ヘレンハルメ美穂のレビュー一覧

  • 兄弟の血―熊と踊れII 上

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    『熊と踊れ』の続編。

    もともと『熊と踊れ』が、実話を下にした作品だったので、ち密ではあるけど、どこかしら小説ではない感じがありましたが、こちらは完全オリジナルですよね?最初から、小説感満載です。

    上巻では、レオもヨンも、双方の戦闘態勢が整ったようです。下巻でどうなるかが楽しみ。

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    2021年04月11日
  • 熊と踊れ 下

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    面白かった。

    最後は、あんなもんだよね。小さい綻びから、大きな破綻につながる。意外にあっけないですね。

    小説なので、もちろん脚色されていると思うんだけど、この話が事実を下にして描かれたという事が驚きですね。下となった事件当時は、まだ冷戦のころだし、スウェーデンでは徴兵制が敷かれていたので、国中に武器が備蓄されていたという背景があるんですね。だから、こんなことが起きる。

    でも、こんな大それた事ができるのであれば、まじめにほかの事に取り組めば上手くできたのではないかと思うんだけど、武装強盗に走ってしまったのは、若さの故なのかな。

    もう一つの驚きが、共著者のステファン・トゥンベリが、この作品

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    2021年04月07日
  • 熊と踊れ 上

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    実在の事件を下にしたという作品。

    スウェーデンでは2010年まで徴兵制が実施されていたので、一定年齢以上の男性は、基礎的軍事訓練は受けているという事になりますね。この作品は、そのことを知っていると、中身の理解が進みます。

    とはいっても、基礎訓練だけで、ここまでのことできるんですかね?あとは、才能と努力なのかな。

    上巻の最後で、いよいよ物語が動き始めます。下巻で、どういうように三人兄弟が追い詰められていくのか?期待です。

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    2021年04月05日
  • 地下道の少女

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    うーん。

    このシリーズはいつもそうなんですが、ハッピーエンディングではないです。北欧の曇り空のような、重い結末です。この作品もそうです。

    興味深かったのは、ストックホルムの地下世界ですね。米ソ冷戦華やかなるころに整備されたものだと思うんですが、地下には軍用のトンネルまで整備されているんですね。寒い北欧なので地下で行動できるのは有用ですが、それだけではなく、核戦争の事も想定しての事だと思います。

    いやぁ、それにしても、このシリーズ面白いですね。

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    2021年03月30日
  • 三分間の空隙【くうげき】 下

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    ネタバレ

    エーヴェルト・グレースン警部シリーズだが、主人公はピート・ホフマン、前作「三秒間の死角」の続編である。

    シリーズの特長である圧倒的なリアリズムと物語のテーマである「復讐」は健在。今回もピート・ホフマンが良いように裏切られ、そして生きるために苦闘する。

    絶望、命の軽さ、そして麻薬で裏切られた人の悲しさが世界スケールで描かれる。シリーズを重ねるごとに予想を超える面白さとスケールアップ。

    今、一番面白いシリーズだ。

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    2021年03月14日
  • 三分間の空隙【くうげき】 下

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    無事に(?)グレーンスのミッションは完了したわけですが、最後の結末をみるとどうなんでしょうね?ピート・ホフマンも、なかなかしたたか。

    アメリカ下院議長の役回りが微妙に釈然としませんが、スウェーデン、アメリカ、コロンビアと、世界をまたぐ舞台はスケールが大きかったです。これにアジアが含まれれば、もっとすごいんですけどね。

    あとがきに、この物語の前日譚にあたる『三秒間の死角』から読んだ方がよいと書かれていましたが、この作品から読んてしまいました。『三秒間の死角』も読んでみたいと思います。

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    2021年01月24日
  • 三分間の空隙【くうげき】 上

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    北欧の作家でありながら、なぜかアメリカの下院議長が重要なポジションを占める上に、ゲリラ側にスウェーデンの人間がいるという謎の設定。当初、そういう複雑な設定に馴染めず中々読み進まなかったが、読んでいるうちに、不思議の物語にはまってしまいました。

    それもしても、①アメリカ下院議長が麻薬戦争のための部隊を率いることがあるのか?、②DEAの潜入捜査のためスウェーデンの元犯罪者が使われることがあるのか?、この2点が若干腑に落ちません。特に①。下院議長は、アメリカ大統領の軽症権限第2位(副大統領の次)なのは周知のことですが、こういう実働部隊の責任者になることは無いんじゃないかな。

