ヘレンハルメ美穂のレビュー一覧

  • 熊と踊れ 下

    購入済み

    読み切った

    途中が少しダレたが、最後までたのしんだ
    ハヤカワ・ミステリ、すごいねえ。たまには手を出してみよう!
    みなさんもぜひ寝不足に!

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    2021年07月04日
  • ミレニアム6 死すべき女 下

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    先代の作者スティーグ・ラーソン没後、ダヴィド・ラーゲルクランツが引き継いでからの3作目
    ミレニアムのその後が読めてうれしいのだが、今作はどうもしっくりと来ない作品であった
    話の展開が緩慢であることに加えて、登場人物が多すぎる
    これはまとまりのない印象につながり、一人一人の魅力が薄れてしまう
    ミカエルしかり、リスベットしかり、
    今作から読み始めた読者は遡ってミレニアムを読んだときに戸惑うのではないかと思う
    クールに実行あるのみのリスベットに関してはかなり印象が違うのと、過去の事実をかなりなぞっていることで逆に今作の焦点がぼけている気がする

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    2021年05月26日
  • ミレニアム6 死すべき女 上

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    スティーグ・ラーソンがミレニアムの3部作を発表後、亡くなってしまったので後のミレニアムを引き継いだダヴィド・ラーゲルクランツの三作目
    比べるのも何だが、スティーグ・ラーソンの描くミレニアムが息をつく暇もなく主人公たちをおいつめるのに対してダヴィド・ラーゲルクランツの展開は緩慢に感じる
    主人公の一人、リスベット・サランデルの心情を多く描いているからかもしれない
    そして今作のリスベットは決断しない、なかなか決断しない
    物語は変死した浮浪者がミカエルの電話番号を持っていたことから始まる
    浮浪者はなぜミカエルの連絡先を持っていたのか、そしてなぜ亡くなったのか、指などが損傷している浮浪者は何者なのか?
    DNA鑑定の結果は?
    彼はどんな人生を経てミカエルのもとに流れ着いたのか?

    どうも話の展開が私には緩慢に感じられて私には今ひとつでした

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    2021年05月26日
  • 兄弟の血―熊と踊れII 下

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    こういう終わり方なんだ。

    もっと、ちゃんと決着が付くのかと思ったんですが、読者にその後を考えさせるような結末でしたね。うーん。

    重いな。

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    2021年04月13日
  • 三分間の空隙【くうげき】 上

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    コロンビアマフィアの潜入捜査員で、スウェーデン人の元囚人が自らの命と家族を守るために必死の抵抗を行う。三秒間の・・・に続くシリーズ2作目です。海外作品にありがちな、カタカナ登場人物の多さや難解な言い回し等が無く軽快に読み進めます。翻訳も素晴らしく微に入り細に入り解りやすい。

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    2021年03月31日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 少女 下

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    ネタバレ

    うわー、何故か感想を書き忘れていた。

    細かいことはもう思い出せないけれど、セバスチャンが信じられないほどにピュアな心をまだ持っていたこと、けれどそれと同時にとんでもない邪な心も持っていることのアンバランスさが、さらに際立った物語だったと記憶しています。
    傷つきうちひしがれるセバスチャンに思わず哀れを催してしまい、とんでもない酷い男だったことを忘れてしまいそうになる。

    大抵の警察ものでは、シリーズがすすむほどにチームの絆が感動を呼ぶ展開に…ってのが多いけれど、このシリーズはフツーっぽかった人までどんどんヤバい人になっていっちゃうという…

    このねじくれ加減が、たまらない。
    シリーズ続巻はまだか!

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    2021年02月07日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 少女 上

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    セバスチャンの家にいたウルスラが、ドアの覗き窓から撃たれるという衝撃的なラストで終わった前作。
    片目を失ったものの命は助かったウルスラ。けれどまだ捜査班に復帰は叶わない。
    ウルスラを欠いたチームに新しい事件が…

    感想は下巻で。


    と書いてから感想を書き忘れていたことに、まる2年以上経って気付きました。ありゃまぁ。

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    2021年02月07日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 白骨 下

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    ネタバレ

    (上巻より)

    女をとっかえひっかえ、
    何の節操もないセバスチャンにはあきれるだけだが、
    娘の将来をつぶそうとするのには
    全くもって同意できない。
    もう一人の娘を自分の手の中から失ったことを鑑みても、
    あまりにも自分勝手すぎる。

    アメリカの連続ドラマのクリフハンガー並みのラストにも、
    腹が立つし。
    そして、やっぱりビリーの恋人ミィはちょっと怖い。

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    2021年01月06日
  • 制裁

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    私刑の連鎖が生む悲劇。
    どこかで間違いか勘違いが起こりそうな予感はしていたがそこか。。。誰と間違えた??

