやさんが捕まえてきたオバケたち・・・。
オバケやさんの、オバケの捕まえ方がとても面白いww
なんと、オバケの好物は「おかかのにぎりめし」だそうですw そしてそして・・・オバケの好物と言ってたおかかの握り飯はどうやらオバケやさんの好物でもあるみたい・・ -
Posted by ブクログ
おもしろい!シリーズの幕開けを感じさせる終わり方がとてもよかった。またこの人たちに会える。少し先の未来に楽しみができる。富安陽子さんの作品にはそういうあたたかさがある。わたしたちはここにいるから、またいつでも会いにおいで、と言われているようでホッとするのだ。
物語は東京・上野にできたばかりの博物館を中心に繰り広げられる。明治時代の歴史や文化に詳しくないわたしでも、主人公イカルが働く博物館の古蔵、道具屋や天主堂へ向かう通りの情景が目に浮かび、街の喧騒や行き交うひとびとの話し声までも聞こえてくるようだった。おかげでぐいぐいと物語の世界に引き込まれ、一気に読みきってしまった。次作もすでに入手してい