ヘレンハルメ美穂のレビュー一覧
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購入済み
かなりおもしろかったです♪
途中で読むの辞めた方もいるようで、
どんだけ読みにくい本かな?と思いながら読み始めましたが、
この本は文章も読みやすいし、そんなに中だるみ感は無かったです。
登場人物も多く出てきますが、
結構フルネームで記載されてる事が多いので
冒頭の登場人物にしおりをつけて見直せば
さほど人物の把握に苦労しませんでした。
後半部分からはまさにジェットコースターで
かなり面白かったです。
早速、第2部を購入して読み始めるつもりです♪ -
購入済み
面白かった
久しぶりにこんな面白い本を読みました!前半が展開が遅くてちょっとダルいけど、だんだん話しに引き込まれていっきに読みきりました。面白かったです!!普通の書籍の上下2冊が1冊なっててホントに良かった。続きも買おうと思います!
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購入済み
さすが6000万部!
デジタルだと紙よりかなりお得だったので、購入して読みました。
すごくディテールまで考えられたミステリー&推理小説で、読みだしたら一気に読んでしまいました。クリスマスの休日3日はほとんどこの本に費やしてしまった。
ヒロインの女性が特殊なキャラクターなので、その人物設定がストーリーにインパクトを与えて、引き込まれていきます。今、映画もやっていますが、小説のほうが、イメージがふくらむので個人的には好きです。 -
Posted by ブクログ
スウェーデンの難民児童保護施設で働く若い女性レベッカ。彼女の視点から、日々の彼女の仕事、彼女が世話を担当するザーヘル、アフメド、ハーミド、3人のアフガン出身の少年たちとの出来事が、静かに、淡々と描かれる。
静かであって、レベッカについても、少年たちについても、詳しく過去に何があったのか、どのような人生を送ってきたのかは、断片的にしか書かれていない。
それでも、少年たちと過ごす、明るい日々、暗い日々を、切々と描く。心が動かされる。
難民が他国で保護され生活するとはどのような日々なのか、まったく知らなかったところに本書を読んだ。
当たり前のはずだが、想像以上に不安で苦しくて、恐ろしくて拠り所がないのだと感じた。
そんな彼らの人生に、もどかしいほどの無力感で脱力するレベッカの気持ちも。
YA小説とのことだが、全ての世代に読まれて欲しいと思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【2026年14冊目】
罪は加速する。ついに爆弾事件にまで発展し、四人の男たちの絆が徐々に揺らぎ始める。突き動かされるように、計画にのめり込んでいく長男、距離を置き始めた次男と三男、疎外感を感じる幼馴染、普通に憧れるシングルマザー、そして暴力に染まっていた父。度重なる強盗事件の行き着く先とは――実際の強盗事件を元にした一作下巻。
下巻はより一層読むのが苦しかったです泣。それぞれの感情がめちゃくちゃ飛んできて、刺さる刺さる。どうしようもない父親でさえ、真に憎しめないし、長男は長男で闇が深すぎるし、次男と三男のやりたくなかったけど、かかわる選択肢のほうがマシだったみたいなのもわかるし、読んでて動悸がすごかった。
上巻は銀行強盗の描写ハラハラ〜とか思ってましたが、作者さんが本当に見せたかったのはそこじゃなかったというのが下巻でありありとわかって、というか作者の一人が銀行強盗犯の実の兄弟だと知ってひっくり返りました。そ、そんなことある?!
家族の在り方を考えさせられたというか、血は濃いというか、切ってもきり離せないというか、こんなに辛いなら、そもそも家族という形が間違ってるんじゃないかとまで思わされたり。警部の一件に関しても、最後の最後まで読者のハートにナイフを突き立ててくるやんて思いました。
精神的疲労がかかる話でしたが、なるほど選書していただいたのもわかるな、と思う一作でした。だが疲れました。 -
Posted by ブクログ
1793年
18世紀スウェーデンのたった一年の出来事を記したミステリーは、この時代の重みをしつこいほど練り込んだ物語だった。
絶対王政の歪みが極限に達し、フランスで革命が起こり、他国の支配層に恐怖を植え付けた。
ヨーロッパのどの国も宗教権威の失墜の上に、新たな支配層とたび重なる戦争で社会格差が広がり、汚職と貧困に満ち溢れていた。さらに不衛生な環境のなか伝染病が蔓延し、人々の生活は破綻していた。
“歴史小説”ではあるが“大河ドラマ”では無く、時代の歪みのなかで泥臭く“生きる”さまを、執拗に描いた、重厚な物語。
その描写の凄まじさから途中で何度も挫折しかかったが、読み終えることで他では味わうことのない読後感を得た。
食べたことのない味がおいしいかどうかわからないように……
好き嫌いは後からやってくるだろう。 -
Posted by ブクログ
下巻、です。
何と形容していいのか…。主人公セバスチャンを筆頭に性格、素行のいい人が誰も出てこない。強いて言えばビリーが普通なくらいで、あとはみんな我が強いしトリッキーだし唯我独尊だし不倫してるし。殺人捜査特別班以外の面々も大概ですし。ひと場面にしか出てこない登場人物ですら自分のことしか考えてない。個人的にキャラに惹かれない作品って嫌になることが多いんだけど、明後日の方向すぎてむしろ読み進めてしまう。なんで、そうなるの!?
