ヘレンハルメ美穂のレビュー一覧

  • 三分間の空隙【くうげき】 上

    Posted by ブクログ

    エーベルト・グレーンス警部シリーズ第六作。

    だから、潜入捜査ものは好きじゃないと言ったはず。
    カリブ海の浜辺でのんびりとモヒートを飲んでいる、とまではいかないが。
    華麗なる脱獄をした「バウラ」には、家族と幸せな生活をしていてほしかった。
    まさか、より危険な国でより危険な潜入捜査をしているとは。

    しかもそこへ警備に止められたにも関わらず、
    コロンビアに来たアメリカ下院議員長が麻薬犯罪ゲリラの人質になってしまい、
    アメリカからのゲリラの一員として殺害ターゲットとされてしまう。

    そこへ、ようやくこのシリーズの主人公(のはず)がグレーンス警部が登場し、
    バウラを救い出すために協力することに。

    0
    2020年09月13日
  • 熊と踊れ 上

    nao

    購入済み

    レオの脳内イメージはヨエル・キナマンです
    でも私は完全にヨン派(脳内イメージ無し)なので、形勢が逆転する所では、思わずガッツポーズをしてしまいました
    ヨン派ならきっとあそこですると思います

    0
    2020年09月11日
  • ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 下

    Posted by ブクログ

    下巻の方もいい展開だった。双子研究と殺人事件の闇が暴かれるいいオチにおわってるし、6作目にも期待している。今作でリスベットのドラコンのタトゥーの由来が語られている店がリスペットへの愛着を感じた。

    0
    2020年09月04日
  • ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 上

    Posted by ブクログ

    今作も非常に面白い。なんと言ってもリスペットが刑務所に収監されていながらでも相変わらずの彼女らしさ全開の描写が続く。双子の研究をすすめる研究機関を調査する今回のあらすじ、前回の続きリスペットの子供時代へと繋がる内容が続き面白い小説だ。

    0
    2020年08月15日
  • 地下道の少女

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    エーベルト・グレーンス警部シリーズ第四作。

    ルーマニアからバスで運ばれてきた少女たちと
    ストックホルムの地下道に住む少女。
    二つの国のストリートチルドレンたちの事件は、
    驚くことに、全く交わらない。

    スェーデンのミステリーは国際的だ。
    国境をひらりと超えていく。
    橋を渡れば、フェリーに乗れば、
    すぐ隣の国に行ける。
    EUとなった今では検問もない。
    自分が思う「国際的」とは違う気がする。
    国をまたいでおこる犯罪に警察は無力だ。
    その無力感が、このシリーズの通奏低音なのだろうか。
    エーヴェルト警部の恋人も亡くなってしまったし。

    教会に少女がたたずむ場面が印象的だった。
    クララ教会、行ってみた

    0
    2020年07月09日
  • ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 下

    Posted by ブクログ

    極上の余韻 引き続き下巻を読んだ。
    海外のミステリーにしては、極上の余韻。
    金融危機やイスラム原理主義などの今時の話も織り交ぜながら、シリーズ全体で一貫しているのは、弱者(子ども、女性、障がい者など)を守るためのリスベットの闘い。小気味いいヒーローなのだ。

    0
    2026年01月18日
  • ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 上

    Posted by ブクログ

    早速、下巻へ このシリーズは一作目から読んでいる。筆者が亡くなって、別の筆者が四作目から引き継いだが、作品の魅力は増すばかりだ。ヨーロッパのミステリーには、特有の陰鬱さがあると思う。六月のスウェーデン の街の描写を読んでも、燻んだ情景を想像してしまうのは、北欧に対する偏見だろうか。しかし面白い。早速、下巻へ。