    上巻で物語が動き始め

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    2021年01月18日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 少女 下

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    ネタバレ

    (上巻より)

    セバスチャンの女癖の悪さにまきこまれたウルスラが
    片眼を失ったものの無事でよかった。
    彼女を愛するリーダーのトルケルといい、
    今回登場した政治家の妻をもつエリック警部といい、
    愛する人を大事にする男性たちが報われないのは、
    納得がいかない。

    そして、ビリー。
    結婚式のシーンでビリーは危ないな、とぼんやり思った。
    でもそれは、幸せな結婚生活を送れるのだろうか、という類の心配で、
    婚約者のがぶり寄りで迎えた結婚式当日とあっては、
    誰もがする心配だったと思う。
    それなのに全く予想外の展開となってしまった。
    彼も好青年だったのに。

    また、作者たちのクリフハンガーにひっかかってくやし

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    2021年01月15日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 少女 上

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    ネタバレ

    犯罪心理捜査官セバスチャンの第四弾。

    相変わらず、捜査班の内輪もめに頁数がさかれているが、
    事件とのバランスの悪さは気にならなかった。
    一家四人が殺された現場から逃れた少女と
    セバスチャンの関係が中心に思えたせいか、
    読み手の方が慣れてきたのか、
    セバスチャンが事件解決に役に立っていたからなのか。

    人生で唯一心を開いた妻と娘を一度に失ったためか、
    どうもセバスチャンは憎めない。
    彼が望んだ結果にはならなかったとしても、
    救おうとした少女が無事で良かった。
    犯人が判明した後に残ったページ数の多さに
    さらなる展開があるのかと、めまいがしそうだったが。

    (下巻へ続く)

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    2021年01月16日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 模倣犯 下

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    ネタバレ

    (上巻より)

    前作の最後で判明した、
    セバスチャンの娘についての話が進むのは期待していたが、
    それが話の中心になることや事件に巻き込まれることは
    望んでいなかった。
    また、前作のダメ警官が刑務所長になって再登場したのはわくわくしたが、
    妊娠中の妻が巻き込まれるのはちょっと違う。
    全体的にあざとすぎるというか、何かをやりすぎている気がする。

    今回登場した女性で、
    セバスチャンのストーカー、
    人の話を聞いていない押しかけ女房的なエリノールよりも、
    IT担当で特別班の縁の下の力持ち的存在だったビリーの彼女、
    彼を変えようとしているミィの方に薄気味悪さを感じるのは、
    自分だけだろうか。

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    2020年12月24日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 模倣犯 上

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    犯罪心理捜査官セバスチャンの第二弾。

    前作でバランスが良いと思った事件と人間関係のバランスが、
    今回はちょっと悪い。
    セバスチャンの個人的事情に時間が割かれ過ぎて、
    さらに殺人捜査渡航別班のメンバーそれぞれの関係も
    きしみ始めて居心地が悪い。

    女性の連続殺人が発生するが、
    過去にセバスチャンたちが捕まえた犯人と手口が酷似していた。
    だが犯人は刑務所で服役中で、
    外出どころか外との連絡など取れないはずなのに、
    なぜ殺人が続いているのか。
    女性たちの共通点は。

    (下巻へ続く)

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    2020年12月24日
  • ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 下

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    ネタはすごいし、展開もいいし、時事ネタもすごいし、
    ディテールも非常に性格でほんとにすごくいい感じなんだけど
    今ひとつなんか盛り上がりというか、エンターテイメントというか
    読み物としての楽しさがもうひと越えたりなんだよねぇ〜
    なんとなくやっぱりジャーナリストだからなのかもしれないけど、
    イマイチほんとにミカエルのルポをちょっと違う視点で読んでる感じ
    ラーソンはもう少しなんというか情熱があるんだよね・・・
    キャラやこの世界に!!
    ちょっと続投1作目がそこそこいい感じで続投できていたから
    期待値が高すぎたかもしれないけど、ホントあともう少し濃いめの味がほしい
    とおもった2作目でした。
    リスベット物

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    2020年11月04日
  • ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 上

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    ちょいと確かにラーゲルクランツっぽさが多く出てるね前作より
    でも、ちょっと話がごちゃっとしてる感が・・・
    面白いんだけど、ちょっと頭にスーッと入ってこない
    でも、久々にリスベットのバイオレンスがあったり、
    ブルムヴィストのジャーナリスト魂がグイグイしてたりして
    ある意味ちゃんとミレニアムになってるからその点は楽しめます。
    上巻なので、なかなか全体に伏線散りばめてくれてまして
    すっきりしたいなら下巻を読めよって感じです

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    2020年10月25日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 少女 上

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    犯罪心理捜査官セバスチャンのシリーズ、4作目。
    前作のラストでの大事件はいったい…?

