ヘレンハルメ美穂のレビュー一覧

  • バタフライ・エフェクト

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     小さなことがまわりまわって思わないところで影響がでる、っていうバタフライエフェクト。
     家をでた母親と、娘、そして全く別の既婚男性の三人、それぞれの<バタフライエフェクト>の話。
     
     メインは母親で、彼女のトラウマが結局彼女の今を作っていて…。
     でもなぁ。彼女もまだ子供だったんだよ。妹よりも自分自身を守って当たり前だったのだと、って<行動を起こさなかった>ことだから、だれにも相談できないよね。
     で、おいおいな男と結婚してしまうのだが。
     そして、人生の終わりにすべてをリセットしようとする。
     その行動力が、もっと早くにでていたらねって思う。
     
     なんつーか、人を縛る

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    2016年12月04日
  • ミレニアム 4 下 蜘蛛の巣を払う女

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    ネタバレ

    読み進めていくほどに面白さが増していき、あっという間に読破!
    別の作家が引き継いでこれほどにレベルとは、いい意味で予想外だった。キャラクターの個性やシリーズの特色を損なわずに、新たな展開に突入しているし、エンタメ小説としても抜群の面白さだ。
    個人的には、リスベットがアウグストと数学を通じて交流を図るシーンがお気に入りだった。
    言葉を交わしていなくても、温かさが伝わってくる。

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    2016年09月13日
  • ミレニアム 4 上 蜘蛛の巣を払う女

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    ネタバレ

    まさか続編が読めるとは!それだけでありがたい。
    しかも作者は1~3の共著者ではなく全く別の人。
    心配しながら読み始めると…。
    結論から言えば、全く杞憂で終わった。プロットも見事だが、それ以上にキャラが良く出来ている。複数のキャラの視点から物語を紡ぎだす手法も素早いし場面転換も鮮やか。
    そして毎回サブテーマもあるが、今回は、コンピュータの知能が人間の知能を超えるシンギュラリティ(技術的特異点)がそれ。こういう風にホットなテーマをかなり深い精度で掘り下げるのも本作の特徴だろう。
    一気にラストまで読めた。下巻が愉しみ。

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    2016年09月12日
  • ミレニアム 4 上 蜘蛛の巣を払う女

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    ネタバレ

    前3部作を読んでから何年か経つので、思い出しながらの読書になった。
    リスベットの本格的な活躍は下巻まで持ち越しだが、ストーリーの核になりそうな天才少年アウグストをどう描くかが楽しみ。

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    2016年09月11日
  • ミレニアム 4 下 蜘蛛の巣を払う女

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    いや〜面白かった。

    作者かわったけど、ポテンシャルはかわってない!(^-^)/

    映画が楽しみ!

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    2016年08月30日
  • ミレニアム 4 上 蜘蛛の巣を払う女

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    作者が変わったから、若干そう来たか〜って感じる部分はあったけど、なかなかやった。

    下が楽しみ(^-^)/

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    2016年08月18日
  • ミレニアム 4 上 蜘蛛の巣を払う女

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    書店で見つけた
    第4巻の出版は期待していたが、全く別な作家から、でるとは思わなかった。
    出版社からのオファーらしい。
    過去の事件を振り返るところが、他者の作である ことを意識させられた。
    コンピューターハッカーに関する詳細な研究はしているようだ。
    (リスベットのイメージが異なる)
    事件の伏線に異常さはなくなり、犯罪組織に焦点が当たっている。

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    2016年06月28日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 模倣犯 上

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    あ〜面白い!翻訳も秀逸なんだろう。しかし、ハラルドソンには笑うわ。じっとしとけよ〜下巻でやらかすのかねぇ。笑。
    今回はセバスチャンが病んでるから驚いた。

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    2016年06月25日
  • ミレニアム 4 下 蜘蛛の巣を払う女

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    やっぱ、リスベットかっこええわ。
    素敵すぎる。

    でも、ちょっと今回は大人しめな印象
    もっとエグイことになるのも
    期待していたけどなぁ。
    まぁ、続編が出るそうなので
    まだまだ楽しめそうですな。ウシシ。

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    2016年06月18日
  • ミレニアム 4 上 蜘蛛の巣を払う女

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    3部作を読んでから
    だいぶブランクがあり
    あれこれ思い出しつつ読んだけど
    そんなに違和感もなく
    あぁ、リスベットとミカエルが帰ってきた~
    とワクワク。

    でも、難しい専門用語が多々あり
    登場人物も多いうえ名前と関係性が
    なかなか入ってこなくて苦労した。

    サヴァン症候群の少年にかなり興味を惹かれつつ
    さぁ、ここからどうなっていくのか
    下巻、楽しみ。

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    2016年06月18日
  • ミレニアム 4 下 蜘蛛の巣を払う女

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    早朝に一気に読みきりました。抜群の面白さ。作者が変わったと思えないほど、トーンが引き継がれているのがいい。続編の期待を抱かせてくれたところも嬉しい。

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    2016年06月11日
  • ミレニアム 4 下 蜘蛛の巣を払う女

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    ネタバレ

    作者が代わって、強烈だった3部作の世界観が無事引き継がれるのだろうか・・・?とかなり心配していたのだが、
    ラーゲルクランツ氏は実に良く研究されて、且つ上手く自分の世界観も組み込んで作品を作り上げてくれていたので
    テンポ良く「新ミレニアム」の世界に引きずり込んでくれた。

    リスベットの過去がほぼ明らかになってくれた事や、カミラの暗躍については、なるほど・・・と思わせてくれた所は流石だな、と。

    ただ正直、上巻を読んだ際に不安要素が無かったわけではない。
    展開からして下巻だけに纏まり切るのか?と言う点に尽きると思う。

    結果、A.I.研究の行方(フランスが消去したもの以外に本当に痕跡は無いのか?)

