ヘレンハルメ美穂のレビュー一覧

  • ミレニアム2 火と戯れる女(上・下合本版)

    購入済み

    引き込まれるように読み続けました。前半、中盤、後半と、角度を変えながらも、展開のスリリングな速度は変わらず。
    本当にすごい作品です。ラストは切迫しました。まさかと思った事がさらにまさかになり、最後まですごかった。

    #アツい #泣ける #深い

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    2022年09月30日
  • ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(上・下合本版)

    購入済み

    リスベット、魅力的でした。初めは強烈な個性に圧倒され、ひたすら読むのみ。
    冒頭から最後まで、退屈しませんでした。高い評判は知っていましたが、シリーズが長く、登場人物も多く、複雑そうで挫折しそうな気がしてためらっていました。
    読み始めたら一気読み。おすすめです。

    #深い #切ない #感動する

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    2022年09月30日
  • ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 下

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    あの人気シリーズ「ミレニアム」のシリーズ第5作目
    作家がダヴィド・ラーゲルクランツに変わって2作目の作品

    今回は、1作目のタイトル「ドラゴンタトゥーの女」の
    リスベットのドラゴンタトゥーの秘密などさらなる育ちの秘密が明らかになります
    胸のすく彼女活躍はいつも通り
    絶体絶命のピンチありで相変わらずハラハラドキドキのノンストップ感が健在
    双子の妹カミラとの宿命の対決は置いておかれた感がありますしたが
    まあ面白かったかな
    次作が読みたくなる作品でした

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    2022年06月03日
  • 世界の天変地異 本当にあった気象現象

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    今や「地球温暖化」などという言葉ではなく
    「気候変動」として南極のコオロが融ける、
    というような現象だけなく、あらゆる異常気
    象が争点となっています。

    その異常気象とはどんな状況か。

    それを写真で突きつけてきたのが本書です。

    世界の様々な異常気象が掲載されていますが、
    日本だって人ごとではないです。

    今、変えようとしないと手遅れになる、と実
    感させられる一冊です。

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    2022年05月12日
  • ミレニアム6 死すべき女 下

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    上巻から展開されてきた謎の背景設定はやや現実離れしすぎの感もある。理由は説明されるものの、何事も自分の手でケリをつけたがる主人公が“宿敵”に向けて引き金を引けないのは意外。とはいえ、物語の大団円としては全体的に納得の出来栄え。

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    2022年05月08日
  • ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 下

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    ネタバレ

    少しご都合的な部分もあるが、双子の謎解きと結末は良かった。シリーズの中で一番読みやすいかも。主人公がヒロインとして“普通”になってきているのは痛し痒しか。

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    2022年04月25日
  • 山賊のむすめローニャ

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    ある嵐の夜、山賊の城でローニャという女の子が生まれたところから、物語は始まります。
    山賊の頭であり父であるマッティス、そして母親に愛情を注がれ育ったローニャは、ある日、森に出かけることを許されます。その時のローニャの喜びは、
    読んでいる私まで、初めての体験に、胸がドキドキするほどでした。

    明日になったら、また起きられる

    子どものころの、そうしたワクワクする気持ちを思い出しましたー。

    リンドグレーンさんの本は、ピッピをはじめとしてたくさん読んできたつもりでしたが、こんな素敵な本に出会えるなんて。(今まで知らなかったなんて!)
    73歳の時に出版されたのですから、驚きです。

    私自身、この年齢

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    2022年03月21日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 上

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    筋書きだけで文句なく面白い。しかし、それだけでない。
    「記憶は主観的だ。ところが夢は客観的なのだ。容赦がない。」
    「人の感情を理解することというのは、一般にいわれているほど大事なことではない。興味深いのは感情ではなく、人を駆り立てる力のほうだ。」
    こんな記述がセバスチャンの心理描写であったり過去の台詞だったりして現れる。けだし至言。刺さる。けれども、そんな記述はすっとばしても読み進むことはできる。そこがエンタメとして大事。

