佐藤優のレビュー一覧

  • 子どもの教養の育て方

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    近年、詰め込み式の教育スタイルや、学歴主義的な面が批判されていて、勉強一辺倒ではなくコミュニケーションであったり身体性であったり自然や社会との繋がりの方が注目されている印象である。また同時に、学校教育は洗脳であったり即効性のない不要な学問まで押し付けられるという批判から、ホリエモンなど多くのインフルエンサーが学校教育を否定的に論じている。
    そんな昨今なので、しっかり机に向かって勉強することを推奨する点に面食らった。
    しかし「教養」という視点でも、また思考力を身につけて人生を豊かにするという視点でも、よく精査された「基盤」となる知識を体系的に学べる学校教育は確かに非常に有効だと私も実感している。

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    2024年06月27日
  • 「悪」の進化論 ダーウィニズムはいかに悪用されてきたか

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    同志社大学での講義録。
    筆者の知識、経験、見識の深さには舌を巻く。
    ただし講義というスタイルもあって、話がかなり飛ぶ割に細かい論証もないので、なぜそう言えるのかや、論点に漏れがあるのでは?などモヤモヤする。
    結局、脱線や枝葉が多く本筋が見えづらい内容。500ページ超もあるがあまり頭に残るものがなく、半分ほど読んでやめた。

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    2024年06月18日
  • ウクライナ戦争の嘘 米露中北の打算・野望・本音

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    この本を読むと、岸田政権の偏りが、気になります。戦争終結の落としどころはどこか、考えているとは、思えない。自民党の党是であるアメリカ追従でどこまで行けるのか、難しいところだ。

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    2024年06月16日
  • 世界の〝巨匠〟の失敗に学べ! 組織で生き延びる45の秘策

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    『組織で生き延びる秘策について』
    国内外のレジェンドからの人生の成功と失敗から、参考になるノウハウについての対談本

    参考になる部分は、正直難しい笑
    ただ、私は池上さんと佐藤さんが対談しているのが好きなので、話は面白かったです。

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    2024年06月11日
  • 世界と闘う「読書術」 思想を鍛える一〇〇〇冊

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    佐高信は丸山真男に連なる講座派(明治維新をブルジョワ革命とも認めず否定的な評価の立場)だから、権力を常に危険視する、からこそ「オウム真理教教団への破防法適用」裁判に反対意見を証言したりしたが、丸山には「宗教者は未開という思い上がりがある」と佐藤優は言う。無神論も一つの宗教で。国家(片々の領土問題で何故激昂するのか)、貨幣(金本位制が崩壊して何の裏付けもない)さえ信仰する者あっての存在。まして憲法など。
     政治は血の流れる現実、安倍政権が保守という常識路線ではなく「あらゆる力を動員しようとする」危険で両者は一致。

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    2024年06月07日
  • 交渉術

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     『文藝春秋』で連載。交渉方法の解説ではなく、かつて日露間で北方領土交渉(「二島返還、残りは保留で交渉成立寸前)が行われていたときの政府や外務省の裏話を中心に、実際の外交官や官僚がどんな方法で情報を集め、政治的な駆け引きをするのかが赤裸々に書かれている。ハニトラや酒は穏健な方で盗聴器は知ってても摘発しないのが作法‥流石に暴力的な手段はちょっとグレーなゾーンのことを「合法的な疑い」ということで警察が踏み込んで、「不問にした」を恩を売ってというようなことがよくあるらしい。
     それにしても、嘘か真か「(あるアピールのために赤の広場で焼身自殺しろと言われれば/『一晩考えさせてください』と言って、たぶん

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    2024年05月29日
  • 野中広務 差別と権力

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    野中広務 差別と権力

    著者:魚住昭
    発行:2006年5月15日
    講談社文庫
    初出:月刊現代2003-2004年
    単行本:2004年6月、講談社

    2001年、KSD事件や「えひめ丸」沈没を聞きながらゴルフを続けたことなどから、森喜朗総理が退陣表明。後継首相に野中を推す声が高まり、総裁選に出れば圧倒的有利と見られていたが、「たとえ推薦されても、受けることは200%ない」と出馬を固辞。これに対し、総裁選に立候補した元経企庁長官の麻生太郎は、党大会の前日に開かれた大勇会(河野グループ)の会合で野中の名前を挙げながら、「あんな部落出身者を日本の総理にはできないわなあ」と言い放った。

    2003年9月

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    2024年05月24日
  • イスラエルとユダヤ人 考察ノート

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    私自身の基礎知識が無さすぎて、理解できなかったことも多かった。しかし、日本ではメディアの影響もあるかと思うが、どちらかというとイスラエルをあまり良く思わない見方の方が多勢に思われる中、はっきりとイスラエル側につくスタンスをとり続けている佐藤氏に敬意を表したい。

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    2024年05月11日
  • 僕らが毎日やっている最強の読み方 ―新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意

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    お二人が凄すぎて、全てを真似することは難しいが、読むことの重要性について考えさせられる本。

    池上さんも本の中で、「真似をするのではなく、自分流のスタイルを構築すること。」と述べているので、まずは毎日読書時間を確保することから始めたい。

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    2024年05月11日
  • 天才たちのインテリジェンス