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    2016年05月29日
  • ミレニアム 4 上 蜘蛛の巣を払う女

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    ネタバレ

    北欧ミステリーの大ヒット作がまさかの続編?!
    あのリスベットやミカエルにまた会える~

    ストーリー展開や語り口がラーソンを彷彿させるらしい(邦訳本なので私は判断つきませんが……)ですが、実に見事に三部作の内容を引き継ぎ隙間を埋めるエピソードが随所にちりばめらりているあたりは、あっぱれである。
    なので、三部作を読んでいない方には、酷ですが「三部作から読め」とお勧めします(笑)
    この上巻は事件しか起きません。
    しかし、最近流行りの「人工知能」や「サヴァン症候群」が取り上げられ飽きさせません。
    そして何故か、
    私の誕生日に事件は起きます(笑)
    ただ、ミレニアム買収騒動が本当に必要だったのか、そこが謎

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    2016年05月27日
  • ミレニアム 4 上 蜘蛛の巣を払う女

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    作者が変わったけど、基本的にはミレニアムの続編を楽しみにする読者を裏切らない構成になっている。ただ、根拠はないが、作者が違う影響を少し感じる。一点あげるなら、章の最後に『後にこの判断は誤りであったことに気づく』みたいな、先の展開を垣間見せるのは、以前はなかったと記憶している

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    2016年04月03日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 模倣犯 下

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    【殺害された女性たちには、1つの共通点があった。しかしその発見は、捜査班に不穏な空気をもたらすものであった。全ての鍵を握る男・ヒンデにアプローチをかけるヴァニヤたちであったが、セバスチャンは彼に危険を感じていた。そして不穏な動きを見せるヒンデの狙いとは……。】

     誰が犯人なのか……と思ったら、下巻の序盤で明らかになります。今回は前作のような、犯人当てミステリーではなく、次に何が起こるかわからないサスペンスになっています。
     前作の皮肉や冷静さはどこへやら。今回のセバスチャンに余裕はまったくありません。ある人を守るため、なりふり構わず奔走します。しかし、その人に思いは届かず……。この苦しみが彼

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    2016年02月15日
  • ミレニアム 4 上 蜘蛛の巣を払う女

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    待望の続編。でもだいぶスケールダウンした感じは否めません。リスベットが動き出してからスリリングになってきたので、後編に期待!

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    2016年01月28日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 上

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    上巻を読み終わって、いま下巻の真ん中へん。
    捜査も佳境。ターゲットが絞られた!

    期待しないで読んだけど、なかなかに面白い。
    まず主人公のセバスチャンが面白い。
    自己中でひねくれてて世の中なめてて
    おまけにすぐに女とやっちゃうしょーもない男。
    まぁ、それだけモテるわけだし
    彼がそうなったのには原因があるわけだが。
    チャラいイメージの(←偏見)セバスチャン
    という名前がよく似合う男である。

    他の人物もキャラクターがよく差別化されており
    生き生きと描かれているのでイメージがとてもしやすい。
    映像化を想定しているのだろうけど。

    まず最初に登場する、所轄の警部ハラルドソンは
    子供を欲しがる妻から「

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    2016年01月15日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 下

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    【不純な動機で捜査班に参加したセバスチャン。しかし彼の存在は、チームに不穏な空気をもたらすことに。一方、事件の捜査が進むに連れ、関係者たちの背景が次々に暴かれていく。二転三転する状況で、彼らは犯人にたどり着けるのか?】

     刑事もので、こんなにどんでん返しに興奮させられるなんて!
     何度も捜査に行き詰まりながらも、ついに犯人にたどり着く捜査班。しかしそこからまた二転三転! ペースはゆっくりとしてるのに、読者をブンブン振り回す、力強いパワーを持った作品です。
     とにかくミステリー好きには読んでほしい!

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    2015年11月05日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 上

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    【スウェーデンの沼地で、心臓がえぐられた少年の遺体が発見される。猟奇的なこの事件を早期解決するため、国家刑事警察の殺人捜査特別班に要請がかかった。しかし、刑事たちの前に、捜査への参加を求める1人の男が現れる。彼の名はセバスチャン・ベリマン。有能なプロファイラーだが、自信過剰で協調性ゼロ。おまけに手当り次第に女と寝るセックス中毒。そんな彼が捜査に乗り出す理由とは……?】

     北欧ミステリーの新たな傑作、と名高い新シリーズ。とにかくテンポがいいです。登場人物の背景など、事件以外の話が半分ぐらい(以上?)入っているにも関わらず、中だるみは一切なく、グイグイ引き込まれます。キャラクターの個性が立ってい

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    2015年11月05日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 下

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    淡々として静謐。クールな主人公。脇役にひとりすごい鈍臭いやつがいて、なかなかいい笑。大人が楽しめる推理小説。

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    2015年10月18日