    セバスチャンがセックス依存症で、人を言い負かしたり嫌な気持ちにさせることばかりしているという人物像は歓迎できなかったが、やり過ごすことはできた。

    途中まで読んで2年弱放

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    2022年02月23日
  • 山賊のむすめローニャ

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    森がもたらす生きる喜びと不思議に満ちた物語に、ザワザワと引き込まれて読みました。
    とっても面白くて、愛おしかったぁ❣️

    山賊たちの砦、マッティス城をまっぷたつにした雷の夜に生まれた山賊のかしらのむすめ、ローニャ。
    両親と山賊の仲間たちに愛され、森を自由にかけまわるローニャは、ある日自分と同じくらいの子どもがこの森にいることを知ります。
    しかしその子は敵対するボルカ山賊のかしらの息子、ビルクでした。
    それでも2人はお互いの命の恩人になり、『きょうだい』になります。でも、家族は敵同士、まるでロミオとジュリエットみたい…?

    2人は城を出て春の森に暮らすことにするのです。家出?ですね。
    森には怪し

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    2021年11月24日
  • ミレニアム6 死すべき女 下

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    ああ、ミレニアムが終わってしまった。
    相変わらず途中からの吸引力がすごくて、読むのを止められなくなってしまった。いろんなことがつながる快感がいつもたまらない。
    そして、リスベットは相変わらずかっこかわいいし、ミカエルはけしからん。

    たしかにミカエルもリスベットもエリカも微妙にちょっと三部作とは違いがあったと思う。でも、リスベットがこの日を迎えられた、それを見届けさせてくれたことがとてもありがたい。

    ありがとうございました。

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    2021年09月07日
  • ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 下

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    スティーグ・ラーソンからラーゲルクランツになったことを知って読んでるからかもしれないけど、5作目になって、ラーゲルクランツらしさが出てきた感じがした。ラーゲルクランツらしさがどんな作品かはわからないけど、ミレニアムの本筋は壊さずに大胆な展開なところが。最後の葬儀のときにリスベットが発言するとは、1作目だったら考えられなかったけど、言葉に涙が出る。ミカエル・ブルムクヴィストは相変わらず新しい女性が絶えないが、リスベットや、エリカ・ベルジェとの信頼は普遍で、それに救われる。

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    2021年07月04日
  • 三分間の空隙【くうげき】 下

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    読み応えありました。
    思えば「三秒間…」もすごい本を読んでしまったとしばらく興奮がおさまらなかったっけ。またパウラに逢えるなんて…。緊迫感や憤りや安堵や様々な感情に翻弄されながらも心地よい読書タイムでした。家を見ながら涙するシーンではもらい泣きしそうになりました。
    とてもハードな内容なのにすんなり頭に入ってくるし、ともすると美しささえ感じられる文章だと思います。作者さんの文章なのか訳者さんの文章なのか。好みです。
    今度は三時間ですか?楽しみです。

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    2021年05月29日
  • ミレニアム 4 上 蜘蛛の巣を払う女

    匿名

    購入済み

    ミレニアム4上

    さらに、内容、人間関係が広がり複雑さを増しているが それも気にならないくらいに引き込まれる面白さで読み進めることができる。

    #アツい #感動する

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    2021年06月09日
  • 死刑囚

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    この人の、このシリーズは、結末が一癖ありますね。クセがつよい(笑)。それが、このシリーズの魅力でもあるんですけどね。

    そして、例によって、スッキリとする結末ではありません。それも、このシリーズの特徴。むしろ、なんか悲しいですね。それがまた、アメリカやイギリスのミステリーとは違うところですね。

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    2021年03月26日
  • ミレニアム6 死すべき女 下

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    終わってしまった…
    わたしの愛してやまないリスベット・サランデルにもう会えないなんて。いや、そんなことはない、きっとまたいつかどこかで会えるはず、と期待をこめて。