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    2020年09月15日
  • 兄弟の血―熊と踊れII 下

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    エリサは何処へ行った?サムは❓なんか中途半端で終わってしまった。兄弟はむずかしい。ましてや、犯罪者と警官では。

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    2020年09月10日
  • 地下道の少女

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    暗く重い…
    真実が土台のなっているがそれ以外は小説なので当然でっち上げだ…と著者は書いているが、その真実の部分が、なんと哀しくても辛くやるせないモヤモヤした気持ちが残り、読後感は悪い…。
    しかし私はこういう小説は決して嫌いでは無く、むしろ好物である。

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    2020年07月25日
  • 死刑囚

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    ネタバレ

    エーベルト・グレーンス警部シリーズ第三作。

    自分の中の何かが麻痺したのだろうか。
    エーベルト警部が、これは大事件と騒ぐのが
    全く響いてこない。
    作者の「やり口」に慣れてきたということか。
    自分が望んでいないにもかかわらず、
    意外性の無い、悲劇的な結末へと向かって、
    話が進んでしまうことに。

    アメリカの州立刑務所内で死刑執行前に死亡したはずの囚人が、
    スウェーデンで暴力行為で逮捕され、
    政治的駆け引きの結果、アメリカに引き渡されて死刑に処された。
    それだけ。

    死刑になると判っていて卑劣な男に暴力をふるってしまった動機も、
    その無実の罪を創り出した男の動機も理解できなかった。

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    2020年06月25日
  • ボックス21

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    ネタバレ

    エーベルト・グレーンス警部シリーズ第二作。

    もはや苦行だ。
    相変わらず苛烈な暴力の描写に、
    正義の無力さ、人生の虚しさの熱帯雨林をかき分けて前進するような苦行。
    その行程の果てにあるものは、
    心洗われる大瀑布でもなければ、
    失われた古代遺跡でもない。

    前作で登場した囚人が刑務所から出所して話ははじまるが、
    そこに外国から騙されて連れてこられた売春婦たちがからんでくる。
    酷い暴力の被害者の彼女が、銃と爆弾を持って立てこもった目的はなにか。

    グレーンス警部と囚人の因縁が明らかになり、
    自分の恋人に重傷を負わせ人生を破壊したその犯罪者を、
    傷害からくる事故死を殺人の罪で追い込むのはまだ良いとして、
    亡くなった刑事仲間の犯罪を隠蔽するのは納得できない。

    著者という現地の案内人に連れられ、
    蚊やヒルに襲われ夜に怯えながら進んだ
    密林の奥にあったのは、
    馬をも飲み込む底無し沼だった。
    人の心の闇という名の。

    いや、ここが終着点ではないのかもしれない。
    救いは次の作品にあるのかも。

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    2020年06月16日
  • ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 下

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    作者がかわって2巻目、前巻はやや遠慮もあったそうですが、今回は現作者の特徴が色濃くなったようです

    前作者はスピード感のある展開で、勢いで読ませる感じがありましたが、現作者は練り込まれた展開をじっくり読ませるタイプのように感じます
    どちらが面白いかというと、好みもありむずかしいところです
    同じ要素を使って書かれていて、表現は寄せてあっても違うものですね

    上巻では複数の出来事が描かれ、何がどのように関連していくのか期待させられます
    書体の違うパートが何を意味するのか予想しながら下巻へ
    登場人物が多く、イニシャルなどもあってややてこずりました

    現在の経済の話や、宗教問題、人が形作られる要因の話など、意欲的なテーマを複数盛り込んだ割に、どこか消化しきれていない印象を受けてしまいます
    最後に次巻を予期させるところは、もうおなじみの感じです
    次巻の方が面白そうな予感はしますが、どうなのかな?