    0
    2026年01月18日
  • 死刑囚

    Posted by ブクログ

    死刑制度を扱った、死刑制度のないスウェーデンを舞台とするミステリ小説。

    題材が重いだけに、話の内容も重くなる。

    復習、私刑感情、善と悪、処罰感情、いろいろなものがない交ぜになり、読書する側も考える内容。

    話の展開、決着もよかったが、ミステリ小説よりも、死刑制度について改めて考えた。

    0
    2020年06月01日
  • ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 下

    Posted by ブクログ

    作者が変わったことにまたしても気づけない良作。前作は場面展開にやや周りくどいところがあったが、今作は場面展開や回想も非常にわかりやすく、あっという間に読み進められる。

    0
    2020年05月29日
  • 地下道の少女

    Posted by ブクログ

    圧倒的なリアリズムと構成力。過去と未来を頻繁に行き来しながら、行き着くところは絶望か、それとも希望なのか。
    このシリーズの根底に流れる「復讐」をテーマに「貧困」が絡んで、先進国の大都市であるストックホルムの「裏社会」が浮かび上がる。筆者もあとがきで記しているが、部分的には「真実」であるという。
    このリアリズムとこの仕事しかないと「命」をかけて人生割り切っているグレースン警部の悲しさが、なんとも言えない読後感となって心の中に残る。

    0
    2020年04月21日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 白骨 下

    Posted by ブクログ

    シリーズ3作目、後半。

    事件は当初、被害者の身元もつかめなかったが、チームの奮闘により次第に手がかりが見えてきます。
    そこには、大がかりな背景が…!
    移民の女性シベカはイスラム教の指導者に厳しく諭されますが、最初は心配して何かと反対していた息子と心が通い合うようになり、いい読後感でした。

    捜査班の若い女性ヴァニヤがFBIへ行くのを阻止しようとひそかに手を回したり、身勝手な考えで忙しいセバスチャン。
    理由は切ないものですが…
    ヴァニヤにはいい迷惑。しかも、ヴァニヤの父にも事件発覚、その発端というのが…

    セバスチャンは捜査ではあまり活躍せず、迷惑男の真骨頂!な話だけど。
    捜査班の人物像が次第

    0
    2020年03月20日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 白骨 上

    Posted by ブクログ

    「犯罪心理捜査官セバスチャン」のシリーズ3作目。
    難事件よりも、捜査班のメンバーそれぞれの事情がもう大変?

    山中で6人の白骨が発見される。
    国家刑事警察の捜査班にいさんで加わるセバスチャン。本来は仕事熱心ではないけど、事情があったのです。
    口が悪く協調性に欠け、女たらしで、事件の関係者の女性にも手を出してしまう迷惑男。
    無能ではないんですけどね。
    女たらしが依存症レベルなのには、悲しい理由もあるのです。

    一方、アフガニスタンからの移民一家で主が行方不明となり、不名誉な逃亡とみなされていました。
    妻のシベカは夫を信じ、あらゆる手立てを講じようとしますが、イスラム教徒なので、女性が表に出ること

    0
    2020年03月21日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 下

    Posted by ブクログ

    スウェーデンのベストセラーシリーズ。web本の雑誌で杉江氏が最新刊を推奨されてたので第一作を読んでみた。北欧にしては明るく読みやすい警察官の群像物。主人公は警官ではなく、心理学者の立場(プロファイラー?)で捜査協力し、過去には大きな成果を挙げた男セバスチャン。太めで独身、毒舌でセックス依存症。捜査会議での空気を読まない、人を馬鹿にする発言の破壊力は満点。ただしプーケットの津波で家族を亡くしていたり、いろいろと影の部分も興味深い。
    事件解決後に起こるサプライズな結末も破壊力あり。シリーズ自作が気になる終わり方も上手。3.9

    セバスチャンが仕留めた女性についての表現がまたいやらしい。
    ・彼女は”