感情描写があまり生々しくないのが読めちゃう理由の一つかも。感情移入も共感もできない人々だらけだけれど、嫌な気持ちにはならないんだよね。
お互いもっと協力し合えば事件はもっと早くに解決したのでは?と思うけど、まあ、こういう風にギスギスわちゃわちゃしてなきゃ他の作品と変わり映えしないもんね。
ヘルマンソンのやらかしもすごいけど、今回のダントツトップはやはりエリノールかな。いや、やっぱりセバスチャンかもな。
北欧ミステリーって他にはヨハン・テオリンしか読んだことないんだけど(あれもかなり好きだった)、みんなこういう風に事件そのものよりも登場人物にフォーカスした作品ばかりなのかしら。すごく気になる。他の作品も読みたい。まずはこのシリーズから!
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Posted by ブクログ
犯罪心理捜査官セバスチャンシリーズ第二作。スウェーデンミステリーです。
主人公をはじめとして登場人物が癖ありな人ばかり。性格悪いというか、人格に難ありでそれぞれやることが「おいおい」と言いたくなるような人ばかり。なのにストレスを感じずに読み進んでしまう不思議。文体がサラッとしているからなのかな?
ちなみに文章中の「視点」もコロコロ変わるので読みづらくて然るべきなんだけど、なぜかすんなり読めちゃう。ほんと、なぜなの…
スウェーデンミステリーは読むのがこれで2シリーズ目なんだけど、作品の背後を流れる雰囲気とのいうべきものが肌に馴染む感じ。イギリスやフランスほど都会ではなく、でも適度に発達しているのがいいのか…
上巻は事件そのものより、それぞれの登場人物の背景を掘り下げるエピソードが多いです。だからかな。とにかく不思議と読みやすいです! -
Posted by ブクログ
お、お、お、終わったぁー!!すごい、ほんとに頑張ったな作者!!えらい!国民栄誉賞あげたいレベル。偉大な前作家さんからキャラだけ受け継いで、このクオリティで書き切ったし、ちゃんと上手くまとめて終わらせたのもすごい。プレッシャー考えたらゾッとする。
山岳ミステリの部分が普通にとっても面白かった。クララの絶望感伝わる。
後半のミカエルの拷問シーンえぐーい!えぐーーい!(2回言う)
やっぱりラーソンのミカエルandリスベッドではなかったけど、本当に上手くまとめてくれたので満足してます。完結させてくれて本当にありがとうございます。
でも全10部作のラーソン版ミレニアム、読みたかったぁー。 -
Posted by ブクログ
ネタバレスウェーデンにある難民児童入居施設で働くレベッカの視点で語られる、3人のアフガニスタンの少年の話。18歳になると成人扱いになり、審査の結果強制送還と決まったアフメドは最終的に自殺してしまう。その後施設の閉鎖が決まり、寡黙で信仰心の厚い少年だったハーミドはお祈りのための絨毯を残したままドイツを目指して逃げていき、14歳のザーヘルは里親が決まる。
アフメドは、信じていた神に裏切られたから新しい神が必要だと言って、キリスト教に改宗し、facebookのアイコンもキリストにしている。ハーミドは想いを寄せるレベッカを部屋に呼んで、お祈りの絨毯に立たせたりしているが、最後はその絨毯を置いて出ていってしまう。施設のゴミ箱には他にもいくつもの絨毯が捨ててあるシーンも印象的だった。過去に何があったのか、家族はどうしたのか、聞くことも語ることもできないが、ハーミドの体の傷跡や、アフメドがタリバンの幻覚に怯える描写から、家族と離れて少年一人で逃げてきた、その背景にある現実を想像させられる。神に縋らざるをえないが、救ってくれない神に絶望する現実。施設の職員たちも親身にはなるが何もできない無力感を抱いている。距離感を大事にしないと自分の身を守れない。
病院には家族しか入れない、というところでザーへルが言う、僕らには家族がいない、僕らはアフガニスタンの息子なんだという言葉も象徴的だった。恐ろしい思いをして逃げてきた場所、その出身のせいで他の人から蔑まれることもある場所ではあるけど、母のいた故郷でもある国。人間の帰属って何だろうとか、考えさせられた。