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    2020年05月19日
  • ミレニアム 4 下 蜘蛛の巣を払う女

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    著者がかわっての続編です
    前作者よりすっきりとした展開で読みやすいのですが、なにか読者が振りまわされているような感じはなくなった気がします

    おなじみとなったキャラクターはもちろんのこと、登場人物は非常に多いのですが、思い返せば予想を裏切る意外な展開はなかったように感じます
    ミステリーの要素も少なく、変にこなれてしまったのかな

    ホルゲルが予想以上のことを知っていたり、ミカエル君がえらく賢くなっていました
    当然のように続編があると匂わせてあるので、次を期待します

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    2020年04月20日
  • 死刑囚

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    シリーズ物は一作目から読まないと気が済まない性分だが、前二作の前評判に気圧され、第三作となる今作から手に取ってみた。現行の死刑制度が孕む矛盾点を問い質す重苦しいテーマで、ラストの一頁まで全く情け容赦ない展開が続いていく。形式上、シリーズものという体裁を取ってはいるものの、各巻で取り上げるテーマそのものが作品を司っている様な印象を受けた。それゆえ、登場人物達の造詣が実に記号的で、尚且つ傀儡的である。ダイジェストさながらに進行する終盤の無機質さ、怜悧さといい、陰鬱さに溢れたこの作風はちょっと私にはキツいな…。

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    2020年03月29日
  • 制裁

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    ネタバレ

    「悪童」の解説でみかけて。

    ミステリーとは謎とその解だ。
    謎は殺人だったり、盗みだったり、客の不審な態度だったり、
    解は犯人だったり、動機だったり、過去だったりする。
    主人公の恋愛に夢中になったり、
    美味しそうな食事に心を奪われたりすることもあるが、
    それだけではミステリーではない。
    謎解きの過程を楽しみたいという希望はあるが、
    残念ながらすっとばされることもある。
    全ての謎に解が与えられる訳でもない。
    しかし、謎と解がなければミステリーではない。

    それゆえ、この作品はミステリーではない。
    少女が残虐な殺され方をしていても、
    被害者の家族が悲しんでいても、
    刑事や検察官が犯人に同情しようがしまいが、
    ミステリーではない。
    どこにも謎がない。
    謎がなければ解はない。

    犯人は最初からわかっているし、
    復讐も予想通りだし、
    警察は何もしていない。
    ああ、もしかしたら謎がなくても「どんでん返し」、
    意外な展開、結末があれば良いのかも。
    もちろん、それもない。

    残虐な事件や登場人物の悲惨な過去を読まされただけ、
    ミステリーではなく、
    現代社会の矛盾を描く社会派小説といえば良いのか。
    それともこれが北欧ミステリーなのか。

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    2020年02月16日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 上

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    これ、続き物の一巻目で、とりあえず風呂敷拡げてみました、って感じなんでしょうかね。そういう「さわり」が丁寧に書かれてる感じ。非常に売れっ子の脚本家が組んで執筆してるらしいけど、それ、私なんかからしたらマイナス要因の煽りだか。そして読メ登録してから、あんまりスウェーデンの作家に良い印象がない。えーと、この本は皮肉がすごい。主役のセバスチャンは女好きでだらしないと同僚には思われてる。えーっと舞台は学校、被害者は男子高校生。このシリーズ、続けて読むのかなあ、どうかなあ。

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    2019年11月26日
  • 熊と踊れ 下

    Posted by ブクログ

    このミス海外編2017年版1位。スゥエーデンの実在の事件を元ネタにした犯罪小説。兄弟3人を中心としたチームによる連続銀行強盗で共著者の一人が実際の主犯との3人以外のもう一人の兄弟らしい。スェーデンを舞台にした小説ははじめて読んだ。事件描写や捜査の状況は緊迫してて面白いけど、心象風景や少年時代の事件の描写が細かく分量も多くて退屈。上下巻の大作でかつくどいところもあって、読み進めるのに苦労し時間がかかってしまった。読みやすさを重視する自分的には評価つけれない。まあ、面白かったし、読書好きの人なら何の苦もなく読めるのかも。

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    2019年10月30日
  • 熊と踊れ 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    長い。父親との確執に至る章を挿入する形式は取ってつけたような印象を受け、小説としては普通かなと思ったが、実際に起きた事件の再構築による物語ということ、更には翻訳者あとがきを読んで知った作者にまつわる事実(これはネタバレなんでしょうか?)を知るにいたり、すさまじい小説だと読後感じました。

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    2019年10月06日