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    雑誌の企画で行われた、佐藤さんとの対談集です。

    1つの対談自体は10ページもなく、さわり程度といったところです。そのため、深い知見などを得るのは難しいとは思います。

    ただ、時々出てくる言葉は実によく刺さりました。

    ・心の健康は「受け取ってもらえた感じ」「わかってもらえた感じ」に支えられている。
    ・食文化の違いで相手を排除することがファシズムの原型である。
    ・現代社会は、問題を解決する際に、1対1で問題と解を結びつける社会になっている。
    ・人は2~3m以内に近づくと、深い話をしやすくなる。
    ・1つのリスクに注目すると、全体のリスクが見えにくくなる。
    ・一人では意思決定できないシステムをつく

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    2024年04月29日
  • グローバルサウスの逆襲

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    池上さん、佐藤さんの対談本は出版されるたびに読んでいます。

    タイトルは「グローバルサウス」ですが、基本的にはこのシリーズは世界の「今」起きていることの背景の解説となっており、知的好奇心を刺激されるものとなっています。

    いわゆるニュース解説型なので、早めに読むことをお勧めします。

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    2024年04月21日
  • 天才たちのインテリジェンス

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    如何せん寄せ集め過ぎるし、1篇の内容が薄すぎて読んだ気にならない。藤原辰史氏との食の話が一番面白かったが、何せ中途半端過ぎる本。

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    2024年04月13日
  • 天才たちのインテリジェンス

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    佐藤優さんが各界をリードする「最先端の知」12人と対話した本。

    12の対談を読むことで、現代社会の状況を理解できます。

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    2024年04月13日
  • 僕らが毎日やっている最強の読み方 ―新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意

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    情報を取る、調べる、考える、ということだ。保存場所はコンピュータ なのか・紙なのか、それぞれで あるが、基的な考えるスタイル、基礎は、 同じなのだろうと思った。紹介されている本も何故選ばれるのかなどの理由も明確に分かる。1つのことが出来てしまうと、2つ目3つ目 は、楽になるのだろう。この人たちも、分から ないことがあったら、原点に返って、

    ネット依存は時間のムダ使い。

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    2024年03月28日
  • 宗教と不条理 信仰心はなぜ暴走するのか

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    背景、歴史があって奥が深いなと思いました。また日本人は無宗教というわけでもないんだなということもわかりました。一部の新興宗教等によって宗教という言葉のイメージが歪められているように思います。それは信じることの力がものすごく強いからだろうな。

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    2024年03月25日
  • 対決! 日本史 戦国から鎖国篇

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    この頃、新規市場開拓の意図か佐藤の創価リスペクトが著しく、会員のなかの知識層は「創価学会は大石寺と訣別して世界宗教となった」という語を好んでいる。だが、ある創価の人は「日蓮大聖人は御本仏として経文によって日本はさておき仏教の滅びるのを予見し諫暁したのであって『何らかの情報を得て、蒙古の侵攻を予測して幕閣に警告した』との見方は不遜と言っていた。

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    2024年06月07日
  • 人生に必要な教養は中学校教科書ですべて身につく 12社54冊 読み比べ

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    "差がつく読書術"から。とりあえず同書の著者は、この2名がかなり好きなようですな。教科書を読み直したいっていう気持ちは、自分も前からずっと持っているんだけど、ただ、実践できていないという。子どもの成長に合わせて、自分も読んでいけば良いと考えていたけど、それもちょっと滞りがちかも…。本書を読んで、その思いを新たにした次第。さすがに小学低学年のものとかは、読みごたえが無さ過ぎたんだけど、高学年から中学生にかけてくらいのものは、改めて向き合っていかなあかん。頑張ろ。

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    2024年03月13日
  • 天才たちのインテリジェンス

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    対話形式なのでサラリと読み終えてしまいましたが、それぞれについて理解はしきれてはいないです。しかし、生き方や考え方のヒントはもらえたと思います。多面的に情報を得ながら、自分だけ良ければと思わないで生きていきたいと思います。

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    2024年03月10日
  • それからの帝国

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    ネタバレ

    2022年2月のロシアのウクライナ侵攻は、日本において政治的な発言をする人々に対する自分の幻想を打ち破るリトマス試験紙になった。
    自分の中では、あれだけ正論的な言論を述べていた橋下徹は地に落ちた。そして小泉、田中真紀子全盛時には悪の権化だった鈴木宗男は、その後の一連のできごと 自分の中で特に大きのは、佐藤優の一連の著作を通して、完全に復権し、自分の信念を通す一流の見識と実行力をもつ政治家との認識していた、が、ウクライナ侵攻時のロシアべったりの言動でこりゃだめだ、と認識を再度改めた。
    そして本書の佐藤優、国家の罠からの一連の著作には驚愕し、日本国は、類まれなる外交官を失ったが、それ以上にわかりや

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    2024年03月03日
  • 高畠素之の亡霊―ある国家社会主義者の危険な思想―(新潮選書)

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    ソ連が起こり、世界にマルクス主義が滲出しつつあった時代、日本では第二次の戦前にあたる時代に、国家社会主義者の道を選んだ高畠素之という思想家について書かれています。マルクス主義に向き合い、「資本論」を独自に翻訳し学び、その基礎のうえにファシズムに親和性も持つような考え方、しかしながら独自のものを築き上げられていきます。人間を性悪説的に考え、悪に対する悪として国家政治に関わろうという現実路線。単純に批判だけ行うものよりも実現性が高かった行動力。本人が長生きをしていれば大きな影響を与えていた可能性が見出されます。しかしながら著者はその思想を研究するなかで別の視座を持たれています。人間は性悪であり、そ

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    2024年02月25日