    セバスチャンは有能な心理分析官だが、傲慢で協調性がなく女好きという迷惑男。
    国家刑事警察の特別班に舞い戻ったのも、じつはまったく個人的な都合からだった。
    どこか余裕をもって描かれているせいか、何となく憎めないところもありますが。
    迷惑ぶりが最高潮だった3作目。
    その後、最悪の事態は免れているようですが…

    一家4人が殺される事件が、地方で起きる。
    トルケル率いる殺人特別捜査班に依頼が来て、セバスチャンも参加します。
    もう一人幼い女の子が現場にいたことがわかり、目撃者として狙われるかもしれない。
    セバスチャン

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    2020年10月22日
  • 三分間の空隙【くうげき】 下

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    三部作の二作目。『三秒間の死角』に連なる作品なので、前作を読んだいるとより楽しめる。舞台はコロンビア。麻薬戦争の緊迫感をベースに、主人公ふたりの苦悩や政治的駆け引きなども盛り込んだ、厚みのあるクライム・ノヴェル。

    麻薬戦争というとウィンズロウの三部作を連想してしまうが、本作品もウィンズロウに負けず劣らずリーダビリティが高い。麻薬地帯の現状、そしてそこに潜入した男の葛藤の日々などがリアルに描かれるが決して重くはない。スリリングな語り口と、疾走感のあるストーリーに引き込まれ、最後までページを繰る手が止まらなかった。この辺りの筆力は、違った個性を持つふたりの作者ならではだと思う。

    合衆国政府のス

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    2020年10月17日
  • 地下道の少女

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    舞台はスウェーデン。
    読後は少し消化不良気味となった。
    複数の話が平行して流れるがどちらも未解決で終わる。
    フィクションとノンフィクションが絡み合っていて複雑な社会問題を浮き彫りにしている。

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    2020年10月11日
  • 三分間の空隙【くうげき】 下

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    ネタバレ

    苦労が報われる読書ができる作品。

    しかし、ただでさえ中南米及び麻薬は一筋縄でいかないのに、そこに潜入捜査が絡んでくると…なかなかお時間かかります。

    来年は三時間らしいです。

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    2020年10月03日
  • 三分間の空隙【くうげき】 下

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    アメリカ下院議長がコロンビアの麻薬ゲリラPCRに拉致された。スウェーデン警察に協力していた凄腕スパイ、ピートが、今はアメリカDEAのスパイとしてPCRに潜入している。アメリカは麻薬戦争で、コロンビアの悪人を殺害リストに挙げているが、ピートの名前がそこに入ってしまった。事態収拾のため白羽の矢が立ったのはスウェーデンのグレーンス警部だった。

    長いはずなのにそう感じさせない一気読み。「三秒間の死角」の続編だそうだけれど、何も覚えてなかった。特に問題なく楽しめた。

    ※以下ネタバレ

    ピートは、人工衛星が捉えていない三分間の間に人質をアメリカの軍艦まで連れて来るという荒業を成功させる。しかし、副大統

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    2020年11月24日
  • ボックス21

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    ネタバレ

    続きが気になって一気読み。
    胸糞悪い終わり方は小説ならではなのかな。。。
    テレビドラマでは味わえない喪失感。

    読み終えて少し立ってから気づいた。
    レーナは夫が死んだ翌日に、新しい少女の仕入れに出向いているのでは。。。

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    2020年09月24日
  • 三分間の空隙【くうげき】 下

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    ネタバレ

    (上巻より)

    バウラを無事スェーデンに戻すため、仲の悪い検事にわざと大手柄をあげさせたのは
    面白かったが、
    検事が刑務所内の殺人を軽い刑にする理屈をひねり出したのは驚きだった。
    それと、
    麻薬が溶け込んでいるスーツケースをグレーンス警部に預けたのも面白かった。

    一番印象的だったのは
    バウラが潜入していたゲリラのボス。
    誰をも信頼してはけない人生の中で、
    信頼してしまい、裏切られる。
    同情の余地は全くないが、
    最後に爆弾で殺されるのはあまりにあっけなくて、
    少し納得いかなかった。
    もっと悲惨な、ある意味、劇的な最期を望んでいたのかもしれない。

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    2020年09月13日