ヘレンハルメ美穂のレビュー一覧
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購入済み
一気読み
冒頭はまずまずの滑り出しでしたが、前半部分にかなりの登場人物があり、把握に苦戦しました。
でも、後半から一気に話が転がりだしてのめり込んでしまい、寝不足の日々が続きました。
前半はジェットコースターの登りですが、後半はひたすら絶叫するばかりの下り坂って感じです。
上下セットでお得なのも嬉しいですね。 -
Posted by ブクログ
【2026年13冊目】
三兄弟と一人の幼馴染。綿密な計画、準備、練習、そして実行。四人の男は痕跡を残さず仕事をやり遂げていく。武器を奪い、銀行を襲う。たが、綻びは少しながらも確かに生じ始めていて――実際の事件を元にした一作、上巻。
こういう話は苦手です。なぜか。視点が犯人側、犯罪を犯す側だからです。ヒヤヒヤしてならない、なのにこれまで歩んできた背景も描かれるもんだから、純粋に「悪い奴らだ」と思うこともできない。犯罪は成功しない方がいいのに、失敗しないだろうかとハラハラして心のどこかで応援してしまう。自分の倫理観との戦いみたいになってくる苦笑
実際の事件を元にした話ということで、調べたら結末 -
Posted by ブクログ
元服役囚ベリエ・ヘルストレムと作家アンデシュ・ルースルンドの描く事件は、現在のスウェーデンでの深刻な病理を浮き彫りにする。
フィクションでありながら、現実の社会の闇でもある人身売買と強制売春の悲しい事件に取り組むグレーンス警部もまた、時代が生み出したかのようなモンスター級の犯罪者によって引き起こされた、やるせない過去を抱えながら生きている。
彼の過去と、それを引きずりながらの痛々しいまでの現在の生活が、シリーズの中で徐々に明かされていくほどに、読み手の切なさは増していく。
不完全燃焼のような今回の事件の終わり方。この先のシリーズの中で、解決の展開を見せるのか?! -
Posted by ブクログ
山岳ミステリも入ってきてワクワクする。
ほとんどのファンがそうかもしれないけど、ラーションのミカエル&リスベッドに魅了されて読んできたとすれば、このミカエルもリスベットもよく似た他人。ミカエルはリスベッドに「拍手、拍手」なんて返信しない。アホみたいにタバコ吸ったりエリカとの上質な会話もなくなってしまった。もう、別のストーリーとして読むべき。公式な同人誌なのかもしれない。
上述した通り、山岳ミステリが入ってDNAからホームレスのルーツを探るところは面白かった。高山の酸素量に耐えられる人種ってすごい。肺活量を必要とするスポーツ選手や他の職業では大活躍なのでは?
下巻でいよいよカミラとリスベ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ日本の作家と海外の作家の違いは今までにも何度も書いているが、海外作家さんは屈託卑屈屁理屈の3屈がないんだよね。すべてストレートに訴えてくる。だから情が湧くしすぐに溶け込める。この本の対象年齢はおそらく少年少女なんだろうけど大人が読んでよ包み込みたくなる温かさがある。大好きなお母さんみたいになりたいけれど、お母さんみたいになったら早く死んじゃうと本気で考えた少女の純真さが生んだいくつかの十か条、みたいな中の一つがコメディークイーンになる事。子供が親から、大人から受ける影響は大きい。それをまた多くの大人の愛の手で支えていってほしいと願わずにはいられない物語。
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Posted by ブクログ
ネタバレ今回はストーリーに意外性があまりなくて単調な印象でした。
遺伝と環境に関しても、認識の変化の歴史としては興味深いのかもしれませんが、現代の遺伝学からすると特に専門的な内容にも踏み込んでいないし当然のことを言っているだけ(遺伝要因と環境要因があることのみでその具体的な内容の言及は無し)なので特にテーマとしての深みがなかったのが残念です。
また、ファリアの話とレオの話に実質的な繋がりがないので、リスベットとミカエルが同時にピンチに陥いるのがストーリー上のご都合展開に感じました。
謎解きに関しても、新しい登場人物から順番に話を聞くという方式だったので、ロールプレイングゲームのようにミカエルがたらい -
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