月虫の姫ぎみ

月虫の姫ぎみ

小説・文芸
1,540円 (税込)

7pt

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――月虫の姫ぎみの はなしを して あげよう。
月虫と いうのは、なまえの とおり、月に すんで いる 虫だ。

地球にうみおとされた月虫のたまごはやがてふしぎな音をたてはじめて……。
『博物館の少女』の富安陽子が文を、『海獣の子供』の五十嵐大介が絵を描く、新感覚おとぎ話。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    児童書 / よみもの
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社の創作絵本
  • タイトル
    :
    月虫の姫ぎみ
  • タイトルID
    :
    1984771
  • ページ数
    :
    32ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年09月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    136MB

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月虫の姫ぎみ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    月に姫なので、まあすぐにあの話を連想するわけで、展開は読めるといえば読めるのだけど、それはあまり重要なことではなくて、無駄のない的確な文章と、大胆な構図の端正な絵が、その作品世界を存分に表現している。裏表紙も効いている。

    0
    2026年03月16日

    Posted by ブクログ

    絵本だけど大人向けな感じ。

    五十嵐大介さんの絵なので購入。

    最近短編集の「ウムヴェルト」を読んだ。とてもとても良かった。が。本棚登録しようにも全然ヒットせず。なぜに?

    虫と姫、という組み合わせにちょい思うところがあり読んでみようと思った。思ったような話といえばそうなんだけど、良い意味で裏切られた感じもある。

    まぁでも。五十嵐大介さんの絵が素晴らしいのです。

    0
    2026年02月28日

    Posted by ブクログ

    月虫の幼虫は人間に擬態し、人間に育てられる。
    かぐや姫の物語を大胆に翻案した作品。怖くて美しい物語。
    物語が持つ力と、絵の持つ魅力が見事に融合した、絵本ならではの醍醐味が満ちる。

    0
    2025年11月06日

    Posted by ブクログ

    4'30"

    美しい絵と少し不思議なお話。竹取物語オマージュだけど、今の子はかぐや姫を知っている前提で話せないところがあるから、対象年齢に迷う。

    0
    2025年10月22日

    Posted by ブクログ

    その展開は面白い、そんなふうに考えられるなんてやはり作家って凄いと思ったが、不気味。絵がまた怖い。自分の手元には置いておきたくないと思ってしまった。周りの人に勧めて感想を聞きたい。
    また、しばらく経って、手に取りたくなりそうな本。

    0
    2026年06月28日

    Posted by ブクログ

    10歳11ヶ月の娘
    7歳11ヶ月の息子に読み聞かせ

    富安さんのファンタジー絵本

    ああ
    なるほど。かぐや姫って
    こういうことだったのか!
    と妙に納得してしまって。笑

    月虫

    なかなか衝撃的なストーリー

    そして
    繭の中で羽化する様子は
    ちょっぴりグロテスク。

    でも最後
    地球をあとにして
    飛び立つ月虫の美しいこと。


    これってほんとうなの?
    と娘も
    現実の世界とファンタジーと
    区別つかなくなってた。

    0
    2026年05月09日

    Posted by ブクログ

    富安陽子と五十嵐大介の組み合わせで、このタイトル、何かある、と思う。
    表紙からして普通でない感じ満載
    好みはあるかもしれないけど、ホラーとか好きな性質の人なら年齢に関わらずいける、と思う。
    私はえ?と思った方だけど、、
    怖いわ。月虫

    0
    2026年05月05日

    Posted by ブクログ

    まず、表紙の女の子、緑の髪に、緑の眉、
    緑の目に、赤い瞳、不敵な笑みを
    浮かべていて、ちょっと不気味で怖いけど、
    インパクト大で興味をそそられる。

    月を見上げると月虫がいる。
    擬態の絵がリアルで、虫嫌いの人は、
    眉をひそめたくなるが、生き物の神秘さ
    を感じさせ、しかも、そいつは、
    人間そっくりの姿にばける。
    (不敵な笑みの正体はそこにあったのかと)

    殿方がどんなに高価なプレゼントを持って
    きても、興味なし。だって虫だからね。
    最後、裏表紙まで物語は続き、時空を超え、
    月虫は現代も!壮大なSFで、お話しと絵が
    とてもマッチしていて良かった。






    0
    2025年10月30日

    Posted by ブクログ

     ただ今、富安陽子さんの作品を読み続けて、不思議な物語の魅力を知りたい期間中です。


     『月虫の姫ぎみの はなしを して あげよう』から始まる本書(2025年)は、まさに富安さんの空想力が光る創作ものなのに、月虫の臨場感ある描写を読んでいる内に本当にいるものと思い込んでしまったのは、どうやら名前の似た雪虫と勘違いしていたようだと、後になって気付く。