    0
    2020年02月19日
  • 熊と踊れ 下

    Posted by ブクログ

    兄弟が銀行強盗を次々に成功させると同時に、少しずつ明らかになってゆく、その目的。
    レオは自身の中に存在する、いくらお金を奪っても決して癒されない深い孤独と、父親への想いに気づき始める。
    他の誰よりも父親に認めてもらいたかったのだというレオの心の叫びが、過剰な暴力となって形を変えてゆく様が、何とも悲しい。

    この作品では、親子、夫婦、兄弟、親友、恋人など、さまざまな関係性に基づく愛情と暴力の形が描かれている。
    言葉では伝えられない感情が暴力となり、その想いが強ければ強いほど、彼らは本当に破壊しているものが何なのか、その実態が分からなくなっているようだ。
    一番冷静だと思われたレオが少しずつ感情に飲

    0
    2020年01月13日
  • 制裁

    Posted by ブクログ

    怪物をめぐる人間の話、そして怪物となった人間と社会をめぐる話、とこの本は評せるかもしれません。

    冒頭の描写からどきつい……。女児に性的暴行を加え殺害し捕まった男。その怪物の思考と、犯行の描写の残虐さに、自分はいきなり物語にぐいとつかまれました。

    その怪物が移送中に逃亡。物語は様々な人物の視点を通し、重層的に描かれます。

    途中まで読んだ段階では、逃亡犯を追いかけるサスペンスなんだな、と自分は思っていました。しかしこの小説は、徐々に社会派小説の様相を呈してきます。

    事件が起こした波紋は、当事者たちの思惑や真意を超え、正義心となり、怒りや憎悪へ変化し、司法関係者や普通に暮らす前科犯にも及びま

    0
    2020年01月01日
  • 熊と踊れ 下

    Posted by ブクログ

    事実に基づいてるって知らなかった。
    北欧小説だから期待してたところもあったけど、ある意味逆に裏切られた。
    もしかしたら翻訳が良かったのかもしれないけど、題名からの想像と違って、当事者の繊細な感じが想定内だったから良かった。
    でも、最後はね。

    0
    2019年12月23日
  • ミレニアム 4 下 蜘蛛の巣を払う女

    Posted by ブクログ

    5年ぶり?に続きを読む。

    オリジナルの作者が亡くなったので、別作者が続きを書いたらしいが、あまり違和感がなくてすごい。
    訳者の実力もあるのだと思う。
    キャラが変わっていなくて、話もわりと面白い。
    前巻までの謎をいくつかちゃんと明かしてくれて、ホッとした。
    モニカはどこに行ったんだ?とは思ったけど。
    いくつかの女性有能キャラがほぼ同一人物に見えて困った。

    いまの自分に近いジャンルの話なので興味深く読んだが、ハンナに近い育児をやっている自分にとっては、そんな綺麗事じゃないぞ、と思えなくもなかった。
    まあいいんだけどね。フィクションだから。

    今回もリスベット△で良かった。

    0
    2019年11月26日
  • ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 下

    Posted by ブクログ

    ミレニアム5作目。題材がこれまで以上にちょっとマニアックだが、リスベットらしさは爆発。面白い。6作目が待ち遠しい。

    0
    2019年11月24日
  • ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 上

    Posted by ブクログ

    ミレニアム5作目。題材がこれまで以上にちょっとマニアックだが、リスベットらしさは爆発。面白い。6作目が待ち遠しい。

    0
    2019年11月24日
  • ボックス21

    Posted by ブクログ

    エーヴェルト警部シリーズの2作目。
    北欧社会に蔓延る闇を主に話が進み、結末は…。
    嫌な読後感だけれど、物語が、世界全体に蔓延る闇を描いているようで、気持ちに突き刺さるものがある。

    北欧社会の社会が抱える闇は、東欧諸国にもつながり、そして、日本にも蔓延っている…。

    世界全体の問題。

    シリーズ3作目を読むつもりだが、エーヴェルト、スヴェンともに、心に深い傷をもったまま、仕事をしていくことになるのか…。

    0
    2019年11月04日