イロン・ヴィークランドの作品一覧
「イロン・ヴィークランド」の「山賊のむすめローニャ」「やねの上のカールソン」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「イロン・ヴィークランド」の「山賊のむすめローニャ」「やねの上のカールソン」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
Posted by ブクログ
読み始めたときは、
カールソン、なんてムカつくやつ!!
リッレブロールはなんでこんなやつと、すぐに打ち解けられるの?!
と、信じられない気持ちでいっぱいでした。
子どもの気持ちがわからないのかな、自分の子どもの頃の感覚を忘れてしまったのかな…なんて落ち込むほどでした。
でも、全く意外なことに、読むのをやめられませんでした。
ムカつく!と思いながら、ページをどんとわんめくる自分が、何よりも信じられませんでした。
そして最後は、すっきり、幸せな気持ち!
こんな読書体験は初めてです。
リンドグレーンの他の作品も大好きですが、これも好きになってしまいました。
続編も読みたいです。
Posted by ブクログ
ある嵐の夜、山賊の城でローニャという女の子が生まれたところから、物語は始まります。
山賊の頭であり父であるマッティス、そして母親に愛情を注がれ育ったローニャは、ある日、森に出かけることを許されます。その時のローニャの喜びは、
読んでいる私まで、初めての体験に、胸がドキドキするほどでした。
明日になったら、また起きられる
子どものころの、そうしたワクワクする気持ちを思い出しましたー。
リンドグレーンさんの本は、ピッピをはじめとしてたくさん読んできたつもりでしたが、こんな素敵な本に出会えるなんて。(今まで知らなかったなんて!)
73歳の時に出版されたのですから、驚きです。
私自身、この年齢でこの物語に出会えたこと、そして、感動できる心を持てていたことに、とても嬉しくなりました。
Posted by ブクログ
森がもたらす生きる喜びと不思議に満ちた物語に、ザワザワと引き込まれて読みました。
とっても面白くて、愛おしかったぁ❣️
山賊たちの砦、マッティス城をまっぷたつにした雷の夜に生まれた山賊のかしらのむすめ、ローニャ。
両親と山賊の仲間たちに愛され、森を自由にかけまわるローニャは、ある日自分と同じくらいの子どもがこの森にいることを知ります。
しかしその子は敵対するボルカ山賊のかしらの息子、ビルクでした。
それでも2人はお互いの命の恩人になり、『きょうだい』になります。でも、家族は敵同士、まるでロミオとジュリエットみたい…?
2人は城を出て春の森に暮らすことにするのです。家出?ですね。
森には怪し鳥や灰色こびとなど、不思議で危険な者たちが住むのですが、二人助け合いながら生き生きと過ごす森の日々が本当に素敵でした。
ローニャは、父のように山賊にはなりたくないといつも主張し、その思いをビルクにも話し、2人はそうならないと誓うのです。
二人の家出は、極寒の森の冬と共に終わってしまうのか、山賊たちがこの先どう生きるのか、どこをとっても素晴らしい結末ばかりが訪れ、安心してハラハラできます!
このお話は、とてもフェミニズム的だとも思いました。
象徴的に思うのは、山賊のかしらに生まれた子どもが、女の子だった。昔話なら男の子を望むところでしょうが、ここの山賊たちはみんな両手を上げて祝福するのです。
もちろん男たちは山賊しごとにでかけ、女は家にいますが、魔女のように働き、とても強い影響力を持っている。それでありながら、全てが愛に満ち溢れた、もうとっても素晴らしい物語でした。
児童文学が好きな職場のお仲間にも薦めまくっています。これは読まなくちゃ損しますよww
旧訳とも比べてみましたが、私は新訳が好きかなぁ。ローニャはこのくらい威勢が良くなくっちゃ!
Posted by ブクログ
スウェーデンのストックホルムのマンションの一室に両親と兄姉と暮らすリッレブロールは7歳。
このマンションの屋根の上には小さな家があってそこにはおなかのボタンをひねって空を飛べるおじさんカールソンが住んでいた。
犬が飼えなくて落ち込んでいた夜、リッレブロールは窓の外を飛ぶカールソンと出会う。そして、リッレブロールの部屋で遊んで、大切な蒸気機関車を爆発させてしまった。どころがカールソンは「そんなことなんでもないや」と言い、自分のプロペラを修理に出すからと去ってしまった。
カールソンのことを話してもだれにも信じてもらえないリッレブロールだったが、リッレブロールは彼に会いたくてたまらなくなる。その後も予告なくあらわれるカールソンといたずらや冒険を楽しむのだった。
少年と子どものように生きる自由なおじさんとの交流を描いた物語。
******* ここからはネタバレ *******
なんとまあ、自由なおじさんです。
子どもから食べものやお金を巻き上げ、いたずらをし、泥棒を追い払ってしまいます。
よくわからない理屈で人を騙してしまったり、お菓子ばかりを食べたがる様子には気分が悪くなりましたが、それでも次に何をするのだろうと気になってしまいます。
まあ、大きな悪事を働かないから愛されるのでしょうか。
ラストでリッレブロールが子犬を手に入れました。
それと引き換えにカールソンとは会えなくなるかなと心配しましたが、とりあえず一緒に誕生日を祝えてよかったです。
主人公は7歳。低学年さんですが、文章量多いですね。
急いで読んだせいか、私は読み進めるのが苦痛でした。
でも、内容的には中学年だと思います。
親の立場とすれば、カールソンにはうちの子に近づいてほしくありませんが(笑)、子どもたちは、こんなおじさんがいることで気が楽になることもあるのでしょうね。