     でも、存在していたらロマンチックなのになぁと思ったのは、『月虫は、月の まわりを とびまわって、星くずに たまごを うみつける。もし、うんが よければ、その 星くずは いんりょくに ひかれて、地球へと おちて いく。』と、星くずに母の祈りと共に子の命をのせていることに、宇宙規模の壮大な賭けとも思われた夢のあるお話だからであったのだが、そこには浪漫だけでは生きられない、巧妙な知恵に長けた生き抜くためのアイデアが最大限に活かされていたことを後々知ることとなり、それは感情的なものというよりも生存本能に近い、生き物としての無自覚な冷酷さとも思われる部分に怖さを感じられたことに、創作ものでありながら、妙なリアルさを感じられたのは、『虫たちは みんな かくれんぼの めいじんだ』という伏線の効いたお話の展開も大きい。

     この作品は、漫画家の五十嵐大介さんに絵を描いていただくために富安さんが仕上げただけあって、五十嵐さんの絵にも対等に同居していたロマンチックさと不気味さのバランスの良さが絶妙に感じられると共に、その場面毎に於ける漫画家ならではの様々な感情を呼び起こさせる効果的な絵の見せ方には、富安さんの文章には書かれていないけれども、読み手に伝えたい繊細なところを絵が語っている印象を抱かせてくれて、それは表紙と裏表紙の絵を見ても実感できるのではないかと思った、リアルさ漂う月虫の存在感である。

     そして、富安さんの絵本に於ける文章からは、児童文学で詳細な表現を綴るのとはまた異なり、必要最小限、且つ、無駄のない文章量で絵を邪魔することなく、その上、お話を目まぐるしく展開させて面白さも損なわない、そうした書き方には児童文学、絵本、それぞれの特性や魅力をどのようにすれば引き出すことができるのかをよく分かっていらっしゃるのだと感じたのも、高校生の頃から執筆し続けている、その膨大な作品量の多さがものの見事に物語っているのではないかと思えば、肯けるものもあるのではないだろうか。

     更に注目すべき点は、このお話ならではの中々体験できないであろう面白さで、それは富安さんが『昔から納得いかなかった』と思っていたことが発端となったこともあって、読み始めた当初はオリジナルのお話かと思っていたのに、途中でいきなり、よく知るお話の世界に迷い込んでしまった感覚というか、しかも、その新解釈には理に適った納得感があるのが素晴らしい、ある意味で言うところの衝撃作で、事前情報無しで読むと、かなり驚くと思います。

    0
    2025年10月15日

    Posted by ブクログ

    ① 物語の始まり ― 驚きの孵化シーン
    月にすむ虫「月虫」のたまごが地球に落ち、殻の内側から「ソリ、ソリ…」と音を立てて孵化する。
    この場面から、読者はまったく予想できない展開へと引き込まれていく。

    ② 絵と物語の魅力
    絵は美しく情感豊かで、物語はわかりやすく、切ない余韻を残す。
    『かぐや姫』を新しい視点で読み替えた、現代的な寓話(アレゴリー)として描かれている。

    ③ 「だって、虫だからね。」が示すテーマ
    この一言が象徴するように、作品全体には人間中心の考え方への問いかけが通底している。
    自然や生命の多様性、人間の傲慢さへの静かな批評が込められている。

    ④ 五十嵐大介の筆致が生むリアリティ
    虫の生態や森の匂いまで感じられるような繊細な描写。
    後半では姫ぎみが光の糸をはいてまゆを作る場面が美しく描かれ、
    蛾や蝶の変身を通して「異なる存在の美しさ」が際立つ。

    ⑤ 『かぐや姫』を新たな角度から見つめ直す
    不条理な結末を、虫という“人間以外の視点”から再解釈することで、
    世界をどう捉えるかという深い問いが浮かび上がる。
    読み終えると、かぐや姫の多様な解釈に思いをはせることになる。

    ⑥ 千年前の物語が新しい命を得る
    日本最古の物語文学『竹取物語』が、
    現代の作家と画家の手によって、まったく新しい生命を宿したように感じられる。
    古典がいまの時代に再び息づく、その“再誕”の瞬間を味わえる一冊。

    0
    2026年10月01日

月虫の姫ぎみ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    児童書 / よみもの
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社の創作絵本
  • タイトル
    :
    月虫の姫ぎみ
  • タイトルID
    :
    1984771
  • ページ数
    :
    32ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年09月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    136MB

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