1795
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1795

北欧歴史ミステリー至高の三部作、完結篇!

フランス革命の影響は未だ色濃く残り、暴力と奸計が常態化していた1795年のストックホルム。
事件を捜索することで立ち直りつつあった戦場帰りの引っ立て屋カルデルと心を病んでいた学生エーミル。彼らの善意が招いた悲劇によって、前年に多くの命が失われた。彼らと、幸せを願いながら愛する子どもたちを手放したアンナ・スティーナは一瞬にして打ちのめされ、絶望の大きさに動くことすらできなくなっていた。一方その悲劇によって追い詰められた怪物は、自らの起死回生を賭けたおぞましい計画を立て、さらなる惨劇が起きようとしていた。
戦争、暗殺、人権蹂躙。腐敗しきった18世紀末の北の都と、その中で己の正義に従い生きる者たちを力強く描き、北欧ミステリーの歴史を塗り替えた至高の三部作、堂々の完結篇!

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1793 の一覧

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 1793
    1,342円 (税込)
    北欧発大型歴史ミステリー、待望の文庫化!  1793年。フランスでは革命の混乱が続き、その年、王妃マリー・アントワネットが処刑された。スウェーデンにも余波は広がり、前年1792年には国王グスタフ3世が暗殺されている。無意味な戦争と貧困にあえぐ庶民の不満と王制への不信がマグマのように煮えたぎる、混沌のストックホルム。秋のある日、湖で男性の遺体が発見された。遺体の四肢は切り落とされ、眼球と舌と歯が奪われ、美しい金髪だけが残されていた。結核に冒されたインテリ法律家と、戦場帰りの荒くれ風紀取締官が殺人事件の謎を追う――。  2018年スウェーデンベストセラー第2位(PB部門)、「このミステリーがすごい!」2020年海外編第8位。貧しく、汚く、腐敗した18世紀の北の都とその中で正義を貫こうとする者たちを、スウェーデン最古の貴族の末裔が大胆かつ繊細に描く、重厚でスリリングで濃密な、大型北欧歴史ミステリー、待望の文庫化。三部作『1794』『1795』も2022年秋、連続刊行。 ※この作品は単行本版『1793』として配信されていた作品の文庫本版です。
  • 1794
    1,430円 (税込)
    北欧発、超弩級歴史ミステリー三部作第二弾!  フランス革命の影響を受け、陰謀と暴力、貧困と死に満ちた1794年のストックホルム。その前年、カリブ海に浮かぶ植民地サン・バルテルミー島での過酷な日々を終えて故国に帰還した若者エリックは、幾多の困難を乗り越え将来を誓い合った娘リネーアと、ついに夫婦となろうとしていた。しかし幸福の絶頂である婚礼の日の夜、エリックは地獄へと突き落とされる。戦場帰りの風紀取締官カルデルと、亡き相棒の弟エーミルは共に深い傷を抱えながらも、人のなりをした怪物の正体を暴くため、暴力と奸計渦巻く北の都を奔走するーー。  スウェーデン発の大ベストセラーにして、日本のミステリーファンに大きな衝撃を与え絶賛された『1793』。その続編がついに日本に初上陸!混沌の時代に正義を貫かんとする者たちを描く、超弩級の歴史ミステリー第二弾。  さらに、三部作完結編『1795』は、2022年10月に連続刊行。
  • 1795
    1,364円 (税込)
    北欧歴史ミステリー至高の三部作、完結篇!  フランス革命の影響は未だ色濃く残り、暴力と奸計が常態化していた1795年のストックホルム。  事件を捜索することで立ち直りつつあった戦場帰りの引っ立て屋カルデルと心を病んでいた学生エーミル。彼らの善意が招いた悲劇によって、前年に多くの命が失われた。彼らと、幸せを願いながら愛する子どもたちを手放したアンナ・スティーナは一瞬にして打ちのめされ、絶望の大きさに動くことすらできなくなっていた。一方その悲劇によって追い詰められた怪物は、自らの起死回生を賭けたおぞましい計画を立て、さらなる惨劇が起きようとしていた。  戦争、暗殺、人権蹂躙。腐敗しきった18世紀末の北の都と、その中で己の正義に従い生きる者たちを力強く描き、北欧ミステリーの歴史を塗り替えた至高の三部作、堂々の完結篇!