    ミカエルとリスベットが、ラーソンの死を乗り越えて、こうして最終章に辿り着けたことがなにより素晴らしい。
    なにかもレビューでたたかれてはいるが、わたしはラーゲルクランツにひたすらに感謝したい。

    ミレニアムを引き継いでくれてありがとう。
    確かに前半三部作とは毛色が微妙に変わって入るけれど、それでとリスベットは最後までリスベットだったし、ミカエルとの関係も変わらなかった。


    二人はその後もああやって時々メッセージを交わして生きていく

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    2021年02月18日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 下

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    ネタバレ

    (下巻より)

    確かに身近にいたらセバスチャンにはイライラするかもしれないが、
    女性に振り回されたり、人間関係にうじうじする他の刑事や捜査官に比べたら、
    一晩限りで関係を終わらす態度や捜査方針にはっきり意見を言うのが、
    むしろすがすがしいくらい。

    そして面白かった。
    事件の展開もだが、
    捜査班内の人間関係が(最後の衝撃的な展開まで)
    バランス良く入っていることや、
    なんといっても、
    貧乏くじばかり引いている地元の警部の存在が面白かった。

    セバスチャンが、嘘をついていた少女に
    親やマスコミに言い訳できるように救いの手を差し伸べるところが、
    例え彼に腹黒い気持ちがあったとしても、
    かっこよかっ

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    2020年12月16日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 上

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    ネットで見かけて。

    協調性ゼロ、自信過剰、厭味三昧、
    女性と見ればベッドに連れ込む
    プロファイラーのセバスチャン。
    しかし、愛した娘と妻を失い、
    毎晩夢にうなされる失意の日々を送っていた。
    そこへある事情から、
    少年の殺人事件で古巣に戻ることに…。

    (下巻へ続く)

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    2020年12月16日
  • ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(上・下合本版)

    購入済み

    そういうことだったのね!

    3巻で一応の完結なんですが、ようやく決着を見せて本当に面白かったです。
    4巻からも面白いですが、私は3巻までの方が面白いなと思います。
    時間のあるときに一気に読んでもらいたいミステリーです。

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    2020年12月11日
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 少女 下

    Posted by ブクログ

    犯罪心理捜査官セバスチャンのシリーズ4作目、後半。
    地方都市で一家4人が襲われた事件、国家刑事警察のいつものメンバーが捜査に当たります。

    鑑識官のウルスラは大怪我を負い、若いヴァニヤは父親の事件でまだ心定まらない。
    捜査官たちの人生が少しずつ変わっていくのも魅力のシリーズ。

    事件の目撃者は幼い少女ニコルでした。
    探し出したセバスチャンは、何とか信頼を得ます。
    セバスチャンには、災害で家族を喪った過去がありました。
    ニコルと母を匿い、世話をすることは救いともなり得ますが、のめり込むような気持ちには危うさも。
    その切なさと難しさ。
    仕事としても人間的にも、今回はいいところを見せるセバスチャン。

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    2020年10月22日
  • 三分間の空隙【くうげき】 下

    Posted by ブクログ

    ☆本シリーズは三部作で『三秒間~』『三分間~』『三時間~』とのタイトルが用意されている真ん中に位置する作品である。前作を引き継ぐものなので、本作を100%楽しみたい方は『三秒間の死角』から開いて頂きたい。できれば本書のガイドもレビューも(本稿含め)何も読まずに一作目からお読み頂くことが興趣を削がぬ唯一の楽しみ方である。

     さて、アンデシュ・ルースルンドの名前が日本の読者の心に克明に記されたのは何と言っても『熊と踊れ』で、そちらは続篇含めて、登場人物のモデルとなった兄弟のうち書かれなかった実在の一人ステファン・トンべリとの共著。この後、絶版になっていたグレーンス警部シリーズが続々と再版される。

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    2020年09月18日