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1795 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「おとしまえをつけろ」本国スウェーデンで「ベルマン・ノワール」とキャッチフレーズをつけられた暗黒3部作の完結編。しばらく邦訳の止まったままのエルロイの空席を埋めてくれる傑作だった。おみごと。

    0
    2025年12月27日

    Posted by ブクログ

    「ぼくたちを人生に縛り付けている枷は、希望ではない。罪悪感だ」

    一人の男がいる。その名はティコ・セートン、その顔は片口が上に裂けて常に爛れている。
    笑っているような顔の奥に潜む真の顔は見えない。
    ジョーカーのようなこの男のおかげで物語はさらに混沌として、すでにもう善悪の区別すら無意味になった。

    そんな魑魅魍魎とした18世紀末を、物語は主要な三人でなぞる。

    エンディングを迎えて、ひとこと言いたい。
    結局力なきものは正義を貫くことができないのか、明るい希望を持つことは叶わないのか。
    せめて小説の中だけでも見せてもらうことは……。

    0
    2026年01月19日

    Posted by ブクログ

    三部作の完結編。
    一番印象に残っているのは一作目だが、シリーズを通して当時の街の様子や生活などの描写が凄まじい。
    ストーリーだけでなく、目に浮かぶような描写に圧倒された。

    0
    2023年01月21日

    Posted by ブクログ

    四肢を切断され、舌を抜かれ、目を潰されながらも、数週間は生かされたと思われる死体が沼地で発見される。引き上げた風紀取締官のジャン・ミッケル・カルデルと、警察の臨時探偵を任されている法律家のセーシル・ヴィンゲが、即席のタッグを組み犯人探しに乗り出すが…。鍵となるのは、遺骸を包んでいた高価な布地。果たして二人は真相に辿り着くことができるのか。

    舞台はそれぞれの作品の題名通り、国王グスタフ三世暗殺直後の混迷期のストックホルム。当たり前だが検死技術もDNA鑑定もない時代、且つ犯人と思われる人物は貴族で、無尽蔵の財力、そして事件を揉み消す権力もあるだろう。そんな無理ゲーには、ただひたすら足と頭を使い立ち向かうしかない。残酷なことをした犯人に見合った罰が下されて欲しい、早く溜飲を下げたい、そんな感情に駆られながらページを繰ったが、それは正に作中に登場する公開処刑に歓喜する観衆と同じで。そのことに気付いた時は「なんとも意地悪な作者だな」と冷や汗をかくだけだったが、まさか三部作の最後、あまりのサディズムの境地に絶叫しながら転げ回ることになるだろうとは思いもしなかった。

    「ベルマン・ノワール三部作」の別名通り、スウェーデンで同時期に名声を得た詩人ベルマンの作品に特徴的な、不安・欲望・酒・死の要素が通底する作品群。ゴミ溜めのような街を、文字通り腕一本であらゆる障壁を薙ぎ倒しながら進むカルデルと、結核で身体はボロボロだが頭脳だけは鋭利なヴィンゲの二人の、1+1どころか10以上にもなるような、バディ的関係も非常に魅力的だが、特に貧困層に属するその他の登場人物の個性も際立っていて、死に物狂いで生き抜こうとする彼らの気概に押されるように、スウェーデンの三年間を一気に駆け抜けてしまった。とにかく面白かった、久々に憑かれたように本を貪った。物語としてもまとまりが一番良かった『1793』で読み終えておけば、と少し後悔をしないでもないが、こんなにも徹底的に叩きのめされ、消えない傷を残されるのであれば、三作全部を読んで良かったかもしれない。むしろ今は少し希望も抱いている。あまり万人に勧められる内容ではないが、北欧ミステリ好きやこの時代のストックホルムに興味がある方は是非読んでみて欲しい。

    0
    2023年03月05日

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